2021/12/17

クリスマスの飾り、雪の結晶&夜空に輝く冬の大六角形

2021年も、残すところ2週間だけとなりました。

去年はコロナ感染者の急増加により、サンクスギビングクリスマスも少人数のプチ祝いでした。
今頃の時期は、ようやく医療従事者に対するワクチン接種が始まったばかりだったと思います。
本当に大丈夫なのだろうかと、不安な気持も少し・・・
そしてアメリカ大統領選挙の最中とその後の醜い一連のゴタゴタで、人間関係がおかしくなったケースもありましたっけ。

それに比べると、今年はもっと穏やかに過ごせていることに感謝です。
来年はきっとさらに良くなるだろう・・・という希望を持って過ごそうと思っています。


今年もいつものように夫が木を切ってきて、ツリーの飾り付けを一緒に行いました。
友人が作ってくれた、ネコのキキ用のオーナメントが新入りです。


今月初めに飾り付けを行った時には、キキも手伝ってくれました。

これ、私の!?

母の手作りのキルト飾りを、今年も窓辺に。
サンタ・トナカイ・プレゼントが乗った汽車(子供たちが小さかった頃に買ったもの)と、小さなサンタ楽団もね♪


外の飾りは、それぞれ郵便局のおばちゃんと近所の友人の手作り。器用ですね~



あちこちから届いたクリスマスカードを、暖炉の上に・・・
皆さんありがとう♪
今年もこうして、お互いの無事を確かめ合えることに感謝です。



一昨日の夜は、土砂降りでびっくりしました!
12月半ばにこんなに雨が降るなんて、ミネソタに住み始めて初めてかも。
異常なほど暖かかったということです。
夜中にに変わったようですが、それほど積もりはしませんでした。

今日はぐ~んと気温が下がり、最高気温は-11℃、最低気温は-17℃とのこと。
-40℃を経験したことがある私たちとしては、まだまだね・・・という感じですけれどね。

もすっかり凍ったので、夫はスノーモービルでその上を走っていました。

冬至直前の今、日没は16:27であっという間に暗くなる

ちょっとおっかなびっくりですけれど、私も今シーズン初めて湖の上を歩いてみることに。
氷が露わになっている部分に目を近づけると、まあなんときれいな雪の結晶!!


よ~く見るとそこら中に積もっている雪も、天文学的な数の小さな結晶がお互いに重なり合っている状態です。
寒いので、解けずに原形のままなのですね。
ひとつひとつ、微妙に形が違うという事実にも圧倒されます。。。


天文学つながりで、極小の世界から一気に宇宙に飛びますよ~

今週は月が明るすぎて見えませんが、先週の晴れた日の夜には、この湖のちょうど真上に「冬の大六角形 Winter hexagon」と「冬の大三角形 Winter triangle」の星々が輝いていました。


冬の夜空に目立つ三つ星 Orion's belt を伴ったオリオン座(これは東京でも見えたな~)を探せば、他の星もすぐに見つかります。
何というスケールの大きさでしょう・・・

ハッブル望遠鏡による、冬の大三角形の実際の写真です。
雪の結晶と同じく、気が遠くなりそうな数の星だこと!



ド田舎に住んでいても結構お付き合いに忙しいのですが、今日のように何も予定のない日は、寒くてもウォーキングに出かけます。
恵まれた大自然の中で、小動物やお気に入りの木々に語りかけることに無上の喜びを感じる日々です♪

来週はクリスマスを控え、娘たちも来るのでまたまた忙しくなりそう。
今年も本当にあっという間でしたが、残された2週間を大切に味わって過ごしましょう。

2021/12/10

祈りを込めてクリスマスコンサート

去年はコロナの感染拡大で、予定より大幅縮小となってしまったクリスマスコンサートでしたが、今年は通常通りに行えました。


いつもの黒いステージ衣装に、何かクリスマスっぽいアクセサリーを足してくださいとのこと。
トナカイのブローチに加え、クリスマス柄のマスクを使いました。
去年買ったこのマスク、喜ぶべきか悲しむべきか、今年もまた使用することに・・・
可愛いので、まあいいか。


