2014/08/24

オージー英語の鉄ちゃん ♪

息子の彼女Cちゃんは、オーストラリアで生まれ育ちました。
オーストラリアの大学で日本語の授業を受けたのは、わずか2学期間だけ。 その後、あこがれの日本で仕事をしながら、実地で学んだそう。

息子と知り合ったのは、去年の秋が始まる頃だったかな。 アメリカは、今回が初めてだそうです。
とても人懐っこくて、元気で素直でかわいらしい子・・・息子よ、良い人に出会えてよかったね。 (✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ

日本語で普通に会話ができるので、母の話し相手にもなってくれて助かります。
メールの送受信も、日本語でOKなのにはびっくり! (爪の垢を煎じて、夫に飲ませたい。。。というか、私も飲みたいわ。)


話には聞いていましたが、Cちゃんのお父さんは大の鉄道ファン。
以前は、鉄道関係のお仕事をなさっていたそうです。 毎日楽しかっただろうな。

鉄道についての話を始めると、もう止まらない!! 何時間でもしゃべり続けそうな勢いです。
「オタク」 では語弊がありますので、ここでは 「鉄ちゃん」 と呼ばせていただくことにしましょう。

鉄ちゃん父娘です

今回もミネソタ到着前に、アメリカ各地の鉄道関連の博物館を訪れたり、電車に乗ったりしてきたそうです。

ミネソタ滞在中の1日は、息子がCちゃん&ご両親を、ダルース Duluth までお連れしてご案内しました。
ダルースは、五大湖のひとつであるスペリオル湖の最西端に位置する都市です。

スペリオル湖鉄道博物館 Lake Superior Railroad Museum で、鉄ちゃんは写真や動画を撮りまくっていたらしい。


この博物館には、スペリオル湖周辺で採れた良質な鉄鉱石などを運ぶのに使われていた列車が、数多く陳列されています。

美しい建物だこと・・・鉄道ファンでなくても、一度は訪れてみたくなりますね。
 (写真は、http://www.lsrm.org/Home/about.html より)


きかんしゃーマス Thomas the Tank Engine も走っていたそう。
惜しい所で時間が合わずに乗れなかったとのことで、とても残念そうな様子だったのは息子です。

彼は子供の頃、トーマスが大・大・大好きでした。
 「きかんしゃトーマス」 のコーナーがあった子供番組 ひらけ!ポンキッキ」 を、私もよく一緒に観ていたな~
トーマスの他にパーシーやゴードン、ヘンリーなど、みんな懐かしいです。



私たちの家の近くの町にも小さな博物館があり、ここはみんなで訪れました。

この博物館にも、鉄道のジオラマが!
グルグル回る列車を目で追うと、夏の景色と冬の景色が半々になっています。




ある日のこと、みんなで線路近くにある戦没兵士の記念碑の辺りをウロウロしていました。
すると、偶然にも遠くから汽笛 (警笛?) がポーッポーッと聞こえてきましたよ~♪

鉄ちゃん、子供みたいにうれしそうに線路近くまでダッシュ! ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ・_・)┘
さっそくカメラを構えていました。 すばらしいタイミングで列車がきてくれてよかったこと。

ついでに私も写真を撮ったら、鉄ちゃんの腕も写ってた・・・運転手さんに向かって手を振っていたらしい。


確かに列車がゴトンゴトン走る音って、心躍るよね・・・私も大好きだな ♥♥♥


この辺では昔、森林の伐採業がとても盛んでした。
伐採した木材を遠くまで運ぶのに使われていたのが、この鉄道です。

当時の駅の建物は、内装は変わっていますが、レストランとして今でも使われています。
切符の販売機や待合室のベンチなど、そのまま残っているみたい・・・

これは、レストランがユニオン駅 Union Station という名だった頃の写真。
何度かオーナーが変わり、今ではメキシコ料理の店になっています。



さて、お話好きな鉄ちゃんはオーストラリア人ですから、もちろんオージー英語で話します。
「エイ」 が 「アイ」 に近くなるので、アメリカ中西部の英語 (あまり癖がなく、標準に近いとされている) に慣れている私は、会話中に戸惑うことがしばしば。
トゥデイはトゥダイ、レインはライン、エイトはアイトのように聞こえます。

