2025/02/28

美しすぎるひな祭りの食卓

毎年つぶやいているような気がしますが、「2月は逃げる」は本当で、あっという間に終わってしまいます。
二人目の孫も、今日で生後1ヶ月となりました。
娘から頻繁に写真や動画が送られてきて、その成長の早さに驚かされます。

「孫娘」という呼び方は一般的なのに、男の子の孫を「孫息子」と呼ぶことには私を含めて多くの人が違和感を覚えるのは、以前のブログに書いた通りです。
「孫息子」に代わる良い表現が何かないかしらと、ずっと考えていました。

そこで、ひとつひらめいた♪
娘が時々「あっ、坊やが泣いている」などと言っていたのが、懐かしい感じでもあり、なぜか新鮮な響きもして、「孫坊」もいいかもねと思っています。

そうすると、女の子の孫は「孫嬢」?
それはちょっと抵抗あるので、このブログでは「孫娘」「孫坊」でいこうかな。
もっと良い言い方を思いついたら、またあっさり変更するかもしれません・・・


もうすぐひな祭り! 今年も、お雛様を飾っています。
毎年同じですが、しつこく写真を載せますね。


娘の初節句に両親がプレゼントしてくれたお雛様なので、早く娘と孫娘に譲りたいのですが、「飾る場所がない、時間もない!」ということで、まだ我が家に残っているわけです。。。

毎年親戚のガールズたちを招いて行っているひな祭りのお祝いも、今年は諸事情により中止にしました。
娘夫婦も、小さな子供二人とワンコ2匹、大量の荷物と共に我が家まで来る心の準備がまだできていないため、もう少し先になりそうです。


それでも何となく、ひな祭りはどんな献立がいいかな~なんて思いながら、YouTube の動画を色々観ていた私です。

中でもこの「器のある暮らし」というチャンネルのものは、お料理も器もテーブルコーディネイトも、本当にきれい♪



セルクルを使って作るケーキのようなちらし寿司、ナイスアイディアですね。
こんな小さな蝶の抜き型、見たことがありません。何てキュートなのでしょう。

「ぶぶあられ揚げ」も、本当にきれいな色で可愛らしいこと!


はまぐりも美しい雛菓子も、ミネソタの田舎では決して手に入らないな・・・
こんな素敵なお食事会に、ぜひ招かれてみたいものです。


毎日ここまで時間をかけて丁寧に食事を作るのは不可能ですが、特別なイベントは別です。
料理に一番似合う器を探し、時には逆に器を先に見つけてそれに似合う献立を考えるのも、楽しいかもしれない。
食卓に飾る花や小物、食事に合うアルコール類とグラス類、全部含めて一期一会の「芸術」なのですね。

でも、各イベントに合わせて器を揃えていたら、収納場所がすぐにパンクしちゃう・・・
一般家庭では、あまり現実的ではありません。。。
空想の世界で楽しむことにしましょう。


去年一時帰国した時、親友のひとりがこんな可愛らしい飾りをプレゼントしてくれました。
中は空っぽだと思ったのに、小さなお雛様かくれんぼしていてびっくり!


これは犬筥(いぬばこ)というもので、女の子の成長と幸せを願う雛飾りのひとつとして、古くから親しまれてきたそう。
犬は安産で多産のため、出産の場を守る飾りとしても使われるのですって。
今まで知らなかったなあ・・・とぼけた顔が何とも言えませ~ん。


今日は風が強く、明日まで寒いようですが、今年のミネソタの2月後半は春のような暖かさでした。
雪もかなり解けてしまい、庭には地面がだいぶ見えています。


数年前の同じ2月28日の写真。年によって、ずいぶん違うものです。


今年は3月も例年より暖かいようで、夫と友人たちのメープルシロップ採取も、いつもより早く始まりそうです。

2025/02/25

断捨離の一環でやっと処分した、四半世紀前の新聞

今日は2025年2月25日という、何だかきれいな日付です♪

今年の目標のひとつ「断捨離」・・・衣類やキッチン用品などはどんどんはかどっていますが、私にとって「思い出の品」は難しく、とても時間がかかります。
一度捨ててしまったら、もう2度と手に入らないものですものね。

自分はこの分野の断捨離が苦手なのだなと自覚し、あまり無理はしないことにしました。
それでも、「写真に残しておけば、現物がなくてもまあいいか」と感じたものは、そのようにしています。

クロゼットの奥から出てきた謎の袋、中身は何だろう・・・?
古新聞の束でした!

