2019/03/04

六花亭のマルセイバターサンドもどき

3月に入っても、ミネソタはまだ真冬です。
この冬は例年より寒くて家にこもりがちですので、時々お菓子を作っています。

別のお菓子用にラム酒に漬けておいたレーズンが、まだ少し余っていました。
レーズンだけつまみ食いしてみたら、あら~、レーズンウイッチを思い出す懐かしいお味!

小川軒レーズンウイッチが元祖ですが、六花亭マルセイバターサンドもこれに似ていて、北海道銘菓として有名ですね。

マルセイバターサンドのクリームの部分には、ホワイトチョコが使われているそう。
小川軒のレーズンウイッチのクリームにはホワイトチョコは含まれず、ビスケット(サブレ)の表面にはスライスアーモンドが乗っています。
本来は、レイズン・ウィッチと表記するようですね。

ホワイトチョコなら家にあるけれど、スライスアーモンドは切らしていた・・・という単純な理由で、今回はマルセイバターサンドもどきに決定です。

ビスケットの部分は型抜きしたほうがきれいだと思いますが、生地を直方体に整えて冷蔵庫で冷やし、端からスライスする方法にしました。(こちらのほうが簡単♪)


1、2日おいたほうがしっとりしておいしいとのこと。
でも待ちきれずに、その日のうちにかぶりついてしまいました・・・

ビスケット部分は、うっとりするほどサクサクの出来上がり!
でも、もう少し薄くしたほうがよかったのかな?

クリーム部分は、子供の頃クリスマスや誕生日にだけ食べていた懐かしいケーキを思い出します。
(昔は生クリームではなく、バタークリームのケーキばかりでした。)
それを現代風にアレンジして、あの独特のギトギトさを軽減したような感じ・・・?

夫にも近所の友人たちにも評判良く、また作って~とリクエストされました♪
今度は倍量で作ろうかな。

心配なので冷蔵庫で保存しましたが、食べる少し前に室温に戻したほうが、クリームが柔らかくなって食べやすいです。
翌日、翌々日も、思ったよりサクサクのままでした。


最近、ネットでたまたま六花亭に関する記事を見つけました。 *元の記事はこちら

ビスケット生地は途中まで機械で、仕上げは職人さんたちの手作業でこねるのですって!
そうしないとすべての面が同じ硬さにならず、あの独特のサクサクした食感は生まれないそう。

マルセイバターサンドが生まれてから、もう41年。
北海道土産の定番なので、六花亭は「お土産屋さん」のイメージが強いですね。


でも他にも色々なお菓子を取り揃えていて、北海道住民にとっては身近な「おやつ屋さん」的な存在だとのこと。
サイトをチェックすると確かに、「よもぎぶっかけぼたもち」など素朴な和菓子も扱っています。

社員食堂では、売れ残って賞味期限の近づいたお菓子を、おやつとして提供しているのですって!
従業員のやる気を引き出す色々な制度や働く環境が整っていて、とても優良な企業のようです。

六花亭の従業員は、29年連続で有給休暇を100%取得しているそうですよ。
こんな所で働いてみたい・・・


十勝の花をあしらった六花亭の包装紙をデザインしたのは、北海道生まれの自然画家、坂本直之です。
とても印象的で、見かけると「あっ、六花亭だ!」ってすぐにわかります。


この画家のお祖父様は、何と坂本龍馬の甥にあたるそう!
意外な結びつきにびっくりですね~


六花亭のマルセイバターサンドもどきは、こちらのレシピを参考にさせていただきました。

 Cpicon ラムレーズン♡バターサンドクッキー by MaRiChAm

クッキー生地の砂糖は、アメリカ人向けに最大量の70gです。
ラムレーズンも70g使用しましたが、もう少し多めでもよかったかも?

オーブンの温度と焼き時間は、350℉(約180℃)で13分に変更しました。
家では27枚のクッキーが焼け、2枚1組で13個の「もどき」が完成。
残り1枚はオープンサンドイッチになって、私のお腹に直行でした(笑)


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4 件のコメント :

  1. Sakuraさん

    うわ~★ご自身で作られちゃうなんてさすが!
    食べたくなってきちゃいました。
    あの何とも言えないクリームの舌触り。
    確かに小さいとき食べたバタークリームのケーキを思い出します。
    わたしが小さいときは生クリームのケーキは少なくて、母がクレープを作ってくれた時の
    生クリームが嬉しくて、張り切ってかき混ぜすぎて台無しにしたことがあります(とほほ)
    あのサクサク感も良いですよね。
    日本のお菓子は美味しいな~。
    それを作れちゃうSakuraさんはすごい!

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    1. green さん、

      バタークリームしか知らなかった舌には、生クリームが衝撃的でしたよね!
      お菓子作りに目覚めた中学生の頃、生クリームは今のように気軽に買えず、牛乳屋さんに行って瓶入りのものを求めていた覚えがあります。
      値段も、とても高かったような・・・?

      アメリカのバースデーケーキなどの多くは、生クリームでもバタークリームでもなくて、
      どぎつい原色使用の、何だかじゃりじゃりしたフロスティング・・・
      あれを美味しいとかきれいだと思う感覚が、全く理解できません。。。
      日本のケーキは味も一流でひとつひとつが美しく、本当に芸術品のようですね♪
      green さんのお話を読んで、生クリームたっぷりのクレープも食べたくなってしまいました!

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  2. お久しぶりです。
    今日は日本では 3月7日の朝です。夫は無事 誕生日を迎えました。こちら(我が家の近く)は雨の日が 多くて そのせいか 寒い感じがします。夫は会社に行きました。
    夫と誕生日が全く同じ Sakuraさんも、あと少しで ハッピーバースデーですね‼︎

    というコメントを 9時間前に スダバから スマホで送ってみたけど うまくいきませんでした。

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    1. Akko さん、

      お久しぶりです、ご主人もおめでとうございます!
      今年も無事に誕生日を迎えることができ、有難いことですね。
      義妹と昔からの友人がおしゃれなレストランでランチをご馳走してくれ、嬉しい1日でした。

      アトランタの友人と電話で話したら、あちらはひどい雨であちこち洪水だそう。
      カリフォルニアも、相当な被害ですね。
      それに比べると雪のほうがずっといいわ・・・とランチを食べながら3人で話していました。
      そちらも雨ですか。桜の蕾も段々にふくらんでくるのでしょうね。
      懐かしい風景です。

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