けれども、2月に2回、3月初めに1回のコンサートを控え、やたらと忙しくなってきた~ (大汗;)
今月17日のコンサートでは、バロック音楽と「スティング」などポピュラー曲の数々を演奏します。
バロック baroque の時代の作曲家は、王侯貴族や教会のお抱えミュージシャンである場合が多かったそう。
当時の音楽って、パトロンたちが自分の力や豊かさを誇示するためにも利用していたのでしょうね。
ところで、バロックってどういう意味かというと・・・
ポルトガル語の「ゆがんだ真珠 (barroco)」が語源になっているそうです。
均整と調和の取れていたルネサンス様式に比べて、音楽だけでなく絵画や彫刻、文学、建築などあらゆる分野で、この時代には、飾りが多くより壮大なものが好まれるようになりました。
装飾過多と批判されることもあるバロックですが、音楽について言えば、現代の私たちにとっては、リラックスしたい時に聴きたいジャンルではないかしら。
この後の作曲家によるスケールの大きな交響曲などに比べて、身構えずに聴けます。
この後の作曲家によるスケールの大きな交響曲などに比べて、身構えずに聴けます。
今度のコンサートでは、バロックの代表的作曲家であるバッハ Bach とヘンデル Handel 、そして彼らよりちょっとお兄さん(?)のコレッリ Corelli の曲を演奏します。
バッハの音楽には、神や宇宙または数学的な美を感じるという人が多いです。(私も同感!)
「ゆがんだ真珠」だなんて、失礼しちゃうわ。。。
「ゆがんだ真珠」だなんて、失礼しちゃうわ。。。
当時の作曲家の肖像画って、皆さんモフモフのかつら姿ですよね。
髪が寂しかったりしても、ささっと隠せて便利だったかも♪
バッハ (1685 - 1750) |
ヘンデル (1685 - 1759) |
コレッリ (1653 -1713) |
バッハとヘンデルは、共に1685年ドイツ生まれ。
日本では江戸時代で鎖国中。 第5代将軍徳川綱吉により、生類憐みの令が発令された頃です。
綱吉は能が大好きで、自分でもよく舞っていたそう。
忘れ去られていた古い曲を見つけ出させ、復曲させて上演という功績がありますが、豪華絢爛だったヨーロッパの同時代の曲に比べると、ずい分地味だったことでしょうね。。。
バッハとヘンデルの同級生(?)には、他にスカルラッティがいますし、クープラン、アルビノーニ、ヴィヴァルディ、テレマン、ラモーなどは、もう少し先輩です。
いいですね~♪ この時代の曲。
そしてバロック時代の後は、ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンなどの古典派の時代となります。
17日のコンサート前半では、
バッハの「ブランデンブルグ協奏曲第3番」Brandenburg No. 3
ヘンデルの「王宮の花火の音楽」Royal Fireworks
コレッリの「コンチェルト・グロッソ第6番ヘ長調」Concerto Grosso No. 6 in F major
を演奏します。
どれもキラキラと輝かしい印象でノリがよく、弾いていても楽しいです。
それにしても、本番が17日なのにみんなで合わせたのは昨日(12日)が初めてって、冒険すぎないか・・・?
明日から本番まで毎日2時間半のリハーサルがありますが、どうなることやら。
バッハとヘンデルの同級生(?)には、他にスカルラッティがいますし、クープラン、アルビノーニ、ヴィヴァルディ、テレマン、ラモーなどは、もう少し先輩です。
いいですね~♪ この時代の曲。
そしてバロック時代の後は、ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンなどの古典派の時代となります。
17日のコンサート前半では、
バッハの「ブランデンブルグ協奏曲第3番」Brandenburg No. 3
ヘンデルの「王宮の花火の音楽」Royal Fireworks
コレッリの「コンチェルト・グロッソ第6番ヘ長調」Concerto Grosso No. 6 in F major
を演奏します。
どれもキラキラと輝かしい印象でノリがよく、弾いていても楽しいです。
それにしても、本番が17日なのにみんなで合わせたのは昨日(12日)が初めてって、冒険すぎないか・・・?
明日から本番まで毎日2時間半のリハーサルがありますが、どうなることやら。
おまけ バッハの曲は、大好きすぎるものばかりで困っちゃうのですが、
今日はグレン・グールド Glenn Gould のピアノによる「ゴルトベルク変奏曲」を・・・
何年か前に初めて見た時は、ものすごく衝撃的でした!即、CDを買いました。
天才であると同時に、変人扱いされることも多かったグールド。
ピアノが愛しくて愛しくてたまらないという様子が、ビシビシ伝わってくる映像です。
週末、かなりまとまった雪が降りました。 春はまだまだ・・・
こんばんは。
返信削除コンサートが始まるんですね..練習で忙しいですね。
交響楽団などで演奏する人は才能が生半端ではないんですね..自分はそうではないからそんなギフトをもつ人に憧れます。
バロックと言う言葉,もうそのまま受け入れて意味など考えず。
“ゆがんだ真珠”一瞬私がもってる真珠かと錯覚、笑
ルネッサンスは均整と調和がとれていたんですね..勉強になりました♪
頑張ってくださいね!!
ねこちゃんさん、
削除どうして真珠をたとえに使うのでしょうね。
そこまではわからないのですが、意外な語源ですよね。
多分、後になってからそう呼ばれるようになったので、
当時の作曲家は、自分の音楽はバロックという意識は全くなかったはず。
オーケストラ、私は家でかなり練習して必死でついていく状態です・・・
色々なジャンルの曲をやるので、全然知らなかった曲に出会えるのが楽しみで
頑張っています♪