2024/12/29

今さらですが、クリスマスの料理など

感謝祭に続き、クリスマスの記録もやたらと遅れてしまいました。
ここはアメリカなので、ツリーのなどの飾りはまだそのままですから、まあいいかな。

今年は、初めて娘夫婦の家でクリスマスを祝いました。
二人目の赤ちゃんの出産を約1ヶ月後に控えた娘、もうお腹がはち切れそうです!

色々あってなるべく安静にしていなければならない娘に代わり、ここ数ヶ月は家事も孫娘のデイケアの送り迎えも、全て婿殿がやってくれています。
元々料理が得意な人で、本当に助かりました。
掃除は週に1度プロに来てもらっているそうで、どこもきれい♪

クリスマス当日は、厚切りのプライムリブがメインでした。
それに、ヨークシャープディングも作ってくれて感激。
数日前に英国在住の方の YouTube を観ていたら、このヨークシャープディングが出てきました。
名前は知っているけれど食べたことはなく、どんな食感なのか興味があったのです。
きっとテレパシーが通じたのだわ♪


ヨークシャープディングは、シュークリームの皮のような食感で美味しかったです。
いつか、自分でも作ってみたいな。

クリスマスリースをかたどったポテトサラダほうれん草とイチゴのサラダを持って行ったのは私。
恒例のクリスマス料理ですが、婿殿の料理に良く合って良かったです。


1歳8ヶ月の孫娘は、たくさんのプレゼントに目がキラキラ。
婿殿のご両親やお姉様から届いた分もあり、何だかすごい量になってしまいました。


孫娘が最初に開けたのは、このやたらとデカいプレゼント。
可愛らしいクマちゃんの椅子が出てきて、自分専用のだとすぐに理解したようです。
これ、私も欲しいかも・・・



服やおもちゃも、たくさん増えました!
まだ本人は良くわかっていないかもしれず、親のほうが嬉しかったかも?

アメリカでは、日本のようにクリスマスに美しいデコレーションケーキを食べる習慣があまりないのですが、娘がこんなケーキをオーダーしておいてくれました。


パリのパティシエが作ったケーキだとか・・・赤いのはマカロンで、これも美味!
私の住む田舎町ではお目にかかれない、垢ぬけたデザインとお味でした。
甘み控え目なのが、とても有難い♪

翌日も婿殿が、ブランチには自家製パンのサンドイッチ、夕食にはパイ皮から自分で作ったというミートパイをご馳走してくれました。
サラダは前日の残り物ですが・・・


この他にもマフィンスコーンも焼いてあり、私が持って行ったクッキーもあったので、ものすごいカロリーを摂取した気がします。


途中で夫とワンコたちとの長~い散歩に出かけたのが、唯一の運動でした。
同じミネソタ州内でも車で片道4時間かかり、その間動けないのも結構苦痛・・・
自宅に戻って来てから、またせっせと体を動かしています。

今年もこうやってクリスマスを家族と共に過ごせ、とても有難いことでした。
世界にはそれどころではない地域がたくさんあり、こうしてお祭り騒ぎしているのが申し訳ない気がします。


色々あった2024年ですけれど、何とか無事に新年を迎えられそうです。
今年もブログを読んでくださいまして、ありがとうございました。
皆様にとって、来たる2025年が素晴らしい年となりますよう、心からお祈り申し上げます。


2024/12/21

毎年恒例のジンジャーブレッドマン&邪道のクルムカカ

今日は冬至
気温はこれからもっと下がるでしょうが、少しずつ日が伸びてくるのが嬉しいですね。
ちなみに、今日の日の出は8:05、日の入りは16:30でした。
現在の気温は-10℃ですけれど、風が強めなので体感温度は-25℃ですって!

今年のクリスマスは娘の家に行く予定で、料理も婿殿がメインで用意してくれるそうなので、例年より楽です。

娘のリクエストにより、いつものお菓子2種を持って行くことになり、今日はその用意をしました。

まずは、ジンジャーブレッドマン。(私が持っているクッキー型は、男の子と女の子の両方)
とろりと風味豊かなモラセス(糖蜜)や、たくさんのスパイス(ジンジャー、シナモン、ナツメグ、クローブ、オールスパイス)を混ぜ込んだクッキーです。


可愛らしいこのクッキー型はいつ買ったのかな?と調べたら、もう12年も前のことでした。
 その時のブログ記事はこちら ⇒ ジンジャーブレッドマン

あれから欠かさず、毎年焼いています。夫もこのお菓子の大ファンで、焼き立てがあっという間にいくつか消えました。


中途半端に余った生地は、ウ●チにしちゃった・・・色がそっくりですもの(笑)

そしてもうひとつは、北欧(特にノルウェー)のお菓子クルムカカ
これもやはり、初めて作ったのは12年前でした。ジンジャーブレッドマンと共に、毎年作り続けています。

私自身も、カルダモンの風味が効いたこのお菓子が大好きなのでね♪
カリカリ、サクサクで、本当にうっとりしちゃう!
 初めて焼いた時のブログ記事 ⇒ 3種類のクリスマスクッキー