来年はどうだろうなあ。。。使わずにすむようになっていると良いのですが。

コンサートは、一昨年も来てくださった歌手 Brandon Box-Higdem さんが今年もゲストでした。
彼は現在アーカンソー州にお住まいですが、実は近所の町のご出身なのです。
幼少の頃の良き思い出のひとつは、もみの木を切ってきて祖父母の家で一緒に飾り付けをしたことだそう。

ものすごく充実したブラスセクションと共に、華やかで艶やかな歌声でした♪
ほぼ室内楽でとても緊張した11月のコンサートと違って、今回はヴァイオリンもファースト、セカンド5名ずつでほっ・・・

1回だけのリハーサルは、コンサートの前夜でした。
その前にかなりの雪が降り、ハイウェイの一部が凍っていて、運転はちょっとドキドキでしたが。

外階段が雪に埋もれて見えなくなった・・・

当日はお客様の入りも上々で、皆さん心から楽しんでくださった様子で良かったです。
全員マスク着用でしたけれど、最後から2曲目の Christmas Sing-along は、お客様も一緒になって会場いっぱいに歌声が響きました♪


武漢で、新型コロナウイルスの感染者が最初に発症したとされる日から、もう2年が経ってしまったそうです。
一昨年のクリスマスコンサートの頃は、その後に世界中がこれほどの激震に揺れるとは夢にも思いませんでしたっけ。

来年はもう少し落ち着いて、不安なく移動ができるようになり、会いたい人に遠慮なく会えるようになりますように・・・
数々のクリスマスソングは、そんな祈りを込めて演奏しました。


♪12月7日 クリスマスコンサートのプログラム♪
  
  グリーンが、Brandon Box-Higdem さんと共演した曲です。

     Irving Berlin Christmas (arr. Brymer & Brown)
     Christmas Festival (Leroy Anderson)
     Santa Clause is Comin' to Town (arr. Michael Bublé)
     How the Grinch Stole Christmas
     Sleigh Ride (Leroy Anderson)
     Jingle Bells (arr. Michael Bublé)
     There's No Place Like Home for the Holidays (Robert Allen / Al Stillman)

           Intermission

     O Holy Night (arr. Calvin Custer)
     Winter Wonderland (arr. Michael Bublé)
     The Christmas Song (Chestnuts Roasting) (Robert Wells / Mel Tormé)
     Carol of the Drum (Katherine Davis arr. Ray Wright)
     Christmas Sing-along (arr. by Bob Cerulli)
     Have Yourself a Marry Little Christmas (Hugh Martin / Ralph Blaine)
     

2021/12/04

コロナワクチンのブースター接種、ついでにギリシア文字を覚えよう!

しばらくは少し落ち着いたかのように見えたコロナ騒ぎでしたが、新変異株オミクロンの登場で、世界中が再び混乱しています。

アメリカでは12月1日に、南アフリカから戻った旅行者の感染がカリフォルニアで初確認されたばかり。
そして第2号は、ミネソタ在住の方ですって(涙;)
5万人以上が集まった、ニューヨークでのアニメイベントに参加していたそう。
今日も新たな感染者が増え、多分あっという間に拡大するのでしょうね。

そんな中、私はコロナワクチンのブースターを昨日受けてきました!
予約なしで行ったので結構待たされるのではと思いましたけれど、待っていたのは2人だけで、20分位で呼ばれて良かったです。
でもオミクロン株の感染拡大のニュースに、これからはもっと多くの人々が殺到するのでは・・・

私は1,2回目がモデルナでしたので、ブースターもそちらに。
(違う種類でもOKらしいですが)
ファイザーですとブースターの量は初めの2回と同じなのに、モデルナは半量でよいのですって。

