おまけのページ

2024/11/19

若きヴィオラ奏者に泣かされた・・・

今夜は、ついに初雪が舞っています!
記録的に暖かかったミネソタの秋でしたが、いよいよ本格的な冬に突入かな?

日曜日には、またコンサート本番があり、無事に終わってほっとしているところです。
10月半ばのコンサートが終わった翌日から、さっさと自宅練習を始めないと間に合わないプログラムでした。

ハンティングシーズンにもかかわらず、大勢のお客様が来てくださって感激です。
身内だけでも、いつも必ず来てくれる夫の他に、二人の義妹、夫の従妹夫婦とその息子さん&彼の10歳と8歳のお嬢さん、友人夫婦2組と、とても賑やかでした。

今回は、アメリカの作曲家 Aaron Copland アーロン・コープランドの曲を数曲と、イギリスの作曲家 William Walton ウイリアム・ウォルトン「ヴィオラ協奏曲」を演奏しました。
二人共20世紀の初めに生まれ、ほぼ同時代に活躍した作曲家です。

ヴィオラはヴァイオリンよりひと回り大きく中音部を受け持つ弦楽器ですが、割と地味で、ヴァイオリンやチェロに比べ、スポットライトの当たる機会があまり多くありません。
ヴィオラ協奏曲の数も他に比べるととても少なく、私も数曲しか聴いていないと思います。

私たちのオーケストラのヴィオラ団員は、とても優秀で素晴らしい音を出しますが、「ヴィオラジョーク」が数多く存在するほど、一般的には「ヴァイオリンがイマイチな人が、ヴィオラに転向する」という失礼な見方があるそう・・・

ヴィオラジョークのひとつに、
 「デジタル録音だとヴィオラの音が聞こえないのは何故?」
  ⇒「 録音技術が格段に進歩したため、全ての外部ノイズをカットするようになったから」
というものがあります。
本当に、ヴィオラ奏者を馬鹿にしています。。。

でも、William Walton のヴィオラ協奏曲を聴けば、そんなひどいジョークを言いふらした人もひれ伏すに違いありません。
何と艶やかな音なのでしょう♪ ヴァイオリンもチェロも、こんな音は出せません。



この曲の自宅練習は、なかなか難しかったです。
拍子記号が頻繁に変わり、休みの小節がしばらく続くと、どこで入れば良いのかわからなくなります。

YouTube でスコア付きのものを見つけたので、それを見ながら練習。
でも、ここで大問題が・・・!
ト音記号ヘ音記号には慣れている私ですが、ヴィオラソロはほとんどハ音記号で記されています。
これが読めない・・・私の頭の中ではどうしてもト音記号に変換されてしまうのです。
ですから、耳に聞こえてくる音と目で見る音符が一致しなくて、訳がわからなくなってしまいます。

何度も聴くうちに段々慣れてきましたが、団員の中にも何人かいるヴァイオリンとヴィオラが両方弾ける人って、本当に尊敬しちゃう。
楽譜を読む時、頭の中がこんがらがらないのだろうか・・・

団員だけでのリハーサルが4回行われ、いよいよコンサートの2日前に、若いヴィオラのソリスト Gina Gravagne さんがテキサスから来てくださいました。


美しい音にうっとりしながら、ヴァイオリンの休みが長く続く時に彼女の弾く姿を眺めていると・・・
弓の持ち方がとてもユニークなことに気付きました。

どこがどう違うのだろうとさらに観察していたら、何と右手の指数本がひどく短いか欠けているようです。
家に帰ってコンサートプログラムのソリスト紹介ページを読んだら、先天的な symbrachydactyly(合短指)という障がいなのだそう。
左手は正常で、3歳からヴィオラを習い始めたとのことです。

成長過程ではきっと色々な困難があったのでしょうが、見事に乗り越えて大輪の花を咲かせたような演奏でした。
本番のステージでは、この曲の最終楽章が美しいヴィオラで静かに終わる時、思わず涙が溢れちゃった。
実は私のスタンドパートナーも、みんなに気付かれちゃっただろうかと心配しながら涙を拭っていたそうで、その後に二人で顔を見合わせて微笑んでしまいました。


休憩後のコープランドの曲「ロデオ」は、ザ・アメリカ!という感じで、リズミカルなもの、アメリカ民謡風なもの、情景の浮かぶ美しいもの、色々混ざっていて演奏していても楽しかったです。



コープランドの曲の数々は、今までのコンサートでも何度か演奏したことがあり、ファンが多いことがわかります。

古き良きアメリカの雰囲気にどっぷり浸かると、どこかわからない方向に暴走しそうな現在のアメリカのことを、しばらく忘れることができそうかな?