「アイ」 に変わる程度は、きっと住む地域や年代、人によっても違うのでしょう。
もっともっと極端なオージー英語も聞いたことがあります。
Cちゃんの英語は、ご両親に比べるとアメリカ英語に近いです。

Here の発音は、アメリカでは後半が口ごもったような音になるのに対し、オージー英語はカタカナの 「ヒア」 そのままにとても近く、日本人にはこのほうがわかりやすいかも。
後半の口の開け方が、アメリカ人とは明らかに違います。

Tomato もアメリカ人は 「トメイトゥ」 と発音するのに、オージー英語はカタカナ英語とほぼ同じ 「トマトゥ」 なので、ちょっとびっくり!
イギリスの植民地だった歴史があるので、イギリス式に近いようです。

日本で子供たちに英語を教えているCちゃん、アメリカ人の先生よりわかりやすいと言われたそう。
世界には色々な英語があるのだと、改めて納得!


オージー英語で鉄道について熱く語り続ける鉄ちゃん、こんなに大好きなものがあるって、羨ましくなるほど幸せな人生ですよね♪
決してバカにしたりせずにニコニコと付き合う、Cちゃんとお母さんもすばらしいです。



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4 件のコメント :

  1. 鉄道って何かこころに惹かれるものが私もあります。ただ漠然としてますが(笑
    長く続く線路を見たりとか、そういえば、こちらで一箇所、線路と貨物列車を真横に柵なしで並んで走る道路があるんですが、たまにその近辺に行くときはわざわざ回り道して並んで走ってみたりします♪

    そういえば、バンクーバー、シアトル→ロスアンジェルスのアムトラックは是非オススメしたいです!
    一泊2日で往復$200くらいで部屋だと$600すごく安くて快適で車窓からの眺めは抜群です。カリフォルニアは海岸線沿いギリギリに走って行くので車では見れない景色が楽しめます。もし、機会があったら是非♪

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    1. chopiana さん、

      Cちゃんのご両親は、ミネソタにいらっしゃる前にアメリカ各地を2週間ほど旅行したそう。
      確か、そのアムトラックというのに乗ったという話もしていたと思います。
      そんなに素敵な景色なのですか♪ お安いし、一度は乗ってみたいな~

      こちらにも、道路と線路がずっと並行に続く所があり、
      たまたま列車と並ぶと、私もちょっとうれしくなります。
      線路際に住むのは嫌だけれど、遠くにかすかに聞こえるガタンゴトンには、
      何だか心惹かれます。
      知らない所に運ばれて行ってみたい願望があるのかしら・・・?

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  2. こんにちは。

    お久しぶりです。。てっきり日本へ行ってたのかと思ってました。息子さん、彼女を連れて、そしてお母さんもともに家族でミネソタへ。そしてCちゃんのご両親までいらして。。もしかしたら,未来の花嫁でしょうか!
    鉄道ファンって何かピンと来ないんですが、。。ミネソタに鉄ちゃんをお連れする所があり大変気に入ったようで幸いです。
    お母さんのお若いこと!みなが日本で会話ができてお母さんは気兼ねすることなく楽しんだんでしょうね。。。何か家族でない私が息子さんの将来が楽しみです。。

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    1. ねこちゃんさん、

      我が家に大勢集まって、とても賑やかでした。
      まだ具体的に報告は受けていませんが、真剣なお付き合いのようです。
      お互いの両親もご対面・・・ですものね。
      鉄ちゃんご夫婦、今度はぜひオーストラリアに遊びに来てくださいと言ってくれました。
      一度も行ったことないので、興味深々♪

      母が思ったよりずっと元気に行動してくれ、私もうれしかったです。
      姿勢が良いので、確かに年より若く見えますね。
      80代ともなると、来年までに何があるかわからないので、
      元気なうちに来てもらえてよかったです。

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