2019/01/06

2019年の抱負と心配事

やっとクリスマスツリーなどの飾りを片付け、普通の景色が戻ってきました。

新年の楽しみのひとつは、年賀状に代わるメールのやり取りです。
日本の家族と親戚や友人たちも、それぞれ生き生きと頑張っている様子・・・愛情あふれる文面を目にすると、飛んで行って会いたくなってしまうな~
嬉しいながら、ちょっとホームシックになりがちな季節です。

さて、一部の方への年賀メールにも書いたのですが・・・
今年はネガティブな言葉なんて決して口にせず、いつも微笑んでいる天使になろうか?
それともいのしし年(亥年)なので言いたいことは我慢せずに、相手によってはをむいてしまおうかと迷っています。

私の牙なんてこの程度だけど・・・


エナジーバンパイア(ネガティブオーラを発しまくり、相手の生気を奪うことで自分が元気になるタイプの人)に接しても影響されない強さは、両方を使い分けることで得られるのかな?
幸いいつも笑顔で心優しい方々がほとんどの環境で、牙のことは滅多に考えずにすむことに感謝です。


具体的な新年の誓いは・・・

昨年かなり頑張ってリスト「ラ・カンパネラ」を暗譜した勢いで、今年はムソルグスキー「展覧会の絵」全曲のピアノ演奏にチャレンジです♪♪♪

これも学生時代に一応弾いたものの、不満足な出来のまま放置していた曲。
特に「バーバ・ヤーガの小屋」から「キエフの大門」に続く最後が圧巻で、弾く度に魂の震える思いです。


錆びついてくる脳みそ刺激のために、英語ももっともっとレベルアップしたいところです。
ネイティブスピーカーの生の英語に日々接することができる環境ですもの、日常生活には困らないからまあいいか・・・なんてハードルを低くするのは勿体ない。
役立ちそうなことは、このブログでもシェアしますね!

ためておくだけでは何の役にも立たない数々のレシピ・・・そのうち作ってみようと思っていた料理もお菓子も、どんどん試す予定。
でも糖質制限など実行中だったり、グルテンがダメという方が増えてきて、差し上げるものには気を遣います。


ところで、この頃よくニュースの話題に上るのが AI(人口知能)やロボットについて。
テクノロジーの発達は喜ばしいことですが、逆に人間がどんどんダメになっていきそうで心配です。
増えた余暇でバラ色の未来ではなく、失業者ややる気のない人があふれるのでは・・・

自分の能力が退化しているなと感じる色々なこと。。。

友人の電話番号など、覚える努力なんてだいぶ前からしていません。
(自分の番号さえ、そらで言えない)
何でも便利になった反面、スマホを持って出かけるのを忘れたら、自宅以外誰にも連絡できない・・・それに、公衆電話そのものがなくなってしまいましたから。
若い頃はちゃんと暗記していたのにね。小学校からの親友の自宅番号は、今でも覚えていますよ。

漢字は読めてタイプすることはできても、手書きでは書けないものがたくさん。
英単語のスペリングもスペルチェックのお世話になりっぱなしで、紙に書こうとすると簡単なものでさえ怪しい・・・

日本に帰国した時には、電車の乗り換え情報もネット任せ。
昔は時刻表とにらめっこで、自分でベストな方法を確認していたのにね。

どこかに出かける時も、この頃はグーグルマップ様が頼り・・・
本当に便利でありがたいけれど、最近まで地図を逆さにしたりしながら(私、方向音痴なので)迷っていたのが懐かしい。


きっと、優秀な翻訳機に通訳を全て任せられる時代も近いことでしょう。
気の遠くなるような時間をかけて外国語をマスターするのが、バカらしくなってくるかも。

楽器演奏も、ロボットには敵わなくなってしまったりして!?
これは2016年の動画でまだかなり音痴ですが、今はどの位上手になっているのでしょうか。


楽器演奏などに自分でチャレンジする意欲が、人間からなくなったら悲しいことです。
ロボットバンドは既に活躍中。全員ロボットというオーケストラも、そのうち登場するかしら?
スポーツに関してもそうですね。ロボット対ロボットの試合・・・観る気がしないけどなあ。

料理も、ロボットのほうが失敗なく無駄なくやってくれるようになるかもね。
将来は包丁を使えない人間が増えてきそうです。

あらあら、ひょっとしたらブログなども、その日に撮影した写真を元に文章自動作成の時代が近いかも?


