おまけのページ

2021/09/29

オートミールで作るおにぎりが、意外な美味しさでびっくり

オートミールと言えば、牛乳とはちみつと共に朝食にいただくか、お菓子にしか使ったことがありませんでした。
どちらにしても、甘みを足して食べるものという先入観にとらわれていました。

ですから、おにぎりにも使えるという話を初めて聞いた時、すごい勢いで好奇心がムクムクと湧いてきちゃった!
何て柔軟な発想なのでしょう!!
でも、ご飯みたいにくっついて形を保てるのだろうか・・・ポロポロこぼれそうな気がするけれど。


初めて試したのはかなり前ですが、昨日のランチに久しぶりに作ったのでご紹介しますね。
想像以上に美味しくて、我が家の定番になっています。
この通り、ご飯と同じようにちゃんとくっついて、おにぎりの形になるので感激!


の混ざったご飯が結構好きで、子供の頃は麦の部分だけ集めて食べたりしていましたが(笑)、これは100%オーツ麦なのですから、そりゃ嬉しい♪
それに、食物繊維ビタミンミネラルなどの栄養もたっぷりで、腹持ちがいいのです。
ダイエットにも良さそうですよ~

オートミールには色々な種類がありますけれど、我が家でお菓子用に使っている、下の写真のような大粒のものより、


インスタントのオートミール用に使われる小粒の種類が、おにぎりには合うようです。
個別の袋入りになっているものは、1袋がちょうど小ぶりのおにぎり1個分。
もちろん、アップルシナモンやレーズン入りなどではなく、無糖のオリジナルを使います。



我が家では、もっと割安な大きな容器入りのものを愛用しています。


おにぎり1個分のレシピは、以下の通り。
耐熱ボウルにオートミール30gと50cc、冷凍枝豆塩昆布適量を加えて軽く混ぜ、電子レンジで1分チンします。


去年、息子が送ってくれました。あらら、賞味期限が・・・


家のレンジは1200Wですので、パワーによって時間は調節してね。

ラップを使って形を整え、中に梅干しを入れ、塩を振って海苔を巻けば出来上がり。
お上品サイズですが、満足感が得られる食感です。
ご飯が全然ない時にも短時間でできるので、その点も便利!


今日は枝豆と塩昆布でしたが、以前ご紹介した悪魔のおにぎりや、焼きおにぎり和風ツナマヨなどにしても美味しいです。

おにぎりだけでなく、お好み焼き中華風お粥にオートミールを使うのもありだそう。
発想の転換に、ちょっと感激です。



このところインディアンサマー(小春日和)で、やたらと気温が上がり、半袖でOKです。
紅葉のピークは過ぎたものの、まだしばらくは楽しめます。
暖かいと油断していると、すぐにが降りても降り始めるのがミネソタなのですけれどね。
冬は多分、もうすぐそこまで来ています。

陽気のせいか、Asian lady beetles と呼ばれるテントウムシにそっくりな虫が大量発生中・・・!(こういう名前は困ります)
ドア周りの小さな点々が虫です。家の中に入ろうと狙っているところ?


人には害はないようですけれど、オレンジ色で独特の臭いがあり、家の中に入り込んでくるのが困りもの。
可哀そうだけれど、入ってきた虫は掃除機で吸いこんでしまっています。。。ごめんね。


★おまけ1

今までにご紹介したオートミールを使ったお菓子です。
こちらもとても美味しいので、ぜひ作ってみてくださいね~



★おまけ2

虫嫌いの方は閲覧注意!これ以上スクロールしないでね。










窓を開けたら、窓枠の隙間にたくさん雨宿りしていました。
和名はナミテントウというのかな?

普通のテントウムシ ladybugs は、赤い体に点々がついているのに対し、Asian lady beetle は体がひとまわり大きく、オレンジから赤まで色々。
そして、頭の白い部分がテントウムシより多いそう。


全然「点」がないのっぺらぼうのもいれば、やたらと「点々」だらけのもいておもしろい。
数匹なら可愛いけれど、集団発生はやめてくれ~
アブラムシを食べる益虫だったはずなのに、増えすぎて害虫になってしまったらしいです。


2021/09/20

ゲストキャビンに、友人夫婦とワンコが滞在しています

夫の大学の頃からの友人夫妻が、私たちのゲストキャビンに先週から滞在しています。
10年近く住んでいたアイダホ州の家の周りの環境が悪くなってしまったそうで、学生時代を過ごしたミネソタ州に戻りたくなったのですって。

当初より人口が爆発的に増え、常識が通じない人も多くなったとか・・・
近所に小さな飛行場があり、以前は自家用飛行機が時々離着陸するだけだったのに、この頃は飛行訓練用に使われるようになり、タッチアンドゴーなど危険で騒音の激しい訓練も含まれるそう。
そりゃ、引越したくなるわ。。。

