例年は離れて住む家族や親戚が集まって祝うサンクスギビング(感謝祭)も、コロナ感染の拡大を防ぐため、今年はいつもと様子が違いました。
基本的に同居家族とだけ過ごすことが推奨されていますので、泣く泣く移動を我慢した方が多かったと思います。
今年の新人ターキーくん |
私たちも娘に、今年は会えなそうだね(涙;)と伝えたのですが・・・
長いこと外出を控えているので、検査を受けて陰性が証明されたらぜひ来たいって。
いつでも無料で検査を受けることができ、結果は翌日すぐにわかるのだそうです。
娘も、同居している彼氏もずっと在宅ワークで、人口密度の高いダウンタウンには行っていないとのこと。
検査の結果画像をそれぞれ送ってくれ、断る理由もなくなった。
こちらへの途中どこにも寄らないことを固く約束して、ワンコ2匹と共にやって来ました♪
私たち夫婦も食料品の買い出し以外はどこにも行かず、このところ誰にも会っていません。
お互いに100%絶対に安全とは言えないのでしょうが、やはり親子で共に過ごす誘惑には勝てませでした。
下の義妹のお嬢さん二人も、2週間自主隔離した上で、義妹夫婦の家に来てくれたそう。
やはり在宅ワークですので、そのままクリスマスまで続けて滞在ですって。
両親に会いたいのはもちろん、ご高齢のお祖母様がお元気なうちに、できるだけ会っておかなくちゃ・・・とのことでした。
よほどの悪天候でない限り、サンクスギビングには夫の弟&妹たちとその家族、他の親戚や友人たちが我が家に集合するのが恒例でした。
残念ながら今年はみんなバラバラではあったものの、お互いに写真を送り合って様子を報告し、それぞれ元気であることを確認。
招くことのできなかった独り暮らしの友人たちにとっては、今年はきっと寂しい感謝祭になってしまったことでしょう。
朝のうちに「会えなくてとても残念ですが、あなたのことを思っています」とメッセージを送ったところ、温かい言葉で返信があり、ほっとした次第です。
料理は結構頑張って、なるべく例年のメニューに近くなるようにしました。
ターキーとドレッシング担当の義弟がいなかったものの、娘の彼氏がターキーを担当してくれ、こんがりとジューシーに焼けて大成功!
ドレッシングとは、本来は七面鳥のお腹に詰めるスタッフィングと同じものなのですが、別に添える時はドレッシングと呼ばれます。
(サラダドレッシングとは、全くの別物・・・)
市販されている小さなサイコロ型のパン、セロリやオニオンなどの野菜、チキンブロス、セージなどのスパイスを合わせてオーブンで焼いたものです。
これは娘が全て作ってくれ、とても美味しく完成♪
冗談で、これからも義弟がいなくても全然困らないね~なんて笑ってしまったほど。
少人数ですので、みんな遠慮なく大盛りで~す。
ピーカンの代わりにクルミにして、パイ皮ではなくクッキー生地だったら、鎌倉名物「クルミッ子」に似ていそうなねっとりした食感!
いつか、クルミッ子もどきも試してみようかな。
今年は11月末にしては穏やかで暖かい日が続いているため、サンクスギビングの前日には野外クッキングも!
夫がど~んとステーキを焼いてくれました。
このように屋外でソーシャルディスタンスを守っていれば、感染の心配はしなくても大丈夫でしょう。
これからもっと寒くなると、ビールは凍るし、手も顔も凍傷になりそうで無理になってきますが。。。
アメリカでは、間もなくコロナのワクチン提供が開始になるようです。
でも何しろ未知のものですので、副作用なども心配・・・接種するのはまだ怖いというのが、多くの方の本音でしょう。
日本への一時帰国の条件がワクチン接種ということにでもなったら、私は多分受けると思いますが。
1ヶ月足らず後に迫ったクリスマスも、今年は大勢で集まるのは無理そうです。
コロナの無料検査は何度でも受けられるようですので、また娘たちにだけ来てもらうことになりそうだな・・・
家族だけで静かに祝うクリスマスも、悪くはないことでしょう♪