今年のミネソタは、雪の冬からいきなり夏になってしまった感じで、最高気温がほぼ30℃という日がずっと続いています。
5月からこんなに暑さが続くのは、こちらに移住してから初めてです。
でも、ついこの前まで暖房を入れていたので、意地でもまだエアコンはつけたくないぞ。
こちらのエアコンは家中を一斉に冷やすタイプで、日当たりの良い2階が快適な温度になる頃には、1階は冷蔵庫のようになってしまいますし・・・
窓を開けて、自然の風を入れたほうがずっと気持ち良いのです。
庭仕事をしても熱中症になるほどではないので、暑い暑いと汗を流しながらも、何とか我慢しています。
夫の友人たちが協力してくれて、いよいよ湖にドックとボートを設置しました。
湖が凍ってしまう冬の間は庭に引き上げておいたのですけれど、これらが本来の場所に収まると、いよいよ夏だなあと感じます。
湖の氷がやっと全部解けたのは、ほんの1ヶ月前だったのが嘘みたい。
町のあちこちで美しい色とかぐわしい芳香を楽しませてくれたライラックも、あっという間に終わってしまったのが残念。
近くのお墓を訪れたら、ひっそりとした場所にふさわしい可憐なスズラン Lily of the valley の花が、地面を覆っていました。
この前書きましたが、今年は蚊が大量発生のため、写真を撮ろうと立ち止まると、一斉に襲われて大変です!
もうひとつ、今年はいつもより多いぞ!と感じるのは、タンポポ Dandelion です。
子供の頃、黄色いタンポポの花も、フワフワの綿毛も、何て可愛らしいのだろうと思っていました。
自分の息を吹きかけて綿毛を飛ばすのも、何だか楽しかったしね。
ミネソタに住み始めて驚いたことのひとつは、タンポポを嫌っている大人が多いこと。
手入れの行き届いた庭の芝に誇りを持っている方々は、勝手に生えてくるタンポポを目の敵にしているようです。
その影響か、私もこの頃、大量のタンポポにはうんざりするようになってしまいました。
この綿毛があちこちに飛んで、どんどん増えていく様子を考えると恐ろしくなります。
下の写真は、よそんちのお庭とトレイル。すごいことになっています。
いくら大人が嫌っても、子供たちはニコニコ顔でタンポポを摘んで遊んでいるのは、アメリカでも同じですけれどね。
大人の偏見で、子供たちの楽しみを取り上げないように注意したいものです。
お付き合いなどに忙しくて、今年は庭を飾る花をまだあまり購入していませんが、ゲストキャビンの階段に植えたヒャクニチソウ Zinnia は、いろんな色の花を咲かせ始めました。
本当に、百日間も咲いてくれたら嬉しい♪
数年前に植えたアイリスとコデマリ Spirea は、今年も順調に咲いています。
白い花が可愛いコデマリは、ここではちっとも大きくならないのはなぜかしら。。。
実はコデマリではなかったりして・・・
一年草の花をもっとたくさん買ってきて、何ヶ月も白一色だった庭を、華やかにしなくては♪
はじめまして、Maikoと申します。ミネソタ州在住2年目です。私たち夫婦もミネソタ州北部の湖畔に家があり、短い夏を満喫してます。今年はほんと、ダンデライオンの多いこと!そして芝刈り、枝の剪定中、マダニに何度も刺されました。夫曰く、独立記念日前にいなくなり、入れ替わりに蚊が増えるとのこと。今は、蛍が毎夜きれいです。そちらはいかがでしょうか。
返信削除Maikoさん、
削除はじめまして。コメントをありがとうございます。
ミネソタ在住の日本人は、ほとんどがミネアポリス付近にお住まいなので、
北部の湖畔に住んでいらっしゃると聞いて、何だか嬉しいです。
長い長い冬が終わると、夏は庭仕事に忙しくなりますね。
私も、今年はもう5回もマダニの餌食になりました・・・(涙)
一時より少し減ってきた気がしますが、これからはアブも増えるので大変です。
蛍は、家の庭でもたくさん飛んでいますよ。
いつも、うっとりと眺めています。
この頃は、子育て中のカナダグースも頻繁にやって来ます。
ルーンや白鳥も賑やかですね。
もしお近くでしたら、いつかお会いできたら嬉しいです♪