2016/03/17

St. Patrick's Day にアイリッシュソーダブレッド

今日3月17日はアイルランドの祝祭日、セントパトリックスデー St. Patrick's Day (聖パトリックの日) です。
今夜はオーケストラのリハーサルがあったため、1日早く昨夜パーティーを行いました。

家で行うのはもう3回目ですから、料理も手慣れたもの。
セントパトリックスデーに絶対に欠かせないコンビーフ とキャベツ  corned beef and cabbage は、夫の担当です。 朝からクロックポットでコトコトと・・・

友人のSがデザートは任せて!と言うので、私は野菜料理の他、クイックブレッドの一種であるアイリッシュソーダブレッド Irish soda bread に初チャレンジすることにしました。

いつもはイーストを使ったパンばかり焼いているため、発酵の過程がないこのパンの簡単さにはびっくりぽん♪
卵を使ってもっとケーキっぽくしたり、レーズンやキャラウェイシードを入れたり、油脂なしだったり、本当にいろんなバージョンがありますが、ベーキングソーダ (重曹) とバターミルクを必ず使うのが特徴です。

外側はカリカリ、中はしっとりでおいしかった~ セントパトリックスデーではなくても、また焼きたくなります。
私なりに試行錯誤して工夫したレシピを、最後に載せますね。


メイン料理のコンビーフが、写真では後ろになっちゃった。 3種のマスタードを添えました。



箱だけ空しく残ったギネスビール Guinness Beer。 アイルランドが発祥の地です。
竪琴は、アイルランドの国章だそう。

黒っぽくて苦味とコクがあり、クリーミーな泡立ちのビールで、みんな大好きよ~ん!


夕べのパーティーは、ゲストを含めて全部で7名・・・でも、アイルランドの血を引いているのは、実は2名だけ。
歴史がどうのこうのではなく、みんなで集まってワイワイ騒ぐ口実のひとつとして、セントパトリックスデーは存在するのだと思います。


数ヶ月前、夫婦でアイルランドを旅行してきたばかりの友人が焼いてきてくれたデザート。
アイルランドよりはイギリスで人気の、伝統的お菓子らしいです。
スティッキートフィープディング Sticky toffee pudding という名前なのですって。


見た目はやや地味ですが、とてもしっとりとしていてクセになりそうなおいしさ!
細かく刻んだデーツ dates (ナツメヤシ) を煮たものを加えるのが、特徴だそう。

上にかけるソースは、生クリーム、バター、ブラウンシュガーを混ぜたものだそうで、最後にアイリッシュウイスキーも少し加えていたみたい・・・ダイエットの敵ですね。

でもアメリカ人が焼いたお菓子にしてはめずらしく、上品で控え目な甘さ (笑) でした。
かなり大きく切り分けてくれたので顔が引きつりましたが、すんなりとお腹におさまってしまったわ~

このお菓子のレシピも色々あるそうです。
もしご自分で作ろうと思われた方は、このサイトなど参考になさってください。(英語です)

二人が身につけているペンダントは、セントパトリックスデーにはなくてはならないシャムロック です。
シャムロックとは三つ葉のクローバーのことで、アイルランドの国花とされています。
キリスト教の 「三位一体」 を説くのに使われました


それではレシピです♪

アイリッシュソーダブレッド Irish Soda Bread 
 (直径20cmぐらい)

材料
  All-purpose flour (中力粉)  150g
  Bread flour (強力粉)  100g
  Whole wheat flour (全粒粉)  250g
  ベーキングソーダ (重曹)  小さじ1+1/4
  塩  小さじ1
  砂糖  小さじ2
  バターミルク  400cc
  バター (室温で柔らかくしておく)  40g
  サラダオイル  大さじ2

作り方
 1) 大きなボウルに材料を全て合わせる。
 2) 手でこねて (ボウルの中ではやりにくかったら、カウンターに移して) 丸くまとめる。
 3) 天板にクッキングシートを敷き、小麦粉を薄く広げた所にこの生地を乗せる。
 4) 直径20cm位になるように、平たく広げて形を整える。 
 5) 分量外のバターミルク少々を、ハケなどで表面に塗る。
    whole wheat flour (分量外)を、粉ふるいで表面全体にふりかける。
 6) ナイフで十文字の切り込みを深めに入れる。 
 7) 200℃ (約400°F) に予熱しておいたオーブンで、30分位焼く。
 8) こんがりきつね色になり、叩くとコンコンと音がするようになれば出来上がり。
    網に乗せて冷ます。

*小麦粉の種類は、お好きなものを適当な組み合わせで選んでください。 薄力粉だけでも多分OK!
*バターミルクが手に入らない時の代用。
  1カップの牛乳に対し、大さじ1の酢かレモン汁を混ぜてしばらく室温で置いておく。