もう家は売り払い、家財道具のほとんどは倉庫に預けたそう。
しばらくこちらに腰を落ち着け、ゆっくりとこれから住む場所を探すのだそうです。

我が家と地続きのキャビンが空き家になっていてもったいないから、好きに使っていいよと彼らに告げたのは夫。

ご自由にどうぞ♪

夫が集めたアンティークがいっぱいの、湖の前のキャビン

友人夫婦も大喜び。必要最低限のものだけ持参で、13歳のワンコと共にやって来ました。
年なのでだいぶ動きが鈍くなってきていたワンコですが、ここに来たらすっかり元気になって散歩を楽しみ、疲れたら自分のベッドでお昼寝という気楽な毎日よ~ん。



お迎えするための掃除などに何日もかかりましたけれど、二人の嬉しそうな顔を見ているとこちらも幸せな気持ちになります。
ストレスいっぱいの暮らしがしばらく続き、こんなにくつろぐのは久しぶりだそう。
静かで美しい環境には、誰だって心癒されないはずがありません。

気温が氷点下になる前に、キャビンの水を止めて冬支度をしなくてはいけませんから、滞在は今月末までのお約束。
その後は、別の場所に移ることになっています。

早いうちに、気に入った家が見つかると良いのですけれどね~
今日も、ある家を二人で見に行ってきましたが、残念ながら水回りに難があったそう。

ネット上の写真では完璧な物件に見えても、何かしら問題が見つかるのはよくあることです。
私たち世代の人生に残された日々は、それほどたっぷりあるわけではありません。
どこか妥協して住み始め、こんなはずじゃなかったと不満を抱えながら暮らすのは嫌ですから、なかなか難しそうですね。

私たちも無理しておもてなしに励むことはせず、それぞれ勝手に過ごすことにしています。
お互いの暮らしのペースも違い、あちらにはワンコ、こちらにはニャンコがいるのでね。
でも時々は食事を共にして、昔話に花を咲かせたりして楽しんでいます。

みんなが若かった頃の写真を持ち出して、「男共はじいさんになっちゃったけれど、私たちはそんなに変わってないよね~」と、私の肩を抱く奥さん。
「本当よね~」と私は賛同し、みんなで大笑い。

彼らはこのキャビンに泊まったことも何度かあり、一緒にカナダに行ったことも・・・
共通の思い出をこうして明るく語り合える友がいるのは、有難いことです。

以前は親しくお付き合いしていたのに、残念ながらあまりにも価値観が違ってきて、会うのをやめてしまった友人もいます。
寂しいけれど、それも仕方のないことなのでしょう。。。



前回の記事では、紅葉について「今年はいつものような鮮やかな色はあまり期待できない」という予報だと書きました。
ところが、それは良い意味で裏切られたようで、例年通りのゴージャスな紅葉を楽しんでいます♪

夏には緑一色だったのに、一体どこにこんな鮮やかな色が隠れていたのでしょう。
雪の白一色になる前に、思い切り味合わせていただきますね。






10月初めにコンサートがあるので、明日からリハーサル開始です。
演奏曲目のひとつは、大好きなブラームスピアノ協奏曲第2番で楽しみ~♪
1時間近くかかる長い曲ですけれど、ドラマチックで決して飽きません。

この第3楽章は、それはそれは美しいチェロのソロから始まり、「あれ?チェロ協奏曲?」と勘違いするほど・・・
心の中に少しずつ溜まった汚れがすっかり洗い流されて清められるような、芸術の秋の夜長にふさわしい名曲です。

良かったら、聴いてみてくださいね。

 Brahms: Piano Concerto No.2, 3rd movement - Filippo Faes, soloist 




2021/09/13

木もかなりのストレスを感じているらしい

前にも何度か書きましたが、今年は本当に「暑くて雨の降らない夏」でした。
も茶色くなって全く伸びなくなり、いつもなら週に一度くらいのペースで芝刈りしなくてはいけないのに、8月の回数は何とゼロだったほど。

9月に入ってからやっと降水量が増え、芝はまた青々とし始めてみんなほっとしています。
一般の家の野菜ガーデンはともかく、商品としての農作物を育てるにはどれだけのご苦労があったことでしょう。

我が家のプランターには湖の水をやっていたので、たくさんのトマトも無事でした。
でも、木々にとっては実に辛い夏だったようです。
例年より1、2週間早く紅葉が始まったものの、今年はいつものような鮮やかな色はあまり期待できないとのこと。

木たちは、早く葉っぱを落として休まないと身が持たないよ・・・という心境のようです。
色鮮やかにお化粧なんてしている場合ではなく、さっさと葉っぱをチリチリにしておさらばさせてしまう計画らしい。
木も、生き延びるために必死なのですね。

