2012/05/18

浦島たろ子

やっとミネソタに帰ってきました!!
日本行きの飛行機に乗った頃にはまだ茶色っぽかった景色が、すっかり新緑のまぶしさ!

それに、夜9時近くまで日が沈まないのです。
やっと暗くなったかと思うとすぐに真夜中なので、調子が狂っちゃう。

約1ヶ月半離れていただけなのに、白黒テレビがカラーテレビに変わっていたような・・・
何だか「浦島たろ子」の気分です。

さわやかな風小鳥の鳴き声が、沈みがちな気持ちを慰めてくれます。
ここは、まるで別世界。 日本での出来事が、夢のように感じられます。


今回の里帰りは結構長めでしたので、色々と楽しい計画を立てていたのですが・・・
突然の父の入院により、ほとんど実家と病院の往復となってしまいました。

ミネソタに帰るのを、もう少し延ばすことも考えました。
でも私がズルズルと居続けると、かえって父が心配しそうでした。

結局、「前より元気になってきたみたいだから、安心して帰れるわ!また来るね!」と、予定通りの日に笑顔で帰ることに決めました。
涙、涙、の別れにならなくてよかった・・・本当は、心の中が大洪水状態でしたけれどね。


我が家に到着すると、夫からの サプライズ がありました!
私を喜ばせようと、庭の一角にかわいらしい畑を作っておいてくれたのです♪


ここにどんな野菜を植えましょうか。
ド素人の私たちですから、簡単なものから始めることにしましょう。

動物たちのおやつにされないよう、フェンスの内側に網を張り巡らす予定です。
 ごめんね。。。

畑の隣りには、クラブアップル (crabapple tree)  の花がまだ残っています。
花盛りの頃は、それはそれはきれいだったそう。


近くで見ると、こんな感じ。
秋には赤い実をつけますが、あまり甘くはないので観賞用かな?



久しぶりに林の中をウォーキングしてみました。
木の精花の精が、長い冬眠からもうすっかり目覚めていました♪

葉っぱの赤ちゃんや


シダの赤ちゃん


Monarch butterfly という、この辺ではよく見かけるオレンジ色の蝶
(日本では「オオカバマダラ」と呼ばれているらしい)


名前もわからない小さな野の花


みんなが、「お帰りなさい!待ってたよ~」と言ってくれたような気がしました。

病床の父のこと、81歳にして人生初のひとり暮らしとなった母のこと、気がかりでたまりませんが、ちょっとだけ元気をもらうことができました。

ありがとう!!

父のことをご心配くださった皆様も、本当にありがとうございました。

2 件のコメント :

  1. おかべ なお2012年5月20日 22:25

    更新待ってました。今日は金環日食で朝からわくわく
    仕事中にグラスをもって・・少し寒く感じてきたのですが私だけかしら? すごく神秘的で感激です。願いも叶いそうな気になりましたよ
    ところでコンサートいかがでしたか?うまくいきましたか

    いろんな気持ちが入り乱れての帰宅に旦那様の愛が心和ませてくれたのでは・・優しいですね。羨ましいな~

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    1. なおさん、お久しぶりです!

      日食、ちゃんと見えたのですね。うらやましいな~
      こちらでも日没近くに見えるかもということでしたが、
      我が家からだと、ちょうど木の陰に隠れてしまいました。
      日本みたいに「日食メガネ」なんて売ってなかったし・・・

      コンサートのことは、またこれから書きますね♪
      畑にも昨日種を蒔いたので、芽が出てくるのが楽しみです。

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