おまけのページ

2014/12/30

Happy New Year!

クリスマスが終わると、新年はあっという間にやってきます。
生木のクリスマスツリーはまだまだ元気・・・処分する気がしなくてそのままです。 いつ片付けようかしら。

日本と違って、特別なお正月料理というものが存在しないアメリカでは、スーパーも特別混んでいるわけではありません。
日本の伝統も大切にしたくて、我が家では年越しそばはいただきますが、食材が手に入りにくいおせち料理はすっかりあきらめちゃった。

アメリカでは年末までみんな普通に仕事をし、祝日であるのは元旦だけ。
親しい人たちが集まっての大晦日 (New Year's Eve) のカウントダウン元旦 (New Year's Day) のフットボール観戦の他には、大して華々しい出来事もありません。

大晦日の夜のほうが、元旦より盛り上がるかな?
クリスマスには家族や親せきが集まるので、大晦日は友人と過ごして飲んだくれることが多いと思います。
特に都会では、お祭り状態でしょうね。 カウントダウンと共に乾杯、そしてハグキスも?) 。

お正月は、半分ぼうっとしたままテレビでフットボール観戦。 (私は駅伝のほうがいいなあ。)
そして、1月2日にはもう仕事に戻ります。 ああ、何だかお気の毒なアメリカ人・・・


今の時期、ご挨拶の定番はこれ。

   Happy New Year! 良いお年を! 
   Same to you! あなたもね!

知人と会った時にも、お店で買物をした時にも、笑顔と共に交わされるフレーズです。

年が明ければ、同じ Happy New Year! が、新年おめでとう!の意味になります。
 (日本の年賀状でよく見かける、 A Happy New Year! の最初の A は不要ですよ~)



拙いブログですが、今年もたくさんの方々にご訪問いただきましたことを、心より感謝いたします。

来年も、ミネソタの美しい自然、時々 (決して毎日ではありません) 手をかけて作るお菓子や料理のこと、市民オーケストラの団員としての音楽活動の様子などを、続けてご紹介していきたいと思います。

2015年が、皆様にとって素晴らしい年となりますよう、
  心よりお祈り申し上げます。


今年の最後は、間違い探しよ~♪




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2014/12/26

簡単料理をクリスマスっぽく仕上げる

↑↑↑ ミネソタトリビアに 「はじめて物語 ミネソタ編」 を追加しました。 ↑↑↑
心臓切開手術、ペースメーカー、酸素マスク、マスキングテープにポストイット。
始まりはみんなミネソタから♪

クリスマスが終わって、寂しいようなほっとしたような・・・
それ~っ!と片付けてお正月の支度を始める日本と違って、クリスマスの飾りはまだそのままなのですけれどね。

今年は、子供たちがどちらもいない初めてのクリスマスでした。
(息子は彼女のご家族を訪ねてオーストラリアへ。
 娘は冬休みを利用して日本に行き、私の母と妹と一緒にクリスマスを祝いました。)

23日の夜には、家でクリスマスイヴのさらに前夜祭 (?) を友人と共に。
24日からは下の義妹の家に泊まりがけで行き、親戚8名でお祝いして、今日帰って来ました。

「はじめて物語 ミネソタ編」 でも取り上げた、スノーモービルの発祥地ロゾー Roseau という、我が家よりさらに北に位置する町です。
いつもより少人数のパーティーも、落ち着いて良い感じだったな~♪

曾お祖母様の代から大切に受け継がれているダイニングセットや銀のカトラリーで、義妹がとても美しいテーブルセッティングをしてくれました。

クリスマス柄のお皿は、義母が愛用していたもの。
とても気に入っていたようで、晩年にはクリスマスに限らず一年中使っていたのを、懐かしく思い出します。


子供が女の子だけの家って、野郎が 男の子が混ざっている家とは何だか様子が違うわ~
家中に、優しく上品な雰囲気が漂っています。


大学生の姪が飾り付けをしたクリスマスツリー。



23日の自宅でのミニパーティー、そしてこの持ち寄りパーティーと続きましたので、私の今年のクリスマス料理のテーマは 「手抜き」 でした!
手の込んだ料理を作って疲れた顔をしているより、簡単料理でニコニコしているほうがいいものね。

