あっという間に8月も後半に入り、昨日のウォーキングでは既に紅葉が始まっている木を見つけてショックでした。
今年は去年と違って雨の多い夏で、芝も木々も青々としていていいね!と話していたばかりだったのに・・・
やたらと忙しかった日々も一段落で、少しほっとしているところです。
でも、このブログ記事を書いているうちに、明日は親戚のガールズの子守りを頼まれ、土~月にはまた義弟が来るとの知らせ。ありゃりゃ。
また話題が前後してしまいますが、サマーコンサートについてまだ書いていなかったので、記録しておきます。
今年は8月に入ってからでしたけれど、サマーコンサートは大抵「独立記念日」に近い日程。
ですから、いつもアメリカ国家から始まります。
オーケストラの団員になったばかりの頃は、お客様が一斉に起立して、胸に手を当てる様子にどぎまぎしたっけ・・・今はもう慣れました。
いつものアメリカ愛国歌の他、エルヴィス・プレスリーやビートルズのメドレー、2月にも演奏したABBAのメドレー「マンマ・ミーア!」など、ポップスが盛りだくさんの楽しいコンサートでした。
ゲスト歌手は、指揮者がどなたかの葬儀で出会ったという、まだ若い男性。
多分、「あなた素敵な声ね。オーケストラをバックに歌ってみない?気持ちいいわよ~」みたいな勧誘に乗って、来てくれたのだろうと想像します。
指揮者が惚れ込んだだけあり、お客様も伴奏を務める私たち団員も、涙にむせんでしまうほどの、本当に感動的な歌いっぷりでした。
思い出すだけで、今でも胸が熱くなるほどです。
ソロの1曲目からスタンディングオベーションって、初めてだったかも!
ゲスト歌手の他、私たちのコンサートマスターが、今回は歌手として参加。
女性3人組の一員として数曲歌った他、「レ・ミゼラブル」の中から、"I Dreamed a Dream" のソロを披露してくれ、拍手喝さいを浴びました。
この曲ですぐに思い出すのは、スーザン・ボイル Susan Boyle さん♪
2009年にイギリスのオーディション番組 Britains Got Talent に出演した時は、ダサめのおばさんの風貌・・・
誰もがちょっとバカにしているのが明らかに感じられたのに、歌い始めてからの皆さんの表情ったら!
この曲、邦題が「夢やぶれて」ですが、それどころか大きな夢が叶った瞬間でしたね。
東京オリンピックの開会式で流れた「翼をください Wings to Fly」も、実は彼女の歌声だったそう!
そして今回のコンサートのゲスト歌手、Dominic Plummer さんも、「レ・ミゼラブル」の挿入歌 "Bring Him Home" 他を歌ってくれました。
彼はまだ20歳の大学生で、意外なことに専攻は音楽ではなくビジネスだそう。
普段、私たちのコンサートでは撮影も録画も禁止なのですけれど、なぜか今回は彼の歌がアップされていたので、ここにも載せちゃいます。
本格的な機材を使った様子ではないため、音質も画質もイマイチなのがちょっと残念。
でも、雰囲気は伝わることでしょう。
前回のコンサートのヴァイオリン・コンチェルトで、ソロを担当したハイスクールの学生が、今回はコンサートマスターを務めました。
彼も、本格的に音楽の道に進むか、何か他の部門にチャレンジするか、まだ決めかねている様子。
皆さん、多才でうらやましいこと!
高校生から、何十年も続けているベテランのご年配の方々まで、心をひとつにしてみんなで頑張るこのオーケストラ活動が、楽しくてたまりません♪
♪8月6日 のプログラム♪
The Star Spangled Banner アメリカ国歌
The Star Spangled Banner アメリカ国歌
Raiders March (John Williams)
God Bless the USA (Greenwood / Darling)
What a Wonderful World (arr. Lopez)
Tribute to the King エルヴィス・プレスリー・メドレー (arr. Rickets)
You Raise Me Up (Brendan Graham)
You Raise Me Up (Brendan Graham)
Stars and Stripes Forever 星条旗よ永遠なれ (John Philip Sousa)
I dreamed a Dream 夢やぶれて(「レ・ミゼラブル」より) (arr. Krogstad)
Intermission
Somewhere Over the Rainbow 虹の彼方に (arr. Cerulli)
Boogie Woogie Bugle Boy ブギ・ウギ・ビューグル・ボーイ (arr. Glasscock)
Amazing Grace / Down by the Riverside アメイジング・グレース (arr. John Darling)
Armed Forces Salute (arr. Bob Lowden)
Bring Him Home 彼を返して(「レ・ミゼラブル」より)
(Claude-Michelle Schonberg, arr. Krogstad)
America the Beautiful (arr. Carmen Dragon)
Hello, Goodbye: Songs of the Beatles in Condert ビートルズ・メドレー (arr. Rickets)
Mamma Mia Medley 「マンマ・ミーア」ABBAメドレー (arr. Gary Fry)
初めて、ごあいさつを申し上げます。日本在住ですが、いろいろな記事を楽しく拝見しています。
返信削除たまたま、下記のニュースを発見しました。だからどうだということでもないですが、ひょっとしてご関心がおありかと思います。ご存じの通り、日本もコロナ感染が急速に拡大しています。どうなりますか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6e81ce776c339780575b97c823ad84206d94400
でがらしさん、
削除コメントありがとうございました♪
最近は、日本でのコロナの新規感染者数が連日のように記録更新で、ハラハラしながら見守っています。
こちらではほとんど普通の生活が戻っていて、マスクをしている人は滅多に見かけません。
日本より早く今年の1、2月に感染した方が多かったので、今は落ち着いている感じです。
ご紹介くださった記事、確かにそうだろうなと思います。
金管楽器の華々しい音に正比例して、ウイルスが拡散するリスクも高いのは納得です。
私たちは2020年の春と夏のコンサートはキャンセルし、2021年夏に正常に戻るまで、室内楽のような形式で細々と活動してきました。
幸い、リハーサルとコンサートが原因でクラスターが発生することもなく、現在に至っています。