2024/12/29

今さらですが、クリスマスの料理など

感謝祭に続き、クリスマスの記録もやたらと遅れてしまいました。
ここはアメリカなので、ツリーのなどの飾りはまだそのままですから、まあいいかな。

今年は、初めて娘夫婦の家でクリスマスを祝いました。
二人目の赤ちゃんの出産を約1ヶ月後に控えた娘、もうお腹がはち切れそうです!

色々あってなるべく安静にしていなければならない娘に代わり、ここ数ヶ月は家事も孫娘のデイケアの送り迎えも、全て婿殿がやってくれています。
元々料理が得意な人で、本当に助かりました。
掃除は週に1度プロに来てもらっているそうで、どこもきれい♪

クリスマス当日は、厚切りのプライムリブがメインでした。
それに、ヨークシャープディングも作ってくれて感激。
数日前に英国在住の方の YouTube を観ていたら、このヨークシャープディングが出てきました。
名前は知っているけれど食べたことはなく、どんな食感なのか興味があったのです。
きっとテレパシーが通じたのだわ♪


ヨークシャープディングは、シュークリームの皮のような食感で美味しかったです。
いつか、自分でも作ってみたいな。

クリスマスリースをかたどったポテトサラダほうれん草とイチゴのサラダを持って行ったのは私。
恒例のクリスマス料理ですが、婿殿の料理に良く合って良かったです。


1歳8ヶ月の孫娘は、たくさんのプレゼントに目がキラキラ。
婿殿のご両親やお姉様から届いた分もあり、何だかすごい量になってしまいました。


孫娘が最初に開けたのは、このやたらとデカいプレゼント。
可愛らしいクマちゃんの椅子が出てきて、自分専用のだとすぐに理解したようです。
これ、私も欲しいかも・・・



服やおもちゃも、たくさん増えました!
まだ本人は良くわかっていないかもしれず、親のほうが嬉しかったかも?

アメリカでは、日本のようにクリスマスに美しいデコレーションケーキを食べる習慣があまりないのですが、娘がこんなケーキをオーダーしておいてくれました。


パリのパティシエが作ったケーキだとか・・・赤いのはマカロンで、これも美味!
私の住む田舎町ではお目にかかれない、垢ぬけたデザインとお味でした。
甘み控え目なのが、とても有難い♪

翌日も婿殿が、ブランチには自家製パンのサンドイッチ、夕食にはパイ皮から自分で作ったというミートパイをご馳走してくれました。
サラダは前日の残り物ですが・・・


この他にもマフィンスコーンも焼いてあり、私が持って行ったクッキーもあったので、ものすごいカロリーを摂取した気がします。


途中で夫とワンコたちとの長~い散歩に出かけたのが、唯一の運動でした。
同じミネソタ州内でも車で片道4時間かかり、その間動けないのも結構苦痛・・・
自宅に戻って来てから、またせっせと体を動かしています。

今年もこうやってクリスマスを家族と共に過ごせ、とても有難いことでした。
世界にはそれどころではない地域がたくさんあり、こうしてお祭り騒ぎしているのが申し訳ない気がします。


色々あった2024年ですけれど、何とか無事に新年を迎えられそうです。
今年もブログを読んでくださいまして、ありがとうございました。
皆様にとって、来たる2025年が素晴らしい年となりますよう、心からお祈り申し上げます。


2024/12/21

毎年恒例のジンジャーブレッドマン&邪道のクルムカカ

今日は冬至
気温はこれからもっと下がるでしょうが、少しずつ日が伸びてくるのが嬉しいですね。
ちなみに、今日の日の出は8:05、日の入りは16:30でした。
現在の気温は-10℃ですけれど、風が強めなので体感温度は-25℃ですって!

今年のクリスマスは娘の家に行く予定で、料理も婿殿がメインで用意してくれるそうなので、例年より楽です。

娘のリクエストにより、いつものお菓子2種を持って行くことになり、今日はその用意をしました。

まずは、ジンジャーブレッドマン。(私が持っているクッキー型は、男の子と女の子の両方)
とろりと風味豊かなモラセス(糖蜜)や、たくさんのスパイス(ジンジャー、シナモン、ナツメグ、クローブ、オールスパイス)を混ぜ込んだクッキーです。


可愛らしいこのクッキー型はいつ買ったのかな?と調べたら、もう12年も前のことでした。
 その時のブログ記事はこちら ⇒ ジンジャーブレッドマン

あれから欠かさず、毎年焼いています。夫もこのお菓子の大ファンで、焼き立てがあっという間にいくつか消えました。


中途半端に余った生地は、ウ●チにしちゃった・・・色がそっくりですもの(笑)

そしてもうひとつは、北欧(特にノルウェー)のお菓子クルムカカ
これもやはり、初めて作ったのは12年前でした。ジンジャーブレッドマンと共に、毎年作り続けています。

私自身も、カルダモンの風味が効いたこのお菓子が大好きなのでね♪
カリカリ、サクサクで、本当にうっとりしちゃう!
 初めて焼いた時のブログ記事 ⇒ 3種類のクリスマスクッキー