どんどんいきま~す! はい、手抜きクリスマス料理ナンバーワン。
小房に分けてさっとゆでたブロッコリーをクリスマスツリーの形に並べ、赤・オレンジ・黄色の3色のパプリカを適当にあしらい、マヨネーズをかけただけ。
星型で抜いた黄パプリカで、 「手をかけた感」 をさりげなくアピールね。


これはミートローフの種をお菓子用のリング型に詰めて焼き、上の飾りでクリスマスバージョンに仕上げたもの。
ケチャップ・ウスターソース・赤ワイン・顆粒コンソメ・バターを適当に混ぜたソースを添えて・・・


お次は、クリスマスリースみたいなサラダ。
ベビーリーフの上にチェリートマト、モッツァレラチーズ (豆腐?と聞かれましたが、違います・・・) 、軽くローストしたピーカンナッツ、ブラックオリーブ、ドライクランベリーを散らしたものです。
材料だけ持って行き、義妹の家で仕上げました。

3色パプリカの残りも乗せるつもりだったのに、持って行くのを忘れてしまった。。。
バルサミコ酢ベースの自家製ドレッシングと共に。


最後のは、しょうゆや出汁の素などを加えて炊き込んだ和風のバターライスです。
小口切りのグリーンオニオンと赤パプリカのせん切りを散らせば、何だかクリスマスっぽくなるでしょ?

元のレシピはこれ。 倍量で作りました。 アメリカ人にもウケる味付けで、簡単なのにおいしいよ~

     Cpicon 炊飯器で簡単★和風バターライス by きゃんさま


ターキーは1ヶ月前のサンクスギビングで食べたばかりだからと、今回はシーフードに決定。
いつもメイン料理担当の義弟がシュリンプカクテルカニ、そしてグリルしたエビも用意してくれ、みんな夢中で食べ続けました。


おいしいものをひたすら食べている時は、何だかいつもより静か・・・?



ほろ酔いです。



簡単料理の他にデザートも。 こちらは手抜きというわけではないのですが・・・

プラムケーキとも呼ばれる恒例のクリスマスフルーツケーキ (洋酒に漬け込んだドライフルーツを混ぜて焼いた、スパイスの効いたバターケーキ) の他、ジンジャーブレッドマンのクッキーも持って行きました。 (アイシングは、ちょっと残念な仕上がり。。。)

アメリカでは定番中の定番、義妹が焼いたピーナッツバター・キスチョコクッキー Peanut Butter Blossoms など色々な呼び方があるらしい) と共に・・・


ずっと暖かくて雪はあまり積もっていなかったので、ホワイトクリスマスというよりは、ちょいとブラウンクリスマス
サンタクロースも、ソリに乗れなくて困ったのではないかしら。
でも、明日からまたぐ~んと冷え込むそうです。



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2014/12/20

たまにはおしゃれなレストランへ

昨日は友人のCさんと、二人女子会
英語オンリーのお付き合いが続くとちょっと疲れる時もあるので、日本語で思い切りおしゃべりできるお相手にも恵まれて本当に救われています。

Cさんのほうが年下なのですが、アメリカ生活は私よりず~っと長いし、もうお孫さんもいるので、何だかお姉さまのように感じてしまうのです。


今回は、おしゃれ度では多分町でトップ3に入る店に・・・ (そもそも、お店の絶対数が少ないのですが)

期待通り、クリスマスの飾り付けがとてもきれいでした!
店長さん?オーナー?マネージャー?どなただったのかわかりませんが、感じ良く私たちを出迎えてくださったお店の方の奥様が、シーズン毎にご自分で模様替えされているそう。

初めは他にお客様もいなかったため、お店の許可を得て撮影させていただきました。

出窓の向こうは、もうすっかり凍っている湖
ピンクの森~♪

私たちがオーダーしたのは、コースで10ドルというランチセット
ブルスケッタ Bruschetta 、スタッフドマッシュルーム&ベーコンや野菜入りのマッシュポテト (Cさんはクラブケーキ Crab cake &ワイルドライス)。
そして、デザートはクレームブリュレ Crème brûlée でした。

