コロナが流行し始めた頃は、頑なにマスクを嫌がっていたアメリカ人ですが、この辺の人たちもやっと最近着け始めています。
WHOの「マスクには、コロナウイルス感染予防の効果はない」との最初のガイドラインに「そうだそうだ」とうなずき、アジア圏の人たちのマスク姿に首をかしげていたのにね~
3月初めはまだこんな状態だったのが、遠い昔のことのように感じます。
⇒ アメリカにもじわじわと迫るコロナウイルス
アメリカのコロナウイルス感染者は、今や50万人近くまで爆発的に増え、ダントツで世界最多!
死者数は、18,592人となってしまいました。
ミネソタ州は少ないほうとは言え、たった1ヶ月ちょっとで感染者1,336人、死者数57名と勢いは止まりません。
トランプ大統領は、ついに4月初めに方針を転換して公共の場でのマスクの着用を勧告。
(ご自分ではしないそうですが??)
「マスクがなければ、スカーフでも何でもいいから口と鼻を覆いましょう」って・・・
急にそう言われてもマスクなんて売っていないので、手作りに励んでいる方も多いです。
日本でも品切れ続きで、手作りマスク派の方がずい分増えたようですね。
今日は、久しぶりに食料品の買い出しに出かけました。
ミネソタで自宅滞在命令が出てから2週間が経ち、色々足りなくなってきたのでね・・・
(ちなみに、自宅滞在命令は今日までの予定だったのが、5月3日までに延長になってしまいました。。。)
私も張り切って(笑)、家にあった手作り風マスクを着けて行きましたよ。
いつどこで買ったのか忘れてしまいましたけれど、パッケージに天然抗菌キトサンガーゼ使用と書いてあります。
洗濯しても抗菌・防臭効果はほとんど変わらないとのことで、なかなか良いのでは?
入店後にカートの持ち手を消毒していた時、すぐ後に入って来たマスク姿のおば様と、お互いの様子に照れ笑いしてしまいました。
こういうシチュエーションって、みんな初めてですものね。
店内でも、買い物客の半分ぐらいがマスク着用!
ハードウェアストアで、防塵用に購入してあったと思われるタイプのマスクが多いです。
アメリカ人だって、やればできるじゃないの。
トランプ大統領の言葉に従って、スカーフで顔の下半分を覆っている方もいました。
店員はどうかと言うと、店によって全員がマスクと使い捨て手袋姿の所もあれば、以前のままの所もありです。
スーパーの通路も一方向にだけ進むよう案内が出ていて、social distancing についてしつこく注意書きがありました。
売り場でもチェックアウトでも、お互いに6フィート(約183cm)離れるようにとのこと。
売り場では店員が品物を補充していたり、進む方向を守っていない客もいて、常にそんなに距離を空けるのは不可能なのですが・・・
目が合うと見知らぬ人同士でも微笑み合うこの町で、マスク姿ですとお互いの表情もよくわからないため、わざと目をそらしてしまう感じです。
慣れていないので皆さん少し恥ずかし気な様子なのが、何だか微笑ましい。
スーパーのチェックアウトでは、店員と客の間に透明のアクリル板のようなものが設置され、お互いの安全確保です。
今までのようなちょっとした世間話などもなく、レジ係は淡々と仕事をこなしています。
マスクを着けていると、客を迎える時の店員の笑顔もなくなってしまうのは仕方ないですね。
医療関係の方々ももちろんですが、いつも感染の危険と隣り合わせで働いてくださっている店員さんたちにも、心から感謝です。
スーパーやドラッグストア、ガソリンスタンド、ホームセンター、銀行など以外はほとんど閉店で、町は不思議な光景でした。
でも、スーパーには今は何でも揃っていて、ずっと空っぽだったトイレットペーパーの棚にさえ、品物が戻り始めています。
買い溜めに走っていた頃は表情が険しかった買い物客たちも、以前より落ち着いた様子で、黙々と必要なものだけを手に取っていました。
こんなふうに10日に一度ぐらい買い出しに出かければ、夫婦二人の我が家では十分間に合いそうです。
そうそう、日本で話題になっていた「アベノマスク」だったら、家にも似たようなのがあったわ!
学校の給食当番や掃除当番を思い出すような、懐かしい小さめのガーゼタイプのものです。
いつ頃から、マスクは不織布タイプが主流になったのでしたっけ?
私は必要なかったけれど、花粉症対策のためでしたよね、きっと・・・
ほとんど使い捨てだったのは、今考えると本当にもったいなかったな。
何年も前にダイソーで見つけた「アベノマスク」もどきは、3枚で100円!
