前回、クッキングクラスに参加したことを書きましたが、今日はその続きです。
55歳以上は無料というこのクラス、特に定年退職後に家に閉じこもりがちになってしまっている方々に、もっと人との交流の機会を与えるのに役立っているようです。
簡単に手に入る材料を使って、栄養のバランスが良く、カラフルで見た目も美しいメニューを月に一度紹介してくれます。
料理のデモンストレーターのサポート役が、オーケストラでのスタンドパートナー(並んで座ってひとつの譜面台を共有する人)なので、私も誘われたわけです。
もう1人ファーストヴァイオリンの友人と共に、半ば「サクラ役」で出かけました。
15名位の参加者は実際に料理するわけではなく、座って説明を聞きながら、料理の過程を見学します。
配られたレシピに色々書き込みながら、漂ってくる美味しそうな香りにワクワク!
出来上がると試食し、感想を述べたり質問したり・・・とても楽ちんです。
まず初めは、チキンと数種の野菜、たっぷりのスパイスを使ったスープでした。
レモン味のスープとのことで、出来上がるまで???だったのですが、酸味がとても美味しく感じられ、皆さんに評判が良かったです。
ご夫婦で参加と思われるお二人のご主人のほうが、「今までの人生で味わったスープの中で一番おいしい!」ですって。
デモンストレーターは満面の笑みでしたが、お隣りの奥様らしき方はちょっと複雑なお気持ちだったのでは・・・
他人事ながら、心配になりました。。。
でも、ご主人が常に料理担当というご家庭もアメリカではめずらしくないので、もしそうなら何も問題ないですね。
もう一品、米を使ったメイン料理の紹介の後、簡単なデザートも♪
私の大好きなチーズケーキですって!
小腹が空いた時、ちゃちゃっと気軽に作れてしまうのが魅力とのこと。
このブログでも、今までにチーズケーキのレシピをいくつかご紹介していますが、今回はオーブンなしで簡単にできる一品でした。
以前たまに作っていたレアチーズケーキは、ゼラチンを使って固めていましたけれど、これはそれさえ不要です。
スープに大感激なさった男性が、またしてもご発言。
「チーズケーキってあまり好きではなかったけれど、これは確かに美味しい!」ですって。
もしかして、彼こそサクラとして雇われていたりして?
スープ同様、今回はデザートにもレモンを使っていました。
ポッカレモンみたいな市販品がアメリカにもあるので、それを使ってもOKですけれど、できれば生のレモンを自分で絞ってね、とのこと。
私も気に入ったので、週末に家でさっそく作ってみました。
ラズベリーをど真ん中に乗せたら、日の丸みたいになった・・・センスなくて、すみません。
ヨーグルトとレモン、両方の酸味が加わって、とてもさわやかなお味。
軽くてぺろりとお腹に入ってしまうので、もう1個食べたくなります。
たくさん作ると、危険かもよ。。。
クラスでは、小さめのメイソンジャーを使用。
蓋もついているので、冷蔵庫に保管するにも便利ですね♪
台の部分も、とても簡単です。
中で直接バターを溶かしてしまい、細かくしたグラハムクラッカーと混ぜて押し付ければ出来上がり。
クラスでは台にも砂糖を少し加えていましたが、なくても十分な甘さだと思います。
きれいに平らにせず、ざくざくのままでも、それはそれで良いのではないかしら?
教えていただいたのは1人分のレシピ。
でも夫と、週末に来ていた義弟にも食べてもらうために、3人分にしたよ!
台の部分の割合が少し多すぎるように感じましたので、分量を減らしました。
上の部分も、自分好みに少し変更。
レシピは参考程度にしてください。多分、いい加減に作っても大丈夫(笑)
ヨーグルトとの比率の違いで、チーズ味の濃さも舌触りも変わってきます。
砂糖やレモン汁の量も、お好みで調整してください。
切り分けるわけではないので、普通のチーズケーキよりずっとクリーミーです。
これをケーキと呼んでよいのだろうか。。。
レモン・チーズケーキ (3人分)
材料
グラハムクラッカー 2枚
バター 大さじ1・1/3
クリームチーズ 1/2~3/4箱(4~6オンス、約113~170g)
砂糖 大さじ2
ギリシャヨーグルト(プレーンヨーグルト、サワークリームでも良い) 大さじ3~4
バニラエクストラクト 少々
レモン汁 1/2~1個分
作り方
1)耐熱ガラスのジャーにバターを入れ、レンジで溶かす。
2)クラッカーをビニール袋に入れてめん棒で細かく砕き、1)に混ぜ入れる。
3)ジャーの底にスプーンなどで押し付けるように平らにする。
4)ボウルにクリームチーズを入れ、レンジに短時間かけて柔らかくする。
5)砂糖とヨーグルト、バニラ、レモン汁を加えて泡立て器でなめらかにする。
6)3)に流し入れ、冷蔵庫で30分以上冷やす。
その他のチーズケーキのレシピもどうぞ♪