2023/09/08

開拓者たちの面影が残る場所

アメリカで「夏の終わり」とされるレイバーデイの週末が開け、いよいよ学校が始まりました。
先週末は婿殿がハンティングに出かけたそうで、またもや娘が赤ちゃん連れで登場!
今回はワンコは1匹だけだったので、1ヶ月前より少しは楽だったかな?

生後4ヶ月となった孫ちゃんはずい分しっかりしてきて、グランパの「飛行機ブ~ン」に大喜び。
まだ「あ~あ~」しか言えませんけれど、一生懸命私たちのおしゃべりに参加しようとしている感じです。

4泊して娘たちが帰ると、やれやれ・・・
孫は可愛くてたまりませんが、張り切り過ぎてジジババはちょっとお疲れ気味です。

ミネソタの9月にしてはめずらしく、娘たちの滞在中は毎日気温が30℃を超えたため、エアコンをつけっぱなしでした。
慣れていないので、それも体調が少しおかしくなった原因かも?

その後急に気温が下がりましたが、今日は22℃位の気持ちの良い日♪
久しぶりのウォーキングを、夫婦で楽しむことができました。
木々の一部は、少しずつ秋の色に変わりつつあります。

開墾すれば無償で土地が手に入る、ホームステッドという法律があった頃の名残を留めている場所に行ってみました。


上の建物は、鹿のハンティングシーズン中に、近所の友人が身を隠すのに使っているみたいです(笑)
彼はいつも私たちのドライブウェイを雪かきしてくれるので、代わりに私有地でのハンティングを許可しています。

鹿が健康に(美味しく?)育つよう、友人はチコリや大根などを植えて食べさせています。
許可は与えていますけれど、人の土地を自分の好みの農地にしちゃっているのが、何だか不思議・・・
チコリは、薄紫色の花も可愛い♪


上の建物はまだ原型を留めていますけれど、下の写真の建物は、ほとんど崩壊しちゃっていますね。
その当時、ミネソタの厳しい冬を一体どうやって乗り越えてきたのでしょう。


石を組み立てた土台が残っている場所も・・・すっかり苔むしていますが、何が建っていたのかしら?


手動で地下水を汲み上げるポンプもあります。動かしてみると、今でもちゃんと水が出てきます!


これは、何に使っていたのかな?
バケツや洗面器のようなものが、あちこちに残っています。


縁あって、今では我が家の土地の一部となっていますが、昔はどんな人たちが住んでいて、どんな経過で夫の祖父の手に渡ったのか、興味津々です。
(夫は40年以上前に、祖父からこの土地を買い取りました)
この道具たちに向かって耳を澄ますと、当時の会話が聞こえてくるかな・・・?

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