2021/05/12

アメリカでコロノスコピー(大腸内視鏡検査)体験記3

先週、大腸内視鏡検査を受けてきました。
アメリカにに住み始めてから2度目の検査ですので、最初のようなドキドキ感はなくて、今回は結構余裕でした(笑)

5年前の検査については、こちらをご参照ください。


この時はごく小さなポリープが見つかったため、5年後に来るよう言われてしまったのですが、今回は問題なし!
次は10年後で良いそうです♪

流れは5年前と大体同じでしたので、違った点を中心に書きます。

前回は1ガロン(4リットル弱)もの大量の下剤を飲まなくてはならなかったのが、半量の64オンス(2リットル弱)で良くなり、その点はだいぶ楽でした。

前回と同じく普通の水3,レモンライム味のゲータレード(スポーツ飲料のように少し甘い)1の割合で混ぜたものに、パウダー状の下剤を溶かしました。

これを15分おき8オンス(約240cc)ずつ、2時間ほどかけて・・・
前回は10分おきでしたのでやたらと忙しい感じでしたが、今回は少しゆっくりめ。


でも、前回は特に指示されなかった検査前の食事制限が今回はあったのが、ちょっと大変・・・
3日前から野菜、果物、ナッツ、豆など繊維の多い食べ物は禁止とのこと。

ベジタリアンやヴィーガンではないけれど、肉よりは野菜や果物のほうがもっと好きな私にとって、これは結構辛かった・・・
大体、色彩豊かでない食卓って寂しすぎる。
それに私のおやつタイムには、ミックスナッツが欠かせないのにな~

飢えに苦しんでいる方々も世界には多くいらっしゃるので、このぐらいで愚痴ってはいけませんね。

前回は「どうせ大量の下剤を飲むので、全部出ちゃうだろうから気にしなくていいよ」ってことだったのかしら?(笑)
今回は食事制限があったおかげか、腸がさっさと空っぽになった気がします。

空腹は辛いけれど、腸の中がここまできれいになることは滅多にないので、検査も悪くはないかなと思いました。


さて当日・・・

前回と同じく、与えられた個室で検査服に着替えて待機。待ち時間にはテレビを観ていてもOKです。
色々な手続きを経て、あちこちにサインしてから、ドクターが挨拶に来ました。
「前にどこかで会ったことがある」と急に言われてびっくり。

私は彼のことを思い出せませんでしたが、ドクターの奥様のお父様が、義妹のご主人のお兄さんという関係でした(汗;)
何か大勢での親族の集まりがあった時、紹介されたことがあるようです。

他の所ならともかく、これから黄門様をご披露しなくちゃいけない時に、実は遠い親戚と知らされるのはあまり嬉しくありません(大汗;)


検査室に移動してベッドに横になり、麻酔をかけられる前に、係の方に「どちらのご出身?」と聞かれました。
日本だと答えると、やっぱり!・・・と、にっこり。
彼女は日本に住んでいたことがあるそうで、とても懐かしいとのこと。
幼稚園勤務だったそうで、日本の子供の歌も色々覚えたと嬉しそうに話してくれました。

「ちょっと訛っていても構わなかったら、あなたが眠りに落ちる時に何か歌ってあげるわ」ですって♪
でも歌を聞いた覚えはないので、さっさと眠ってしまったようです。
聞いてみたかったな・・・お気持ちだけ、本当にありがとう!


検査の後・・・

ふと気付くと、検査は無事に終わっていました。
何分位眠っていたのかしら?とナースに聞いたら、ほんの10分ちょっとだったそう。
麻酔と言っても鎮静剤程度の軽いものだったようですので、すっきり目覚めてフラフラもせず、気分は上々でした。

とにかくお腹が空いて、グーグー鳴りそう。。。
まだベッドの上でしたが、アイスウォーターとコーヒーとスナックはいかが?と聞かれ、待ってました!とばかりに飛びついてしまいました。
ごく普通のショートブレッドが、こんなに美味しく感じられたのは初めて・・・

お代わりはいかが?と聞いてくれたので(ナースが天使に見えた)、遠慮なく次はアップルソースを所望しました。
ああ、食べられるって幸せ~♪
それから着替えのために個室に戻り、ドクターから話を聞いて終了。

前回は一輪のバラとカードのおみやげがあったのですが、経費削減のためかそれがなくなってしまったのが、ちょっと残念・・・
コロナのせいで、神経をすり減らすような大変な思いをされた医療従事者の皆様には、こちらから花束を差し上げたい気持ちですけれどね。

前回のようにガスでお腹が張った感じもなく、とにかくまともな食事に早くありつきたくて、迎えに来てくれた夫と共にさっさと家に帰りました。
まだお昼ちょっと過ぎでしたので、ランチに夫が作ってくれた特製サンドイッチの美味しかったこと!

