2023/05/15

夏が来ちゃった? / ベートーヴェンの「ワルトシュタイン」

娘の家から戻った1週間前には、湖の氷が溶け、雪もすっかり消えていたことに驚いたのですが、その後は突然夏のような暑さに!

ここ数日は少し落ち着いたものの、最高気温28℃位の日がしばらく続き、日なたでは30℃を超えていました。
華氏表示ですと、よけいに暑く見えますね。摂氏30℃は華氏で86度です。


雪割草がそこら中に顔を出しましたが、あっという間にピークを過ぎてしまった感じ。
せっかく春を告げてくれたのに、夏の暑さでしたもの。


今は、Large-flowered Bellwort (和名はわかりませんが、ユリの仲間)のうつむいた花、水辺に生える Marsh marigold(和名はリュウキンカ立金花) の黄色い花が、あちこちに目立ちます。



1週間前にはポツポツと点のようだった若葉も、日に日にむくむくと大きくなってきています。
(これが、秋になるとまた全部枯れ落ちて、落ち葉かきをしなくてはいけないのですが、今は考えないことにしましょう)

さすがにもうの降りる心配はないと思うので、近くのグリーンハウスで、花と野菜の苗を少し買ってきました。
来週は、他にもたくさんある店をはしごして、大量に購入する予定です。
プランターに植え付けるのはひと仕事ですけれど、これで夏の終わりまで楽しめます。



初孫の誕生騒ぎでしばらく中断していたピアノの練習も、やっと再開♪
去年の1月から始めたベートーヴェンピアノソナタ全曲に挑戦という企画、まだ続いていますよ~
以前弾いたことのある曲も含めて、第1番から順に弾いています。
今は、第21番「ワルトシュタイン」です。「ヴァルトシュタイン」と表記されることもあります。

聴力の衰えに絶望して「遺書」を書いたほどだったベートーヴェンが、それを克服し、難聴と共に生きる決心をした頃の作品だそう。
まばゆいほどに輝かしく希望にあふれた曲の裏には、そんな苦しみがあったとは・・・
曇りのない圧倒的な明るさですが、ここまでの境地に達するには、どれほどの気持ちの葛藤があったことでしょう。

この時期に、これまでより音域の広いパリのエラール社製のピアノをプレゼントされたことで、新たな挑戦をしてみたくなったことは確かです。
「ワルトシュタイン」はベートーヴェンの支援者だった伯爵の名で、この曲は彼に献呈されています。

和音の速い連打というめずらしい出だしも、それまでのピアノでは不可能だったようです。
何だかロックっぽくてかっこいいなあ!
第3楽章でニコニコしている角野さん、気持ちわかるよ♪



オーケストラのコンサートは、4月末は出演しそこなってしまったまま今シーズンは終わり。
来シーズンの7月のコンサートまで、しばらくひと休み・・・2月から毎月コンサートが続いて練習に忙しかったので、少しほっとしています。


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