クルムカカ krumkake って、焼きたての熱々を専用の棒で丸め、中に生クリームなどを詰めて食べるのが本式だそうです。
クルムカカという名前も、 "Curved cake" という意味なのですって。

私も初めのうちは、指を火傷しそうになりながらせっせと丸めていたけれど、そのうち「別に平らなままでもいいかあ・・・」となってしまいました。
邪道なので、ノルウェーの方々に怒られそうです。名前も変えなきゃね。


味は変わらないし、これでもいいよね。

お菓子を保管する缶も、毎年同じ。
「いつものこと」が、今年も当たり前にできることに感謝です。

いつかは、できなくなってしまう日が来るのでしょう。
健康問題かもしれないし、精神的にダメかもしれないし、天変地異や戦争、エイリアンの襲来(笑)、色々考えられます。

一昨日は、義弟が滑って転んで右肩を脱臼するという大怪我をしてしまいました。
そんなことが、我が身にも降りかかるかもしれないし・・・
そうだ、私も冬に滑って転んで左手首を骨折したことがありました。
当たり前の平凡な日々が、実はどんなに特別なのか、改めて思い知らされます。


ツリーの下には、プレゼントがいっぱい!
これを全部娘夫婦の家に持って行き、家族みんなで交換します。
ひとり数品ずつ・・・孫娘はもちろん、ワンコたちへのプレゼントもあるため、すごい量です。


日本の店と違って無料の包装はしてもらえないので、自分たちでしなければいけません。
(もしかしたら、日本でも最近は変わってきているのかな?)
結構時間がかかって大変ですけれど、みんなの喜ぶ顔を思い浮かべながら、夫と手分けして少しずつやりました。

こちらでは、クリスマスの頃は気温も上がり、お天気も大丈夫そうです。
皆様も、どうぞ素敵なクリスマスをお過ごしくださいね♪

2024/12/15

デニッシュパフと双子のクリスマスツリー

先週の水・木曜日は-27℃まで気温が下がり、いよいよミネソタの冬らしくなってきました。
それでも、水曜日に友人夫婦を2組ランチにご招待していたので、予定通り実行!

私たちは出かけなくてすみましたけれど、来るほうは大変だったと思います。
何かの原因で、途中で車が動かなくなったりしたら大ごとですから、皆さん「ここは北極か?」みたいな重装備で登場でした。

集まった理由のひとつは、クリスマスツリーの調達です。
毎年、友人夫婦の1組が私たちの家の周りの雑木林に生えている木の1本を切り出して、その家のツリーとして使います。
もう1組は、ツリーは不要だけどついでにみんなに会いたいということで、来てくれました。

うんと寒くなることがわかっていたので、今年は夫が前もって木を2本切っておき、1本は我が家で使い、もう1本を友人夫婦のために保管。
大いに喜ばれました。

友人たちがそれぞれ鹿肉のシチュー、ポテトのクレープみたいなレフサ Lefseソーダブレッドなど作って持って来てくれ、家でもサラダやデザートなどを用意して、楽しいランチとなりました。



写真を撮り忘れてしまいましたけれど、日本に帰国した時に友人のひとりがプレゼントしてくれた焼酎「百年の孤独」もみんなで味わいましたし、スパイスの効いた温かいグリューワイン gluhwein も!

デザートはアメリカの友人に教わった Danish Puff というお菓子で、彼女のお母様の定番レシピだったそう。
これを作るのは、私は今回2度目です。


アメリカでは料理のバイブルみたいな Betty Crocker のレシピ本に載っていたとのことで、レビューを見ると確かに「40年以上も作っています」みたいなのが多いです。
  英語ですが、元のレシピはこちら ⇒ Danish Puff 

Almond Puff と呼ばれることもありますが、全く同じです。動画で観ると、もっとわかりやすいかな?
  Almond Puff 


上のレイヤーの作り方は、シュークリームにそっくり。
生地には砂糖は全く使わず、甘みは上にかけるアイシングのみです。
(動画を観るとわかる通り、びっくりするほどの粉砂糖の量なので、私は半量に控えました)
とても美味しいですがバターの量もすごいので、食べるのはたま~にでいいかな。


クリスマスツリーですけれど、我が家では皆さんをお招きする前日に飾り付けをしました。
今年はライトたっぷり!思い出深いオーナメントも色々あります。


木を取りに来た友人夫婦も、さっそく飾り付けをしたそうで、写真が送られてきました。


2本の木はほとんど並んで生えていたそうなので、形も似ていて双子みたい!
娘の家でも、飾り付けをしたとのこと。ライトはまだこれからだそうです。


色々と面倒ではあるものの、やはり本物の木は最高です。
部屋中に木の香りが漂い、命を感じます。切ってしまって申し訳ないのだけど・・・


週末は気温が0℃まで上がり、春のように暖かく感じます(笑)
町中にクリスマスムードが漂い、皆さんがそれぞれギフトを調達するため、どこも混雑しています。
今年もあと2週間ちょっとで終了、何だかあっという間の2024年でした。