♪11月17日のコンサートプログラム♪ 

     Fanfare for the Common Man 市民のためのファンファーレ (Aaron Copland)

     Concerto for Viola and Orchestra ヴィオラとオーケストラのための協奏曲 (William Walton)
       Ⅰ. Andante Comode
       Ⅱ. Scherzo and Trio
       Ⅲ. Finale - allegro moderato
       Ⅳ. Aria (Andante religioso)
       Ⅴ. Rigaudon (Allegro con brio)
 
           Intermission
       
     Rodeo: Four Dance Episodes 「ロデオ」より4つのダンスのエピソード (Aaron Copland)
       Buckaroo Holiday カウボーイの休日
       Corral Nocturne 畜舎の夜想曲
       Saturday Night Waltz 土曜の夜のワルツ
       Hoedown ホーダウン

     Variation on a Shaker Melody from Appalachian Spring
      「アパラチアの春」よりシェーカー教の賛美歌による変奏曲 (Aaron Copland) 


2024/11/11

いよいよ鹿のハンティングシーズン到来

大騒ぎだったアメリカ大統領選挙が終わりました。
結果についてどうこう言っても仕方がないので、さっさと気持ちを切り替えて、日々の務めに励んでいます。

週末は、多くのミネソタンが楽しみにしていた鹿狩りのオープニングでした。
夫と、泊まりに来ていた義弟が中心になって、今年も恒例の「祝う会」が行われました。
二人共もうハンティングはしないし、集まった人たちの中で現役ハンターはそれほどいないのに、なぜ「祝う会」なのか、訳がわかりません(笑)

多分、自分では鹿を仕留めなくても、いつも友人からの鹿肉のおすそ分けがあるので、それを祝うという趣旨かな?
早い話が、みんなで集まって、キャンプファイヤーの周りで飲んでおしゃべりして、おいしいものを一緒に食べるのが、楽しくてたまらないのでしょう。

前シーズンに友人のひとりが仕留めた鹿がフリーザーに眠っていたので、それをいただきます。
ルタバガ rutabag という根菜とニンジンなども一緒に煮込んだようです。
野菜が煮崩れて、最後にはトロトロになります。


デカいサーモンもあるよ♪ 私は鹿肉 venison を食べることはやめたので、こちらのほうが嬉しい。


は山のように用意してあり、ぜいたくに使えます。
お昼前から深夜まで続く会ですから、かなりの薪を使っただろうな。



基本的に男子会ですけれど、私も毎回少しだけ参加します。
デザートを焼いて持って行くので大歓迎してもらえますが、長居はしないように気を付けます。
Daylight Saving Time(夏時間)がその前の週末に終わり、あっという間に暗くなってしまいますしね。

ハンティングシーズン中は、誤射を防ぐためにこのように派手なオレンジ色の服の着用が義務付けられています。


私も同じ色のベストと帽子を持っていますが、日本では絶対着ないだろうな・・・


甥や友人たちから、続々と「鹿を仕留めた!」との知らせが舞い込んできます。
ハンティングシーズンが始まる前、私もドライブウェイで鹿に遭遇したり、ウォーキング中に出くわすことがありました。
「ハンターたちから隠れていてね」と声をかけましたけれど、日本語通じなかったかな。

仕留めた人には「おめでとう!」と祝うものの、おすそ分けの鹿肉をフリーザーの中に見るのはちょっと辛いなと感じるようになってしまいました。
時々庭にもやって来て、つぶらな瞳が可愛くて、食べるなんて無理・・・
夫と義弟は大好物なので、喜んで頂戴しますけれどね。

何年経っても、近くで銃声が聞こえるとやはりぞっとします。
鹿狩りの季節、早く終わるといいな。。。

2024/11/04

もやもやするアメリカ大統領選挙

いよいよ明日11月5日は、アメリカ大統領選挙の投票日です。
私は永住権だけで市民権は持っていないので、選挙権はありませんけれど、もちろん結果がとても気になります。

ハリス VS トランプ

日本からアメリカに移住して4回目の大統領選、落ち着いた気持ちで傍観していたのは、2012年のオバマ VS ロムニーの時だけでした。
ひどい言葉を使った相手への批判・中傷合戦ではなく、今思えば二人共紳士的な態度だったな・・・遠い昔の古き良き時代のような気がしてしまいます。

大統領選のせいで「プチうつ」になっている人、多いのではないかしら。
片寄ったニュースが多くて、何を信じて良いのかわからなくなってしまいます。

歴史的大接戦になるのか、ふたを開けたらどちらかの大勝利になるのか・・・
また4年前のように「不正操作があった」との主張があって、大混乱に陥るかもしれないのが恐ろしいです。
実際のところ、その可能性が本当にあるのか、まるっきりのでっち上げなのか、凡人にはわからないことですが。

選挙関連のニュースが耳から飛び込んで来たり、目に入ってしまうと、気持ちがザワザワします。
ですから、この頃はなるべく避けるようにしているのですけれど、やはり全てをシャットアウトするのはなかなか難しいことですね。

ここのところ、親戚や友人と集まる機会が割と多かったですが、みんな選挙の騒ぎにうんざりしているのか、その話題が出たことは一度もありません。
今回は、民主党副大統領候補ミネソタ州知事ウォルズ氏であるものの、そのせいで余計に熱が入るという雰囲気でもないかも。