クルムカカ krumkake って、焼きたての熱々を専用の棒で丸め、中に生クリームなどを詰めて食べるのが本式だそうです。
クルムカカという名前も、 "Curved cake" という意味なのですって。

私も初めのうちは、指を火傷しそうになりながらせっせと丸めていたけれど、そのうち「別に平らなままでもいいかあ・・・」となってしまいました。
邪道なので、ノルウェーの方々に怒られそうです。名前も変えなきゃね。


味は変わらないし、これでもいいよね。

お菓子を保管する缶も、毎年同じ。
「いつものこと」が、今年も当たり前にできることに感謝です。

いつかは、できなくなってしまう日が来るのでしょう。
健康問題かもしれないし、精神的にダメかもしれないし、天変地異や戦争、エイリアンの襲来(笑)、色々考えられます。

一昨日は、義弟が滑って転んで右肩を脱臼するという大怪我をしてしまいました。
そんなことが、我が身にも降りかかるかもしれないし・・・
そうだ、私も冬に滑って転んで左手首を骨折したことがありました。
当たり前の平凡な日々が、実はどんなに特別なのか、改めて思い知らされます。


ツリーの下には、プレゼントがいっぱい!
これを全部娘夫婦の家に持って行き、家族みんなで交換します。
ひとり数品ずつ・・・孫娘はもちろん、ワンコたちへのプレゼントもあるため、すごい量です。


日本の店と違って無料の包装はしてもらえないので、自分たちでしなければいけません。
(もしかしたら、日本でも最近は変わってきているのかな?)
結構時間がかかって大変ですけれど、みんなの喜ぶ顔を思い浮かべながら、夫と手分けして少しずつやりました。

こちらでは、クリスマスの頃は気温も上がり、お天気も大丈夫そうです。
皆様も、どうぞ素敵なクリスマスをお過ごしくださいね♪

2024/12/15

デニッシュパフと双子のクリスマスツリー

先週の水・木曜日は-27℃まで気温が下がり、いよいよミネソタの冬らしくなってきました。
それでも、水曜日に友人夫婦を2組ランチにご招待していたので、予定通り実行!

私たちは出かけなくてすみましたけれど、来るほうは大変だったと思います。
何かの原因で、途中で車が動かなくなったりしたら大ごとですから、皆さん「ここは北極か?」みたいな重装備で登場でした。

集まった理由のひとつは、クリスマスツリーの調達です。
毎年、友人夫婦の1組が私たちの家の周りの雑木林に生えている木の1本を切り出して、その家のツリーとして使います。
もう1組は、ツリーは不要だけどついでにみんなに会いたいということで、来てくれました。

うんと寒くなることがわかっていたので、今年は夫が前もって木を2本切っておき、1本は我が家で使い、もう1本を友人夫婦のために保管。
大いに喜ばれました。

友人たちがそれぞれ鹿肉のシチュー、ポテトのクレープみたいなレフサ Lefseソーダブレッドなど作って持って来てくれ、家でもサラダやデザートなどを用意して、楽しいランチとなりました。



写真を撮り忘れてしまいましたけれど、日本に帰国した時に友人のひとりがプレゼントしてくれた焼酎「百年の孤独」もみんなで味わいましたし、スパイスの効いた温かいグリューワイン gluhwein も!

デザートはアメリカの友人に教わった Danish Puff というお菓子で、彼女のお母様の定番レシピだったそう。
これを作るのは、私は今回2度目です。


アメリカでは料理のバイブルみたいな Betty Crocker のレシピ本に載っていたとのことで、レビューを見ると確かに「40年以上も作っています」みたいなのが多いです。
  英語ですが、元のレシピはこちら ⇒ Danish Puff 

Almond Puff と呼ばれることもありますが、全く同じです。動画で観ると、もっとわかりやすいかな?
  Almond Puff 


上のレイヤーの作り方は、シュークリームにそっくり。
生地には砂糖は全く使わず、甘みは上にかけるアイシングのみです。
(動画を観るとわかる通り、びっくりするほどの粉砂糖の量なので、私は半量に控えました)
とても美味しいですがバターの量もすごいので、食べるのはたま~にでいいかな。


クリスマスツリーですけれど、我が家では皆さんをお招きする前日に飾り付けをしました。
今年はライトたっぷり!思い出深いオーナメントも色々あります。


木を取りに来た友人夫婦も、さっそく飾り付けをしたそうで、写真が送られてきました。


2本の木はほとんど並んで生えていたそうなので、形も似ていて双子みたい!
娘の家でも、飾り付けをしたとのこと。ライトはまだこれからだそうです。


色々と面倒ではあるものの、やはり本物の木は最高です。
部屋中に木の香りが漂い、命を感じます。切ってしまって申し訳ないのだけど・・・


週末は気温が0℃まで上がり、春のように暖かく感じます(笑)
町中にクリスマスムードが漂い、皆さんがそれぞれギフトを調達するため、どこも混雑しています。
今年もあと2週間ちょっとで終了、何だかあっという間の2024年でした。