画像は REUTERS より

3月に受けた2回目接種後は、夜になってからちょっと疲労感に襲われてさっさとベッドに入りましたが、何度も目が覚めて熟睡した気がしませんでした。
ブースターを受けた今回も、やはりそんな感じ。
でも、翌日(今日)の朝は起きると爽快な気分で、普段と何も変わらなかったです。

寒気や吐き気に襲われたり熱が出たりという話も、特に若い方から多く聞きましたけれど、私は幸いそのような症状はなく、腕の痛みもほとんど気にならないほどでした。

夫は高齢者ですので、私よりずっと早く接種済み。
副反応は3回とも全くなかった、ラッキーな奴です(笑)

上の義妹は、私より1日早くファイザーのブースターを接種してきたそう。
今回も2回目同様、翌日まで寒気と熱っぽさを感じたそうですが、夫婦共に終わってほっとした様子。
お互いに「おめでとう!」を言い合いました♪


コロナの変異株の名称は、アルファから始まってギリシア文字が使用されています。
初めの4つや、パイシグマオメガなどはお馴染みですが、こんな文字あったかしら?というのもたくさんありますね。
読み方がわからなくても、昔の顔文字でよく見かけたのはあるけれどね。これとか ⇒ ( ̄ω ̄;)

私は、オミクロンも今まで知りませんでした・・・
英語ですと、日本での読み方と少し違う部分もありますので、発音記号も載せておきます。

  Αα alpha アルファ [ǽlfə]
  Ββ beta ベータ [béitə]
  Γγ gamma ガンマ [gǽmə]
  Δδ delta デルタ [déltə]
  Εε epsilon エプシロン [épsəlɑn]
  Ζζ zeta ゼータ [zéitə]
  Ηη eta イータ [éitə / íːtə]
  Θθ theta シータ [θéitə]
  Ιι iota イオタ [aióutə]
  Κκ kappa カッパ [kǽpə]
  Λλ lambda ラムダ [lǽmdə]
  Μμ mu ミュー [mjúː]
  Νν nu ニュー [núː / njúː]
  Ξξ xi クシー、クサイ [zái]
  Οο omicron オミクロン [ɑ́mikrɑn]
  Ππ pi パイ [pái]
  Ρρ rho ロー [róu]
  Σσ sigma シグマ [sígmə]
  Ττ tau タウ [táu]
  Υυ upsilon ウプシロン [ʌ́psəlɑn]
  Φφ phi ファイ [fái]
  Χχ chi キー、カイ [kái]
  Ψψ psi プシー、プサイ [sái]
  Ωω omega オメガ [ouméigə]

デルタオミクロンの間に10文字もあるのに、ちらっと耳にしたことがあるのはラムダ株ぐらいではありません?
他の文字の株はどうしちゃったのだろうと気になって、ググってみたら・・・

イプシロン株イオタ株なども実は存在していたそうですが、大したことなく消滅した様子。
でも、Nu new と混同されやすく、Xi (ザイ)はとして一般的なので、コロナの変異種には使われなかったとのこと。

そう言えば、習近平の英語読みは Xi Jinping です。
苗字は「シー」でギリシア文字の発音とは違うけれど、ひそかに気をつかったのかな。。。 

ギリシア文字最後のオメガに到達する前にコロナには消えてもらわないと、次はどうやって命名するのでしょうね。
あまり悪さをして宿主を殺しまくると、自分も生きていけないことにウイルスも気付き始めているでしょうから、変異をくり返すうちに弱毒化して、普通の風邪のようになるのかなとも思います。


去年の今頃は、アメリカではコロナの感染者数がピークでした。
家でおこもり状態だったせいかクリスマスツリーの需要が大幅に増え、本来は今年の分だった木まで伐採されてしまったそう。

ですから今年はツリー不足で、値段が跳ね上がっているとか・・・
幸い我が家はたくさんの木々に囲まれていますので、今年も夫が適当なサイズのを選んで切ってきました。

明日からまた雪が降るらしく、そうなると運び入れが大変ですから、早めにリビングルームの定位置へ・・・
飾り付けはこれからですけれど、素敵な香りにクリスマス気分が高まっています♪