(6月25日発表)
死因は、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)と呼ばれるものだそうです。
マダニって一体どんなヤツ?大きさは?
さっそくググってみると・・・
いや~ん!今の時期、この辺にウジャウジャいるあいつらにそっくりじゃん!!
・・・ダニと聞くとまず思い浮かべる、喘息などアレルギー疾患の原因となる種類より、ずっと大きなものでした。
この頃毎日のように見かけるあいつら、この辺では wood tick(または woodtick と続ける)と呼ばれています。
Wood tick は、森ダニと和訳されてるようですが、大型の吸血ダニのことを総称してマダニと呼ぶのですね。
虫が大嫌いな方、ごめんなさい。 あまりクリアだと正視したくないので、少しボケた写真にしておきますね。
大きさは4、5ミリほどです。
家の中をお散歩していた wood tick |
足が8本あることからもわかるとおり、クモ綱ダニ目マダニ亜目マダニ科の節足動物とのこと。
クモに近いものとは知らなかった・・・
人や動物にたかって吸血を始めると、1週間以上も吸い続け、体の大きさが100倍位になるそう。
パンパンにふくれたマダニの写真は、かなりキモ~い様子ですので、ここにはとても載せられません!!
耳の中にマダニがぎっしり詰まったわんこの写真などもヒット・・・これはかわいそうすぎます。。。
ああ、見るんじゃなかった!
するどい歯で噛みつくと(注:刺すのではありません)皮膚の奥まで頭をもぐらせ、ノコギリ状の歯を差し込んで吸血を始めますので、ちょっとやそっとでは取れなくなってしまうそうです。
何と、唾液に含まれるセメント状の物質で固めて、接合部をしっかり固定してしまうのですって!
無理に取ろうとすると、頭だけ皮膚下に残ったり、体液が逆流して入ってしまうことがあるそう。
もし噛まれたら、医者に行って取ってもらうのが一番確実なようです。
その場合も、切開してもらうことになるらしい・・・こりゃ大変だ ( ̄△ ̄;)
冒頭に書いた重症熱性血小板減少症候群については知りませんでしたが、この辺では tick に噛まれると、Lyme disease(ライム病)を発症してしまうことがあるので注意するようにと言われています。
姪や友人もやられたことがあります。 これが原因で愛犬を亡くしてしまった方も知っています。
妙にだるく、発熱、頭痛、関節炎や筋肉痛を伴うので、風邪かと思って見過ごすと、何ヶ月も、時には何年も症状が続いてしまうそう・・・
すぐに、抗生物質などによる治療を始めれば大丈夫らしいですが。
調べたら、ダニ脳炎なんてのもあるようで、知れば知れるほど怖くなってしまいました。
今まで素手で触っていましたが、それもNG。 手で潰すなんてもってのほか!
今年はこちらでも、tick の当たり年のような気がします。(蚊もいつもより多い)
今までも毎年何匹かには遭遇してきましたが、こんなにたくさんは見たことない・・・
なお、英語では小型のダニのことは mite と呼んで区別しています。
Mite のほうは、それほど怖がられてはいないみたい。
この前のブログで、美しいワイルドフラワーをご紹介しましたが、実は tick がすごかった!
草深い林の中を歩いたので、ジーンズが水玉模様に見えるほど、たくさん付着していました。
草の上で待ち構えていて、人や動物の気配を特殊なセンサーで感じると、落っこちてきて取りつくのですって。
花はきれいだし、草原を歩くのも気持ちいい!でも、こんな所を歩くと確実に遭遇します。。。
歩きながら、それをつまんではポイポイ捨てていましたが、あとからあとから30匹位はたかってきたかな?
家に帰ってから、すぐに全裸になり(想像しないで~)、服から下着まで全部チェック。
さらに20匹位は見つかりました。
ジーンズの縫い目に沿ってお行儀よく並んでいるのを見た時には、思わずクラッとめまいが!