2024/12/04

感謝祭とクリスマスコンサート

感謝祭サンクスギビング Thanksgiving)は、イースターと同じく年によって日にちが変わる祝日です。
11月の第4木曜日に決まっていて、今年は28日と遅いほうでした。

我が家ではいつも、木曜ではなくその週の土曜日に親戚や友人を招いてお祝いをします。
ですから、11月の最終日30日に行い、翌日には「あら~もう12月!」とカレンダーをめくることになりました。

「今さら」感が強いですけれど、サンクスギビングのことをさらっと記録に残しておきます。
今年は総勢15名。夫は4人兄弟で、今年は兄弟とパートナー合わせて8人が全員集合でした。
ハンティングシーズンのため、いつもは誰か欠けることが多く、8人揃ったのは初めてかもしれません。

でも、子供たち世代の参加は1人だけだったのが残念。
遠くに住んでいる人がほとんどで、集まるのが難しくなりました。
いつもは来る娘も、早産の危険があって長時間のドライブは禁止されています。
(二人目の赤ちゃんが来年2月初めに生れる予定ですが、実は色々大変なことがありました。。。)

孫世代は3人。(子供世代で唯一参加だった、近くに住むの子供たちです)
10歳、7歳、3歳・・・みんなとても良い子たちで、ネコのキキと遊ぶのを楽しみに来てくれました。

料理はいつも通り持ち寄りでしたので、私たちはそれほど大変な思いをしなくて済んで良かった~
誰が何を用意するかは、「〇〇さんのあれ」と定番のものがそれぞれ決まっていて、悩む必要がありません。

ターキーは、今年は義弟がロースターで焼いてくれました。
理想的なこんがり具合で、肉もジューシーでした。


私は、いつものスイートポテトキャセロール
甘くて色鮮やかで、上にはカリカリのトッピング・・・幸せな味だわ~♪


感謝祭の料理は、どうも茶色系がほとんどになってしまうので、友人のひとりにグリーンたっぷりのサラダをお願いしました。


大勢ですから、後片付けが楽なように紙皿紙ナプキンを使ってしまいます。
あっという間に店はクリスマス用のものばかりになるため、感謝祭の柄のものは早めに買っておかなければいけません。

皆さん大量に持って来てくれて、残り物の量もかなりあったので、前回のブログに書いた「お弁当箱」にバランス良く詰めて、それぞれ持ち帰ってもらいました。
この容器、買っておいて正解だったわ♪




今年は、サンクスギビングが終わるとすぐにクリスマスコンサートで、かなり忙しかったです。
「ありゃりゃ、もう明日は1回だけのリハーサルだ!」と気付いて慌てたのが、感謝祭の集まりの翌日、日曜のこと・・・
義弟がまだ我が家に泊まっていましたが、あせって練習しました。

今回は初めての企画で、コンサートの後半、4~6年生の子供たち20名ほどが私たちと同じステージに立って、クリスマスソングを共に歌いました。
我が家の感謝祭の集まりにも来ていた甥の長女も、その中のひとり。
私と同じステージに立てることを、とても喜んでくれて嬉しかったです。

子供たちのご家族や友人も大勢来てくれたのでしょう、会場いっぱいのお客様でムンムンする熱気でした。
今回歌ってくれた子供たちは本当に可愛らしく、歌うことを心から楽しんでくれていた様子です。
お客様だけでなく、指揮者と団員たちの頬も緩みっぱなし・・・

会場の皆さんも共に歌った曲もあり、サンクスギビングは一気に忘れられてクリスマスのムード一色になりました。
これからツリーを飾り、まだまだ年末まで忙しさが続きます。


♪12月3日 クリスマスコンサートのプログラム♪

     A Christmas Festival (Leroy Anderson)
     Let it Snow! Let it Snow! Let it Snow!  (Styne / Sayre)
     A Charlie Brown Christmas (Guaradi / Pugh)
     It's the Most Wonderful Time of the Year (Bob Cheruli)
     Silver Bells (Jay Livingston)
     Rudolph the Red Nose Reindeer (Johnny Marks / James Ployhar)
     
           Intermission

     Somewhere in My Memory from Home Alone (Bricusse / Williams / Hayes)
     Sleigh Ride (Leroy Anderson)
     Edelweiss (arr. John Darling)     
     Frosty the Snowman (Steve Nelson / Jack Rollins, arr. John Moss) 
     Holiday Sing-along (Traditional, arr. Bob Cerulli)
     All Want for Christmas is You (arr. Abelardo Flores)


2024/11/25

すっかり英語になった Bento(弁当)

