次の月曜からはもう 「あさが来ない」 のかと思うと、心にぽっかりと穴があいたようだわ・・・
平均視聴率が今世紀の朝ドラ史上最高記録を更新したというのも、大いに納得。
ヒロイン白岡あさ役の波瑠さん、その旦那さまである新次郎役の玉木宏さんをはじめ、脇役陣全員の演技が光っていましたね。
あさの目覚ましい活躍を追いながらも、通奏低音として 「人間愛」 が奏でられていたドラマでした。
きっと撮影現場も、和やかで良い雰囲気だったのではないかしら。
ラストシーン、良かったわ~
すっかり若返ってしまった二人が、なんと一面の菜の花畑の真ん中に!
でもこれって、新次郎があさを迎えに来たってこと・・・??
ちょっと励ましに来てくれただけと、私は思いたいのですが。
大いに話題になった、ディーン・フジオカさんの 「五代さま」 ももちろん素晴らしかったですが、玉木宏さんの 「新次郎さん」 も、「のだめカンタービレ」 の 「千秋先輩」 以来のハマリ役だったのではないかしら。
巾着袋をブラブラさせて、すぐにどこかに遊びに出かけてしまう無責任男のようでありながら、やるべきことはいつの間にかちゃんとこなしていて、人望も厚かったのがすごい。
あさのことを誰よりも大切に思い、そっと見守る視線の何て優しげだったこと ♥♥♥
お三味線を弾く姿も、決まっていたしね。
こんなに仕事のできる奥さんを持ってしまったら (しかもあの時代に!)、夫としては普通おもしろくないでしょう。
でも、あさは旦那さまのことを本当に頼りに思っていて、決して見下すような態度を取らなかったし、温厚で包容力のある新次郎も本当の意味での大人だったので、うまくいっていたのでしょうね。
これぞ、夫婦円満の秘訣ですよ、きっと。
成澤先生や宜ちゃんたちと共に、若い女学生や姪たちに向けて、自分の考えを述べるあさ。
要約すると・・・
みんなが幸せになるための武器は、銃でも大砲でも悪口でもない。
「人の気持ちを慮ることのできる優秀な頭脳」 と、「やわらかい心」 さえあれば十分。
女性は、決して男性に引けを取ることはない、男性以上にその力を大いに使うことができる。
どんな職業に就いても、家庭に入っても、その二つがあれば大いに人の役に立てる。
日本どころか世界の役に立てることが、この先たくさんあるだろう。
ありがとう、あさ。 そのお言葉、しっかりと受け取りましたよっ!
女に教育は不要とされていた時代に育ったあさが、これから新しい時代に生きる女性たちに託したメッセージ、現代でも古臭さを感じません。
あさ (広岡浅子さん) の奔走のおかげで、成澤先生 (成瀬仁蔵先生) の夢が叶って創立の運びとなった、日の出女子大学こと日本女子大学は我が母校です。
せっせと通ったあの目白のキャンパスは、あさのお父様が 「おまえのような学問好きが学べるような大学校を作るように」 との熱い思いを込めて寄付した土地だったとは・・・通学していた頃は、そんなことは何も考えていませんでした。 今になって感謝しています。
日本初の女子大学校の卒業生のひとりとして、あさの言葉通りに、(「優秀な頭脳」 の部分はちょっと脇に置いて) 人の気持ちを慮ることを忘れず、やわらかい心を持って、ほんの少しは世界の役に立てるといいな。。。
このドラマのおかげで、女性に生まれたことをあらためて幸せに思っています。
ドラマの中で成澤先生が時々歌っていた O Lord! Correct Me は、学生時代に教わった懐かしい曲です。
キリスト教の牧師をしていらしたこともある成瀬先生の愛唱歌だったことも、歌を習った時に聞いています。
ヘンデル作曲の 「私を泣かせてください Lascia ch'io pianga」 が原曲で、ボストン生まれのジョン・サリバン・ドワイト John Sullivan Dwight の作詞です。
英語の歌詞は、以下のとおり・・・
O Lord! correct me, not in thine anger,
Have mercy on me, and blot out all my sins.
Have mercy on me, have mercy on me, and blot out all my sins.
O Lord! correct me, not in thine anger,
Have mercy on me, and blot out all my sins.
O wash me thoroughly from my iniquity.
And cast me not away, away from thy presence,
Take not thy Holy Spirit, thy Spirit from me.
O Lord! correct me, not in thine anger,
Have mercy on me, and blot out all my sins.
私のお気に入りのクリスマスキャロル O Holy Night に英語の歌詞をつけたのも、この方だそう♪
「あさが来た」 から少し脱線してしまいますが、フィリップ・ジャルスキー Philippe Jaroussky という歌手の声が素晴らしいので、原曲のほうを載せておきますね。
ずっと前に話題になった昼ドラ 「薔薇と牡丹」 では、「涙のアリア」 というタイトルで、主題歌に使われていました。
あれも、別の意味ですごいドラマだったな・・・
何もかも素晴らしかった 「あさが来た」 ですが、亀助の奥さんとなったおふゆちゃんが、その後全然登場しなかったのが納得いきませんでした。
結婚前に密かに新次郎を慕っていたので、会わせちゃまずかったのかな?
今度、亀介主役のスピンオフドラマが放送されるそうなので、その辺も明らかになるのでしょうか。
それから、あさとはつのお母様、はつのお義父様の2名が、あっさりナレ死しちゃったことも残念!
広岡浅子さんは晩年にクリスチャンとして洗礼を受けていたのですが、ドラマではそのことに全く触れていなかったことも、ちょっと惜しい気がしました。
それ以外は、脚本もAKB48によるテーマソングも含め、全て花マルでした♪
あさやはつ、新次郎たちの話す上方言葉も、何て美しかったこと。
はんなりと品が良くて、決して早口ではないので耳に心地よく、やわらかいのにパワーも秘めていて、いつもほれぼれと聴いていました。
これを習得した役者さんたちの努力も、大いに褒めたいです。
婿養子となった啓介も、あさの娘である千代の上方言葉に惚れたと告白していましたね~
残念ながら我が家では通じないけれど、もし夫が日本人だったら、私も真似して使ってみたかったかも。
次の 「とと姉ちゃん」 のモデルである大橋鎭子さんも、日本女子大で学んだことがあるそう。 (ご病気で中退)
あさとつながっているのが嬉しいじゃない? また、楽しみにしてますよ~
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