2023年ももう残り半分・・・月日の経つ早さに驚いています。
6月の我が家の庭は、とても賑やかです。
しばらく前から1匹のウサギが住み着いていて、私たちがかなり近づいても逃げもしなくなりました。
このウサギ、とても可愛らしいけれどいたずらもします。
パンジーの花の部分を、全部食べられてしまった時はがっかりだったなあ。
ゼラニウムは茎の部分が美味しいらしく、きれいに咲いた花や蕾、葉が地面に無残に残されていたことが何度も・・・
ゼラニウムを自分で植えた夫は怒って、今度見かけたら銃を取り出すぞ!とまで言うので、放っておくわけにはいきません。
ウサギは、ゲストキャビンのデックの下に住み着いているらしい。
ある日、「ウサちゃん、ちょっとお話があるのだけど」と話しかけてみました。
日本語に慣れているらしく(笑)、じっと聞いている様子。
大切に育てている花を荒らされると困ることを話したら、「わかった」という顔をしていました。
「いくらでも生えているクローバーだったら、好きなだけ食べていいからね。でも、これ以上他の花を荒らしたら、じいさんに『ウサちゃん天国』に送られちゃうかも」
と言ったら、スタコラ逃げて行ったのです。
人間の都合で、勝手な言い分になってしまって申し訳ないのですが。
不思議なことに、それからしばらくの間は花の被害はなく、幸せそうにクローバーをむしゃむしゃ食べている姿を見かけました。
人間の言葉はちゃんと通じるのだな♪
夫は、日本語のわかるウサギで良かったねと笑っていました。
しばらくすると忘れてしまったらしく、その後また何度かゼラニウムが被害に逢ったのですが、今度はプランターをウサギが届かない高い位置に置くなどの工夫をしました。
銃を取り出しそうな勢いだった夫も、ウサギのつぶらな瞳に負けちゃった。
何と市販のウサギの餌を買って来て、庭の隅に置いたりして可愛がっています。
6月に入るとカメの産卵時期で、庭のあちこちに母亀がウロウロしていました。
車をバックさせようとすると、体の大きなカミツキガメがいて、夫がほうきで何とか移動させたことも・・・
素手で触るのは厳禁ですからね。
ウサギとカメ。これから競争が始まるところかな?
カメのお母さんたちが長い時間をかけて地面に穴を掘り、一生懸命に産んだ卵も、スカンクが荒らしにやってきて食べられてしまうことが多いです。
鼻でクンクン地面のにおいを嗅いで、卵のありかをつきとめるようです。
6月初めには、小鹿もウロウロしていました。
白い鹿の子模様が、はっきりとわかりますね。
ウサギと同じく、あまり人を怖がらない様子でしたが、しばらくすると雑木林に姿を消しました。
元気に育ってね。ハンターたちに気を付けて・・・
今週末はアメリカの独立記念日の集まりが義妹宅であり、娘一家が初めてベビー連れでやって来ます。
ワンコ2匹も一緒に、まずは我が家に来るのですが、庭でスカンクに遭遇したらどうしましょう・・・!
いつもはここの庭では放し飼いで、都会住まいのワンコたちに思い切り自由を味わわせてやるのがみんなの喜びです。
でも今回は、リードを使わないといけなそう。
娘のコーギーについてはあまり心配していませんが、婿殿の猟犬が可愛いウサちゃんを捕えてしまったり、スカンクやカミツキガメにちょっかいを出したら・・・と考えると恐ろしくなります。。。
上の写真のウサちゃんの他に、最近子ウサギも時々見かけます。
手のひらに乗りそうなサイズですが、元気に飛び跳ねている様子が本当に可愛い!
今のは妖精!?と思うほど♪
マダニの数はやっと減ってきたものの、他の虫の活動が活発になってきました。
入り口のドアのすぐそばに、何かの虫のフンがいつも同じ場所に落ちていて、ほうきで掃いても翌日にはまた出現。
上を見ても何もなくて、屋根の上に何か住んでいるのだろうかと不思議に思っていました。
すると、何とライトの裏にスズメバチが巣を作り始めていたのです!
ちょうど死角になって、私たちには見えていなかった・・・
まだそれほど大きくならないうちに発見でき、被害もなくて良かったです。
危険と背中合わせも多いミネソタライフですが、小さな喜びも色々と♪
毎年夏至の頃に咲く野生の花で、会うのを楽しみにしているものがあります。
白とピンクのレディーススリッパ (Lady's slipper)・・・ミネソタの州の花に指定されています。
数年続けて鹿にやられ、花が咲かなくなってしまった株から数メートル離れた所に、今年は別の株が群生しているのを見つけたのです!
すぐそばに、黄色の花もまとまって咲いていました。
フリフリのリボンに飾られているような様子で、こちらもきれいだこと。
ウサちゃんに「食べてはだめよ」と教えたパンジーは、その後元気に咲き誇っています。
花もウサちゃんも、両方とも健やかでいてくれますように・・・
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