検査後は特に食事制限はないとのことでしたので、食べたくてたまらなかった野菜も夕食にたっぷりいただきました。
大腸さん、またしっかりと消化をお願いしますね。


今年初めての リュウキンカ Marsh marigold を見つけました。
雪割草も早かったけれど、これもいつもの年より少し早い登場ではないかな?


これからは様々な花が咲き始めるのを見るのが、楽しみでたまりません。

2021/05/04

母の90歳の誕生日♪

今日、母が無事に卒寿を迎えました!
90歳って、本当にすごいです・・・私がそんなに長生きできたとしても、あれほど元気にしていられるかしら。


いつも穏やかで周りへの感謝の気持ちを持ち続けていること、自分でできることは人任せにしないで自発的にやり続けることが、幸せな長寿のコツかも?
長い道中色々と大変なことはあったけれど、たくましく乗り越えて今があるのですね。
母の娘であることを、心から誇りに思っています。

日本で一緒にお祝いしたかったのに、残念ながらしばらく一時帰国は難しそう。
でも妹と息子夫婦が、私の分まで盛大に祝ってくれたようで良かったです。

私は、メンデルスゾーン「ベニスのゴンドラの歌(ベニスの舟歌)」(「無言歌集」より)を、ここミネソタの家で弾きました。
一時帰国するたびに、母のリクエストに応えて実家のピアノで必ず弾く曲です。
海を越えて、気持ちだけは届いたかな?



小学生の時にレッスンで習った曲で特に難しくはないのですが、ベニスの情景が目に浮かぶようで、母のお気に入りとなりました。
今まで何気なく何度も弾いてきたけれど、間近で母に聴いてもらえるのはあと何回なのでしょう。
母ではなく、私に何かあるかもしれませんしね。。。そんなことを考える年になってしまいました。



週末は、こちらのオーケストラのコンサートでした。
日本で私が所属していたオケの定期演奏会と同日の予定でしたのに、緊急事態宣言により、去年に続いてまたもやキャンセルとなってしまったそうで、残念でたまりません。
こちらでは順調に開催できているので、何だか申し訳ないような気持になってしまいます。

今回は今までより大きな会場で、お客様の入りも上々。
もちろん、まだマスク着用が義務付けられていますが・・・
この夏からの来シーズンには、やっと元通りハイスクールの大ホールを使わせていただけることになり、ようやく日常が戻りつつあるのだなと実感しています。

コンサートの前半は、ブラームス「セレナード第1番ニ長調」
彼がまだ20代半ばだった頃の作品です。
第6楽章まである長い曲ですが、それぞれの楽章が全く違った性格で飽きることがありません。



第3楽章「アダージョ・ノン・トロッポ」は大変美しいのですが、ゆっくりでやたらと長くてお昼寝にぴったり・・・
聴きに来てくれた夫には「眠るな、いびきかくな」と注意が必要でした(汗;)

とても弾き甲斐のある曲で、自宅練習も本当に楽しかった♪
指揮者からの指示も、「この部分は、恩師シューマンの奥さんクララへの恋心に気付いてしまった若き日のブラームスが、 "Oh, no...oh, no..." とつぶやいている感じでね」とか、
「ここのスフォルツァンド(その音を特に強調して演奏)は、急に誰かをぶん殴る感じではなく、big bear hug をイメージしてね」など、絶好調でした。


途中で休憩の入る長いコンサートも、去年の2月以来のこと。
休憩の終わりを誰がアナウンスするか決まっていなくて、少し混乱がありました。。。

後半は、コントラバスのイケメンな若いソリストを迎え、コントラバスコンチェルトでした。
ハイドンとほぼ同時代の作曲家、ヴァンハルの作品です。(聞いたことない作曲家でした)

こう言ってしまっては失礼かもしれませんが、ブラームスのようにフレーズごとに細心の注意を払う必要がなく、ひたすら明るさに満ちています。
ソリストと初めて合わせたのが、夕方に本番を控えた土曜日の午前中のリハーサルという綱渡りでドキドキ!