子供たちが生まれた日の新聞の他、昭和天皇が亡くなって平成に変わった時のもの、1999年大晦日と2000年元旦、自分が50歳になった日、銀婚式の日・・・など。
「絶対、後から読まないだろう!」と、今さらながら自分にツッコミを入れます(笑)

昔の新聞は色がずいぶん褪せてしまい、その頃の活字の小ささに驚きます。
当時、年配の方が新聞を読むのは難しかっただったろうな。
幸い(?)私はやや近眼という程度で、普段の生活で眼鏡はほとんど必要なく、昔の新聞も裸眼で読めるのですが・・・


子供たちが生まれた日の新聞だけは残しておくことにし、あとは「一面」だけ写真を撮って処分です。
(これも、後からチェックすることはないかもしれないけれどね)

せっかくなので、他のページも一応さっと目を通しました。
当時のテレビ番組、三面記事、古い広告、株相場、みんな興味深いものでしたが、まあこれっきりでいいかな。

1999年12月31日の新聞一面には、「雅子さま流産」のニュース。
お世継ぎを期待されるプレッシャーは大変なものであっただろうと、胸が痛みます。
けれどもその後、愛子さまという素晴らしいお宝に恵まれました。
ご両親に本当の意味で愛情深く育てられ、愛子さまは好感度100%の全世界に誇れるプリンセスにご成長なさいましたね。

そして、その翌日2000年1月1日の新聞。
21世紀の始まりは2001年1月1日なのですが、2000年が「ミレニアム」として盛り上がっていて、より記念日っぽかったので、こちらの新聞を残しておいたわけです。

ロシアエリツィン大統領が辞任し、代行にプチン氏任命」との記事。
ああ、この年だったのですね。


ですが、「プチン氏」?その頃は「プーチン」ではなかったの?
これには、かなりびっくりしました。プッチンプリンみたいじゃない?
いつから「プーチン」と表記されるようになったのでしょう。覚えていません・・・
もしかしたら、「プチン」と書いていたのは朝日新聞だけだったのかもしれませんしね。

英語ですと、 Putin の後半 tin は飲み込むような発音で、あまりはっきりした音ではありません。
「ティン」と読みそうですが、それとも違い、ましてや「チン」なんかではない(笑)

けれども、ウィキピディアに載っているロシア語の発音を聞くと、確かに「プーチン」が最も近いようですね。
国名や人名は、時々カタカナ表記のほうが、英語での発音より原語に似ていることがあります。
(余談ですが、フルネームは、「ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン」という冗談みたいな名なのも、「なぜそうなった?」と不思議に思います)

彼はこの年2000年の3月の大統領選に当選し、今に至るわけですね。
ここまで世界を騒がせる男になるであろうとは、あの時の記事では全く予想できなかったけれど・・・

当時のロシアでは、大統領は連続2期までと制限されていたため、2008年から2012年はドミートリー・メドヴェージェフ氏に大統領職を譲りました。
けれども次の選挙でプーチンが返り咲き、憲法改正により長々と大統領の座に居座り続けています。
(アメリカもそうならないよう、祈っています。。。)


2000年と言えば、今からちょうど25年前ですね。
人類の歴史においては、あっという間の「四半世紀」ですけれど、世の中はずいぶん変わりました。

当時はガラケーがやっとで、スマホの一般的な利用ははまだ先のこと。
子供たちが友だちと電話で話したい時は、まず電話を受けた親と言葉を交わすのが普通で、私が子供だった頃と全く同じでした。
これにより、自然に大人との礼儀正しい挨拶を学べた気がします。
親も、子供がどんな友だちと付き合っているのかが、ちゃんと把握できていましたしね。

