2015/12/04

暖冬につき、クマが出没!

12月に入っても、今年は暖かくて楽です♪

朝、家の近くを小型飛行機が何度も低空旋回していました。
グーグルマップ作成? 行方不明者の捜索? それとも、何かの事件・・・?

後でわかったのですが、何と草原の真ん中で、クマがのんびりひなたぼっこをしていたのですって!
これは、抱き枕ですが・・・

DNR (Department of Natural Resources)  は、天然資源省と訳せばいいのかしら。
その省では、野生動物の体内にチップを埋め込んで、活動を調べているそう。

今頃の時期にはクマたちは冬眠しているはずなのに、動き回っている1匹がいたため、小型飛行機で追跡に来たらしいです。
暖かすぎて冬眠できずにいるのか、寝ていたけれど目が覚めてしまったのか?
こんな近くでクマが出たと聞くと、ビビッてしまいます。

夫の話では、この辺のクマは人を襲うことはないそう。  クマのほうでも人を避けたがるそうです。
(母グマが子グマを守ろうとして人に向かってくる・・・というのはあり得るでしょうが。)

でも、クマがウロウロしていた話を聞いたら、1人でウォーキングに出かけるのが怖くなってしまうじゃないの。
今度歩く時は、日本の友人がお守りにくれたクマ除けの鈴を派手に鳴らし、「森のくまさん」 を大声で歌いながらかも。

あっ、ダメダメ! この歌は、森の中でクマさんに出会ってしまう歌でした。 
それなら、「あめふりくまのこ」 にしておこう。


火曜日は、1日中雪・・・
その夜に予定されていたクリスマスコンサートのリハーサルも、雪のために指揮者が来られず、キャンセルになってしまいました。

そして翌日水曜日の朝は、樹氷がとてもきれいでした♪



こんな可愛らしい小さな足跡を雪の上にみつけたけれど、これはもちろんクマではありません。


その後気温が上がって、雪はどんどん解けてきています。
週末から来週にかけて、ずっと暖かいみたい (ミネソタにしては、という意味です。)


日本に住んでいた時には、こんな気温だったら、ダウンジャケットにマフラーと手袋の完全装備で出かけていたはず。
こちらでは、あったかいからフリースぐらいでいいかな?みたいな感じなのが笑えます。
人間の適応力って、大したものだ。。。

地元の皆さんは、半袖で買物していたりします。
昨夜のリハーサルには、コンサートマスターがタンクトップで登場。 さすがに目が点になっちゃう。


毎年12月に入ると、夫はそわそわ。
今年も張り切って、クリスマスツリーを自分で切ってきました。 スプルースだそうです。
クマと遭遇しなくてよかったね!


飾り付けは、クリスマスミュージックを聞きながら二人で・・・
子供たちと一緒に飾った頃の、楽しい思い出話を交えながら。

毎日驚くほど水を吸うのは、木が元気な証拠なのでしょう。
木の香りが室内に漂い、その精気を私たちもいただけるような気がします。

クリスマスまであと3週間、2015年も残りわずかですね。


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2015/11/30

2015年 サンクスギビングの豪華 (?) メニュー

サンクスギビングデー (感謝祭) のパーティー、今年は下の義妹の家で週末に行われました。
水曜日から家に来ていた、ミネアポリス在住の娘も参加♪

義妹の家は、ミネソタ州の北部に位置する我が家から、さらに北西に車で2時間半ほど。
途中で、インディアン居留地も通って行きます。

17世紀にイギリスからアメリカに渡ってきた清教徒たち、最初の年は寒さと飢えに苦しんでいましたが、先住民であったインディアンから、農業や、狩、漁の仕方を教えてもらい、何とか冬を越せるようになりました。
収穫を感謝し、神を祝福し、インディアンにも感謝してお礼に食事に招いたことが、感謝祭の始まりだと言われているのですが・・・

