2011/11/06

シナモンロール

日本のおいしい食べ物が、この頃とても懐かしくなってきました。

お寿司や、種類の豊富な旬の野菜&果物。どうってことない油揚げやこんにゃく。
そして、おいしくて芸術品のように美しいケーキ、皮がパリパリで中はふわふわだったりするパン・・・

   あああ~っ 思い出しただけで、ヨダレが!

こちらではパンやケーキの専門店が見当たりませんし、スーパーで売っているパンはどれもイマイチ。

そこで、久しぶりに家でパンを焼いてみることにしました。
日本でパン教室に通っていたので、道具はひと通りそろっています。

何度も焼いたことのある、失敗知らずの 「シナモンロール」 に挑戦!

ホームベーカリーは持っていないので、手ごねです。
粉もイーストも違うため、一抹の不安が残りますが、まあやってみましょう。

こねてみると、何だかいつもよりずっと早く、生地が伸びの良い状態になってしまったみたい・・・

   おい・・・大丈夫か・・・?

気を取り直して、日本から持参のオーブンレンジの発酵機能を使い、一次発酵は良い具合に終了!

ベンチタイム10分後に成形して型に入れ、二次発酵が終わったところです。
おお~っ、大成功の予感ではないですか!


発酵中に予熱をすませ、今度はアメリカの大型電気オーブンで焼きました。
焼き色もいい感じ・・・!


フロスティングをたら~りと上にかけ、さっそく焼き立てを頬張りました。

う~ん、日本で焼いた時と何か違う・・・もう少し、しっとりふんわりしてたはずなのに~
なぜかいつもより、パサパサした感じ。
小麦粉?イースト?それともオーブンのせい?

まだまだ、研究の余地がありそうです。あきらめずに、また頑張ります♪

2011/11/03

夜の運転

日本では、私はずっとペーパードライバー・・・
車の運転は、夏休みにちょこっとミネソタに来た時だけでした。

昼間はまだいいとしても、夜の運転は苦手です。
若い頃から運転し慣れている人には笑われちゃいますが、本当に怖いのだもの。

ただでさえ運転はビクビクなのに、この辺のハイウェイには街灯なんて並んでいません。
自分の車のライトに照らされる黄色いセンターラインをひたすら見つめながら、必死の形相となります。

対向車のライトが見えてくると、もう心臓バクバク。
私の走ってる車線、合ってるよね・・・と急に心配になります。

町に出た帰りには、ハイウェイを時速60マイル(100キロ近く)で飛ばして、家まで30分ほどかかります。
やれやれ・・・きっとその度に、眉間のシワが深まっていくに違いありません。

しかも今の季節はちょうど鹿狩りの時期の直前で、やたらと鹿の数が多いらしい。。。
車にはねられた鹿の死体も、今までに何度も見たことがあります。
ハイウェイには、"Watch for deer (鹿に注意)" を意味する、こんな標識が!


高速運転中に鹿にぶつかると、車のダメージは大変なもの。
フロントグラスに鹿の角が突き刺さったなんて話を聞くと、ぞっとします。

下の写真は、鹿に激突してしまった知り合いのトラックです。
つい最近の事故・・・怖いよ~


運転中、実際に鹿の姿を目にすることもこともしばしば。
たいていは、道路の脇にぼうっと立っています。 飛び出して来ないでね~
ハイウェイを親子でトコトコ横断している姿を、すぐ近くで見たこともあります。

皆さん、お願いだからベッドに戻りましょうね~
心の中で子守唄歌っても、あんまり効果なさそうだし・・・


前後・対向車線に全く車が走っていない時には、何だか宇宙の果てに迷い込んでしまったような錯覚を覚えることもあります。

・・・っていうか、こんなにだだっ広い土地を、東洋の片隅からやってきた私が勝手にひとり占めしちゃって、ブンブン飛ばして、本当に申し訳ありませんね。。。

夜の運転、数をこなすうちに平気になる日が来るのでしょうか。

2011/11/01

フルートコンチェルト

11月13日のコンサートに向けて、オーケストラの練習が始まりました。

今回のメインであるフルートコンチェルトは、アメリカの作曲家クリストファー・ラウズ Christopher Rouse の、バリバリの現代音楽です。
最初に YouTube で聴いた時には、頭の中が?????状態でした。

この動画のソリストが、私たちの本番で吹いてくれるのだそうです。 へえ、すごいな~


どこか尺八の音を思わせるような、ゆったりとした第1楽章の後、第2楽章はいきなり脳みそがかき回されるようなカオス状態・・・
私が弾くファーストヴァイオリンの楽譜は、こんなです。 ピアノで音取っても、わけわからない!


けれども第3楽章の途中からオーケストラだけのテーマが登場し、鳥肌が立つほどの壮大さです。
フルートのソロが入ると、やがてそれも波打ち際の砂の城のように崩れ去り、混沌状態に戻ってしまうのですが。
・・・そしてしばらくすると、どこからかまたあのテーマが!

第4楽章はまたしてもカオス・・・でも、フルートソロに加えて他のフルート3本との掛け合いがとてもスリリングで、めちゃくちゃかっこいいこと!
どのパートもちゃんと数えていないと、絶対落っこちるよ~ 誰か1人が落ちたら、全体が崩壊しそうな気配です。

そして最後の第5楽章で、私は天国に行っちゃいました。
それまでの苦労が報われるような、この世のものとは思えない美しさ♪

第5楽章だけの抜粋の動画は、こちら・・・


今まで私は現代音楽には全く食指が動かず、いつも敬遠していました。
この曲の楽譜を渡された時も、何てつまらない・・・と最初は思ってしまったわ。

慣れ親しんだベートーヴェンドヴォルザークなどの、調和のとれた響き、口ずさむことのできる美しいメロディーが、無性に恋しくなりました。

けれども不思議なもので、何度も何度も聴いて、何とか音をちゃんと追えるようになってくると、この未知の領域の音楽に、魅力を感じるようになってきました。

他の団員も、こんなの本当にやれるのかいな?と懐疑的でしたが、今日初めて合わせてみたら、
うん、なかなかいい感じ・・・

指揮者の力量に負うところも大いにありますが、皆さんの努力もすばらしいです。