この辺の多くのレストランと違って、カトラリーも一応重厚感のあるきちんとしたものでほっとします。
(他の店では盗まれることを恐れてなのか、学食のカフェテリア以下の安っぽいカトラリーを使うところがほとんど。
 いくら食事がおいしくても、それではわびしいです・・・)

コーヒーはおかわり自由で、まめに何度もサーブしてくれました。
ちゃんとソーサー付のカップで出てきて、まるで日本のレストランみたいだわ。 (*゚∀゚*)

分厚くて重たいコーヒーマグが、私は苦手。
何の変哲もない白いカップ&ソーサーではあるけれど、飲み口が薄めのカップがとてもうれしいです♪

水のグラスも、他店のように丈夫さだけを追求したものではなく、ほんのちょっぴりこだわりが感じられました。
そうそう、ナプキンも紙ではなく、しっかりした布製のものですしね。

おしゃべりに夢中でしたし、あることで二人ともかなり興奮していたので (その内容は秘密ね・・・) 、お料理の写真を全然撮っていなかった。。。


以下は、お店のウェブサイトに載っている写真です。 湖のすぐ近くでなかなか良いロケーションでしょ?



中はこんな感じ。 落ち着いてくつろげ、長居したくなっちゃう。


各テーブルには生花が何気なく飾られているのも、ポイント高いな!


盛りつけ方も、この辺としてはかなりおしゃれ~

スパークリングウォーターズ Sparkling Waters という名のこのレストラン、お・も・て・な・し (ちょっと古いか・・・) の気持ちが伝わってきて気に入りました。

お料理は、食欲旺盛なアメリカ人にとっては、やや物足りない量なのではないかなと思います。
量よりクオリティー重視の私たちとしては、手をかけているのが感じられる料理がうれしく、盛りつけ方もきれいで満足、満足!

おっさん族やがっつり食べたい学生さんには、全然むかなそう?
でも、私たちのようにお上品に (笑) 女子会したい時や、特別な日のために少しおめかしして出かけたい時にはおすすめのレストランです♪

都会に住んでいらっしゃる方には別にめずらしくもない店でしょうが、田舎の住人にとっては、都会では当たり前のことが有難いのですよ~
会うと必ず楽しい気持ちにしてくれるCさんにも、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。 ♡→ܫ←♡


おまけ 外を歩くと、コートに降り積もる雪がこんな形でびっくりしてしまいます。
       (写真が鮮明でなくて、ごめんなさい。)
       とても軽いので、ちょっとした風ですぐにどこかに飛んで行ってしまうのです。


       外階段も、雪かきというよりは、ほうきでささっと掃いたほうが楽・・・
       今の時期、雪だるまを作るのはほとんど不可能なミネソタです。



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2014/12/14

早起きして聖ルシア祭に参加

ご先祖様がスウェーデンとノルウェーからの移民だという、スカンディナヴィア系の友人に誘われ、昨日は聖ルシア祭 (聖ルチア祭) に参加させていただきました。
(英語読みではルシア、イタリア語読みではルチアですので、この記事でも両方使うことをお許しください。)

ルーテル教会で、朝6時に始まるとのこと。 早っ!!
朝には弱いのですが、こんな経験は滅多にできないかもしれないので、ありがたくお誘いに乗りました。

4:50にアラームセット、5:25に家を出て車を飛ばして行きました。 (何しろ過疎地に住んでいますので・・・)
もちろんまだ真っ暗ですし、霧も出ていて、運転がちょっと怖かったです。


聖ルシア祭については全く知りませんでした。
昨日聞いたお話とウィキペディアなどから得た情報を、ここに簡単にまとめておきますね。

キリスト教の殉教者、聖ルシア Santa Lucia (または聖ルーシー Saint Lucy 、生没年は283年、304年とされる) の聖名祝日に行われるイベントで、毎年決まって12月13日す。
グレゴリオ暦が改訂されるまでは、聖ルシア祭は北半球の冬至の日でした。

「ルシア (ルチア) 」 はラテン語でを意味し、 Lux または Lucid から派生した名前です。
  ・・・日本だったら、光子さん・・・?
キリスト教伝来前の晩冬の祝祭 「光の祭り」 が、ルシア信仰と結びついたとのこと。

聖ルシアはナポリの船乗りたちの守護聖人でもあり、日本でも有名なナポリ民謡 「サンタ・ルチア」 は、彼女のために作られたものだそう。

とても陽気な感じのするあのカンツォーネが、北欧の聖なる祝日に教会で歌われているとはびっくりです!