週末は、久しぶりに義弟が4泊もしていきました。
雪はまだ一度も降らず、平年より暖かい今年の秋。
選挙のことはしばらく忘れ、外でキャンプファイヤーなどを一緒にのんびりと楽しめて良かったです。
(かなり寒くなっても、同じことをするのですけれどね。)


落ち葉かき窓掃除、体を使う「秋のお仕事」でも、気持ちがかなり紛れました。
自分の周りがきれいになると、心もピカピカになるような気がします。
こういう細かい場所は全部手作業なので、大変だけどね。

Before

After


11月のコンサートに向けて、今まで自宅練習に励んできましたが、明日の夜に初めてのリハーサルがあります。
ヴァイオリンの練習も、選挙騒ぎから顔を背けるのに大いに役立ちました。
大統領選の投票日はいつも11月の初めの火曜日なので、必ずリハーサルの日にぶつかり、「投票が理由の遅刻はOKです」というお知らせがその度に届きます。

投票日は週末にすればよいのにと思ってしまいますが、昔からのならわしで火曜日なのです。
キリスト教徒が日曜礼拝を済ませた後、投票所がある街まで馬車などで移動する時間を考慮し、さらに市場が開かれることが多かった水曜日までに地元に戻れるように・・・ということで火曜日に決まったのが、いまだにずっと続いているそう。


孫娘の今年のハロウィーンコスチュームは、モンキーでした♪
ずい分遅かったけれど、やっとしっかりと歩けるようになってきてほっとしています。


世界中の子供たちの未来が、明るいものでありますように・・・
アメリカ大統領選挙の結果によって、私たちの住むこの地球の運命が変わってくるのかもしれず、開票結果を知るのが怖い気がしているグランマです。。。


2024/10/24

ハロウィーン!ミネソタ動物園のジャックオーランタン / ドングリの周期

今年のミネソタの秋はいつもより暖かく、何だか忘れがちでしたが、もうすぐハロウィーンです!

ミネアポリスのすぐ近くに住む娘一家が、ミネソタ動物園に行ってきたそう。
孫娘は、ちょうど1歳半となりました。
2匹の犬を飼っているし、我が家のネコにも慣れているので、きっと他の動物にも興味津々だったのではないかしら。
(まだ詳しい話は聞いていません)

娘が送ってくれたのは、動物園で今開催されている Jack-O-Lantern Spectacular というハロウィーンのスペシャルイベントの写真でした。

ライトアップされたトレイルに、パンプキンをくり抜いて作ったジャックオーランタンが何千個も並んでいるのですって!
アーティストが作ったものだそうで、どれも表情豊かで個性的。



ゼルダの伝説だ!!
ゲームが大好きだった息子も、送られてきた写真を見て興奮していました。

楽しそうだな~ 私も行ってみたい。



こんなにたくさんのジャックオーランタン、見たことがない・・・


我が家でも、いつものようにハロウィーンの飾り付けをしました。



芝はまだ青々としていますけれど、木の葉はだいたい落ちてしまいました。
これから、本格的な落ち葉かきに励まなくちゃ。


暖炉の上には、小さなジャックオーランタンとかぼちゃの飾り、そして秋色の花。

庭のプランターの花も、まだ健気に咲き続けています。
今頃はもう雪に覆われる年もあるのに、今年の暖かさは本当に有難い♪


それにしても、今年はドングリが全然落ちていないのが不思議です。
去年は、見たことがないほどあちこちドングリだらけで、庭を歩くと雨のように頭に当たるほどだったのに。
こんなにはっきりした周期があるとは知りませんでした。

気象条件にも影響されるのでしょうが、カシやブナの木も色々考えているようで(笑)、数年に一度は動物たちが絶対に食べきれないほどのドングリを作って、子孫を増やそうとしているようです。
でも去年頑張りすぎて、今年は疲れ果てちゃったかな?

リスなどの動物たちにとっては、ドングリのない今年は厳しい冬になりそう。
バードフィーダーの餌が、ますます狙われそうだな。。。

2024/10/14

夏から冬へ急転 / 謎に満ちた曲

10月のコンサートが終わりました♪
リハーサルがあった先週火曜日は、27℃というミネソタにしては真夏の暑さ!
ほとんどの人が半袖で、男性団員はショートパンツ姿の人も多く、それでも練習後は汗だくになりました。

ところが金曜から急に気温が下がり、昨日の本番は冬のジャケットで行こうかと思ったほど。
思い直してもう少し薄手のにしましたが、帰りは4℃位しかなくて寒かった・・・
今晩は、いよいよ今シーズン初めて氷点下になるようです。


私が所属するコミュニティオーケストラ指揮者 Beverly Everett さんは、就任20年という節目の年です。
初めは、この町でこんなに長く続けるとは思っていなかったみたい。
彼女のおかげで団員数が増え、年に4回だったコンサートは7回に増え、毎週日曜に行っていたリハーサルは、コンサート直前に集中して行う形に変わりました。


