2011/09/20

オーケストラに入団

私たちの住む小さな町から車で30分位の所にある人口約13,400人の町では、Bemidji Symphony Orchestra という市民オーケストラが活躍しています。

私も、ぜひ入りた~い♪♪♪
日本でもアマチュアオーケストラに約15年間所属していたので、みんなと演奏することに飢えていました。

サイトを見たら、入団にはオーディションがあるとのこと。
恐る恐る問い合わせてみた所、ヴァイオリンは人数が足りないのでぜひ!とすぐに返事をいただきました。

オーケストラ活動の経験者ならオーディションなしでOKとのこと・・・ラッキーでした~
私はヴァイオリンを習い始めたのが37歳という遅咲きの花(?)だということも、一応伝えておきましたけれど。

スケジュールを見たら、7、10、11、12月、翌年2、3、4月と毎月のようにコンサートがあるのでびっくり!
今までは定期演奏会が年に1度だけで、あとはミニコンサートが数回でしたので、こんなハードスケジュールについていけるかちょっと心配です。


今日は10月初めのコンサートに向けて、最初のリハーサルでした。
リハーサル4回とゲネプロ1回で、もう本番です。アメリカの作曲家の特集ですって!!

曲はガーシュイン「ピアノコンチェルト ヘ長調」他です。
「ラプソディー イン ブルー」のように有名な曲ではないけれど、ジャズっぽいノリでとてもかっこいい♪
CDを聴きながら練習するうちに、ガーシュインの他の曲にもすっかりハマってしまいました。

ガーシュイン:作品集


練習場所は、大学のバンドルームです。
このオーケストラの活動は、大学や色々な企業がバックアップしてくれているようです。
また年間通してのシーズンチケットを買うことで応援してくださっている方が、大勢いらっしゃいます。
だから練習場所代、楽譜代などもタダ・・・「団費」なしです。何だか夢のよう!

団員に知り合いがいるわけではないのでドキドキしながら部屋に入ると、メールの返事をくれた方が向こうからにこやかに挨拶してくれました。
コンサートマスターやヴァイオリンの他のメンバーも歓迎してくれて、ああよかった・・・

一緒に演奏していると、自分が外国人であることをすっかり忘れてしまいます。
音楽は世界の共通語。
英語は100%理解できなくても、楽譜はみんなと同じようにちゃんと読めるのがうれしい!

メンバーは、11才の女の子から70代と見受けられる方まで老若男女そろっています。
皆さんかなり上手で、最初の練習なのに特に混乱もなく最後まで通せて驚きました。

指揮者は、宝塚の男役風(?)、スラッと背が高くて小顔のチャーミングな女性です。
何だか愛してしまいそう・・・危険だわ・・・


YouTube に載っている、数年前のコンサートの様子です。


これから皆さんと共にどんな素敵な音を生み出せるか、本当に楽しみです♪

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