「サンタ・ルチア」 は、元々はナポリの美しい海の情景を歌ったものですが、スカンディナヴィアでは、ルシアが闇の中から光と共に現れたという歌詞に変更されているそうです。 (国によって、歌詞の内容は違うとのこと。)
夜が非常に長いスカンディナヴィアでは、 「闇から光が現れる」 という考え方に救われる気がするのでしょうね。 

聖ルシアが生まれたのはシチリア島のシラクサだったため、 「シラクサ (シラクーサ、シラクーザ) Siracusa のルチア」 とも呼ばれています。

生涯については省略しますが、キリスト教迫害政策によって、ルシアは厳しい拷問を受けました。
棄教か死かという究極の選択を迫られましたが、信仰を捨てることはなかったため、美しい両目をくりぬかれてしまったそうです。

けれども奇跡が起き、ルシアは目がなくとも見ることができました。 
絵画や像では、黄金の皿の上に自分の眼球を載せた姿で描かれることが多いです。


最後には短剣で刺されて殉教したルシアですが、家族が彼女の埋葬の準備を始めた時、目が元通りになっていることに気付きました。
こうして彼女は、目の見えない方の守護神としても崇められています。


北欧諸国、特にスウェーデンでは、聖ルシア祭の行われる12月13日はクリスマスと並ぶほどの大切な日です。
北欧系の住民が約1/3を占めるミネソタ州でも、その伝統が大切に受け継がれています。

この町での聖ルシア祭は、教会ではなくレストランで行われたのが最初で、今年は39回目ですって!
毎年欠かさず参加されている方も、大勢いらっしゃいます。

プログラムには、 Välkommen till var 39th Annual Sankta Lucia Fest, 2014 と書いてあります。
多分、 Welcome to the 39th ~ という意味だと思います。

まずは小学校低学年らしき子供たちが、サンタクロースのような赤い衣装で歌やダンスを披露。
なるべく邪魔にならないように撮影したので、障害物も入っていてボケボケですみませんが・・・


そして、ハイスクールの女の子たち (Star Boys と呼ばれる男の子も2人混ざっていた) が、キャンドルを手にサンタ・ルチアを厳かに歌いながら、ゆっくりとした足取りで入場。
お揃いの白い服と腰に巻いた赤いリボンが定番です。 赤いリボンは、聖ルシアの流した血を表しているそう。

聖ルシアに扮する先頭の女の子は、何本ものキャンドルを乗せた冠をかぶり、他の子たちは手に持っています。
本物のキャンドルなので、落としたりしないかしらと大人たちは心配そう・・・

   ちょっと八つ墓村っぽいぞ。。。と、私は思った。 ここだけの話。


本場スウェーデンでの美しい動画を YouTube でみつけたので、貼りつけておきます。



その後、みんなでカフェテリアに移動。
これも昔からの伝統のひとつだそうですが、サフラン入りのS型パン、ルッセカット Lussekatter 、 (ルシアのロールパン Lucia buns 、または丸まったような形のせいかルシアのネコ  Lucia cats とも呼ばれる)  とコーヒー Kaffe が、先ほどの女の子と男の子たちによって配られました。

光や太陽を象徴するような黄色いパン、明るい季節が待ち遠しくてたまらない北欧の人たちにとっては、特別な食べ物なのでしょうね。
ミネソタも冬がやたらと長いので、いつか自分でも焼いてみたいです。