2024/12/04

感謝祭とクリスマスコンサート

感謝祭サンクスギビング Thanksgiving)は、イースターと同じく年によって日にちが変わる祝日です。
11月の第4木曜日に決まっていて、今年は28日と遅いほうでした。

我が家ではいつも、木曜ではなくその週の土曜日に親戚や友人を招いてお祝いをします。
ですから、11月の最終日30日に行い、翌日には「あら~もう12月!」とカレンダーをめくることになりました。

「今さら」感が強いですけれど、サンクスギビングのことをさらっと記録に残しておきます。
今年は総勢15名。夫は4人兄弟で、今年は兄弟とパートナー合わせて8人が全員集合でした。
ハンティングシーズンのため、いつもは誰か欠けることが多く、8人揃ったのは初めてかもしれません。

でも、子供たち世代の参加は1人だけだったのが残念。
遠くに住んでいる人がほとんどで、集まるのが難しくなりました。
いつもは来る娘も、早産の危険があって長時間のドライブは禁止されています。
(二人目の赤ちゃんが来年2月初めに生れる予定ですが、実は色々大変なことがありました。。。)

孫世代は3人。(子供世代で唯一参加だった、近くに住むの子供たちです)
10歳、7歳、3歳・・・みんなとても良い子たちで、ネコのキキと遊ぶのを楽しみに来てくれました。

料理はいつも通り持ち寄りでしたので、私たちはそれほど大変な思いをしなくて済んで良かった~
誰が何を用意するかは、「〇〇さんのあれ」と定番のものがそれぞれ決まっていて、悩む必要がありません。

ターキーは、今年は義弟がロースターで焼いてくれました。
理想的なこんがり具合で、肉もジューシーでした。


私は、いつものスイートポテトキャセロール
甘くて色鮮やかで、上にはカリカリのトッピング・・・幸せな味だわ~♪


感謝祭の料理は、どうも茶色系がほとんどになってしまうので、友人のひとりにグリーンたっぷりのサラダをお願いしました。


大勢ですから、後片付けが楽なように紙皿紙ナプキンを使ってしまいます。
あっという間に店はクリスマス用のものばかりになるため、感謝祭の柄のものは早めに買っておかなければいけません。

皆さん大量に持って来てくれて、残り物の量もかなりあったので、前回のブログに書いた「お弁当箱」にバランス良く詰めて、それぞれ持ち帰ってもらいました。
この容器、買っておいて正解だったわ♪




今年は、サンクスギビングが終わるとすぐにクリスマスコンサートで、かなり忙しかったです。
「ありゃりゃ、もう明日は1回だけのリハーサルだ!」と気付いて慌てたのが、感謝祭の集まりの翌日、日曜のこと・・・
義弟がまだ我が家に泊まっていましたが、あせって練習しました。

今回は初めての企画で、コンサートの後半、4~6年生の子供たち20名ほどが私たちと同じステージに立って、クリスマスソングを共に歌いました。
我が家の感謝祭の集まりにも来ていた甥の長女も、その中のひとり。
私と同じステージに立てることを、とても喜んでくれて嬉しかったです。

子供たちのご家族や友人も大勢来てくれたのでしょう、会場いっぱいのお客様でムンムンする熱気でした。
今回歌ってくれた子供たちは本当に可愛らしく、歌うことを心から楽しんでくれていた様子です。
お客様だけでなく、指揮者と団員たちの頬も緩みっぱなし・・・

会場の皆さんも共に歌った曲もあり、サンクスギビングは一気に忘れられてクリスマスのムード一色になりました。
これからツリーを飾り、まだまだ年末まで忙しさが続きます。


♪12月3日 クリスマスコンサートのプログラム♪

     A Christmas Festival (Leroy Anderson)
     Let it Snow! Let it Snow! Let it Snow!  (Styne / Sayre)
     A Charlie Brown Christmas (Guaradi / Pugh)
     It's the Most Wonderful Time of the Year (Bob Cheruli)
     Silver Bells (Jay Livingston)
     Rudolph the Red Nose Reindeer (Johnny Marks / James Ployhar)
     
           Intermission

     Somewhere in My Memory from Home Alone (Bricusse / Williams / Hayes)
     Sleigh Ride (Leroy Anderson)
     Edelweiss (arr. John Darling)     
     Frosty the Snowman (Steve Nelson / Jack Rollins, arr. John Moss) 
     Holiday Sing-along (Traditional, arr. Bob Cerulli)
     All Want for Christmas is You (arr. Abelardo Flores)