年が明けたと思ったら、あっという間にもうすぐ2月ではないですか。
何だか、年々時計の動きが早まっている気がしてしまいます。
日本では「最強寒波」到来というニュース! 皆さん、大丈夫ですか?
寒さ対策は万全なミネソタなどと違って、慣れていないと大変だろうなと思います。
水道管が凍って破裂なんてことになったら、一大事ですもの。
こちらは逆に、1月なのに穏やかで雪も降らない日々が続いていました。
アメリカでは気温を華氏で表すので、マイナス5℃でも「23度」と表示され、家にいると外も暖かいような錯覚に陥ります。
けれども今週末頃から、本来のミネソタらしい気温に戻るとのこと。
昼間でもマイナス20℃前後、夜はマイナス30℃ぐらいまで下がります。
ただし、しばらく快晴の日が続くそうなので、気分が落ち込むことはないでしょう。
それに冬至に比べて日の出は10分早まり、日の入りは38分も遅くなったのが嬉しいです。
鹿が頻繁に行き来するけもの道をしばらく歩いて広場に出たら、夢のような光景♪
ひとりだったけれど、思わず「キャ~!!」と歓声を上げてしまいました。
樹氷やダイヤモンドダスト、極寒地ならではの自然の美がたっぷり楽しめるミネソタです。
さて、多くの方がお正月に「新年の誓い」を立てたことと思いますが、挫折するのも今頃が多いかな?
私も「毎日不用品を5個見つけて処分する」という誓いは、既に挫折しました(汗;)
日に5個ずつ処分したら毎月150個のものが家から消え、年に2,000個近くが減るわけで、かなりすっきりするのでは?と思ったのですが・・・
思い出の品などは、お別れするのが難しいですね。
何年も着ていない服も、「いつか着るかも」と思ってしまいます。
たくさんある本も「ここで捨ててしまったら二度と読めない」という気持ちになって、ちっともはかどりません。
どんな本だっけ?と読み始めてしまうこともしばしばで、時間だけが過ぎていきます。
食器もこんなに必要ないのはわかっているのですが、「あの料理にはあの器でなくちゃ!」みたいなこだわりがあって、全然ダメです。
まあ、見える部分が散らかっているわけではないので、気が向いた時に少しずつ進めていくことにしましょう。
一方、去年に続いてピアノ演奏のほうは「新年の誓い」通りに順調に進んでいます。
去年チャレンジし始めたベートーヴェンのピアノソナタは、去年第1巻(第15番「田園」まで)が全曲終わり、今年は第2巻に入りました!
★ピアノソナタについての去年のブログ記事「50年分の垢を落としたら・・・」も、ぜひお読みください♪
全曲チャレンジに挑戦し始めたら、ベートーヴェンのピアノソナタにはお宝がいっぱい詰まっていることに改めて気付きました。
弾く度に何か発見があり、飽きるということは決してありません。
小学生の頃からずっと一緒に暮らしてきたこの楽譜、かなり貫禄がありますが、実際にレッスンで弾いたのは数曲だけで、有名な曲以外を耳にする機会もほとんどありませんでした。
多分何百回も弾き込んだ「月光」のすぐ裏のページにも素敵な曲が隠れていたのに、今まで一度もお会いしたことがなかったという事実に、愕然としてしまいます。
何てもったいないことをしていたのかしら・・・
この年になって「はじめまして!」のご挨拶を重ねるのも、楽しいことですけれどね。
全然知らない曲を弾く時、前もって耳で確認したり、楽譜を分析してから弾き始める方が多いのでしょうが、私は全く先入観なしで初見でいきなり弾いてしまうのが結構好きです。
後でプロの演奏を聴いて「答え合わせ」をするものの、初めは「自分はこう弾きたい」に従います。
何調で何拍子なのかもちらっと見るだけ。途中でよく変わるし・・・
何楽章まであるのかも、何ページあるのかもわからないまま、どんどん進むことに何だかワクワクします。
それでも何とかなって、終わりまでちゃんとたどり着くのが不思議。
私の人生も、結構行き当たりばったりでどうにかここまで来たのは、そのせいか・・・?
実は欲張って、ショパンの「ノクターン」も順にチャレンジ中。
こちらは半分ぐらいは既に弾いているし、耳から入り込んでいる情報も多く、ページ数もそれほど多くないので、その点は楽です。
去年の夏頃から、改めて順に楽しんでいるところです。
家の中のものの数は減らす努力をする一方、心の中に住まわせる「素敵なもの」の数はどんどん増やしていくつもり。
年を取るのは、決して悪いことばかりではありません。
また話は変わりますが、ある日のこと夫との朝食の最中に、凍った湖の上をコヨーテが歩いているのを発見してしまいました!
オオカミに似ていますが、もっと小型で中型犬ぐらいの大きさです。
最近あまり庭で鹿を見かけないのは、多分こいつのせいだな。
私だって、ウォーキングの最中には遭遇したくありません。
トレイルでも足跡をたくさん見かけたので、ちょっと恐怖・・・
この辺では、前者で発音する方が多いです。
普通はコヨーテについて英語で話す機会なんてほとんどないとは思いますが、カタカナのままだと通じないのでご注意を。
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