おまけ しばらく暖かい日が続いていたのに、昨日は雨から雪に変わり、今日はまた雪景色に戻りました。
     やっぱりミネソタにはこれが似合うみたいで、みんな妙にほっとしている感じなのが笑えます。




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2016/03/15

ぼちぼち終活・・・リビングウィル

「死」 は、誰もがいつか確実に迎えるものです。
多くの人はそれについての話題を避けたがるのでしょうが、元気なうちにしっかりと準備しておくことで、残りの人生がもっと充実したものになるのではと思います。


1月にクリニックで健康診断を受けた時に、リビングウィル Living Will の手続きが無料でできることを知らされ、良い機会だから考えてみようか・・・ということになりました。

配偶者と自分の死について考えるなんて縁起でもない!と眉をひそめる方もいらっしゃるかもしれません。
若い人たちにとっては、まだまだ他人事のように感じるでしょうしね。

でも、私よりずっと年上の夫は、交響曲で言えば人生もいよいよ最終楽章。 私だって第3楽章の後半あたりですもの・・・
今は幸い二人とも健康上の問題はありませんが、事故や事件、天災に巻き込まれる可能性だってありますから。


リビングウィルとは、簡単に言えば 「尊厳死の宣言」 であり、「不治で末期の状態になった場合、無意味な延命措置を拒否する」  ことを、自分の意思として書面で家族や医療関係者に伝えるためのものです。

日本でも、回復の見込みがないのにチューブなどにつながれて単に死の時期を引き延ばされることを拒否し、人間らしい安らかで自然な死を求めて、尊厳死協会に入会する人が増えていると聞きます。


ちょっと休憩。 これは、ネットの拾いものです。
リストの中のひとつでもあきらめなくてはならなくなったら、さっさとチューブをはずしてよねと言っています。
さて、リストにあるものは・・・??? (クリックすると画像が大きくなります。)


いやはや、すごい婆ちゃんです。。。


さて、私たちのことに戻ります。
先に夫が手続きに出かけ、私の分の書類も持ってきてくれました。
10ページもあるので、ひと通り目を通すだけで大変!

氏名、住所、生年月日などは先に書き込み、あとはクリニック専属の公証人と話し合いながらの作業となります。

じっくり時間をかけて細部にわたり私の考えを聞かれ、延命治療拒否についての確固たる意志を確認した上でないとサインしていただけません。
公証人は元牧師だったというやや年配の方で、とても穏やかに、終始にこやかに話をしてくださいました。

まず尋ねられたのは・・・

・なぜ、リビングウィルの手続きをしようと決めたのか。
・そう考えるきっかけとなった具体的な出来事があったか、それを経験して自分はどう感じたか。

ということでした。

そして、どのような状態を不治の終末期と呼ぶのか、延命治療とは具体的には何を指すのかについて説明を受けました。
(説明がちゃんと理解できていたか、あとでまた質問された。 英語なので、かなり集中力が必要です。)

延命治療拒否の意思表示をしておけば、人工呼吸器やチューブ栄養などによる延命は行われませんが、痛みや呼吸の苦しさなどを緩和する措置は最期まで続けられるということについても、教えていただきました。


それから、以下のようなことを記入したり選択したりします。

・自分で意思決定ができない状態になってしまった時、この書類に基づいた治療方針の決定を誰に託すか。
 (それが夫や妻である時、離婚した場合はどうするのか)
・CPR (心肺蘇生法) は試して欲しいか。
・脳死状態になった場合、臓器、角膜などのドナーになる意思があるか。
・死因がはっきりしない場合、検死を望むか。

書類の最後には、以下のことを書き込むページもあります。

・人生で大切に思っていること。
・どこで最期を迎えたいか。
・死期が近づいたら、親しい人たちに何をしてもらいたいか。 (礼拝、祈り、音楽その他)
・葬儀はどこで行って欲しいか (信仰する宗教、所属する教会名など)、葬儀に望むこと。
 (アメリカでは、宗教上の理由などでまだ土葬が多いため、火葬にして欲しいこともここに書いておきました。)

そして、下の画像のページに自分でサインし、公証人のサインと共にスタンプがその場で押されて、やっと提出となります。
夫と二人の子供用に、コピー3部もいただきました。



移植用の臓器提供については、夫は自分自身ではノー!だそう。
私は、提供の意思ありです。 でも、それによって遺体が戻るのに日数がかかったり、体が切り刻まれてしまうのを家族が嫌だと思うなら、その気持ちも尊重したいと考えていました。