写真を撮り忘れてしまったので、ウィキぺディアから画像をお借りします。


日本人にも大いに好まれそうなクリスマス雑貨が、販売されていました。


これも伝統的なクッキーだそう。 ハートの形でとても薄く、ジンジャーやカルダモンの香りがします。
Lucia pepparkakor, Swedish ginger cookie と呼ばれています。
手のひらに乗せて願い事をしてから、真ん中を人差し指で押して割ってみて!と言われました。


うまく3つに割れたら、その願い事は叶うということです。
やってみたら、大成功♪ 喜んでいたのですが、どうやら3つに割れるに決まっているようです。。。



スウェーデン国歌の斉唱などがあってから、スモーガスボード smörgåsbordsmorgasbord と呼ばれるビュッフェ形式のお食事を楽しみました。

スウェーデン式のミートボール Köttbullar 、卵料理、ポテトソーセージ、パン、ハムやチーズ、果物、ライスプディング Risgrynsgröt などでした。
酢漬けのヘリング (ニシン) Inland Sill は私も大好きですが、朝っぱらから食べたのは初めて。
今まで、酒のつまみ以外には食べたことがありませんでした。

早朝ですし、しかも教会の中・・・今日はアルコールはなしよ。

この壁飾りも素敵ですね。 こういうナチュラルな感じ、大好きです♪
この写真ではよくわかりませんが、幸せを運ぶという馬、ダーラナホース Dalahäst, Dalana Horse もたくさん並んでいました。
そういえば日本では、今年は午年だっけ?



それにしても、スカンディナヴィア系の方々の中では、日本人である私の存在は浮きまくっていたこと!
実はひいおじいちゃんがスウェーデン人で・・・なんて自己紹介したら、爆笑されちゃった。
うちの子供たちにはノルウェーの血が1/8入っているので、許して~

ブログで日本人にも紹介したいので来たと言ったら、皆さん喜んでくださり、これもこれも持って行け~とクッキーの入っていた紙製の入れものが集まってしまいました。
それから、かわいいオーナメントとバスケットをプレゼントしてくださった方も!


さっそくツリーに飾りました。  皆様どうもありがとう (✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ


北欧雑貨や北欧家具は日本でも大好きな人が多く、 IKEA も、アパレルメーカーの H&M もすごい人気よ♪ とヨイショしておきました。


ところで、 「スカンディナヴィア」「北欧」 って使い分けがよくわかりませんでしたが、指す国が違うのですね。

スカンディナヴィア Scandinavia に含まれるのは、ノルウェー、スウェーデン、デンマークの3国だけ!  (えっ、そうだったの・・・?)

北欧 を Nordic とすると、上の3国にフィンランド、アイスランド、デンマークの自治領であるグリーンランドとフェロー諸島、フィンランドの自治領であるオーランド諸島を加えたものらしいです。

北欧を地域的な分け方と考えて Northern Europe とすると、またややこしい。
間違っているかもしれませんが、狭義の北欧つまり北ヨーロッパは、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、アイスランドの5国を指すらしいです。

広義には、イギリス、アイルランド、バルト三国 (エストニア、ラトビア、リトアニア) 、場合によってはドイツやロシアの一部なども含まれるようで、何だかよけいにこんがらがってきた・・・

今までいい加減な使い方をして、大体あの辺よねという意識しかなかったことを反省。
ミネソタで暮らすからには、スカンディナヴィアとはどの国を指すのかだけは、しっかり覚えておかなくでは。
自分のルーツに関わる話題で、間違ったことを人に言われたら、あまりいい気がしないでしょうからね。


昨日と今日は、気持ちの悪いほどの暖かさです。 今日なんて7℃もあってまるで春!!
Tシャツ姿で歩いている人までいて、さすがミネソタンと感心しました。

12月に雪が解けるなんて、普通はあり得ないこと。 それに霧がすごいです。


明日からはまた冬に逆戻りだそう・・・


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2014/12/10

クリスマスの飾り付け

週末から、やっとクリスマスの飾り付けを始めました♪

去年は市販のクリスマスツリーを店で買ってしまいましたが、今年は家の周りに生えている木の中から選び、この1本に決定! (去年はあまりの寒さに、林の中を歩き回る気がしなかった。)

スプルース Spruce (トウヒ) だそうで、高さは10.5フィート (約3.2メートル) ぐらいあります。


夫がチェーンソーで切って、せっせと運んでくれました。
いかにも精神の健康に良さそうな生木の香りが部屋中に漂い、居ながらにして森林浴気分!

