おまけのページ

2022/01/04

新年早々の逆走 / 無理して付き合いを続ける必要はない

皆さん、明けましておめでとうございます♪

2022年は、安心してどこにでも出かけ、会いたい人にいつでも会える日常が戻ることを祈っています。

大晦日の夕食は近所の友人夫婦宅に招かれ、自家製ワインとご馳走と共に楽しいおしゃべりに花が咲いたものの、(みんなお年なので)カウントダウン前に力尽きて帰宅。


その夜は気温が-36℃まで下がり、元旦の朝はさらに下がって-38℃
肌を外気に10分以上露出すると凍傷の危険・・・との警報も出て、家に籠るしかありませんでした。

クリスマスツリーもまだそのまま、特番も別になく、フットボール観戦が定番のアメリカのお正月。
新年の清々しさ、あまり感じないなあ。
それでも、お雑煮だけは毎年作っています。
冷凍して大事に取っておいた茅乃舎の出汁を使って、汁は極上のお味よ♪

もち米をホームベーカリーでお餅にした自家製も、なかなかの食感でした。
  ⇒ 作り方はこちら
事故があるといけませんから、小さく切ってオーブントースターでこんがりと。
お餅の下にアルミホイルを敷くと、くっつくこともなくきれいに焼けます。

椎茸はないので茶色のマッシュルーム、三つ葉の代わりはほうれん草(欲張りすぎた・・・)
ゆず鳴門などもちょこっと飾りたいところですが、ないものは仕方ない。


少し気温が上がった昨日ウォーキングに出かけたら、夏にピクニックをする場所で巨大な白かまぼこ発見!!
まあ、美味しそうだこと・・・いただきま~す♪



元旦から2日にかけて、いつものように日本の友人たちに年賀メールを送りました。
でも、今年は大失敗!!

送信後に気付いたのですが、数名に宛てて「2020年のお幸せ」を心からお祈りしてしまいました。
正月早々逆走して、過去に戻っちゃった私。。。
気の置けない友人だったので、多分笑って許してくれたと思いますが。
(意外と、気付いていなかったり・・・?)

ちょっとお間抜けな性格は、年と共に拍車がかかりそうです。
周りのみんなも、失敗物忘れが増えてきた感じ。
会う約束をしていたのに忘れられちゃったとか、色々ありますもの。

そんな時は、鬼の首を取ったようにあざ笑ったり、後々まで皮肉ったりするのは例え冗談でも避け、さらりと受け流すのが気持ちの良いお付き合いの秘訣でしょうか。
夫婦でも親子・兄弟でも、長年の友でも同じだと思います。

上記の点も心に留め、日本でもアメリカでも多くの方と長い温かいお付き合いが続いていますが、一昨年から去年にかけては、人間関係について深く考えさせられました。。。
アメリカでは特に、大統領選をはさんで取り返しのつかない深い溝ができてしまったケースが少なからずあり、その後はコロナワクチンに対する考え方でさらに溝が広がったようです。

それはそれで置いておいて、他の話題で今まで通り和やかな時間を過ごせる場合がほとんどではあるものの、中にはどうしても無理な場合も。
「陰謀論」などについて熱く語り始め、「私の言うことが正しい、何もわかっていないあなたも周りの人も馬鹿だ」という態度を露骨に取られると、もうダメ・・・

「みんなと仲良く」「誰にでも親切に」、子供の頃に大人から教え込まれたことは、実行しようと思っても相手によっては自分が苦しくなるだけだと実感しています。

お互いにもう残り少ない人生なのですから、波長の合わない人と無理に付き合いを続ける必要はありません。
人が変わるかもしれないことを期待しても、それはほとんど不可能なので、自分が変わる・・・つまり情にほだされずにその人から離れる選択をするのが一番です。
血縁関係があったり、仕事上で深い関わりがある場合、とても難しいとは思いますが。

心理学者アドラー「嫌われる勇気」がベストセラーになったのも、対人関係において我慢しながら暮らしている人があまりにも多いからなのでしょうね。
「人の期待を満たすために生きてはいけない」って、本当に大切なメッセージです。

去年は偶然にも夫も私も、付き合いの長かったそれぞれの友と、同じような理由でほとんど同時期に疎遠になってしまいました。
寂しくもありますし、孤独感に陥っているかもしれない元友人への罪悪感も少々あります。
でも、自分のメンタルは自分で守らなくてはね。世界中で一番大切なのは、やはり自分自身ですもの。

過去の楽しかった思い出と、以前していただいたあれこれに心から感謝し、連絡は取らなくなっても、その友人の幸せをそっと祈って・・・
二人の関係について考えることで色々な気付きも得られ、彼女が人生劇場の大切な登場人物だったことは確かです。

幸い夫も私も、前向きで心優しいたくさんの人たちに囲まれています。
その笑顔や、温かい言葉、メールの文面を思い出しただけで幸せな気持ちになれる人々の存在が、本当に有難いです。
そんな人たちとのお付き合いにこそもっと時間をかけ、ずっと大切にしたいと思っています。

新年メール交換も、そんなひとりひとりのお顔を思い浮かべながら・・・
普通の年賀状や、今や主流になっているLINEやテキストメッセージより書くのに時間がかかるけれど、毎年続けるつもりです。

コロナ禍だろうが、新しいことにチャレンジしたりして頑張っている友の多いこと!
それぞれの事情を抱えて大変な時でも、些細なことに喜びを見つけながら、感謝の気持ちと共に毎日を送っている友人たちを誇りに思います。

早くみんなに会いたいな。。。


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