2013/01/10

アメリカの家は広い!

今日は何と華氏37度(3℃)で、1月のミネソタとしては気味が悪いほどの暖かさでした。
昼間は家の中が暑くて、窓を開けてしまったほどです。

でも明日からまた、最高気温さえも氷点下2ケタに戻ります。
解けてしまった雪と今日降った雨が混ざって凍り、道路は大変危険な状態になってしまうことでしょう。


一昨日から、義妹(・・・と言っても私より年上)夫婦が泊りに来ています。
彼らは定年退職を迎え、我が家から車で30分ほどの所に家を新築中・・・

湖の多いミネソタでは、多くの人にとって Lake house(湖畔の家)に住むのが夢です♪
ついに彼らも、湖の真ん前に念願の土地を購入したというわけ。
建築士や大工と何度も相談しながら、自分たちでデザインしたドリームハウスです。

彼らが現在住んでいるのは、ここから車で2時間半ほどかかる町ですので、時々新居の様子をチェックし、家具や建具などを揃えるために、我が家に2、3泊していきます。

ルンルンの彼らを見ているとこちらもうれしくなり、色々アドバイスしたり、工事現場を一緒に見に行くのが楽しみ・・・自分たちが家を建てていた時の興奮が蘇ります。


初めて見せてもらった去年の7月には、こんなだった家も、


今ではこのように・・・




こだわりの暖炉も、


完成に近づいてきました。


キッチンキャビネットは、我が家と同じメープル素材。 色はもう少し濃い目かな?


2階のリビングルーム


1階のファミリールーム


ここは、時々湖を眺めながら読書をするためのコーナーだそうです。


4つのベッドルーム、2段ベッドを2つとクイーンサイズのベッドを2つ置く予定の広~いロフト、だだっ広い車庫、バカでかい物置も・・・
夫婦二人きりなのに、一体何なのですか、この広さは!!

子供たちや孫たちが遊びに来て、いつでも泊れるように・・・ということを何よりも優先したデザインです。
家族愛にあふれた家というわけ♪

もし私が夫とけんかしたら泊りに行っていい部屋というのも、ちゃんと用意してくれました!
ありがたいことです。。。


義妹は特殊学級の教師、義弟も普通の会社員でした。
宝くじが当たったわけでも、莫大な遺産が入ったわけでもない中流階級の夫婦が、こんな家を建てることができるのは、アメリカの田舎だからこそ。

超豪邸というわけではありませんが、東京で同じ家を建てたら一体いくらかかるでしょう・・・

「衣」「食」では日本に軍配が上がるけれど、「住」に関してはアメリカの方がケタ違いに豊かです。
外に出かけて刺激を求めなくても、家に居ながらにして、精神的にも贅沢な暮しが送れるのです。

レストランではなく、お客様を自宅に招待することが、ここでは最高のおもてなし。
この家なら、きっと何十人でもOKですね。

収納もたっぷりなので、物があふれて片付かないということも決してないでしょう。
日本みたいに断捨離の必要もなく、死蔵品はどんどん増えていってしまうかもね。


真面目に働き続けた二人にとって、この家は自分たちへの大きなごほうびです。
健康に気をつけて、この素晴らしい家での毎日を長いこと楽しめますように・・・

8 件のコメント :

  1. Sakura さん、こんにちは。

    本当に、広々としたファミリールーム、読書のコーナー
    があったり、キッチンのキャビネットもすてきですね。
    お家が仕上がったら、ニューイヤー・イヴのパーティーも
    この義妹さんのお宅で催されるのかな。
    家族が集まれる場があるっていいですね。

    ミネソタは湖が多いんですね。
    森と湖で窓からの眺めもいいし。雪に映えてきれいです。
    ドリーム・ハウスだわー。
    都市部は別として、確かにアメリカの家は大きくて、
    住環境は良いですね。
    何より、近くに親戚がいてくれると心強くもありますね。
    仕上がるのが楽しみですね。