私たち夫婦と娘はまだ日本に住んでいましたが、こちらの大学に通っていた息子は、彼女が指揮者に就任した2005年、すぐにオーケストラに加わりました。
オーディションを受けて、奨学金もいただいていたようです。
その他のことに忙しくなり、2年ぐらいでやめてしまいましたけれどね。

私がミネソタに移住したのは2011年の夏・・・秋には団員となり、既に100近くのコンサートをこなしました♪
パンデミックでキャンセルになったこともありましたけれど、みんなマスクをして小さなホールで何とか続けたのが、今では何だか夢のように思えます。

広い分野の曲をご存じで、典型的なクラシック音楽だけに留まらない指揮者のおかげで、本当にレパートリーが広がったこと!
でも、時には謎に満ちた曲を演奏することもあるのです。。。

実は今回のコンサートでも、ソプラノサクソフォンコンチェルトという現代音楽がプログラムのひとつで、団員みんな苦労しました。
YouTube にも載っていなくて「どうすりゃいいの・・・」と困っていたら、実は同じアレンジでオーボエコンチェルトならあるとわかり、少しほっとした次第です。

指揮者に直接言った人はいなかったようでしたが、曲についての愚痴は、陰でコソコソ言いたい放題(笑)
それでもみんな本当に一生懸命に家で練習し、初めて合わせた時にも涼しい顔(のフリ)でちゃんと最後まで通してしまうのが、団員たちのすごいところです。
スローな部分は良いのですが、途中でテンポアップする所は迷子になったら大変ですから、楽譜を見つめる目が実は血走っていたかもしれません。

サックスChristopher Creviston さんは、素晴らしくきらびやかな音を響かせてくれ、こちらも涼しい顔で迷うことなく吹ききりました。


こんなに難解な曲、お客様はどう受け止めるだろうと心配でしたけれど、スタンディングオベーションがいただけてほっとしました。

どんなに謎の曲だったかは、こちらをお聴きください。
それでも無事に終わってみると、この曲に「美」を感じられるようになってきたのが不思議です。
 


この曲を練習した後、グリーグ「ホルベルク組曲」の練習は、チョコたっぷりの甘くて美味しいデザートのように感じました。
わかりやすくて、ご褒美感がいっぱいだわ~♪

コンサート本番では、弦楽合奏でこの曲が最初でした。



私はピアノの独奏版(こちらが原曲だそう)を弾いたことがあるので、メロディーも頭に入っていてヴァイオリンも弾きやすかったです。

この曲は、「ホルベアの時代から」または「ホルベアの時代より」というタイトルで呼ばれることもあります。
デンマーク文学の父とされるルズヴィ・ホルベア(1684-1754)の生誕200周年となる1884年に行われた祝祭のために作曲されたとのこと。

ホルベアは、バッハ(1685-1750)とほぼ同時代に生きた方です。
ですからこの曲も、バロック形式で作られました。
グリーグは、フランスのクラヴサン(チェンバロ)奏者たちの組曲を参考にしたとのことです。

休憩後に演奏したハワード・ハンソン交響曲第2番「ロマンティック」は、以前もやったことがあって、まあ余裕でした。
「エイリアン」のエンディングにも使われ、宇宙的広がりを感じる素敵な曲です。
(出だしはちょっと不気味で怪しい・・・)

最初の「エイリアン」、私も観た覚えがあるけれど、テレビでだったかな?
ゾクゾクする恐ろしい映画でした。
BGMとして使われていた曲をまさか自分が演奏するようになるとは、その頃は夢にも思わなかったけれどね。

 (怖いのが苦手な方は、決してクリックしないでください)



今日はお休みしましたが、11月のコンサートのための自宅練習を、さっそく開始しなくては・・・
秋は冬支度も色々あって、何かと忙しいです。


♪10月13日のコンサートプログラム♪ 

     Holberg Suite, Op. 40 ホルベルク組曲 (Edvard Grieg)
       Ⅰ. Prelude (Allegro Vivace)
       Ⅱ. Sarabande (Andante)
       Ⅲ. Gavotta (Allegretto)
       Ⅳ. Aria (Andante religioso)
       Ⅴ. Rigaudon (Allegro con brio)
     
     Concerto for Soprano Saxophone and Orchestra
      ソプラノサクソフォンとオーケストラのための協奏曲 (Jennifer Higdon)
 
           Intermission
       
     Symphony No.2, Op. 30 "Romantic" 交響曲第2番「ロマンティック」 (Howard Hanson)
       Ⅰ. Adagio - allegro moderato
       Ⅱ. Andante con tenerezza
       Ⅲ. Allegro con brio
   

2024/10/04

今年の紅葉はスローテンポで進行中

9月が記録的に暖かかった(暑かった)せいか、今年は紅葉ものんびりです。
それでもやっと今日は、夫と一緒にウォーキングがてら紅葉をゆっくり楽しみました。

毎年、感激するセリフが同じで笑ってしまいますけれど、Wow! とか So beautiful! などに全て集約されてしまう感じ。

黄色やオレンジ、


そしてやっぱり赤が入ると映えること・・・!