恩人であるはずのインディアンは、その後虐殺や略奪の対象となり、現在では居留地に追いやられ、そこに並ぶ家は粗末でドアや窓も壊れていたりします。
アメリカ政府に保護され、高等教育の機会も与えられているはずなのに、働く意欲をなくした彼らの多くは昼間からお酒を飲むような生活。 アメリカの闇の部分のひとつとなっています。

多くのアメリカ人はその闇にはとりあえず目をつぶり (?)、サンクスギビングには家族や親しい人同士が集まって、いつもより豪華な食事を共にします。


曽祖父母が使っていたダイニングセット、銀のカトラリーなどを受け継いだ下の義妹は、それらを本当に大事に手入れし、使ってくれています。


今年のパーティーも、みんなが子供の頃から親しんできたような、典型的なメニューで行うことに決まり!
いつもの通り、みんなの持ち寄りです。

ターキー、ハム、ドレッシング (今年知りましたが、角切りパン、セロリ・人参などの野菜を混ぜたものなどをターキーのお腹に詰める時はスタッフィング、別に焼く時はドレッシングと呼ぶのだそう。 サラダドレッシングではありません)、マッシュドポテト、スイートポテト、グリーンビーンズ (さやいんげん) のキャセロール、ワイルドライス、レフサなどが並びました。


少しずつ取り分けても、色々あるのでお腹いっぱい!


デザートは、写真を取り忘れてしまいました。。。
焼き立てクッキー (マカデミアナッツとホワイトチョコチップ入り) と、アイスクリームの組み合わせ。
クッキー自体がものすごく甘かったので、アイスクリームにキャラメルソースをかけたら、とんでもない甘さに!

甥の長女 (年明けには、もう2歳) と、うちの娘のコーギーも参加で、全部で12人+1匹でした。


クリスマス用のバンダナをプレゼントされました!

ニカラグアのリゾートで短期のアルバイトをしている義妹の長女とも、日本で働いているうちの息子とも、それぞれスカイプでみんなで話すことができ、テクノロジーの進歩に大感謝!

サンクスギビングが終わると、すぐにクリスマスの準備が始まります。
その前にまたクリスマスコンサートがあるので、練習もしなくては・・・


今年のサンクスギビングに私が作ったのは、恒例となったスイートポテトのキャセロール (レシピはこちら) と、新顔のグリーンビーンズのキャセロール

グリーンビーン・キャセロールの簡易バージョンは、缶詰のグリーンビーンズ、キャンベルの缶詰のクリームオブマッシュルームスープと牛乳などを混ぜて型に入れ、上にフレンチフライドオニオンを乗せてオーブンで焼くものだそうです。
私も、どこかでいただいたことがあるような気がします。

おせち料理のいくつかと同じように、出されるから食べるけれど・・・あまりにも定番すぎて、それほど感激されるようなものではないようです。
フレンチフライドオニオンは確かにおいしいですが、すごいカロリーですしね。

今回は生のいんげんとマッシュルームを使い、クリームソースも手作りにしたところ、大好評 (半分はおせじか・・・?) でしたので、レシピを載せておきますね~
2番目の写真の、前列一番左がグリーンビーン・キャセロールです。

グリーンビーン・キャセロール Green Bean Casserole
 《今回は直径8インチ (約20cm) のキャセロール使用》

材料 
  生のさやいんげん  400g
  生のブラウンマッシュルーム  200g 
  にんにく  2かけ
  バター  大さじ4
  All purpose flour (日本では薄力粉)  大さじ4
  チキンブロス  1カップ (240cc)
  Heavy whipping cream (生クリーム)  1カップ (240cc)
  【トッピング用 パン粉  適宜
         バター  20~30g

作り方
 1) いんげんはヘタを取り半分に切る。 塩少々を加えた熱湯で5分位ゆで、ザルにあける。
 2) 鍋にバターとみじん切りにしたにんにく、スライスしたマッシュルームを入れ、しんなりするまで炒める。
 3) 小麦粉を加え、全体に混ぜ合わせてよく火を通す。
   そこにチキンブロスを加え、時々混ぜながらとろみがつくまで中火にかける。
 4) 生クリームも加えて少し煮詰め、塩こしょうで味を調える。
 5) いんげんを混ぜ合わせ、型に入れる。 上にパン粉を散らし、薄くスライスしたバターをその上に乗せる。
 6) 華氏425度 (約220℃) に予熱しておいたオーブンで、約15分焼く。
   *電子レンジで温め、オーブンのブロイル (グリル) 機能を使って表面にこんがり焼き色をつけてもよい。


