2012/12/01

絶品!ワイルドライスのキャセロール

息子の誕生日の料理に使った、ワイルドライス wild rice について、もう少し詳しく・・・

ライスと言ってもお米とは違います。
イネ科マコモ属の植物の種子で、元々は湖岸や川べりなど浅い湿地に自生していたそう。

この辺の店では、黒っぽい種類(鉛筆の芯みたい!)と茶色っぽい種類のものがよく売られています。
茶色い方が、でき上がった時にもっとふっくらした感じで、私はこちらの方が好き♪


ナッツみたいにプチプチした食感。 味には変な癖もなく、香ばしさがあってとてもおいしいで~す。
栄養的にも優れたヘルシーな食材ですが、育てるのが簡単ではないらしく、普通の白米より高価です。


昨日作ったワイルドライスのキャセロール、30年近く前にいただいた本の中でみつけたレシピに、少し手を加えました。
もう何十回作ったことか・・・めずらしいので、日本の家族や友人にも好評でした。
しょうゆが良い隠し味になっているかな?



ワイルドライス、今では日本でも手に入りますね。
ミネソタではメイン料理の付け合わせとして、レストランでもポピュラー。
スープやサラダに使ったり、パンの生地に加えたり、色々な使い方があります。

私の自慢のレシピも、ぜひお試しくださいね♪


Wild Rice Casserole 
 (ワイルドライスのキャセロール)

材料  
 生のワイルドライス  1C
 水  3C
 牛ひき肉   1ポンド (450g)
 一口大に切ったベーコン  4枚
 スライスした生のマッシュルーム  1/2ポンド (225g): 小1パック位
 みじん切りセロリ  1本分
 みじん切り玉ねぎ  大1/2個分
 バター  大さじ4
 みじん切りブラックオリーブ  大さじ3
 しょうゆ  大さじ2
 サワークリーム  1C
 塩  小さじ1/2~
 ブラックペッパー  少々

作り方
 1) ワイルドライスは軽く洗って鍋に入れ、水と塩小さじ1を加えて45分位ゆでる。
   (もし水が少なくなったら途中で足して、こげつかないように。)  ザルにあける。
 2) フライパンでベーコンを炒める。出てきた脂は除き、別皿に移す。 牛ひき肉も同様に。
 3) 汚れを拭いて、マッシュルーム、セロリ、玉ねぎをバターで5分ほど炒める。
 4) 大きなボウルなどに、しょうゆ、サワークリーム、塩こしょうを混ぜ合わせる
   ワイルドライス、牛ひき肉、ベーコン、野菜類、ブラックオリーブを加えてよく混ぜる。
   キャセロールに移す。
 5) ホイルでふたをし、華氏350度 (約180℃) のオーブンで20分位、熱々になるまで焼く。
   (中身には火が取っているので、ラップをしてレンジでチンだけでも良いかも?)

*これは、6人分の材料。 パーティーの時はいつも倍量で作っています。
*アメリカの1カップは、約240ccです。
*お好みで、 water chestnuts (栗ではなく、クワイに似た感じのヒシの実)や、 slivered almonds
  (細切りアーモンド)などを加えても結構です。

2012/11/30

ビビビビビンゴでハッピーバースデー

今日は息子の誕生日!
狙ったわけではないのですが、偶然にも義弟と同じ日です。

初めて我が子を胸に抱いた時の感動は、今思い出してもウルウルしてしまうほど。
もう、はるかに遠い日のことなのに。

誕生日当日を息子と一緒に過ごすなんて、何年ぶりでしょう・・・
色々あって、ずい分遠回りしてしまったけれど、彼がこうして元気に毎日を過ごしてくれていることに感謝です。

この年になって、今さら親と同居なんて・・・と少し心苦しく思っているようですが、まあいいじゃないの。
日本だったら、別にめずらしくもないし。
近々羽ばたいていくための、ほんの短い準備期間だと思っています。


去年は、シアトルで仕事をしていた彼。
12月に入ってから私たちに会いに来てくれた時、肉じゃがなどの純和食で迎えました。

今年の誕生日は、家族みんなが大好きなワイルドライス wild rice を使った料理でお祝いしました♪
ミネソタではとてもポピュラーなワイルドライス、シアトルでは一度も口にしなかったそう。
自分で言うのもなんですが、このキャセロールは本当においしいですよ~ レシピはまた次回・・・



リクエストで、ブルーベリーチーズケーキも焼きました!
冷凍のブルーベリーなので、見た目はいまいち。 でも、お味はばっちりでした。



そして、今日の目玉(?)はこれ♪

彼がまだ小学生の頃ゲットして、誕生会の時には必ずやっていた RAP de BINGO ラップでビンゴ です。


このCDには、ハウス調、レゲエ調、ヒップポップ調、3タイプ×2種ずつ、全部で6パターンのラップミュージックが入っていて、それぞれの曲の後に数字が読み上げられます。

その歌詞が、笑っちゃう!

