2016/10/17

北国のパンジー&ビオラ開花期 / 友達の親を何と呼ぶか

紅葉の時期もほとんど終わり、春から夏にかけて庭で育てていた花も、次第に元気がなくなってきました。
ゼラニウムペチュニアはまだ頑張っているものの、マリーゴールドインパチェンスダリアバーベナなどはすっかり枯れて、かわいそうな状態に・・・

美しい花を長期間楽しませてくれたダリアは球根を掘り上げて分球し、来年また植えてみるつもりです。
これについては、また別の機会に書きますね♪

5月の終わりにあちこちに植えた、大好きなパンジー Pansy ビオラ Viola です。


動物が侵入しないよう囲った、野菜ガーデンの柵に飾っていました。

これらも、もう今はほとんど息絶え絶えです。
一緒に植えたスイートアリッサムは、まだ最後の頑張りを見せてくれていますが。。。



でも、ちょっと待てよ・・・???

日本では、パンジービオラが店に出回り始めるのは、ちょうど今頃の時期ですよね。
秋から冬、そして春まで、色とりどりに咲き続け、見る人を元気にしてくれる花♪
切り戻しをせずに放っておくと、5月の連休を過ぎた頃から徒長してきて、段々弱ってくる・・・というサイクルだったと思います。

安くて丈夫で長持ちするので、日本に住んでいた時は、マンション暮らしでも下の写真のように毎年植えて楽しんでいました。


日本でパンジーとビオラが蒸し暑さに耐えられなくなり、終わりを迎える時期が、北国のミネソタでは逆に植え付けのシーズン・・・まるっきり反対なのです。
「日本で」 と言ってしまいましたが、私が住んでいたのは関東地方なので、北海道あたりではミネソタと同様なのかしら?

そして真夏にも元気にずっと咲き続けるのですが、9月から10月にかけて段々弱ってきてしまいます。
ミネソタでは、10月に初雪が降ることも多いですからね。 (今年はまだですが)

厳寒の真冬の時期が長いため、日本と違ってどんな花も庭で生き延びるのは絶対に不可能!
紅葉がすっかり終わると、目に入るのは雪の白と常緑樹のグリーンだけとなる季節も、そう遠くはありません。

生き残っている花を、あともう少しだけ思い切り楽しまなくちゃ。
落ち葉の中にひっそり隠れるように咲いている、季節外れのタンポポもね♪



ここで脱線し、ビオラにまつわる別の話題です。

親友のお母様の名前が Viola だったという話を、今朝夫から聞きました。
花の名前つながりで、ふざけてそのお母様のことを Dandelion (タンポポちゃん?) と呼んだら大ウケだったのですって。

Viola は楽器の名前でもあるので、彼女を Cello と呼んでもよかったかも・・・なんて今さら言っています。
いたずら&おふざけ好きは、昔からちっとも変わらない夫です。

友達の親をファーストネームで呼んでしまうなんて、なれなれしすぎて日本ではほとんどあり得ないことですが、アメリカでは全く違和感なし。
でも子供が小さいうちは、周囲の大人のことを Mrs. ~Mr. ~などと呼ぶように親は躾けます。

子供の成長と共に、友達の親のほうから自分のことをファーストネームで呼ぶよう促したりするのです。
Mrs. ~や Mr. ~では、堅苦しくよそよそしく感じてしまいますから。
上流階級では違うかな・・・(笑)

アメリカでは義父母のことをファーストネームで呼ぶのも、ごく普通です。
(私は Mom, Dad と呼んでいましたが。)
中には、自分の親のことさえファーストネームで呼ぶ人も・・・ これにはびっくり!

礼儀を重んじるのか親しみを優先させるのか、アメリカと日本では色々な面で基準が違い、それぞれのお国柄が表れていておもしろいです。


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4 件のコメント :

  1. USで暮らし始めたとき 名前を呼んでもらうことに 特別な感慨がありました。日本では「苗字さん」だったのに 「名前」・・・教会のキルト仲間からや教会員は「名前」、お気に入りのパン屋さんでも「名前」で呼ばれ、日本人の名前は発音しにくいようなので 慣れるまでちょっとぎこちなく、でも名前で呼ばれるのが嬉しかった。私たちは年上の人は◯◯-sanと呼んでいました。日本人は~さんということを知った人は私たちを「名前さん」と呼ぶ人もいました。英語のチューターが途中からカナダ人のジュリーに変わったとき、最初のうちは「Mrs.苗字」と呼んでいました。 彼女は「カナダ人はアメリカ人より フォーマルなの」と言いました。その後お互い「名前」で呼び合いました。
    UofMを案内してくれた「Lさん」はほぼ毎週会って ケーキ作りなど教えてもらいました。2年間という短い滞在期間で ターキーディナーを仕込んでくれたのは「Lさん」です。帰国後もお付き合いは続きました。日本でもターキーディナーを続けました。ただ、5年くらい前から元気なくなり ターキーディナーは作れなくなっています。(涙)
    また、クリスマスレターを交換しあった友も 少しずつ減っています。こちらも日々の忙しさや体力低下で遅れてしまうことが多いんです。、

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    1. Akko さん、

      アメリカでは、当たり前のようにどこでもファーストネームで呼ばれるのは嬉しいです♪
      オーケストラ仲間同志も、逆にラストネームはよく知らないほど。
      自分より年上の団員でも、悩まずにファーストネームで呼び合えるのは助かります。
      病院でも美容院でもどこでもそうなので、日本にいた時より自分の名前を耳にする機会が多くなりました。

      色々と教えてくださったLさん・・・良い方にめぐり合えてお幸せでしたね。
      ターキーディナー、日本でもちゃんと作っていらしたとはお見事!
      段々と連絡は途絶えがちでも、一緒に過ごした日々の思い出はいつまでも温かく心に残っていることでしょう。

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  2. sakuraさん、

    こんにちは、

    紅葉も終盤のコロラド。そちらの花々が奇麗〜
    春になると一斉に始めるガーデンや菜園、、正直終わって嬉しいです。。汗 (たらたら)
    年齢的なものがあるんでしょうか?準備段階や草取りが大変で、来年は止めようか、など°思案中です。実がつき収穫はとっても嬉しく感謝してますが。。体力減退かな?!

    花々同様、私にも休息が必要です。。笑

    私も義理両親をmom,dadと呼んでんでました。今は呼ばれる側になり、ファーストネームで呼ばれてますが、どうなんでしょうね。。?名前で呼ばれるのが普通って感じがします。

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    1. ねこちゃんさん、
      コロラドも、そろそろ晩秋の気配でしょうか。
      家ではそれほど大規模のガーデンはないのに、花も野菜も本当に手間がかかりますね。
      夏の間はひと通りの水やりだけでも毎日大変ですから、私も秋になるとちょっとほっとします。
      家でも、来年は縮小の方向かも・・・?
      野菜の収穫は嬉しいのですが、実をつけないものなどがあるとがっかりしてしまいますしね。

      私も、こちらでは誰にでもファーストネームで呼ばれています。
      まだ舌足らずの幼い子供たちが名前で呼んでくれると、何だかニンマリしてしまう♪

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