ポケットの中からも、何匹かモゾモゾと。 服を裏返してチェックすると、そこにもいっぱい・・・
既に体の上を歩いているヤツもいました。
あいつらは、体中を這って血を吸いやすそうな場所を探すのだそうです。
体に付着したとたんに噛まれるわけではないのが、せめてもの救い。
虫の中で一番嫌いなゴキブリみたいに、動きがすばしっこいわけでもないですしね。
私も家族も、今のところまだ噛まれたことはありません。
うちの娘は、鼻の穴や耳の穴に入ったらどうするの~?女の子の大切な所に入っちゃったら・・・?
などと、恐ろしいことを勝手に想像して心配していました。
・・・どうするんだろう。。。
全部チェックして、つかまえてトイレに流したつもりでも、何時間も経ってから、また家の中のどこかでみつけることもあります。
首のあたりをモゾモゾとか、髪の毛の中からこんにちは、ということもあり。
私はホクロが多いので、鏡で見て tick と間違えてぞっとすることも!
日本のマダニのニュースを見て、結構ビビっています。
この辺では、もうしばらくすると tick もいなくなるので、それまでウォーキングはお休みすることにしました。
ダニたちがいなくなるのと前後して、今度は刺しバエが登場するのですけれどね・・・
全く虫のいなかった雪景色の真冬が、懐かしくなったりしています。
おまけ 今日は不快な話題ですみませんでした。
かわいいカナダグースの親子の写真で、目を癒してください。
ヒナたち、だいぶ大きくなりました♪
食事中、お父さんとお母さんが周りをしっかり見張っています。
近くで、白頭ワシなどが狙っていることがありますので。
Snapping turtle カミツキガメさんは庭に産卵中。
庭中を這いまわって、卵を産みやすそうな軟らかい所を探します。
(あれ?マダニが血を吸いやすそうな所を探しまわるのと同じだ・・・)
あちこちで、第2世代が増殖しています。 でも、ダニは増えないで欲しいな~
ああ、見るんじゃなかった!
するどい歯で噛みつくと(注:刺すのではありません)皮膚の奥まで頭をもぐらせ、ノコギリ状の歯を差し込んで吸血を始めますので、ちょっとやそっとでは取れなくなってしまうそうです。
何と、唾液に含まれるセメント状の物質で固めて、接合部をしっかり固定してしまうのですって!
無理に取ろうとすると、頭だけ皮膚下に残ったり、体液が逆流して入ってしまうことがあるそう。
もし噛まれたら、医者に行って取ってもらうのが一番確実なようです。
その場合も、切開してもらうことになるらしい・・・こりゃ大変だ ( ̄△ ̄;)
冒頭に書いた重症熱性血小板減少症候群については知りませんでしたが、この辺では tick に噛まれると、Lyme disease(ライム病)を発症してしまうことがあるので注意するようにと言われています。
姪や友人もやられたことがあります。 これが原因で愛犬を亡くしてしまった方も知っています。
妙にだるく、発熱、頭痛、関節炎や筋肉痛を伴うので、風邪かと思って見過ごすと、何ヶ月も、時には何年も症状が続いてしまうそう・・・
すぐに、抗生物質などによる治療を始めれば大丈夫らしいですが。
調べたら、ダニ脳炎なんてのもあるようで、知れば知れるほど怖くなってしまいました。
今まで素手で触っていましたが、それもNG。 手で潰すなんてもってのほか!
今年はこちらでも、tick の当たり年のような気がします。(蚊もいつもより多い)
今までも毎年何匹かには遭遇してきましたが、こんなにたくさんは見たことない・・・
なお、英語では小型のダニのことは mite と呼んで区別しています。
Mite のほうは、それほど怖がられてはいないみたい。
この前のブログで、美しいワイルドフラワーをご紹介しましたが、実は tick がすごかった!
草深い林の中を歩いたので、ジーンズが水玉模様に見えるほど、たくさん付着していました。
草の上で待ち構えていて、人や動物の気配を特殊なセンサーで感じると、落っこちてきて取りつくのですって。
花はきれいだし、草原を歩くのも気持ちいい!でも、こんな所を歩くと確実に遭遇します。。。
家に帰ってから、すぐに全裸になり(想像しないで~)、服から下着まで全部チェック。
さらに20匹位は見つかりました。
ジーンズの縫い目に沿ってお行儀よく並んでいるのを見た時には、思わずクラッとめまいが!