「ビビビビビンゴ、ビビビビビンゴ、盛り上がれ~、盛り上がれ~、揃えばあなたもハッピーハッピー!」
「ビンゴちゃん、ビンゴちゃん、まだまだこれからビンゴちゃん、行け!目指せ!豪華景品!」 とか。

一度聞いたら、頭から離れなくなってしまします。
めちゃくちゃノリが良くて、誕生会に招待したクラスメイトたちも、毎年とても楽しみにしていましたっけ。

受け取った景品が何だったかは忘れても、多分みんなこのCDの曲は忘れていないと思う・・・

そのビビビビビンゴを、家族3人で大騒ぎしながら久しぶりにやってしまいました。
景品は、しょぼいものばかりなのですけどね。

いくつになっても、おバカな家族です。。。
こんな親でごめんね、息子よ。

小学校での実習を終え、今は中学で教育実習中。
自分があれこれ悩んだ分、子供たちの心の痛みもわかってあげられる教師になるのではないかしらね。
何が幸いするかは、あとで振り返ってみた時に初めてわかるものです。


おまけ 庭にオコジョ ermine が!
      至近距離で初めて見ました♪
      まるでぬいぐるみみたい・・・かわいすぎてびっくりです!!


2012/11/27

Life of Pi(パイの物語) ちょっとネタバレ?

先週こちらで公開になった映画、 Life of Pi (ライフ・オブ・パイ / パイの物語)を観てきました。

夫から、そういうタイトルの映画をやってるから行こうよと誘われた時には、お菓子に関係ある話?パティシエの奮戦記とか?なんて思ってしまいました。

ありゃりゃ、お菓子の pie じゃなくて、円周率と同じスペルの pi なのね。
Pi は、主人公のインドの少年の名前です。
息子も観たいと言うので、3人で一緒に行くことになりました。



アン・リー監督によるこの映画、原作はヤン・マーテル Yann Martel という作家の同タイトルの本です。
2002年にブッカー賞を受賞。 1年以上もベストセラーが続いたという、すごい作品です。
(私は、この本のことは全く知りませんでしたが、ぜひ読んでみたいです。)

日本語訳の本も、販売されていますね。


物語のあらすじは・・・

パイが16歳の時、動物園を経営していた父親の決断で、一家はインドからカナダに向かいます。
途中、太平洋上でひどい嵐に巻き込まれ、乗っていた船がパイの家族もろとも沈没してしまいます。

どういうわけか、パイシマウマオランウータンハイエナ、それにベンガルトラが、一隻の救命ボートで運命を共にすることになります。

そして、227日間の壮絶な漂流生活を経験した後の結末は・・・!?



ぜひ3Dで観たかったのですが、残念ながら私たちが行った回はそうではありませんでした。
でも、それで正解だったかも・・・

多分、嵐のシーンでは船酔い気味になったでしょうし、トラが飛びかかってくるシーンは、マジ怖かっただろうな。
動物が出てくる物語とはいえ、小さいお子さん向きではないですね。


パイを演じる役者は、インド全国からの約3,000人の応募者の中から選ばれたそう。
全くの素人であった、新人スラージ・シャルマ Suraj Sharma の迫真の演技がすばらしかった!

夜の海面に光る無数のクラゲ、ネオン色に輝くクジラ、地面を覆い尽くすほどのミーアキャットが住む島、インドのお祭りやダンスのシーンなど、夢のように美しく、大スクリーンで観る価値のある作品です。

そして、リチャード・パーカー Richard Parker なんていう名前を持っているベンガルトラ!! 
パイに決して負けない役者でした。

でもね、あんな狭いボートの中で、あの至近距離での撮影は、どんなによく慣れたトラでも無理。
別々に撮影してあとで合成したのかな?なんて思っていたら・・・

あらまあ、ほとんどのシーンがコンピュータグラフィックスだったことがわかりました。
製作には、莫大な費用と気の遠くなるような時間がかかっているに違いありません。

海のシーンも、台湾の空港跡に設置された巨大タンクを使って、撮影されたそう。
デジタル技術の進歩には、本当に驚かされます。


本物に見えるものが、実は作られたもの。
映像もさることながら、一体何が現実だったのかを考察してみる・・・実はそれが物語の核心のようです。

哲学的な内容で、人によって色々と違った解釈の仕方があるでしょう。
笑顔のハッピーエンドを期待していたのですが、ええっ?という感じ・・・
きっとこれからしばらく、この映画について「ああでもない、こうでもない」という思いが渦巻くことでしょう。

主人公は子供の頃、インドのヒンズー教、そしてキリスト教、次にはイスラム教にも次々とハマり、どの神も分け隔てなく愛すという独特の宗教観を持っています。
Faith ・・・ 神への信仰、そして自分自身に対する信頼も、この作品の重要なテーマです。

インド訛りの英語は聞き取りにくい部分もあり、夫でさえ理解できなかったセリフがあったそう。
私は、頭の中でかなりすっ飛ばしていました。


それにしても、沈没した貨物船が日本製だったというのが、何だかなあ~
船の名は「ツシマ丸」、サバイバルキットなどにも日本語表記があるし、ほんの少しですが日本語のセリフも聞けました。

日本では、「ライフ・オブ・パイ 虎と漂流した227日」という邦題で、2013年1月に公開されるそう。 
ぜひご覧ください!


家に帰ると、ネコのキキがのっそりと迎えてくれました♪
同じ仲間ですから、トラのミニチュア版みたいな顔しているけど、全然迫力なくてかわいいなあ。