SNS もなかった時代、みんなもっと落ち着いて暮らしていたのではないかしら。
SNS はとても便利で楽しいけれど、常にたくさんの人とつながっていて動向が気になるのは、何だか疲れるなと感じる時があります。

そして今から25年後の2050年、世界はどうなっているのでしょう。
バラ色の未来より、戦争、天災、新たなパンデミック、長く続いてきた日本の皇室の将来、心配の種のほうが多いです。

AI が人間を超えるシンギュラリティは、私たちの予測以上に早く到来するのでは・・・?
その時、人間はどうなってしまうのか。答は誰にもわかりません。

25年後、私はもうこの世にはいないかもしれませんが、子供たち、孫たち(ひ孫も?)の代の人々が、日々危機感にさらされることなく暮らしていける世の中でありますように。


2025/02/17

ディズニーの曲は、やっぱり楽しい♪♪

娘の家から戻ってすぐ、休む間もなくコンサートのリハーサルが始まりました。
2月のコンサートは最近、映画音楽の特集が続いています。
今年はディズニーの映画音楽で、お馴染みの懐かしい曲も多くて練習が楽しかったです♪

本番は昨日でしたが、その前日は午前中にリハーサルがあり、ランチは町の寿司&ラーメンレストランへ!
主にヴァイオリンのメンバーに、寿司が大好きな指揮者も加わって総勢6名でした。
寿司の他にギョーザたこ焼きもオーダーして、みんなでシェアしながらワイワイとおしゃべり。

昨日のコンサートは、満員御礼でノリの良いお客様が多くて楽しかったです。
クラシック音楽ももちろん良いですが、映画音楽ですとお子さんたちもたくさん来てくれるのが嬉しいな。

呼びかけに応じて、映画の登場人物の衣装で来てくれたお子さんが多かったです。
女の子は、お姫様のようなドレスで可愛らしい子がいっぱい。
夫の甥の長女と次女は、ハリーポッターに出てくる魔術学校の制服で来てくれました。

映画音楽特集のコンサート、普通はそれほど難しい曲はないのですが、今回は結構大変でした!
今までも演奏したことのある「美女と野獣」「ライオン・キング」は、今回全く違うアレンジでとてもドラマチックな長いものでしたし、「アラジン」はどんどんテンポと雰囲気が変わって本当にかっこいい。

娘がライブストリームでコンサートを観ながら、写真も撮っておいてくれました。


自宅練習の時に参考にした YouTube の動画も載せておきます。



私たちの演奏には合唱は入らなかったのですが、オーケストラ部分は同じアレンジです。
合唱付きだと、さらに素敵ですね。

私が一番好きだったのは「アラジン」です。(一番難しい曲でもありました)
中東っぽいメロディーとリズムで、その地を旅しているような気分になれます。
このオケ、衣装も凝っていて迫力ある演奏です。ぜひ聴いてみてくださいね~



演奏した10曲のうち8曲は初めての曲で、コンサート3日前に初めて渡されたものも・・・!
こういうことには結構慣れているので、皆さん平気で演奏していましたけれどね。
この緊張感が老け込まない秘訣と自分に言い聞かせながら、私も頑張りました(汗;)

演奏だけでなく、団員たちは犬の鳴き声を真似したり、足踏みを入れたり、「カリブの海賊」の出だしでは歌も歌って大忙し。
「あまりきれいに歌わず、海賊っぽくね」だってさ。


ここ数日かなり寒い日が続き、今日の最低気温は-31℃ですって。
でも来週は、とても暖かそうで楽しみ!!
ミネソタに住んでいると、6℃なんて春が来たかと勘違いしそうです(笑)



★2月16日のコンサートのプログラム★

     Beauty and the Beast 美女と野獣

     Symphonic Suites from:
      The Lion King ライオン・キング
      Alladin アラジン
      The Jungle Book ジャングル・ブック
      Mary Poppins: A Symphonic Fantasy メリー・ポピンズ
      
        INTERMISSION

     101 Dalmations 101匹わんちゃん
     Monster Inc モンスター・インク
     A Disney Adventure ディズニー・アドベンチャー
     Music from Frozen アナと雪の女王     
     Pirates of the Caribbean: At Worlds's End カリブの海賊