ミネソタは今、とても変な陽気です。
今日は気温が18℃まで上がり、記録的な暖かさでした。
ところが今夜から雪になるそうで、明日は何と「冬の嵐警報」が出ています。
雪またはみぞれが降り続き、3インチから6インチ(約15cm)積もるとの予報。
最大風速は時速で表すと45マイル(約72km)だそうで、風もかなり強そう・・・
道路はとても滑りやすく、木が倒れる可能性もあるとのこと。
なるべく外出は控え、どうしてもの場合は非常事態に備えて余分な食糧、水、そして懐中電灯を忘れずにですって。
絶対、家にいますとも!!
話は変わって、今月30日にまたコンサートがあり、来週からリハーサルが始まるので自宅練習中です。(明日でなくて良かった・・・)
今回は、ドボルザークの「新世界より」もプログラムに入っていて楽しみです。
オープニングは、バーンスタイン作曲の「ウエストサイドストーリー」より「マンボ」という曲。
この曲、今までにも耳にしたことはあったと思いますが、「トゥナイト」「マリア」「アメリカ」などのほうがずっと馴染みがありました。
「マンボ」を改めて聴いてみたら、あれれ?めちゃくちゃ懐かしい出だしだ!
メロディーが入ってからの2小節、子供の頃に放送されていたNHKの人形劇、「ひょっこりひょうたん島」とほとんど同じではないですか。
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画像は「ひょっこりひょうたん島」ファンクラブサイトより |
「マンボ」のほうが早く作曲されていたので、「ひょうたん島」のテーマソングはこの曲から何らかのインスピレーションを得たのでしょうか。
そっくりなのは出だしの数秒だけで後は全然違いますから、ただの偶然かな。
他にはそんなに娯楽のない時代で、私は「ひょっこりひょうたん島」を観るのが毎日とても楽しみでした。
実に個性豊かなキャラクターが揃っていて、次に何が飛び出すかわからない独特の世界観・・・
登場人物は実はみんな亡くなっていて、あれは「死後の世界」の物語なのだという説が浮上したこともありましたっけ。
声優さんたちは既に他界された方がほとんどですが、サンデー先生役の楠トシエさんは、現在97歳でご存命だそう!
博士役の中山千夏さんは、まだ70代。
歌手、タレント、参議院議員としても多彩なご活躍でしたけれど、今でも著作活動を続けていらっしゃるようです。
オリジナルから数十年後、BSで「ひょっこりひょうたん島」のリメイク版が放送され、私の子供たちもこの番組を楽しむことができました。
もちろん、私も一緒にワクワクしながら観ましたよ。本当に懐かしかったな♪
子供の頃は白黒テレビでしたので、この時初めてカラーの「ひょうたん島」を観たわけです。
劇中歌など結構良く覚えていて、自分でもびっくり。
アメリカのオーケストラの団員にも同世代の方がいますが、「マンボ」の出だしが「ひょうたん島」とそっくり!という驚きは分かち合えないのがちょっと残念・・・
今年は雪がとても少なく、このままですと春からの森林火災が心配です。
吹雪は歓迎しませんけれど、明日は大雪との予報にほっとしている方も多いかもしれません。
今夜は、まだ全面凍っている湖の上に満月がきれいですが、明日の朝目覚めるとどんな景色になっていることやら・・・
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