最後はグリーグ作曲の「ペールギュント組曲」より「山の魔王の娘の踊り」で賑やかに終わりました。
一度聴いたら忘れない、お馴染みのメロディーですね。
短い曲ですが次第に音に厚みが増し、エンディングは金管もパーカッションもド派手でした♪



出演者数も減らし、ほとんど室内楽のようにまとめざるを得なかった今シーズン。
それはそれで別の発見がありましたが、やはり寂しくもありました。

来シーズンは、ブラームスピアノ協奏曲第2番交響曲第4番、今回演奏した「ペールギュント」の全曲、ブルッフヴァイオリン協奏曲など、フルオーケストラによる魅力的な曲がたくさん予定されているそうで、今からワクワク楽しみです♪

2021/04/29

ミネソタの「困ったちゃん」たち

もう湖が凍る心配もなくなったので、昨日の午前中はドックボートを設置しました。
古くてボロいボートですが、小さなこの湖にはぴったりです。
夫の友人二人が手伝ってくれ、割とあっという間でした。これで、春から秋のお楽しみが増えます♪



終了後に少しくつろいでから、そこら辺をウロウロしていた夫がひょっこり出会ったのは、ビーバー捕りのおっちゃん!(捕獲したビーバー Beaver の毛皮を売ると、お金になるらしい。。。)

数年前の冬に彼の車が雪道でスタックしてしまった時に、夫が救い出したことがあり、「お礼に、ビーバーで困った時に力になるよ~」と言ってくれていたっけ・・・
(ミネソタならではの、物々交換ならぬサービス交換です)

実はここのところ、湖沿いの木をビーバーが荒らしまくって困っています。
その鋭い歯で多くの木がやられ、このままでは裸にされそう。


画像は Wikipedia より

夫はいつか自分でを使って仕留めるつもりだったらしいですが、良いタイミングで出会った彼に頼むことにしました。

近所の家の庭でゴーファー gopher が出没しているのを退治した後に、こちらに向かうとのこと。
ゴーファーとは、ミネソタに多く生息するげっ歯類の小動物です。
地面にトンネルを掘り、きれいな芝地も農作物も容赦なく荒らしまくります。

画像は PROTEC より

話が脱線しますが、我が家と湖をはさんで向かい側に住む友人の庭は、ゴーファーにボコボコにされています。
ゴーファーが中指立てている画像を見つけて、友人の留守中に庭に置いておいたら、大いにウケて爆笑されちゃった!



・・・はい、脱線は以上で、ビーバーの話に戻ります。

今シーズン初めて湖に浮かべたボートで、ビーバー捕りのおっちゃんと夫はさっそく現場へ。
手際よく、罠を3つ仕掛けてくれたそうです。

その間に友人のひとりから電話がかかってきて、相談があるとのこと。
何か真剣なお悩みかと思ったら、ガレージにシマリス chipmunk が入り込んで、捕まらずに困っているそう(笑)

リス用の罠を持ってなかったっけ?と聞かれちゃった。
「このままでは、色々かじられて荒らされちゃう~!」と、田舎ならではの心配事でした。
残念ながら家にそんな罠はないことを伝えたら、翌日に町に買いに行くと言っていました。

リス類は庭で見る分にはとても可愛らしいけれど、屋内に入り込まれたら大変なことになります。
入り口のドアを開けっぱなしにしておくのは、ちょっとの間でも厳禁です。

画像は Extension より


次から次へと、いたずらな動物たちの話題がてんこ盛りの日でした。
夕食時に夫と共に1日の出来事を振り返ったら、二人とも笑いのツボにはまってしまった!
しばらく食事どころではなくなって、悶え苦しみました。
腹筋めちゃ痛い・・・!

日本に住んでいた時には、絶対起こらなかったことばかり。
都会育ちの私が、このド田舎で動物関係のドタバタに巻き込まれているのが、やたらとおかしくって・・・


ビーバー捕りのおっちゃん、昨日仕掛けた罠を確かめに、今日もさっそうと登場しましたよ~
何だか可愛い格好だ。。。(隠し撮りしちゃってごめんなさい)


罠を仕掛けた場所に出かけると、見事に2匹かかっていたそうで、大きいほうは背負いかごに、小さいほうは手にぶら下げてテクテク帰ってきました。
ビーバーたちには気の毒だけれど、その様子を見ていたら、ああ、またまた腹筋崩壊だ~

思ったより多くのビーバーがうろついているらしいので、明日もっとたくさんの罠を持って来るそうです。

愛嬌のある顔した彼らも一生懸命生きているわけで、動物たちには申し訳ないのですが・・・
ここは、実に平和です♪