ポケットの中からも、何匹かモゾモゾと。 服を裏返してチェックすると、そこにもいっぱい・・・
既に体の上を歩いているヤツもいました。
あいつらは、体中を這って血を吸いやすそうな場所を探すのだそうです。
体に付着したとたんに噛まれるわけではないのが、せめてもの救い。
虫の中で一番嫌いなゴキブリみたいに、動きがすばしっこいわけでもないですしね。
私も家族も、今のところまだ噛まれたことはありません。
うちの娘は、鼻の穴や耳の穴に入ったらどうするの~?女の子の大切な所に入っちゃったら・・・?
などと、恐ろしいことを勝手に想像して心配していました。
・・・どうするんだろう。。。
全部チェックして、つかまえてトイレに流したつもりでも、何時間も経ってから、また家の中のどこかでみつけることもあります。
首のあたりをモゾモゾとか、髪の毛の中からこんにちは、ということもあり。
私はホクロが多いので、鏡で見て tick と間違えてぞっとすることも!
日本のマダニのニュースを見て、結構ビビっています。
この辺では、もうしばらくすると tick もいなくなるので、それまでウォーキングはお休みすることにしました。
ダニたちがいなくなるのと前後して、今度は刺しバエが登場するのですけれどね・・・
全く虫のいなかった雪景色の真冬が、懐かしくなったりしています。
おまけ 今日は不快な話題ですみませんでした。
かわいいカナダグースの親子の写真で、目を癒してください。
ヒナたち、だいぶ大きくなりました♪
食事中、お父さんとお母さんが周りをしっかり見張っています。
近くで、白頭ワシなどが狙っていることがありますので。
Snapping turtle カミツキガメさんは庭に産卵中。
庭中を這いまわって、卵を産みやすそうな軟らかい所を探します。
(あれ?マダニが血を吸いやすそうな所を探しまわるのと同じだ・・・)
あちこちで、第2世代が増殖しています。 でも、ダニは増えないで欲しいな~
Sakuraさん。。。
返信削除このミネソタに来て、何が怖いって、高速道路の運転と、そこらじゅうに落ちる雷と、tickです。
tickにもいろいろ種類があって、種類によって媒介する病気が違うとか…。
実は、私も夫もtickに噛まれたことがあり、症状が出るまで数日かかるものもあるので、しばらくの間とっても不安でした。
(私はお腹、夫は肩を噛まれました。ああ、思い出しただけで寒気が…)
Sakuraさん、どうかどうか、気をつけてー!
taco さん、
削除ええっ、ご夫婦で噛まれたことがあるのですか!?
すぐには症状が出ず、お医者さんが診ても判断できないのが困りますね。
taco さんを襲ったのは、病原菌を持った tick ではなくて良かった!
頭をもぐらせて血を吸っているなんて、想像しただけでもゾクゾク・・・
無知とは恐ろしいもので、私は今まで割と平気で触っていました。
これからは本当に気をつけます。。。
この辺は大丈夫だけれど、都会では高速道路の運転も命がけの感じですね。
雷もハデで怖いです。 夕べもピカピカドンドンで目が覚めてしまいました。
taco さんも、運転に気をつけて~
おはようございます。
返信削除ティック,コロラドではあまり見かけないので幸いです..蚤も蚊も見かけません..この天非常に住みやすいんです。
噛まれて死ぬ人が出てるんですか?
これって吸血鬼を同じ生き方をしますね。。
オクラホマに住んでた頃は大変でした。子供たちがさされて知らない私はてで触ってました..結構食い込むんでてよりピンセットでとらないと身体の部分が残ってしまう..だったと思います。
動物に付きますね...とらないで放置してくと,ティックが血をすい大きく成長,野良猫,野良犬に関しては致命傷に..可哀想だわ。ミネソタにはたくさんいそうですが..噛み付かれませんように。。
グース親子で癒されました。。。
ねこちゃんさん、
削除ティックも蚊もいないなんて、うらやましい!
