2022年の「新年の誓い」のひとつは、ベートーヴェンのピアノソナタを、第1番から順に制覇することです。
全部で32曲あるので、毎月1曲として、既に弾いた曲は飛ばしても3年ぐらいかかると思いますが。
2月は第2番を練習中。
この曲も1月にチャレンジした第1番もわかりやすいので、初見でも割とどんどん弾けますけれど、これから鬼のように難しい曲も出てきます。どうなることやら・・・
ゲームにハマる人と多分同じ心境で、難しければ難しいほど、やるぞ~という気持ちがふつふつと湧いてくるのですけれどね。
ピアノを習っていた時は、「月光」「悲愴」「熱情」のいわゆる「三大ソナタ」の他、数曲を弾いたきりでした。
初めてこれらの楽譜を手にしたのは、まだ小学生の時・・・今まで見たこともないほどの分厚い楽譜が2巻に分かれていて、何とケース入りだったことにワクワクしたものです。
多分、 Op. 49-2「やさしいソナタ」あたりから始めたのではなかったかしら。
「テンペスト」も「月光」も発表会で弾いたな~
思い出いっぱいの楽譜は、ピアノ教室への度重なる持ち運びの後、何度かの引越しにも揉まれ続け、ずい分貫禄いっぱいです。
今年じっくり向き合うことに決めたら、50年以上の経過によって沁みついたケースの汚れが気になりました。
紙製のケースですので、注意してそっと拭いてみることに・・・
上面の部分だけですけれど、意外ときれいに汚れが落ちました。
まだそのままの第2巻と比べると、違いが歴然です!
子供の頃から、楽譜を使い終わるたびに律儀にケースに戻していました。
ですから、汚れは私の手垢が主でしょうが、きっと実家や結婚後に住んだ数ヶ所の家とピアノの先生の家のほこりなども混ざり合っているのでしょう。
レッスンがある日は、放課後に学校から家に戻らずに先生のお宅に寄れるよう、いつも母が楽譜を先生のレッスン室に届けておいてくれました。
当時は特に母にお礼も言わなかったけれど、今考えると本当に有難いことです。
両親が私の人生に「音楽」というプレゼントを用意してくれたことを心から感謝しているので、私も自分の子供たちに同じことをしました。
いつか孫ができたら(そんな日が来るのかな?)、その子たちにも受け継がれたら嬉しいな。
練習と並行して耳からもじっくりとインプット中なのですが、ベートーヴェンのピアノソナタは本当に名作の宝庫ですね♪
力強さ、神々しさ、優雅さ、悲しさ、温かさ、優しさ、時には少しおどけてみたり、表現の幅の広さに驚かされます。
年を重ねて円熟味を増した私が(笑)、それをどのように鍵盤に再現していくのか、自分との出会いも楽しみな数年間になりそうです♪
今年はベートーヴェンが主役の年!って決めましたけれど、もちろん他の作曲家の作品も色々弾き続けています。
あらら、夕べはさっそく浮気の虫がうずうずと・・・
YouTube で、森本麻衣さんという才色兼備のピアニストのチャンネルに登録しています。
そこで紹介されていた、ブラームスの「間奏曲」Op. 118-2 に一目惚れ・・・いや、一耳惚れと言うのでしょうか。
今日さっそく弾いてみました!
昨日まで知らなかった曲をお迎えする場所を、新たに心の中に見つける・・・これは無上の喜びです。
また素晴らしい友に出会えたような気持になります。
楽器を弾くには、身体の調子も整えておかなければなりません。
ウォーキングにせっせと出かけていますが、今年は雪が深くて大変!遭難しそうですっ!!
北京オリンピックの途中のTVコマーシャルで、森の中から「ジュラシックパーク」に登場するような恐竜が出てきたのを見たせいか、こういう足跡を見つけるとちょっとドキッとします。
実際には、鹿がジャンプした時の跡らしいのですが・・・
先ほど、北京オリンピックのフィギュアスケート男子ショートプログラムを観ていました。
羽生結弦選手が、まさかのミスで8位とは残念・・・
すごいプレッシャーだっただろうな。お疲れ様でした。
鍵山優真選手の軽やかでスムーズな動き、楽しそうにすべっていて好印象でした。
アメリカのネーサン・チェン選手は、期待通りの完璧な演技!
平昌オリンピックから4年間、人生の全てをスケートに捧げていたのだろうなあ。。。
私のようにあっちもこっちも手を出したがる人は、彼らと違って何でも中途半端ですけれど、それはそれでまあいいかなと思っています。
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