アメリカに住んでいると、「こんな日本語が、そのまま使われているのか」と驚くことがあります。
「津波」や「神風」「カラオケ」などが通じることはよく知られていますが、食べ物に関しても、「豆腐」「大根」「パン粉」「わさび」「海苔」「みりん」「蕎麦」「小豆」など、そのまま通じるものがたくさん。

発音やアクセントの位置は、ビミョーに違うことが多いですが・・・
例えば「Panko パン粉」は、ほとんどの人が「パ」を frying pan の pan と同じように「ア」と「エ」の混ざったべしゃっとした母音にするので、ちょっとゾワゾワします。。。
(私たちが英語で話す時もきっとそうで、人のこと言えないけど)

「弁当」という単語もずいぶん浸透し、Bento box なるものがあちこちで売られています。
本来は Lunch box ですが、Bento box だと仕切りがついていたり、いくつかに分かれた構造のことが多いようです。

もうすぐ、Thanksgiving(感謝祭)の集まりがあります。
食べ物はいつも持ち寄りですので、食べきれない量となるのがいつものこと。
残り物を皆さんに持たせるのに、何か良い容器がないかなと探したところ、3つに分かれているプラ容器を見つけました。

名前は Bentgo です。多分、BentoGo をかけ合わせたのでしょう。
色もどぎつくなくて何だか可愛い。
サイズ、色、いくつに分かれているかで、たくさんの種類があります。


写真ではわかりにくいですが、私が買ったのはくすんだピンクです。
一番大きい部分には2カップ分、小さい部分はそれぞれ1カップ分の食品が入るとのこと。


でも、商品に添えられた写真のようなお弁当に恵まれる人は、アメリカではほとんどいないのではないかしら。
大抵は、サンドイッチキャロットスティックとかリンゴか何かで終わりなのでは?
私はアメリカで子育てしたわけではないので、話に聞くだけですが・・・

この容器、Quick & Easy Meal prep という目的で売られているので、ランチというより夕食の準備のために使われているのでしょうね。
バランスの良い食事をまとめて作り置きし、フリーザーに保管して、必要な時にチンして食べる訳です。
この容器はフリーザー、電子レンジ、食洗器全てOKなので、なかなか良いのでは?

こんな可愛いのが、Bento Lunch Box Set としてアマゾンで売られています。
持っているだけで嬉しくなりそうだけど、アメリカではあまり有効活用されなそうな気が。。。


我が家のサンクスギビングの集まりは、本来の木曜ではなく、いつも土曜日です。
早めに買っておいた七面鳥は、そろそろフリーザーから出しておかないと、解凍に時間がかかります。
買物や掃除、泊り客のための準備と料理、今週もバタバタと忙しくなりそうです。


この前の初雪はすぐに解けてしまいましたけれど、昨夜からの雪が結構積もり、一晩ですっかり景色が変わってしまいました。
家の前のも、一部が凍り始めたのがわかります。



今週は昼間もずっと氷点下の予報。いよいよ本格的なミネソタの冬が始まりました。

今朝は、今シーズン初めての雪かきをしました。
裏口の階段の雪かきは、私の仕事です・・・夫が行うと、細かい部分が雑なので(笑)


気温が低いためサラサラの軽い粉雪で、力はそれほどいりません。
一番下の段に写っている、プラスチックのちりとりブラシでほとんどやってしまうため、いつも夫に笑われます。

クリスマスリースは、近くの郵便局のおばちゃんが作ってくれたものです。



サンクスギビングが終わると、もうあっという間にクリスマス
本当に、時の経つのが早いこと・・・

毎年早くなるように感じるのは、5歳の子にとって1年は人生の「5分の1」、60歳になれば人生の「60分の1」と、分母が大きくなるにつれ、「1」の割合が小さくなるからだとどこかで読んだことがあります。

一理あるかもと、大いに納得しました。
雑多な出来事に流されがちですが、日々の暮らしに「プチ喜び」を見つけながら過ごしたいですね。

2024/11/19

若きヴィオラ奏者に泣かされた・・・

今夜は、ついに初雪が舞っています!
記録的に暖かかったミネソタの秋でしたが、いよいよ本格的な冬に突入かな?

日曜日には、またコンサート本番があり、無事に終わってほっとしているところです。
10月半ばのコンサートが終わった翌日から、さっさと自宅練習を始めないと間に合わないプログラムでした。

ハンティングシーズンにもかかわらず、大勢のお客様が来てくださって感激です。
身内だけでも、いつも必ず来てくれる夫の他に、二人の義妹、夫の従妹夫婦とその息子さん&彼の10歳と8歳のお嬢さん、友人夫婦2組と、とても賑やかでした。

今回は、アメリカの作曲家 Aaron Copland アーロン・コープランドの曲を数曲と、イギリスの作曲家 William Walton ウイリアム・ウォルトン「ヴィオラ協奏曲」を演奏しました。
二人共20世紀の初めに生まれ、ほぼ同時代に活躍した作曲家です。