地面の水分が足りなかった影響は、すぐにではなく翌年に出るという説もあるとのこと。
今年は、雨が極端に少なかった割には緑の葉が生き生きしていたものの、来年は木の状態がどうなるかわかりません。

それでも今年は、メープルなど赤い葉のグループがいつも以上に頑張っている感じで、よく目立ちます。



来年はどうなるかわからないと聞くとよけいに、今この時、神様からのプレゼントのような美しい色を、心ゆくまで味わいたいと感じます。


もう一点いつもと違うのは、ドングリの数がやたらと多いこと!
家の前に大きな樫の木があるのですが、風の強い日は特に、が降ってきたかと思うほどパラパラ落ちてきます。


傘をさして歩かないと、危険なほど(笑)
私はまだ経験していませんが、夫の話では頭を直撃されるとかなり痛いとのことです。

これも、木が身の危険を感じて、それなら子孫をたくさん残さなければ!と考えているのかも。
リスは大喜びで、ドングリ天国の中を跳ね回っていますけれどね。


今年は山火事の被害も大きく、ミネソタとは逆に洪水の被害に遭った地方も多く、世界中の気候がおかしくなっているようです。
コロナ騒ぎも長引いていて、うんざりしてしまうのにね。
木々を見習い、時にはいつもと違うやり方も取り入れて、各自が我が身を守る努力をしなければいけませんね。


2021/09/05

「もちまる日記」もち様のギネス世界記録に貢献できた喜び♪

今年のネコの日(2月22日)には、我が家のちょっと変わったニャンコ、キキのことを書いたのを覚えていらっしゃいますか。


この記事の中で、毎日観ている YouTube チャンネルをご紹介しました。
「もちまる日記」というタイトルで、ネコの「もちまる君」「下僕」と称する飼い主さんとの、愛情いっぱいのやりとりが満載です。

その「もちまる君」が、何とギネス世界記録に認定されたのですって!!
どういうこと?と思いながら観たら、

いきなりのへそ天でお寛ぎ(笑)


ご本人はなんのこっちゃ・・・というお顔ですが、「YouTube で最も視聴された猫」となられたそうです!
おめでとうございま~す♪


認定日は8月12日で、約6億2千万回もの再生数を達成したのですって!
現在のチャンネル登録者が約138万人で、熱烈なファンが多そう。(私もそのひとり)
毎日更新しているのですから、さもありなん・・・

2月にブログでご紹介した時には登録者数60万人を超えた頃で、総再生数は約2億5千万回でした。
その時もすご~い!と思いましたが、あれからまたとんでもない勢いで増えたということですね。

表情豊かなもちまる君の仕草もさることながら、それを最大限に引き出す「下僕さん」の抜群の編集センスに、いつも感心させられます。
サムネイルタイトルで、毎日迷わずクリックしてしまいますもの・・・

3,4分で終わるお手軽さもいいですね。
編集には、ずい分時間がかかっているのでしょうけれど。

お食事前の「お手」にも、毎回にんまりしてしまいます。


いつも「もちまる日記」を観ている私も、「もち様」のギネス世界記録達成に少し貢献できたということですね。
嬉しくてたまりません。

上の画像はスクリーンショットですが、実際の動画はこちらです♪




「もちまる君のテーマ(?)」は、耳コピでピアノで弾けるようになりました。
時々頭の中でも勝手に自動再生されるので、その度にほっこりした気持ちになります。

「下僕さん」は、出掛ける用事があっても、もちまる君のために大急ぎで帰って来る優しい飼い主さんです。
もち君の健康にも環境にも、最大の気配りをしているのがよくわかります。

若い男性のひとり暮らしなのに、いつも隅々までピカピカ。(見習わなくちゃ)
部屋には余計なものも一切置いていなくて、ミニマリストとして動画を始めても成功しそうな気がします。

寝る時まで一緒で、相思相愛の二人。(いえ、ひとりと1匹)
もち様にもしものことがあったら、生きていけないのではないだろうか・・・とか、
これじゃ誰かと交際するのは不可能だな・・・とか、ちょっと心配にもなるのですが。

素晴らしい出会いがあって良かったね。
変なウイルスは嫌だけれど、優しい気持ちの伝染なら大歓迎・・・ありがとう!
世界中の人々を毎日癒し続けてくれるもち様と下僕さんが、ずっとずっとお幸せでありますように。


ミネソタは、もう秋の気配です。
日に日に葉の色が変わってきています。
特にこの木は、いくらなんでも気が早すぎ!もうちょっと待っててよ~


何かの卵?と思ったら、キノコでした。
後ろの苔むした大きな木は、樹齢何年ぐらいなのでしょうね。


待ちに待った雨がたっぷり降って以来、家の周りの雑木林が生き生きとし始めた様子です。
こんなキノコも発見!