子供の頃、毎年本物のモミの木と共にクリスマスを迎えた夫にとっては、プラスチックのフェイクの木は許せないようです。
日本で暮らした最後の数年も、 IKEA で生木をゲットして飾っていました。
シーズンが終わったら店に持って行けば、同額のクーポン券をくれ、実質タダでしたもの。

・・・とはいえ、生木はそれなりに手間がかかります。 運び入れる時に、わんさか葉が落ちるしね。
木の重みに耐えられるような金属の丈夫なスタンドに立て、水を毎日たっぷりやらなくては・・・切ったばかりのツリーは、驚くほど水を吸います。

このツリースタンドやライトのコードなど、ごちゃごちゃした舞台裏を隠すために、ツリースカート tree skirt というもので覆ってしまいます。

きれいに包装したプレゼントをこの上に置くと、いかにもクリスマス!という感じになるのです。
木とのバランスを考えると、もう少し大きいツリースカートにすればよかったかも。
いつの日か、手作りしてみたいもののひとつです。


夜になると、もっときれい・・・


この頃よく弾いているピアノの上には、ピアノではなくヴァイオリンの飾り♪ ( ´艸`)ププッ


暖炉の上。 この葉っぱも、夫がその辺で切ってきたものです。
上の鏡に、クリスマスツリーが写っています。


友人が、自分の家には似合わないから (?) とくれたサンタクロース。



自分の年に合った (;´▽`) 、大人っぽいデコレーションに憧れるのですが、子供たちが幼かった頃の思い出深い飾りを、そのまま使い続けています。。。

一番上のキャンドルホルダーに限っては、大人の雰囲気でしょうか。
日本の友人のお手製トールペイントで、デザインも色も、とても気に入っています♪

2段目のオルゴールは、確か息子が幼稚園ぐらいの時にいただいたのでは?
懸命にねじを回そうとしていた、ちっちゃなおててを思い出します。


これも、


これも、


そしてこれも、 「お子様シリーズ」 のひとつ。
ほうきの部分がスイッチになっていて、内蔵のライトがゆっくりと様々な色に変化します。
私の両親から子供たちへのプレゼントでしたが、夫のほうが気に入っているほど!


以前のブログ記事でご紹介した母の手作りの飾りは、毎年の定番です。

これからは大人っぽいもの (笑) を買えばいいのに、いまだに可愛らしいものに手が伸びてしまい、またこんなのが増えちゃった。 一種の病気だな、こりゃ。 ハンドソープを入れて使います。


あ~、もうダメ。。。止まらない。


そのうち孫でもできたら、またまた加速してしまうに違いありません。 危険だわ~




夕べのクリスマスコンサートは、盛況のうちに無事に終了。


リハーサルには地元のテレビ局が取材に来て、ローカルニュースで放送されちゃった!!

あるオークションで 「そりすべり Sleigh Ride を指揮する権利を勝ち当てたというおじさまが、ピカピカ光る大きなキャンディケーンを指揮棒代わりに振って、客席を大いに沸かせてくれました♪
ご本人もとてもうれしそうで、ノリノリ! 指揮はなかなかお上手でしたよ。


♪クリスマスコンサートのプログラム♪

     Christmas Festival
     White Christmas
     Let it Snow
     Carol of the Drum
     Santa Claus is Coming to Town
     Sleigh Ride
     Frosty the Snowman
     How the Grinch Stole Christmas
     A Charlie Brown Christmas
     Have Yourself a Merry Little Christmas

           Intermission

     O Holy Night
     Wachet auf, ruft uns die Stimme
     Jesu, Joy of Man's Desiring
     Messiah
       Sinfonia (Overture)
       And the Glory of the Lord
       For unto us a Child is born
       Glory to God in the highest 
       Hallelujah!
     Christmas Carol Sing-along


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