いつも大体同じ場所で、同じ木で、構図も似ているのでしょうが、やはり毎年写真を撮りまくってしまいます。

倒木に生えたキノコは、サルノコシカケかな?



今年もこうして、二人で紅葉を楽しめたことに感謝♪
この年になると、来年はどうかなあと思ってしまうことがあります。
もちろん健康のこともありますし、町に近い場所への引越しも考えているのでね。

私有地内で迷子になってしまうような広い土地を所有することは、もう二度とないでしょうから、今のうちにう~んと楽しんでおかなくては。



おまけ: 少し前にひとりでウォーキング中、偶然見つけた何かの動物の頭蓋骨
     これだけが転がっていて、他の部分は見当たりませんでした。


トンボは、かなり近づいても逃げずに、写真を撮らせてくれました。
ありがとうね~



2024/09/24

2年前の新年の誓いを、ちゃんと果たせたよ ♪

今年の9月は暖かい日(時には暑い日)が多かったせいか、紅葉はまだまだです。
夫は、今年最後の庭の芝刈り。落葉も一緒に刈り込んでしまいます。

今のうちにしておかないと、もっと後で本格的な落ち葉かきをする時に、葉が長い芝に引っかかって厄介なのでね。



9月は色々とあって、本当にあっという間でした。
やっと落ち着けた感じのする今週、久しぶりにピアノにも向き合っています。

2年前の2022年、「新年の誓い」のひとつに「ベートーヴェンピアノソナタを全制覇」という壮大で無謀なものがありました。ブログ記事はこちら ⇒ 50年分の垢を落としたら
それが、もうすぐ果たせそうです♪

多分、少なくとも3年はかかるだろうなと思っていましたが、ほぼその通りでした。
初めのほうはそれほど難しくなくてどんどん弾けたのに、終わりが近づくにつれてどれも大作続き。
フーフー言いながらの旅となりました。

それでも、今日は一番最後の第32番の第2楽章(この曲はこれが最終楽章)にどうにかたどり着き、楽譜に今日の日付を書き残しました。
もちろん、これからもっともっと練習して弾き込むのですけれど。


有名な第8番「悲愴」と同じハ短調で、重々しく始まる第1楽章から一転し、ハ長調の第2楽章「アリエッタ」は穏やかで、まるで天使が舞い降りてきたかのよう。
トリルが続く部分は、キラキラと光り輝いている印象です。

多分全てのピアノ学習者は、一番易しいハ長調の曲から練習し始めると思いますが、その基本に戻り、なおかつ「ハ長調でもここまでできるぜ!」と、あらゆる技巧が盛り込まれたすごい作品となっています。
ベートーヴェンの曲の持つパワーに、本当に圧倒されてしまう・・・

弾きながら最後のページへの譜めくりをする時、深い感慨にふけってしまいました。
小学生の頃から親しんでいるこの古い楽譜、弾いたことのないページに出会うことは、人生でもう2度とないのだ・・・と。

一番最後の和音を弾いた時、涙が出そうになりました。
喜びと悲しみ、人との出会いと別離、色々なことにずっと寄り添い続けてくれたベートーヴェンへの曲への感謝でいっぱいです。

この曲が書かれたのは、ベートーヴェンが51歳だった1822年
既に聴覚を失っていたにもかかわらず、あの偉大な「第九」と並行してこのピアノソナタに取り組んでいたのです。
ロマン派のショパンリストは、まだティーンエイジャーにも達していませんでした。

ベートーヴェンは多分、やりたかったことは全てやり切って、満足してピアノソナタの作曲を終了したのでしょう。
耳が聴こえなくても、心の中に響き渡る音を楽譜にしてしまう・・・これはもう、神のなせる業としか言いようがありません。


ベートーヴェンのピアノソナタが「新約聖書」に例えられることがありますが、「旧約聖書」にあたるものは何だかご存知ですか。

「音楽の父」とも呼ばれるヨハン・セバスティアン・バッハの、「平均律クラヴィーア曲集」です。
これも、ピアノのレッスンを受けていた学生の頃に、第1巻の半分位までは弾いたのですが、それっきり放ってありました。

実はこちらも、その先のまだ弾いていなかった曲にチャレンジし続け、昨日第2巻の一番最後の曲にたどりついたばかりです♪


綿密に計画したわけでないのに、「旧約聖書」「新約聖書」ほぼ同時に最後の曲に到達したとは不思議だこと。

「平均律」は、バッハの他の曲集(「ゴルトベルク変奏曲」「パルティータ」「イギリス組曲」「フランス組曲」)と並行してだったので、とても時間がかかりました。
多分、左手首を骨折してしまった2019年に、「平均律クラヴィーア曲集」の中から指ならしで既に知っている曲を何曲か弾いてみたのが、全曲チャレンジしたいと思ったきっかけだったのではないかしら。

