4th of July のパーティー用に作ったデザートの第2弾、
シトラス・シュトロイゼルケーキです。
2003年に買った
Taste of Home という料理雑誌に出ていたもの。
Citrus Streusel Quick Bread の名で紹介されていました。
現在は、雑誌そのままの写真とレシピが、
Taste of Home のサイトに掲載されています。
そして、これは私が作ったもの。 ほとんど同じに出来上がりました♪
前にも説明しましたが、アメリカではローフ型で焼くケーキ、(日本では
パウンドケーキ?) は、イーストを使わなくても
ブレッドと呼ばれることが多いです。
バナナブレッド、
ズッキーニブレッドなど、おなじみですね。
そう言えば、
ローフ型と
パウンド型の違いって何かしら。
このケーキ用にアメリカで買ったローフ型、形は日本から持ってきたパウンド型とほぼ同じですが、ひと回り大きいサイズです。
パンやミートローフにも使う少し大きめの型がローフ型なのかなと、私なりに解釈していますが・・・?
シュトロイゼル streusel とはドイツ語で、バター・小麦粉・砂糖・シナモンなどを混ぜてそぼろ状にしたもの。
または、それをトッピングとして使ったお菓子そのものを指します。
そぼろの部分がカリカリして、ふわふわのケーキの良いアクセントとなります。
フランスでも、ドイツ語のままシュトロイゼルと呼ぶようです。
シュトロイゼルは英語では
クランブル crumble ですので、アメリカではこちらを聞くことが多いです。
このケーキは、粉や砂糖を計量するのが面倒だと思う方にはぴったりかも。
市販のケーキミックスを使うので、その分少し手抜きができます。
インスタントのケーキミックス、アメリカではびっくりするほどたくさんの種類が売られています。
しかも、安い!
卵と水とサラダオイルを加えればよいだけなので、とてもお手軽。
ただし、箱の裏に印刷された作り方のままでは、日本人の肥えた舌には何だかいまいち・・・
でも、ご安心ください♪ よりおいしく作る
裏ワザがあるのですよ。
(* ̄ー ̄)v
ケーキミックスを使う時の定番中の定番の裏ワザは、
インスタントのプリンの素 instant pudding mix (これも単品でプリンとしていただくには、いまいち。。。) を一緒に使うことです。
詳しくはわかりませんが、ケーキをよりふわふわに、風味豊かにする働きがあるようですね。
このシュトロイゼルケーキには、さらに
サワークリームもプラスしているので、しっとり度が高まっているかも。
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ケーキミックスとプディングミックス |
このレシピは、ウエストバージニア州にお住まいの牧師婦人によるものです。
教会では、料理やお菓子を作ってお出しすることが何かと多いそう。 大変なお仕事だこと!
私も、このケーキはリピしまくっています。 手みやげにも向きますしね。
思いついたら即作れるよう、材料は常備。 レシピも何人かの方にお教えしたことがあります。
皆さんも、ぜひ試してみてくださいねっ♪
アメリカに住んでいらっしゃる方にとっては、手軽な材料ばかり。
日本ではちょっとお高くなってしまいますが、アメリカでポピュラーな
ベティ・クロッカー Betty crocker のケーキミックスは、通販や明治屋などの高級スーパーなどで手に入るはずです。
ちょっと手をかけてアレンジすることで、見た目もお味もワンランク上になりますよ~
シトラス・シュトロイゼルケーキ
8×4×2インチ (20×10×5センチ) のローフ型2台分
材料
レモンまたはオレンジのケーキミックス 1箱 (18-1/4オンス、517g)
*このうち大さじ2は、シュトロイゼル用に取っておく
インスタント・バニラプディングミックス 1箱 (3.4オンス、96g)
卵 4個
サワークリーム 1カップ (8オンス、227g)
サラダオイル 1/3カップ
< シュトロイゼル用 >
取り分けておいたケーキミックス 大さじ2
ブラウンシュガー 大さじ2
シナモン 小さじ1
よく冷えたバター 大さじ1
刻んだピーカンナッツ 1/2カップ
< グレーズ用 >
パウダーシュガー 2/3カップ
牛乳 大さじ1から始めて適宜
作り方
1) 小さなボウルに、シュトロイゼル用のケーキミックス、ブラウンシュガー、シナモンを入れる。
そこに冷えたバターを加え、スケッパーかナイフで小さく切ってポロポロの状態にする。
2) 刻んだピーカンナッツ (クルミでもOK) も加えて、全体をよく混ぜる。
3) 別の大きなボウルに、残りのケーキミックスからサラダオイルまでの全ての材料を入れる。
4) ハンドミキサー低速で30秒ほど、それから中速で2分ほど混ぜ合わせる。
5) オイルを塗ったローフ型2台に生地を流し込み、表面に2) のシュトロイゼルを散らす。
6) 華氏350度 (約175℃) に予熱したオーブンで、40~50分焼く。(家では40分で焼けました。)
7) グレーズ用のパウダーシュガーを小さなボウルに入れ、様子を見ながら牛乳を少しずつ加えていく。
ぽてっとではなく、たらりと垂れるようなゆるさにし、小さめのスプーンでケーキの上に飾りをつける。
*ケーキミックスの重さは雑誌に出ていた通りに記載しましたが、メーカーによって少しずつ違います。
この通りの重さでなくても、一般的な大きさの箱なら大丈夫です。
レモンケーキミックスがなければ、イエローケーキミックスでも同じような色に仕上がります。
この場合は、レモン汁を少し足すといいかも。
*パウダーシュガーの量は、オリジナルレシピより減らしました。
英語のレシピは、こちらのサイトに載っています。
おまけ 時々遊びに来る
カナダグースの家族、昨日久しぶりに見かけたら、いつの間にか片親になっていた。
お父さんかお母さんかわかりませんが、どうしちゃったのかしら。
子供も5羽いたのに、3羽に減っていた・・・
そして、さらに悲劇が!!
今朝早く目が覚めてしまったので、夫はぼんやり湖を眺めていたそう。
すると、
白頭ワシ bald eagle が湖にいたグースファミリーを襲い始めたのですって。
親は必死で子供たちを守ろうとしたのに、何度目かの襲撃で、とうとう1羽が餌食に・・・!
グースの親もそばにいた5羽のルーンたちも、大騒ぎだったそう。
白頭ワシが去った後、ルーンたちがグースファミリーに近づいてきた。
まるで残ったギースを守るかのように、そして慰めるかのように、
しばらくの間、周りをグルグルと泳いでいたのですって。
自然の掟はとても厳しい。
白頭ワシだって生きていかなくてはならないので、ヘタな同情は禁物なのでしょう。
でも、鳥たちにも種族を超えた仲間意識みたいなものがあるのだろうかと、夫は感動したそう。
単なる偶然だったのかもしれませんが、不思議な光景だったことでしょうね。
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これは昨日の写真。 この中の1羽が、今朝やられてしまった。。。 (涙) |
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