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    1. じんさん、

      私もこの家の完成がとても楽しみです。
      友人の息子さんや家の息子も、大工仕事を手伝っているので、
      自分が仕上げた部分を見るたびに、うれしい気持ちになるかも。

      義弟は三度の飯より (?) 魚釣りが大好き。
      きっと毎日、湖に出かけることでしょう。

      義妹は早くも図書館のカードを作ってもらい、
      この読書ルームに入り浸ることを夢見ています。
      湖を眺めながら、おいしい紅茶をお供に・・・
      最高ですね♪

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  2. sakuraさん、こんにちは。

    ドリームホームですね!
    そちらは土地の価格が安いのでしょうか.羨ましい広さです。湖の真ん前に。。。
    湖が氾濫することはないんですね(笑)

    やはり親戚が住む近くに家を建てる.。年を重ねると家族の近くが良くなってくるのは分かります。
    完成の写真を是非アップしてくださいね..楽しみです。

    日本は食、衣は良いですが、住宅のこととなると難しいですね。。こちらの家って住みやすく使いやすく作られてます。

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    1. ねこちゃんさん、

      都市に比べると、土地はかなり安いですよ~
      でも、湖の前だと税金は結構高いです。
      湖面からはだいぶ高くなっているので、氾濫の危険はないと思います。
      日本みたいに、地震や津波の心配もないですしね。

      私も、親戚が近くにいれば安心です。
      今以上に頻繁に、行ったり来たりするようになるだろうな・・・

      家が完成したら、また写真を撮らせてもらってアップしますね!

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  3. たまごろう2013年1月12日 6:32

    Sakuraさん、こんばんは♪
    広いおうちですね~。憧れます。日本では猫の額ほどの土地に隣とほんのちょっとしか隙間がない一軒家を建てるのがやっと、という気がします。
    いつかは私も一軒家に住みたいなと思いますが、安全面や便利さを考えると今はマンションでもいいのかなという気がしますね。

    Sakuraさんちも憧れです~♪^^

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    1. たまごろうさん、

      日本のマンションには、それなりの良さがありますよね。
      気楽で便利で、何かあると管理人さんにお願いできて・・・
      ゴミ出しも楽ですしね。

      100 円ショップのかごなどを使って、
      小さなスペースにいかに効率よく収納するか、
      工夫をするのも、結構楽しかったわ。
      その癖が抜けず、今でもアメリカ人に
      「収納の達人」 と呼ばれています (⌒-⌒;)

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  4. 住環境は日本と比べ物にならないくらい贅沢ですよね。
    老後のケアマンションも、びっくりするくらい広くてプール付き。
    夫婦でゆったり過ごせる・・・
    まぁ、日本も全然土地がないわけではなくて、住みたい場所が集中するから高くなるわけで・・・
    まぁ、資材とか建築・人件費も高いですが。

    わたしも水辺に住みたいですが、台風・地震国はいろいろ問題ありますよね。
    広いおうちはお掃除も大変でしょうし、拭く窓も多そう(笑)。
    窓拭き苦手なんです。
    それに整頓できるけど整理が出来ない・・・
    片付け下手ですね。

    でもやっぱり広いおうちに憧れちゃう~。
    sakuraさんのおうちも見ているだけで、心がゆったりします~。
    こちらの読書ルームからの眺めは最高ですね。
    こんなところが終の棲家なんて本当に羨ましいです。
    わたしも完成楽しみです!

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    1. green さん、

      確かに掃除が大変ですね。
      私もその点で、義妹を脅かしています (笑)
      それに収納場所が多いと、どこに何をしまったかわからなくなってしまうでしょう。
      リストを作った方がいいよ~とアドバイスしています。

      そういったことを全部含めて、義妹は本当にうれしそう!
      ミネソタは地震や津波の心配がないので、
      湖に面した大きな窓も怖くない、
      寒すぎてゴキちゃんも絶対出ない・・・ラッキー♪

      以前、お嬢さん夫婦とお孫さんが様子を見に来た時、
      さっそく広いロフトで追いかけっこを始めました。
      見ていてとてもほほ笑ましかったです。

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