ショパンも熱心に研究していたという「平均律クラヴィーア曲集」は、他の作曲家にも多大な影響を与えた、まさに「バイブル」のような存在です。
こちらも、弾いているとバッハがそばで見守ってくれるのを感じます。

ハ長調、ハ短調、嬰ハ長調、嬰ハ短調・・・最後のロ短調まで全ての調の曲が順に続き、それぞれが「プレリュード(前奏曲)」「フーガ」から成ります。
嬰ハ長調は、♯が何と7つもつくので、読譜が大変!

「平均律」とは、鍵盤楽器の調律法のひとつです。
1オクターブは12個の半音で構成されていますが、その音程の幅を均等に割ったのが「平均律」です。
それまでの調律法では、調が変わると音が濁ってしまうという問題があったのが、これで解決されました。

ただしバッハのこの曲集は、元のドイツ語 (Das Wohltemperierte Klavier) でも英語 (The Well-Tempered Clavier) でも、「ほど良く(美しく響くように)調律された鍵盤楽器」という意味のタイトルになっていて、「平均律」がどんぴしゃりの訳であるかどうかは、疑問視されることもあるようです。

「平均律クラヴィーア曲集」の第1巻は1722年に、第2巻は1742年に完成しました。
日本では、徳川吉宗が将軍だった時代です。
その頃の日本では、どんな音楽が演奏されていたのでしょう。まさしく別世界ですね。

第1巻完成は、奇しくもベートーヴェンの「ピアノソナタ」完成のちょうど100年前だったわけです。
そして300年後の2022年には、ミネソタの片田舎に住むおばちゃんが「完奏するぞ!」と誓いを立て、何とかそれを果たしました。

ベートーヴェンの「ピアノソナタ」は、当時第1巻、第2巻各900円でした。
通しで613ページという厚みなのに、ずい分お安いこと!


「平均律クラヴィーア曲集」は、多分大学生になってピアノのレッスンを再開してから楽譜を買ったのだと思います。
第1巻は、当時で600円。だいぶ後になってから買った第2巻は800円。


一生楽しめる、かなり効率の良い投資でした(笑)


今年の3月に亡くなったイタリアのピアニスト、マウリツィオ・ポリーニの演奏を最後に載せます。
ベートーヴェンの全ピアノソナタの最終楽章であり、しかもポリーニがベートーヴェンを弾いた最後と思われる動画です。



2024/09/16

ケンカしないそうめん / ついに歩き始めた孫娘

前回ブログ記事をアップした時は、「もう冬が近づいてきた?」と感じる気温でした。
ところがその後は、夏に逆戻り。
28℃位の晴天がずっと続き、今日は30℃にもなってエアコンを使っています。
ミネソタでは記録的な暑さのようです。どうなっているのだろう・・・

それでも、秋の気配は確実に忍び寄ってきています。


草木は次第に秋の色に染まり、庭の落ち葉がどんどん増えてきました。
マメに掃除するべきなのですが、後から後から落ちてくるので諦めの境地です。

私が日本に帰国していた6月に夫が植えておいてくれた花は、まだまだ元気!
デックのテーブルに置いているバーベナは特に優秀で、次々と花を咲かせます。
色も好みだな~


友人がプレゼントしてくれたペチュニアも、エントランスを華やかに彩ってくれます。



また暑くなったので、ランチにはそうめんが美味しい♪

子供の頃も、夏休みのランチには、時々ひやむぎそうめんを食べていました。
エアコンもなかった時代、のど越しの良い冷たい麺類は最高でしたね~

当時は、そうめんと区別するために、赤と緑の麺がひやむぎだけに数本入っていたものです。
なぜか色付きのほうが美味しそうな気がして、それをちょうだい!とねだっていた覚えがあります。

今はそうめんにも色付きのものができ、取り合いで兄弟などが喧嘩しないようにと、色麺がたくさん入っている製品ができたのですね。
知らなかった・・・

帰国した時に妹が分けてくれたものですが、「ケンカしないそうめん」という発想とネーミングの素晴らしさに、ちょっと感激してしまいました。
昔のようなどちらかと言うと毒々しい色ではなく、ミカン・梅・抹茶といった自然素材天然色素を練り込んだ手延そうめんなのですって。

画像は「五色そうめん」のサイトより

優しいパステルカラーで、子供たちにも安心して食べさせることができますね。
子供にとっては、結構どぎつい色のほうが魅力的に見えちゃうのかもしれないけれど・・・


孫娘もすくすくと成長し、色々なものを食べるようになってきました。
(そうめんを食べたことがあるかどうかは、聞きそびれていますが)
娘が送ってくれた、アメリカ版「お子様セット」の写真です。
割と近くにある日本食レストランの、テイクアウトらしい。


日本の手の込んだキャラ弁にはほど遠いけれど、クマ型でご飯を抜いたりして、頑張っています。
娘より婿殿のほうが、そのうちキャラ弁に目覚めて、一生懸命作ってくれそうな気がするな~(笑)

孫娘はつい最近まで、ホラー映画「リング」の「テレビ画面から出てくる貞子」か!?みたいな不思議な這い方をしていました。
もし髪が長かったら、そのまんまじゃない?