しばらくの間、時々漂ってきた山火事のにおいも、やっと感じなくなりました。
思い切り深呼吸して、森林浴をたっぷり楽しむ毎日です。

2021/09/01

ぜひトライしたかった小さな冒険、本日決行!

もう9月ですね。
さわやかな風が吹き、気温もちょうどよく、蚊やアブもいなくなりました。 
・・・ということで、以前から一度歩いてみたかった所を、今日ついに踏破!

少し離れた所にある小さな湖と、家のすぐ近くの湖を結ぶ小川沿いに歩く冒険です。
Fish pond と私が命名した、地図上では名もない湖(池?沼?)については、こちらの記事も読んでね♪


少し高い所にある平地のトレイルを歩いて、冒険を始める地点に着きました。
ここまで家から15分もかからず、大した距離ではありません。
ところが下に降りると、私の胸の高さまである草が生い茂る草原がずっと続きます。


湿地なので地面はぐちゃぐちゃになり、普段はとても歩けない場所。
けれども幸い(?)今年の夏はほとんど雨が降らず、流れそのものの水位が普段よりずっと低くなっています。

下が見えないので両手で草をかき分け、それにつかまってバランスを取りながら、一歩一歩確認しつつゆっくり進みました。

地面は全く平らではなく、歩きにくいことこの上なし。
スキー場のモーグルをもっと小さくしたようなコブコブが、延々と連なっているような感じ。
どうしてこんな風になるのかしら。

風が吹いて、草原全体がざわざわとうごめいていました。
森山良子さんの「ざわわ、ざわわ♪」で始まる「さとうきび畑」のメロディーが、頭の中でエンドレスに鳴り響いちゃった。

地面の状態がよく見えないので、あまり近付きすぎないよう注意しましたけれど、時々小川の一部がすぐ近くに見えました。
ちょっと立ち止まって、景色を眺めながら休憩。白いスイレンがきれい♪


大変ではあったものの、注意して歩いたので足が濡れることもなく、あともう少しだな~と気を許したら事件発生!!

急に左足がドロドロのぬかるみにはまって、抜けなくなりました。
この辺の土は粘土質で、シャベルで穴を掘る時だって結構大変なのです。
反対の足に重心かけて抜かなくちゃと思ったら、右足もすっぽりはまっちゃった・・・!
バランスくずして尻もちつき、ぶざまな格好に。。。

ちょっとパニック!!
おとぎばなしの「底なし沼」など、一瞬思い出してしまいました。
それはないだろうけれど、ここで身動きが取れなくなったらどうしましょ。
スマホで助けを呼んでも、草に埋もれちゃって姿が見えないかも?

救助者も歩いて来たら危なそうだから、ヘリコプターかしら・・・
縄梯子で救助される自分の姿も、思い浮かべてしまいました。
とんでもない費用がかかるのでは $ $ $ $ $ ???

それは困るので、周りの草を頼りにありったけの力を振り絞って、何とか立ち上がることに成功。
気持ちを落ち着かせてから、もう一度右足に思い切り重心かけて、やっとのことで左足が抜けました!
今度は慎重に乾いた所に左足を乗せ、右足も無事に救出。
もう汗だくです。。。怪我がなくてよかった。

やれやれ助かった・・・その後は、小川からもっと遠ざかって歩くことにしました。
草をかき分けたら、隠れていたこんなに明るい表情の花がご挨拶してくれた。
「お疲れ様~♪」と言ってくれているようでした。
Nodding Bur Marigold という名の花らしいです。)


ブーツにたくさんの泥水が入り込み、歩くたびにチャポチャポ音を立てていました。
寒い時でなくて良かったな。


スマートウォッチの記録を見たら、思ったより小川のすぐ近くを歩いていました。
危険なはずだわ・・・

ブルーの曲線部分が冒険した場所ですが、トレイルならほんの7分位の距離を歩くのに、40分以上かかってしまいました。
良い運動になったこと♪


家にたどりついてブーツを脱いだら、こんなにドロドロ!
(このブーツ、かかとを引っかける専用のリムーバーを使わないと自力で脱ぐのは難しいです。)


ドロドロの後始末がなかなか大変でした。
でも失敗があったからこそ、一生忘れられない良い思い出になりそうです。


冒険談を夫に語りながら、今日はパティオでカクテルタイム。
今度僕にも道案内して♪と頼まれましたが、よっぽどの大金を積まれない限り、もう行かないと思います。。。

温室育ちのネコのキキも、今日は庭を冒険させてみました。
やっと雨が降って茶色かった芝の緑色がよみがえり、夫が芝刈りしたばかり。


あらら、すぐにギブアップだったようです。


お腹がたるんでいるから、もう少し運動したほうがいいよ♪

・・・と思ったら、庭の反対側にはカミツキガメさんがウロウロしていた。
キキと遭遇しなくて良かったです。