2020/10/17

マスク増殖中 / デジャヴ / 初雪!

武漢で新型コロナウイルスが猛威を奮い始めた頃、アメリカ人にとってはまだ「対岸の火事」で、あまり問題にされていませんでした。

マスクに対する認識も今とは全然違い、あくまでも重病人がするもので、風邪をひいたぐらいで使うなんてあり得なかったのです。

店でマスクを売っているか尋ねると、「仮面のこと?」とか「防寒用の、顔をすっぽり覆うカバー?」と勘違いされたのが懐かしい・・・

その後 「with マスク」の暮らしがアメリカでもすっかり定着し、スーパーやドラッグストアなどでも、色々なデザインのものが簡単に手に入るようになりました。
箱入りの不織紙マスクもたくさん積まれていますが、洗って何度も使える布マスクを使っている方のほうが多い印象です。

皆さんが自主的にマスクを着ける日本と違って、こちらでは規則として強制されないと着けようとしないのが困ったもの。
それでもまだ、文句を言っている人も多いですけれどね。。。

この状態は当分続きそうですので、マスクのおしゃれ(笑)を楽しむことに決めました。
Etsy というハンドメイドの手芸品などを扱うサイトで、数点購入。
伸縮性のあるソフトなコットンで着け心地もよく、結構気に入っています。


この2点は、コンサート用に。
フォーマルな感じの黒のサテンと、ト音記号柄のマスクです。



友人たちからの手作りプレゼントも増えました。形も大きさも様々・・・皆さん、ありがとう!


会社名の入った宣伝用のマスクを配る所も多くなってきました。
初めてマスク着用命令が出た頃、手に入らなくて困っていた方が多かったのが、今ではウソみたいです。

うっかり忘れて出かけてしまうと店などに入れてもらえないので、予備のマスクを必ず車内に保管。
マスクがないために、また家に戻るなんてイヤですからね~


スペイン風邪 Spanish Flu が大流行した1918年~1920年にも、皆さんマスクを着けていたようです。
服装は違うものの、何だか親近感を覚えてしまいますね。
「マスクをしなかったら刑務所行きだよ」・・・ですって!





スペイン風邪は当時の世界人口の約1/4もが感染した、恐ろしいパンデミックでした。
第2波ではウイルスが変異し、健康な若年者層の致死率が非常に高かったとのこと。
最近特にヨーロッパで爆発的にコロナ新規感染者数が増加し、第2波に見舞われている真最中ですので、今後のことが心配です。

スペイン風邪が流行った100年前には、やはりマスク着用と人との距離を保つことを皆さんが心がけ、多くの死者を出しながらも何とか収束に向かったようです。

医療技術は当時よりずっと発達していることに期待して・・・
所持数が増えてきたマスクの出番がなくなる日が、1日も早く来るようにと願っています。


今日は、いよいよ初雪が!!
まだそれほど寒いわけではないので、すぐに解けてしまうと思いますけれどね。
5月からずっと目を楽しませてくれた手すりのパンジーなどの花とも、いよいよお別れの季節です。



2 件のコメント :

  1. そちらはついに初雪ですか。半年に及ぶ冬の始まりですね。東京もここ数日寒い日が続いています。人種差別による暴動はミネアポリスだけでなくMilwaukee南部にあるKenoshaやロサンゼルスでも発生したそうですね。以下をご参照ください。私は赤色のエルモくんのぬいぐるみを持っておりエルモくんと2人暮らしなので母子家庭?https://www.businessinsider.jp/post-221842?fbclid=IwAR3jz4-GY-w1SjRKvh4EYp0l20C3of7v0OSBUb9G9wYbC45fZayEQDGKke4

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    1. 匿名さん、

      そちらも急に寒くなったようですね。
      この辺ではもう、夜間は氷点下が続くようになってしまいました。
      コロナのことに加えて人種差別問題、そして大統領選も間近で、争いの絶えないアメリカにいるのが怖くなってきます。

      エルモくんは、我が家にも住んでいますよ~♪娘の大のお気に入りでした。
      息子はクッキーモンスターが大好きで、二人でよく遊んでいましたっけ・・・
      反人種差別の特別番組を放送しているとは、さすがセサミストリートです!
      子供の頃からの意識が、本当に大切だと私も感じています。

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