でも生後16ヶ月にして、ついに歩き始めました!(体はプクプクだし慎重派らしく、遅かった)
まだまだ危なっかしいものの、日毎に上手になっていきます。


これからその小さなあんよで、どんな人生を歩んでいくのか、とても楽しみです♪

2024/09/07

80歳の誕生日の真っ青なケーキと、8歳の誕生日のリアルすぎるネコケーキ

ミネソタには、既に秋の気配が漂っています。
夕べは気温が6℃まで下がり、寒くてヒーターをつけてしまいました。

レイバーデー(労働者の日)の祝日があった先週末はまだ暑く、下の義妹夫婦が泊りに来て一緒に湖でのボート乗りを楽しんだのですが。
レイバーデーは「夏の終わりの象徴」と言われていることに、大いに納得です。
長~い夏休みも終わり、子供たちの学校も始まりました。

今年は、レイバーデーの前日に昔からの友人の80歳誕生日を祝う集まりがあり、みんなで行ってきました。
ご主人、二人の息子さん、13歳のお孫さんの男性陣がみんな白シャツ黒い蝶ネクタイで、甲斐甲斐しく料理や飲み物を給仕していて微笑ましかったです。
親戚や友人、近所の方など40名ほど集まったそう!

家の周りが美しい花でいっぱいのこの家は、家の内外に温かいオーラが漂っている感じ♪


大きな湖に面しているため、友人は今でも時々泳いでいるそうです。
80歳には全然見えない元気さで、お手本にしたいな~といつも思っています。

招待状がメール経由で届いた時、「ギフトは不要」と書いてあったのが、アメリカらしくていいな!
こういう時、日本だと「でも、手ぶらというわけには・・・」と、かえって気をつかってしまいそうですが、アメリカでは皆さん文字通りに受け取って、お祝いのカードしか持って行きません。
(私たちは特別親しくしているので、別の機会にちょっとしたものを渡しましたが)

ハイスクール卒業アルバムで使った写真、同じくハイスクールのプロム(学年最後に開かれるフォーマルなダンスパーティー)の時にドレスアップした写真、結婚式の写真、お子さんたちとお孫さんたちの写真などが、まとまってきれいに飾られていました。
アートの得意なお孫さんのひとりがデザインして作ったそうで、仲の良さがうかがえます。

ケーキも、ザ・アメリカ!!という感じでした。特注で作ってもらったとのこと。
誕生日の少し前に、同世代の友人4人と、毎年恒例のカヌーの旅に出かけたばかりだそうで、こんなデザインになったわけです。


こういう原色のケーキは、日本ではお目にかからないですよね。
みんな、舌がブルーに染まっていました(笑)

義妹はおまけで木の部分ももらったそうですが、残念ながらそれはただの飾りで食用ではありませんでした。


アメリカのケーキと言えば・・・
こちらは、7月に招かれた親戚の女の子の8歳のバースデーパーティーケーキ
毎年、お母さんの手作りです。


キッチンで見せてもらった全体像は、こういう感じ。


今年も、すごい力作!
ただし、切り分ける時にみんな思わず目をそむけちゃった・・・
ケーキを作った本人であるお母さんも、顔をしかめながら切っている様子がおかしかったです。

どちらの誕生会も、周囲の人たちの愛情たっぷりの素晴らしいものでした。
二人は72歳の年齢差なので、同じ干支ですね。
申年生まれの二人が、これからもみんなに愛され、幸せいっぱいの人生を歩んでくれますように♪

2024/08/25

日本への一時帰国の思い出話4 / 日本の家族のこと

ミネソタの短い夏は終わりに近づいてきましたが、今日は何と31℃まで気温が上がりました。
寒さには強いミネソタン、暑さにはとても弱くて、少し気温が上がるとさっさとエアコンのお世話になる方が多いようです。
けれども我が家では湖からの涼しい風が気持ちよく、窓を全開にし、今日はエアコンなしで何とか過ごしてしまいました。

まだまだ書きたいことがたくさんありましたけれど、日本への一時帰国の話も今日で最終回にします。
今日は、家族との話が中心です。

93歳になった母がまだ元気でいてくれ、共に時間を過ごせたことがやはり一番嬉しかったな♪
一緒に住んであれこれ気を配ってくれる妹にも、心から感謝・・・
在宅で仕事をしながらで大変だと思いますが、いつも明るくポジティブな態度で、本当に有難く思います。

母と妹と3人で行ったレストランは、おしゃれな雰囲気でお料理も美味しかったです♪
海老名にある、茶屋亜希子というヘルシー志向の自然派レストラン・・・ファミリーにも女子会にもカップルにも良さそう。
どうしても、話題が食べ物のこと中心になってしまいますね(笑)


デザートも含まれたコースランチをいただいた後、さらにクリームあんみつもオーダーしちゃった!