ヴィオラはヴァイオリンよりひと回り大きく中音部を受け持つ弦楽器ですが、割と地味で、ヴァイオリンやチェロに比べ、スポットライトの当たる機会があまり多くありません。
ヴィオラ協奏曲の数も他に比べるととても少なく、私も数曲しか聴いていないと思います。

私たちのオーケストラのヴィオラ団員は、とても優秀で素晴らしい音を出しますが、「ヴィオラジョーク」が数多く存在するほど、一般的には「ヴァイオリンがイマイチな人が、ヴィオラに転向する」という失礼な見方があるそう・・・

ヴィオラジョークのひとつに、
 「デジタル録音だとヴィオラの音が聞こえないのは何故?」
  ⇒「 録音技術が格段に進歩したため、全ての外部ノイズをカットするようになったから」
というものがあります。
本当に、ヴィオラ奏者を馬鹿にしています。。。

でも、William Walton のヴィオラ協奏曲を聴けば、そんなひどいジョークを言いふらした人もひれ伏すに違いありません。
何と艶やかな音なのでしょう♪ ヴァイオリンもチェロも、こんな音は出せません。



この曲の自宅練習は、なかなか難しかったです。
拍子記号が頻繁に変わり、休みの小節がしばらく続くと、どこで入れば良いのかわからなくなります。

YouTube でスコア付きのものを見つけたので、それを見ながら練習。
でも、ここで大問題が・・・!
ト音記号ヘ音記号には慣れている私ですが、ヴィオラソロはほとんどハ音記号で記されています。
これが読めない・・・私の頭の中ではどうしてもト音記号に変換されてしまうのです。
ですから、耳に聞こえてくる音と目で見る音符が一致しなくて、訳がわからなくなってしまいます。

何度も聴くうちに段々慣れてきましたが、団員の中にも何人かいるヴァイオリンとヴィオラが両方弾ける人って、本当に尊敬しちゃう。
楽譜を読む時、頭の中がこんがらがらないのだろうか・・・

団員だけでのリハーサルが4回行われ、いよいよコンサートの2日前に、若いヴィオラのソリスト Gina Gravagne さんがテキサスから来てくださいました。


美しい音にうっとりしながら、ヴァイオリンの休みが長く続く時に彼女の弾く姿を眺めていると・・・
弓の持ち方がとてもユニークなことに気付きました。

どこがどう違うのだろうとさらに観察していたら、何と右手の指数本がひどく短いか欠けているようです。
家に帰ってコンサートプログラムのソリスト紹介ページを読んだら、先天的な symbrachydactyly(合短指)という障がいなのだそう。
左手は正常で、3歳からヴィオラを習い始めたとのことです。

成長過程ではきっと色々な困難があったのでしょうが、見事に乗り越えて大輪の花を咲かせたような演奏でした。
本番のステージでは、この曲の最終楽章が美しいヴィオラで静かに終わる時、思わず涙が溢れちゃった。
実は私のスタンドパートナーも、みんなに気付かれちゃっただろうかと心配しながら涙を拭っていたそうで、その後に二人で顔を見合わせて微笑んでしまいました。


休憩後のコープランドの曲「ロデオ」は、ザ・アメリカ!という感じで、リズミカルなもの、アメリカ民謡風なもの、情景の浮かぶ美しいもの、色々混ざっていて演奏していても楽しかったです。



コープランドの曲の数々は、今までのコンサートでも何度か演奏したことがあり、ファンが多いことがわかります。

古き良きアメリカの雰囲気にどっぷり浸かると、どこかわからない方向に暴走しそうな現在のアメリカのことを、しばらく忘れることができそうかな?


♪11月17日のコンサートプログラム♪ 

     Fanfare for the Common Man 市民のためのファンファーレ (Aaron Copland)

     Concerto for Viola and Orchestra ヴィオラとオーケストラのための協奏曲 (William Walton)
       Ⅰ. Andante Comode
       Ⅱ. Scherzo and Trio
       Ⅲ. Finale - allegro moderato
       Ⅳ. Aria (Andante religioso)
       Ⅴ. Rigaudon (Allegro con brio)
 
           Intermission
       
     Rodeo: Four Dance Episodes 「ロデオ」より4つのダンスのエピソード (Aaron Copland)
       Buckaroo Holiday カウボーイの休日
       Corral Nocturne 畜舎の夜想曲
       Saturday Night Waltz 土曜の夜のワルツ
       Hoedown ホーダウン

     Variation on a Shaker Melody from Appalachian Spring
      「アパラチアの春」よりシェーカー教の賛美歌による変奏曲 (Aaron Copland) 


2024/11/11

いよいよ鹿のハンティングシーズン到来

大騒ぎだったアメリカ大統領選挙が終わりました。
結果についてどうこう言っても仕方がないので、さっさと気持ちを切り替えて、日々の務めに励んでいます。

週末は、多くのミネソタンが楽しみにしていた鹿狩りのオープニングでした。
夫と、泊まりに来ていた義弟が中心になって、今年も恒例の「祝う会」が行われました。
二人共もうハンティングはしないし、集まった人たちの中で現役ハンターはそれほどいないのに、なぜ「祝う会」なのか、訳がわかりません(笑)