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2015/11/20

「みそまる」 を作ってみた

みそまる という、何だか可愛らしい名前のものが、日本で話題になっているらしい。
アマゾンのおすすめ書籍がメールで届いた時に、初めてその名を知りました。
宝島社と二見書房から、「みそまる」 という本が出版されています。

偶然にも、「ハンティングやもめ中のひとりごはんに、インスタントみそ汁があればいいのにな~」 と思っていたところ。 1人分だけ作るの、面倒だもの。

欲しくなった時に熱湯を注ぐだけで出来上がり・・・が実現するよう、「味噌汁の材料を前もって丸めて保存しておく」 というアイディア、すばらしいわ。
ってことで、みそまるは私のリクエストにばっちり答えてくれそうじゃないの!

一番オーソドックスな和風みそまるの材料を見たら、家にあるものばかりでしたので、さっそく作ってみました。

和菓子みたいな みそまる ちゃん!
味噌160g以外に用意したのは、以下の5点です。

  顆粒だし 4g
  乾燥わかめ 2g
  グリーンオニオン (小口切り) 5g
  油揚げ (オーブントースターで焼いて小さく切る) 8g
  乾燥ゆず 1g

クックパッドミソガールさんのレシピを参考にさせていただきました。

     Cpicon 【人気NO1】 和風みそまる by ミソガール

オリジナルでは、グリーンオニオンではなく乾燥ねぎを2gです。
顆粒だしの代わりに、鰹・いりこ・昆布などの粉、計15gをブレンドすると、さらに本格的な味になるそう。
味噌も何種類かミックスすると、より深みのある味になるとのこと。


全部の具材をボウルに入れて、混ぜ合わせたところ。


合計180gになったので、それを18gずつに分けてラップに乗せ、そのまま丸めました。
本当は手でまんまるに丸めるらしいけれど・・・


クックパッドには、他に中華風、イタリアン風など、いろんなみそまるレシピが出ています。

みそまる普及委員会というサイトには、まるでチョコレートトリュフのような美しいみそまるたちの画像が!
おしゃれ~ 楽しすぎるぅ ♥♥♥  
遊び心のある、こういうチマチマしたものが大好きです。


みそまるのひとつをお椀に入れ、熱湯150~160ccを注げば、お手軽に味噌汁がいただけます。
 (下の写真では、わかめが下に沈んじゃった・・・)

後から七味唐辛子を少しふりかけたら、さらにおいしかったです。
初めから、みそまるに仕込んでおいてもいいかも。 すりゴマなんかもよさそうですね。


ゴディバチョコの空き箱に入れたり、キャンディ風に包んだり、色々工夫すれば、あっと驚くギフトになりそう。
気になる彼のハートを射止めるのにも、もってこいですね! 今の時代は、その逆もありかな?

保存期間は、冷蔵庫で2週間、冷凍庫で1ヶ月が目安だそうです。
私は生のグリーンオニオンを使ったので、傷まないよう冷凍庫に入れました。
きっと、あっという間になくなりそうだ・・・

これも偶然ですが、こちらの親戚にも、味噌汁の作り方をぜひ教えて欲しいと頼まれたばかり。
味噌や顆粒だしをゲットする気、満々です。
私は普及委員会の回し者ではありませんが、みそまるのことも教えてあげて、ミネソタでも普及させようっと!

そう言えば、Minnesota の中には miso の音が含まれてるし、カタカナでは同じ4文字だし、覚えやすい名前かもね。
こちらの人は、勝手に 「マ」 にアクセントをつけて 「ミソマ~ル」 って言いそうだな。。。


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