娘とそれについて話し合ったところ、彼女自身は当然のように、運転免許証にもドナーになる意思を表示しているのだそう。
あら、知らなかったわ・・・
私がそうしたいと思うなら、もちろん賛成だよ~とのことでした。

夫も、自分ではドナーになる気はないけれど、私に関してはその意思を尊重するとのこと。
そのうち臓器も古くなりすぎて、お役に立てなくなってしまうのでしょうけれどね。


「終活」 については、遺書、財産の整理と分与、葬儀やお墓についてなど、色々な概念が含まれますね。
一度には無理なので、まずは延命治療について、夫婦・親子できちんと話し合うことができてよかったです。

そして、自分の最期について考え、お互いの意思を確認し合ったことで、夫婦の絆もますます深まったかな?
今まで十分に幸せな人生を送ってきたという自覚があるからこそ、きっと思い残すことはない、最期も自分らしく終えたいという意思につながるのかもしれません。

あと何年一緒にいられるのだろうかと考えると、ちょっと切なくもなります。
それに、どちらが残されてしまうことやら。。。


リビングウィルの広報サイトに、夫のインタビュービデオが載ることになりました!
元教師ですので、しゃべりは大得意ですから・・・

より多くの方が終末医療について考えるきっかけになれば、リタイアして約5年になる夫も、もう1度大仕事ができたことになりますね~

彼はまんざらではない様子、よかった、よかった♪
私も何だかほっとし、さわやかな気持ちでいます。



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2016/03/11

1週間遅れのひな祭りパーティー

昨日は親戚の夫婦2組+それぞれの女の子を招待し、ひな祭りパーティーを行いました。
みんな仕事を持っていますので、なかなか全員のスケジュールが合わず、1週間遅れとなってしまったのです。

ママたちに手伝ってもらって、お雛様寿司を一緒に作ったよ!
顔として使ったうずらの卵、アメリカ人にとっては未知の食べ物らしい。 めずらしがっていました。
チビちゃんたちがいるので、ごく簡単に黒ゴマで目、ケチャップで口。 今年は海苔の髪の毛は省略です。。。


このひな人形は、娘が幼稚園の時に作ったもの。 Gちゃん、すっかり気に入ってしまい、両手に持って遊んでいました。
ガールズが早く大きくなって、こういうのを一緒に作れるようになるといいな~と、ママたちは楽しみな様子。


ひな祭りとひな人形の歴史についても、簡単に説明しました。
若い国であるアメリカで生まれ育ったママたち、起源が平安時代にまで遡るひな祭りという伝統ある行事にも、女の子の初節句を祝うという習慣にも、とても感銘を受けたそうです。

パパたちはその間、夫と一緒にメープルの樹液のたまり具合を調べに出かけました。
メープルシロップ作りには、男性の本能をくすぐる何かがあるようですね。


お雛様のお寿司以外は、特にひな祭りらしくはないのですが。。。 ハマグリも手に入らないしなあ。
「いただきます」 を教えたら、ガールズたちは一生懸命に真似をして、「だ~きましゅ!」 なんて言っていました。


○○ちゃんにも、○○ちゃんにもぜひ見せてあげた~い! なんていう声も聞こえ、来年からはさらに人数が増えそう??
もう少し、女の子のパーティーらしいセッティングにしてあげなくちゃね (汗;)


お雛様の前で、みんなでチーズ!
ガールズたち、カメラの前ではなかなかにっこりしてくれませんでしたが。


お雛様を、こんなに遅い時期まで出しておいたのは初めて。
今日もずっと出かけていて時間がなかったので、明日こそ片付けなきゃ・・・

今年はイースターが3月27日と早いので、明日はすっかり模様替え。
お雛様に替わって、ウサちゃんやヒヨコちゃんが並ぶ予定です♪


昨日の昼間、まだ凍っている湖に白鳥が来ていました。



今日は14℃まで気温が上がり、暑いほど・・・ 明日も同じ位になるようです。
雪はどんどん解けてきていますから、湖もそろそろでしょうか?
もう春かな? と油断していると、またいきなり吹雪いたりするのがミネソタなのですが。


東日本大震災から、5年が経ちました。
地震が起こった時間ちょうどに、毎年黙祷を捧げずにはいられません。
犠牲者の皆様のご冥福を、あらためてお祈りいたします。

亡くなられた方々、いまだに行方のわからない方々は、恨み、苦しみ、泣いていらっしゃるのでしょうか。
そうではなく、残されて混乱に陥った人々に向けて、より高い次元から愛のメッセージだけを送り続けてくださっているような気がするのです。

そう考えることで、ご遺族の皆様の悲しみが少しでも癒えるといいなと思っています。


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