お子さんたちは、被害に遭われたことがあるのですね。
Deer fly や horse fly などの刺しバエ (アブ?) もいませんか?
これらに刺されると、本当に痛いっ・・・
野生の鹿などの動物も、色々な虫の被害に遭って気の毒です。
湖が多くて景色の美しい夏のミネソタですが、
虫には困っています。
鳥たちにとっては、ご馳走が多くて楽園なのでしょうけれどね。
マダニ 恐ろしいですよね。ニュースで死者が出たと聞いてからそんなダニがいるんだと初めて知りました。ゴルフの上手な私は超危険だわ (笑) フェアウエイをキープしないと・・
返信削除マダニではないけど、会社でダニの被害にあいとんでもなく辛い毎日を先日まで過ごしていました。
「ダニがいるみたい」と訴えても信じてもらえず 会社に来て20分もすると痒くて!
だいぶしてから同僚の男性1名が「さされた」と言い出して、やっとバルサンを何本もたくこと2回
何故か私が一番ひどくて(>_<) 体中跡が残りしばらくは消えないようです。
彼は ちょとで済んだみたい! 「お嫁にいけない体になった~」(笑)
マダニだったら死んでたわ さくらさんもきをつけてね
いい事だけではないんですね・・ミネソタも
なおさん、
削除大変でしたね・・・ダニの被害に遭ってしまったのですね!
目に見えないような小さいほうのダニには、
ず~っと前に私も刺されたことがあります。
小さな赤い点々があちこちに・・・しつこく跡が残ってました。。。
でも、お嫁に行けたわ (笑)
マダニ、今日も2、3匹見かけました。
ちょっと草深い所を歩くと、すぐに寄ってきます。
虫の天国なんですよ~
お互いに、ダニには気をつけましょう♪
初めまして、現在ミネソタに留学をしている、20代学生のものです。
返信削除ミネソタのダニについて危機感があり、記事を探していたところ、
こちらの記事を見つけ拝見しました。
私は自然が大好きで、ミネソタの湖近くでキャンプなんかもしたいなー
草むらに寝たいなーなど考えていたのですが、
こんなにダニがいるとは全く思っておりませんで、とってもぞっとしました。
あと数週間以内には行こうかなと思っていたのですが、
時期をずらした方がいいでしょうか?
まだ草むらに直接座らない方がいいでしょうか?
想像するだけでめまいがします・・・・
ご経験からのなにかのアドバイスがいただけたらとてもうれしいです。
匿名さん、
削除先週の初め、久しぶりにこの記事を書いた時と同じコースを歩いてみました。
マダニはほとんどいなくなり、私の服についたのは2匹だけ。
夫は皆無でした。 (なぜ私だけ・・・?)
数週間後でしたら、全くいなくなるかと思われます。
用心するに越したことはありませんので、なるべく肌の露出を避けてください。
ちゃんと刈ってある芝生なら、あまり心配することはありませんが、
草深い所でしたら、座る時にはシートなどを敷くことをおすすめします。
今の時期は、マダニより蚊やアブのほうがすごいです。。。
風があるとずい分違いますが。
アブに刺されると辛いので、防虫スプレーは必ず使用して、
キャンプを楽しんでくださいね♪
もし刺されてしまった時は、こちらの記事がお役に立つかも・・・
http://sakura-minnesotajournal.blogspot.com/2012/07/blog-post_28.html
Sakuraさん、お返事本当にありがとうございました。
返信削除さくらさんのHPをブックマークに入れていたのですが、誤ってブックマークを全消去してしまいやっとたどり着くことができました・・・
こちらのHPを拝見した御蔭様で、大変注意深くアウトドアに臨んだので、幸いないも被害はなかったように(?)思います
本当にお世話になりました!(*^^*)
yyyyy さん、
削除ご丁寧にご報告ありがとうございました!
ご無事でアウトドアを楽しまれたとのこと、何よりでした。
虫が多いのが厄介ですが、ミネソタの夏は気持ちいいですよね。
このところ、めずらしく暑い日が続いていますが・・・
これからもミネソタライフをお楽しみくださいね♪