多分、自分では鹿を仕留めなくても、いつも友人からの鹿肉のおすそ分けがあるので、それを祝うという趣旨かな?
早い話が、みんなで集まって、キャンプファイヤーの周りで飲んでおしゃべりして、おいしいものを一緒に食べるのが、楽しくてたまらないのでしょう。

前シーズンに友人のひとりが仕留めた鹿がフリーザーに眠っていたので、それをいただきます。
ルタバガ rutabag という根菜とニンジンなども一緒に煮込んだようです。
野菜が煮崩れて、最後にはトロトロになります。


デカいサーモンもあるよ♪ 私は鹿肉 venison を食べることはやめたので、こちらのほうが嬉しい。


は山のように用意してあり、ぜいたくに使えます。
お昼前から深夜まで続く会ですから、かなりの薪を使っただろうな。



基本的に男子会ですけれど、私も毎回少しだけ参加します。
デザートを焼いて持って行くので大歓迎してもらえますが、長居はしないように気を付けます。
Daylight Saving Time(夏時間)がその前の週末に終わり、あっという間に暗くなってしまいますしね。

ハンティングシーズン中は、誤射を防ぐためにこのように派手なオレンジ色の服の着用が義務付けられています。


私も同じ色のベストと帽子を持っていますが、日本では絶対着ないだろうな・・・


甥や友人たちから、続々と「鹿を仕留めた!」との知らせが舞い込んできます。
ハンティングシーズンが始まる前、私もドライブウェイで鹿に遭遇したり、ウォーキング中に出くわすことがありました。
「ハンターたちから隠れていてね」と声をかけましたけれど、日本語通じなかったかな。

仕留めた人には「おめでとう!」と祝うものの、おすそ分けの鹿肉をフリーザーの中に見るのはちょっと辛いなと感じるようになってしまいました。
時々庭にもやって来て、つぶらな瞳が可愛くて、食べるなんて無理・・・
夫と義弟は大好物なので、喜んで頂戴しますけれどね。

何年経っても、近くで銃声が聞こえるとやはりぞっとします。
鹿狩りの季節、早く終わるといいな。。。

2024/11/04

もやもやするアメリカ大統領選挙

いよいよ明日11月5日は、アメリカ大統領選挙の投票日です。
私は永住権だけで市民権は持っていないので、選挙権はありませんけれど、もちろん結果がとても気になります。

ハリス VS トランプ

日本からアメリカに移住して4回目の大統領選、落ち着いた気持ちで傍観していたのは、2012年のオバマ VS ロムニーの時だけでした。
ひどい言葉を使った相手への批判・中傷合戦ではなく、今思えば二人共紳士的な態度だったな・・・遠い昔の古き良き時代のような気がしてしまいます。

大統領選のせいで「プチうつ」になっている人、多いのではないかしら。
片寄ったニュースが多くて、何を信じて良いのかわからなくなってしまいます。

歴史的大接戦になるのか、ふたを開けたらどちらかの大勝利になるのか・・・
また4年前のように「不正操作があった」との主張があって、大混乱に陥るかもしれないのが恐ろしいです。
実際のところ、その可能性が本当にあるのか、まるっきりのでっち上げなのか、凡人にはわからないことですが。

選挙関連のニュースが耳から飛び込んで来たり、目に入ってしまうと、気持ちがザワザワします。
ですから、この頃はなるべく避けるようにしているのですけれど、やはり全てをシャットアウトするのはなかなか難しいことですね。

ここのところ、親戚や友人と集まる機会が割と多かったですが、みんな選挙の騒ぎにうんざりしているのか、その話題が出たことは一度もありません。
今回は、民主党副大統領候補ミネソタ州知事ウォルズ氏であるものの、そのせいで余計に熱が入るという雰囲気でもないかも。


週末は、久しぶりに義弟が4泊もしていきました。
雪はまだ一度も降らず、平年より暖かい今年の秋。
選挙のことはしばらく忘れ、外でキャンプファイヤーなどを一緒にのんびりと楽しめて良かったです。
(かなり寒くなっても、同じことをするのですけれどね。)


落ち葉かき窓掃除、体を使う「秋のお仕事」でも、気持ちがかなり紛れました。
自分の周りがきれいになると、心もピカピカになるような気がします。
こういう細かい場所は全部手作業なので、大変だけどね。

Before

After


11月のコンサートに向けて、今まで自宅練習に励んできましたが、明日の夜に初めてのリハーサルがあります。
ヴァイオリンの練習も、選挙騒ぎから顔を背けるのに大いに役立ちました。
大統領選の投票日はいつも11月の初めの火曜日なので、必ずリハーサルの日にぶつかり、「投票が理由の遅刻はOKです」というお知らせがその度に届きます。