アメリカの田舎のレストランには、絶対ないものね(涙;)
ケーキより、こういうものが無性に食べたくなります。

母はまだ、駅の階段もスタスタ上り下りできるので感心しました。
姿勢も素晴らしく良くて、腰は全然曲がっていません。
90歳を過ぎてから、あんなにちゃんとしていられるかしら・・・私には自信がありません。


妹とは、別の日にも二人きりでランチしました。
妹おすすめの町田STRI というレストランで、お客様のほとんどは若い女性だったような?
おひとり様の男性は、ちょっと浮いてしまっていた感じです。

2時間食べ放題ですので、うんとお腹を空かせて気合を入れて出かけましたよ。
どのお料理も、色合いがきれいで美味しい♪
欲張ってサラダやパン、カレーなどを3皿、クレープシュゼット、その他のデザートと計5皿もいただきました。



他に冷製コーンスープ、ドリンク、お店のお姉さんが配ってくれたスコーンも!
二人共、お腹がパンパンになってしまいました。

その夜は、日本で所属していたオーケストラの友人たちと居酒屋にも出かけ、美味しい日本の生ビールとおつまみも楽しみました。
最初は、これ以上何もお腹に入らない・・・と思ったのに、目の前に美味しそうなものが出てくると、「いらっしゃいませ~」となる自分が恐ろしい。。。
〆には、みんなで仲良く焼きおにぎり

私のヴァイオリンのスタンドパートナーだった方は、今年の誕生日で80歳ですって!
全然そんな風には見えない、とても若々しくお元気な方です。
人生の先輩が溌溂としていらっしゃるのを見ると、私も頑張らなくてはという気持ちになります。


息子夫婦の住む沼津にも、2泊3日で行ってきました。
電車では色々な行き方がありますが、今回は小田急線の新松田から、徒歩で数分の松田でJR御殿場線に乗り換えることにしました。

ここで、びっくりすることが・・・!
実はその少し前に、母の家に置きっぱなしにしている荷物を整理していたら、懐かしいJRのオレンジカードが数枚出てきたのです。
それを持って行って、松田駅で恐る恐る「これってまだ使えますか?」と聞いたら、「高額のでなければ大丈夫ですよ。券売機に入れてください」とのお答え。
まさかと思ったけれど、本当に切符が買えちゃった!! とても得した気分です。

1日目、お嫁ちゃんは用事があってお出かけ中・・・息子とデートということになりました。
愛鷹山周辺に登る前に、まずはふもとの水神社にお参り。滝もあって風情があります。
そこからずっと上りコースになっているトレイルを、頑張って歩きましたよ~
展望台からは駿河湾が一望でき、良い眺めでした♪


下りも同じコースを戻り、全部で5km位。
ミネソタでもその位はよく歩いていますが、高低差はほとんどないので、運動量はだいぶ違ったと思います。

オレンジカードに続き驚いたのは、沼津には「埋め立てごみの日」というのがあること。
ごみの分別のないアメリカに住んでいると、日本で「このごみは何?」といちいち悩みます。
「埋め立てごみ」という言葉を初めて聞いて、さらに頭が混乱しました。


2日目は、3人で伊豆の赤沢温泉へ。
女湯は4階で男湯は3階。露天風呂は、真下の太平洋がどこまでも広がる絶景です!
下を通る船から裸が見えてしまうのでは?とちょっと心配でしたが・・・

画像は伊豆・伊東観光ガイドより

サウナもあり、お嫁ちゃんにすすめられて水風呂にもチャレンジ。
無理~!と思ったけれど、意外と気持ち良かったです。

最後の日に、やっと富士山がちらっとだけ見えました。
すぐに雲に隠れてしまって残念でしたが、少しでも見えるとパワーをもらえた気がします。
せっかくなので太平洋に触れてみたくなり、息子に連れていってもらいました。
ミネソタには海がないのでね。潮の香りと波の音、最高です!



都心をウロウロした日もあります。
久しぶりのハチ公💛
一緒に写真を撮ろうとする、外国人旅行者の長蛇の列ができていてびっくり!
スキを狙って、何とかハチ公のソロ写真撮影に成功。


渋谷も新宿も、ずい分景色が変わってしまいました。
若い頃はよくその辺で遊んでいましたけれど、今はもう、なるべく人混みは避けたいです。


息子夫婦とは、羽田から同じ飛行機でミネソタに戻りました。
彼らの6週間の滞在中、また色々と楽しい思い出ができましたので、後日ブログにアップします。
だいぶ時間が経ってしまい、大昔の出来事のような気がしますが・・・