私の今年の新年の誓い、あと何十年かすると「なぜそんなことに時間をかけているの?」と不思議がられるようになるかもしれないものばかりでしょうか。
そういう時代が訪れた来た時、人間は毎日一体何にワクワクしながら暮らしているのでしょうね。。。

進化には逆行かもしれなくても、私は老体に鞭打って、あえて面倒くさいことを大切にしながら日々を送りたいと思っています。
ひとりでいても思わずニコニコしてしまう真の喜びって、お手軽な娯楽からは決して得られませんから。

もうひとつの目標は、自分のお気に入りのものだけに囲まれたすっきりした環境を整えること。
日本から移住する前にかなり断捨離したはずなのに、またじわじわと物が増えてきちゃった!

決して片付け上手ではなかった娘も、ミニマリストを目指しているそう。
今年は、小さな引き出しのひとつひとつから大きなクロゼットまで、もう一度全て見直すことにしましょう。

皆様にとっての2019年も素晴らしい年となりますよう、心よりお祈りしています。


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2 件のコメント :

  1. こんにちは。
    今日もお邪魔しました★

    わたしも昨年服の断捨離頑張ったんですけど、なかなか減らないものですね。
    クローゼットの一角に少し隙間ができたくらい。
    それでも詰め込んでいたのがゆったり掛けられるようになったと大喜びして、
    年始のセールでまたちょろっと買ってしまって・・・
    元の木阿弥・・・

    先日テレビでイタリアのおうちを突然訪問する番組をやっていたのですが、
    なぜあんなに物が少ないのでしょう?
    こざっぱりとしたお部屋で羨ましかった。
    日本でテレビ局がおうち訪問すると、これでもかって位モノが溢れていて、見ているこちらが恥ずかしくなってしまうこともあるのに。
    お国柄なのでしょうか?
    スッキリ生きたいと思うのになかなかうまくいきませんね。

    物の数は不安の数。
    これあったらいいかな?何かの時に役立つかな?
    確かにそんな考えで捨てられずものが増えているかも。
    今年も引き続き断捨離です。

    SAKURAさんの素敵なおうちを見習います。

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    1. green さん、

      「物の数は不安の数」というのは当たっていますね。
      捨てたら二度と手に入らないという恐怖感もあります。
      ほとんどの場合「あったらいいかも」は「なくてもすむ」ものなのですが・・・

      数年前に日本で買った「フランス人は10着しか服を持たない」という本も、
      目からウロコでした。
      典型的アメリカンガールで山のように服を所有していた著者が、フランスのお宅にホームステイし、上質の服を大切に着回すライフスタイルに目覚めたという話です。
      フランス人は確固たる自分のスタイルを持っていて、流行には左右されないそう。
      食事についても、ただ食欲を満たすだけでなく、情熱を持って味わうことに集中するそうです。
      次々とあれこれ物を買うこともなく、家がごちゃごちゃ散らかっているなんてあり得ないみたいですよ。

      でもアメリカ人も日本人も、こういう本を読んでも「自分には無理・・・」とすぐにあきらめてしまうのかもしれませんね。
      私も、結局使っていないいただき物などを、もう一度整理したい衝動にかられています。
      こんまりさんの番組を観て、便利そうなキッチンの小物などをつい手に取ってしまう回数は減ったかな?
      大変な道のりですが、お互いに頑張りましょう!

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