投票日は週末にすればよいのにと思ってしまいますが、昔からのならわしで火曜日なのです。
キリスト教徒が日曜礼拝を済ませた後、投票所がある街まで馬車などで移動する時間を考慮し、さらに市場が開かれることが多かった水曜日までに地元に戻れるように・・・ということで火曜日に決まったのが、いまだにずっと続いているそう。


孫娘の今年のハロウィーンコスチュームは、モンキーでした♪
ずい分遅かったけれど、やっとしっかりと歩けるようになってきてほっとしています。


世界中の子供たちの未来が、明るいものでありますように・・・
アメリカ大統領選挙の結果によって、私たちの住むこの地球の運命が変わってくるのかもしれず、開票結果を知るのが怖い気がしているグランマです。。。


2024/10/24

ハロウィーン!ミネソタ動物園のジャックオーランタン / ドングリの周期

今年のミネソタの秋はいつもより暖かく、何だか忘れがちでしたが、もうすぐハロウィーンです!

ミネアポリスのすぐ近くに住む娘一家が、ミネソタ動物園に行ってきたそう。
孫娘は、ちょうど1歳半となりました。
2匹の犬を飼っているし、我が家のネコにも慣れているので、きっと他の動物にも興味津々だったのではないかしら。
(まだ詳しい話は聞いていません)

娘が送ってくれたのは、動物園で今開催されている Jack-O-Lantern Spectacular というハロウィーンのスペシャルイベントの写真でした。

ライトアップされたトレイルに、パンプキンをくり抜いて作ったジャックオーランタンが何千個も並んでいるのですって!
アーティストが作ったものだそうで、どれも表情豊かで個性的。



ゼルダの伝説だ!!
ゲームが大好きだった息子も、送られてきた写真を見て興奮していました。

楽しそうだな~ 私も行ってみたい。



こんなにたくさんのジャックオーランタン、見たことがない・・・


我が家でも、いつものようにハロウィーンの飾り付けをしました。



芝はまだ青々としていますけれど、木の葉はだいたい落ちてしまいました。
これから、本格的な落ち葉かきに励まなくちゃ。


暖炉の上には、小さなジャックオーランタンとかぼちゃの飾り、そして秋色の花。

庭のプランターの花も、まだ健気に咲き続けています。
今頃はもう雪に覆われる年もあるのに、今年の暖かさは本当に有難い♪


それにしても、今年はドングリが全然落ちていないのが不思議です。
去年は、見たことがないほどあちこちドングリだらけで、庭を歩くと雨のように頭に当たるほどだったのに。
こんなにはっきりした周期があるとは知りませんでした。

気象条件にも影響されるのでしょうが、カシやブナの木も色々考えているようで(笑)、数年に一度は動物たちが絶対に食べきれないほどのドングリを作って、子孫を増やそうとしているようです。
でも去年頑張りすぎて、今年は疲れ果てちゃったかな?

リスなどの動物たちにとっては、ドングリのない今年は厳しい冬になりそう。
バードフィーダーの餌が、ますます狙われそうだな。。。

2024/10/14

夏から冬へ急転 / 謎に満ちた曲

10月のコンサートが終わりました♪
リハーサルがあった先週火曜日は、27℃というミネソタにしては真夏の暑さ!
ほとんどの人が半袖で、男性団員はショートパンツ姿の人も多く、それでも練習後は汗だくになりました。

ところが金曜から急に気温が下がり、昨日の本番は冬のジャケットで行こうかと思ったほど。
思い直してもう少し薄手のにしましたが、帰りは4℃位しかなくて寒かった・・・
今晩は、いよいよ今シーズン初めて氷点下になるようです。


私が所属するコミュニティオーケストラ指揮者 Beverly Everett さんは、就任20年という節目の年です。
初めは、この町でこんなに長く続けるとは思っていなかったみたい。
彼女のおかげで団員数が増え、年に4回だったコンサートは7回に増え、毎週日曜に行っていたリハーサルは、コンサート直前に集中して行う形に変わりました。


私たち夫婦と娘はまだ日本に住んでいましたが、こちらの大学に通っていた息子は、彼女が指揮者に就任した2005年、すぐにオーケストラに加わりました。
オーディションを受けて、奨学金もいただいていたようです。
その他のことに忙しくなり、2年ぐらいでやめてしまいましたけれどね。

私がミネソタに移住したのは2011年の夏・・・秋には団員となり、既に100近くのコンサートをこなしました♪
パンデミックでキャンセルになったこともありましたけれど、みんなマスクをして小さなホールで何とか続けたのが、今では何だか夢のように思えます。

広い分野の曲をご存じで、典型的なクラシック音楽だけに留まらない指揮者のおかげで、本当にレパートリーが広がったこと!
でも、時には謎に満ちた曲を演奏することもあるのです。。。

実は今回のコンサートでも、ソプラノサクソフォンコンチェルトという現代音楽がプログラムのひとつで、団員みんな苦労しました。
YouTube にも載っていなくて「どうすりゃいいの・・・」と困っていたら、実は同じアレンジでオーボエコンチェルトならあるとわかり、少しほっとした次第です。

