東京より気温の高い日が続いているため、つい忘れていました。
今まで書ききれなかった夏の思い出を、もう少し付け加えておきましょう。
今年一番びっくりしたのは、今までよその土地だと思っていた所が、実は家のものだとわかったこと・・・
子供たちが小さかった頃から、いつもジープで突っ走っていた土地なのです。
22年も前の写真です。 |
(マサイ語で 「果てしなく広がる平原」 という意味。 今でも、親戚も友人たちもそのように呼んでいます。)
暗くなってから、背の高い草の間をかき分けながら結構なスピードで走り、
「あっ、あそこにライオンが!」 とか、
「今キリンの親子がいたの見えた?」 とか、
「象とサイの大群が押し寄せてきた!」 なんて言うと、子供たちはキャーキャーと。
私にとっても、楽しい冒険でした。
多分、ミネソタ州所有の土地だろうけれど、誰も来ないからまあいいや・・・みたいな感じで勝手に使わせていただいていた感じだったのです。
思い出いっぱいのその土地が実は自分たちのものとわかって、すっかりうれしくなり、ぐるりと歩けるように夫が道を作ってくれました。
本当に何もない、だだっ広い草原・・・昔、開拓者が牛でも飼っていたのかしら。
黄色い花の咲くタンジー Tansy (エゾヨモギギク) が一面に生え、独特の芳香を放っています。
薬草として、昔から民間療法に使われてきたようです。 でも、毒性もあるそうなので気をつけなくちゃね。
それに、生命力が強くてやたらとはびこるので、この辺では雑草扱いのようです。
湖もすぐ近くなので、いつかここにツリーハウスを建てたいなと息子が言っていました。
そしたら、母も招待しておくれ・・・
素晴らしい眺めで、地上に降りたくなくなってしまうだろうなと思います。
毎年夏になると生えてくる、毒キノコ (多分・・・)。 名前はわかりません。
ものすごくけばけばしい濃いオレンジ色!
息子が来ていた時、その辺に転がっていた枝とこのキノコで、夫とバッティングの練習をしていました。
やることがワイルドだな~
野生のラズベリーも、十分に堪能したし、
湖では、ボートに乗って夕暮れ時の美しい空の色を楽しみました。
そうそう、ペルセウス座流星群も見えたよ~
空気が澄んでいるので、この辺では昴 (すばる) もはっきりと見えます。
夜空の営みを眺めていると、小さなことで思い悩むのは本当にバカらしくなってしまうのです。
庭にたくさんの落とし物をしていった、カナダグースの家族。
段々図々しくなり、私たちが庭に出て行っても、かなり近くまで行かないと逃げなくなってしまった・・・
家庭菜園の野菜も、結構採れました♪
今年はトマトに問題ありだったのですが、その話はまた別の日に・・・
今夜からの天気予報です。
しばらく暑さが続くと、急にど~んと寒くなってしまうのは毎年のこと。
この暑さを思い切り楽しむことにしましょう。
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