掃除の時のホコリ避け、または強い薬品をスプレーする時吸い込まないように・・・という目的で買ったのでした。
(でも、結局使っていなかった。)
こういうマスクはコロナ対策になどなるわけないと思っていたけれど、これでもいいのね、安倍さん?
断捨離しなくて良かったな~ 今後、アメリカでやっと日の目を見るかもしれません。
たくさんの方々が亡くなっているのに、こんなジョークは不謹慎なのですが・・・
ずっと家にいて退屈している友人たちから、マスク関係のジョーク画像が色々送られてきます。
やっぱりマスクなんて恥ずかしいから、笑い飛ばさないとやっていられない・・・という心境かな?
皆さん、コロナ鬱になど陥らないよう、どうぞお元気で!
それから、日本の皆さん!
私たち海外在留邦人は皆、現在の日本の様子に強い危機感を持っています。
やっと非常事態が宣告されたものの、まだまだ楽観視しすぎ!!
アメリカでも最初は甘く考えていたのが、こんなことになってしまいまいました。
今は感心するほど皆さんきちんと自宅待機を守り、寂しいけれど同居家族以外の人に絶対会わないようにしています。
私たち世代で言うと、高齢の親や、子供たちや可愛い孫たちにも・・・です。
うつされるのが怖いだけでなく、知らずに自分が感染源となって大切な人の命を奪う結果となることを、心の底から恐れているからです。
時には日本人よりわがままで自己中と感じるアメリカ人のことを、私は最近見直しています。
ゴールデンウイークも楽しめないというのは辛いことですが、アメリカやヨーロッパの二の舞を演じることを、どうか全力で防いでください。
ランキングに参加中です。
更新の励みになりますので、クリックで応援よろしくね♪
にほんブログ村
2011年夏、第二の人生を夫の故郷アメリカ・ミネソタ (Minnesota) 州
北部にある小さな町の湖畔の家で始めました。
コミュニティオーケストラのお仲間に入れていただき、
アラフォーで始めたヴァイオリンを時々弾いています。
大好きなお菓子作りやイベントごとのパーティーと料理、豊かな
自然の様子など。
子供のようにワクワクした気持ちで楽しむ田舎暮らしの日々を、
ブログに綴ります♪
テーマが絞り切れず、話題があちこち飛びますが、どうぞお付き合い
ください。
http://lluvia.tea-nifty.com/homelesssogosodan/2020/04/post-e9fd61.html?fbclid=IwAR2AJcJVu80Vnddhvhqm4dm5_zh8RnMgNM2VgDlrhu5S7P0JFfubWHpfykk https://www.facebook.com/cchantv/videos/1147491672261634/UzpfSTEwMDAwMDc0OTI5MDM5OTozMDkyMjA1ODY0MTQ3Njkz/ よろしければこれらをご参照ください。
返信削除匿名さん、
削除ネットカフェ難民に武道館を開放という記事を見つけて驚いたのですが、
九段下のではなく県立のでした。
もしここで感染が広がったら・・・という心配はあるものの、
取りあえず受け皿が出来て何よりです。
職を失って家賃も払えなくなる方が、これからも増えてしまうのでしょう。
ご紹介くださったような動画、そういう方たちの目に留まる機会があるといいですね。
手作りマスクのアイディア、さすがです!
ミシンなしで簡単に作れるので、真似してみます。ありがとうございました。
マスクについては、3M社員としては 他の方々とは やや 違います。
返信削除3Mは マスクを製造しています。夫の言うには 米国か中国で製造しているそうです。ところが かの米国大統領が 3Mに対して 「米国以外に マスクを 売るな!」と言ったそうな。
3Mは グローバルな会社ですから 米国以外ににも 売っています。
こういう 指導者ですから 世界は我がものと思っているのでしょうね。
Akko さん、
削除トランプ大統領が、3Mはマスクの扱いについて「大きな代償を払うだろう」とツイートしたという記事を目にしましたが、意味がわかりませんでした。
他国にもマスクを売っていることに対して、怒っているということですか?
世界共通の敵であるコロナウイルスと戦うには、各国の協力が必要ですのに、
戦いが長引くに従って、各リーダーが自国の利だけを守る路線に突き進んでいきそうで怖いですね。
この様子では、有効なワクチンがどこかで開発された時にも、醜い奪い合いが起こりそうです。
今日は イースターです。 外出自粛要請が出てから リアルタイムストリーミングで礼拝をしていて、まもなく 始まります。 今日は 『ルカ24の36~』です。
返信削除Akko さん、
削除アメリカでも、ストリーミング礼拝が行われます。
せめてイースター当日は、心静かに過ごしたいですね。
今年はイースターを祝う集いも無理ですが、飾り付けだけはしました。