指揮者に直接言った人はいなかったようでしたが、曲についての愚痴は、陰でコソコソ言いたい放題(笑)
それでもみんな本当に一生懸命に家で練習し、初めて合わせた時にも涼しい顔(のフリ)でちゃんと最後まで通してしまうのが、団員たちのすごいところです。
スローな部分は良いのですが、途中でテンポアップする所は迷子になったら大変ですから、楽譜を見つめる目が実は血走っていたかもしれません。

サックスChristopher Creviston さんは、素晴らしくきらびやかな音を響かせてくれ、こちらも涼しい顔で迷うことなく吹ききりました。


こんなに難解な曲、お客様はどう受け止めるだろうと心配でしたけれど、スタンディングオベーションがいただけてほっとしました。

どんなに謎の曲だったかは、こちらをお聴きください。
それでも無事に終わってみると、この曲に「美」を感じられるようになってきたのが不思議です。
 


この曲を練習した後、グリーグ「ホルベルク組曲」の練習は、チョコたっぷりの甘くて美味しいデザートのように感じました。
わかりやすくて、ご褒美感がいっぱいだわ~♪

コンサート本番では、弦楽合奏でこの曲が最初でした。



私はピアノの独奏版(こちらが原曲だそう)を弾いたことがあるので、メロディーも頭に入っていてヴァイオリンも弾きやすかったです。

この曲は、「ホルベアの時代から」または「ホルベアの時代より」というタイトルで呼ばれることもあります。
デンマーク文学の父とされるルズヴィ・ホルベア(1684-1754)の生誕200周年となる1884年に行われた祝祭のために作曲されたとのこと。

ホルベアは、バッハ(1685-1750)とほぼ同時代に生きた方です。
ですからこの曲も、バロック形式で作られました。
グリーグは、フランスのクラヴサン(チェンバロ)奏者たちの組曲を参考にしたとのことです。

休憩後に演奏したハワード・ハンソン交響曲第2番「ロマンティック」は、以前もやったことがあって、まあ余裕でした。
「エイリアン」のエンディングにも使われ、宇宙的広がりを感じる素敵な曲です。
(出だしはちょっと不気味で怪しい・・・)

最初の「エイリアン」、私も観た覚えがあるけれど、テレビでだったかな?
ゾクゾクする恐ろしい映画でした。
BGMとして使われていた曲をまさか自分が演奏するようになるとは、その頃は夢にも思わなかったけれどね。

 (怖いのが苦手な方は、決してクリックしないでください)



今日はお休みしましたが、11月のコンサートのための自宅練習を、さっそく開始しなくては・・・
秋は冬支度も色々あって、何かと忙しいです。


♪10月13日のコンサートプログラム♪ 

     Holberg Suite, Op. 40 ホルベルク組曲 (Edvard Grieg)
       Ⅰ. Prelude (Allegro Vivace)
       Ⅱ. Sarabande (Andante)
       Ⅲ. Gavotta (Allegretto)
       Ⅳ. Aria (Andante religioso)
       Ⅴ. Rigaudon (Allegro con brio)
     
     Concerto for Soprano Saxophone and Orchestra
      ソプラノサクソフォンとオーケストラのための協奏曲 (Jennifer Higdon)
 
           Intermission
       
     Symphony No.2, Op. 30 "Romantic" 交響曲第2番「ロマンティック」 (Howard Hanson)
       Ⅰ. Adagio - allegro moderato
       Ⅱ. Andante con tenerezza
       Ⅲ. Allegro con brio
   

2024/10/04

今年の紅葉はスローテンポで進行中

9月が記録的に暖かかった(暑かった)せいか、今年は紅葉ものんびりです。
それでもやっと今日は、夫と一緒にウォーキングがてら紅葉をゆっくり楽しみました。

毎年、感激するセリフが同じで笑ってしまいますけれど、Wow! とか So beautiful! などに全て集約されてしまう感じ。

黄色やオレンジ、


そしてやっぱり赤が入ると映えること・・・!



いつも大体同じ場所で、同じ木で、構図も似ているのでしょうが、やはり毎年写真を撮りまくってしまいます。

倒木に生えたキノコは、サルノコシカケかな?



今年もこうして、二人で紅葉を楽しめたことに感謝♪
この年になると、来年はどうかなあと思ってしまうことがあります。
もちろん健康のこともありますし、町に近い場所への引越しも考えているのでね。

私有地内で迷子になってしまうような広い土地を所有することは、もう二度とないでしょうから、今のうちにう~んと楽しんでおかなくては。



おまけ: 少し前にひとりでウォーキング中、偶然見つけた何かの動物の頭蓋骨
     これだけが転がっていて、他の部分は見当たりませんでした。


トンボは、かなり近づいても逃げずに、写真を撮らせてくれました。
ありがとうね~