ミネソタに移住してから、今日でちょうど10年です。
私自身も、家族や友人も、こんな年になってからのアメリカ暮らしは困難なのでは?と心配していましたが、元気にハッピーに過ごしています。
夫はじめ、家族のサポートももちろんのこと、心優しい周囲の方々に恵まれたおかげです。
移住ビザでアメリカに入国し、グリーンカードを取得したのは8月の終わりでしたが、今年で10年になるのでカードを更新しなくてはなりません。
6月27日に、オンラインで申請書を提出。(結構面倒・・・)
手数料540ドルもクレジットカードで支払いました。
すぐにレシートが届き、biometrics(生体認証) appointment についての知らせも、7月初旬に書類で郵送されました。
内容は指紋採取と写真撮影なのですが、それが行われる日が偶然にも、ちょうど10年目に当たる今日7月26日でびっくり!
これ以上あり得ないような細かい字で説明が色々書いてあり、約束の日時をすっぽかしたら、初めからやり直しとのこと・・・
忘れちゃったら大変なので、カレンダーに二重丸をつけておきました。
もし怪我をして傷口があったり、ギプスをつけた状態だったらお断りとのことです。
私は手首骨折前科者なので、いつもより気を付けて毎日を過ごしてきました。
それでも、数日前に庭の花の手入れをしている時に、人差し指の先にチクリと痛みが・・・!
何かの虫に刺されたようで、しばらく少し腫れて痛かったです。
幸い2,3日で落ち着いて良かったけれど、もし悪化していたら指紋とれなかったかも。。。
生体認証は、ミネソタ州隣りのノースダコタ州のファーゴにある Application support center で行われました。
グーグルマップで調べたら、車で2時間40分、自転車で12時間(笑)、徒歩だと丸2日(爆笑)だとさ。
夫と、ちょうどファーゴの空港に用事があった友人との3人で出かけました。
そこに向かう道は途中から平坦になり、広大なヒマワリ畑やトウモロコシ畑がどこまでも続きます。
雑木林と湖に囲まれたこの辺りとは、大違いの景色です。
早めに行って、ベトナム&中華のレストランでランチ。
これにスープもついて10ドル以下で、B級だけれどなかなか美味しかったです♪
目的地にも早く着いてしまったので、入り口で約束の時間を早めてもらえるか聞いたら、多分大丈夫だから部屋に行ってみてくださいとのこと。
移民ビザの申請で印象の良くなかった東京のアメリカ大使館と違い、皆さんとてもフレンドリー。
係のお姉さんも、快く中に入れてくれました。
まずは写真・・・運転免許証はにっこり笑顔なので、グリーンカードもスマイルしたほうがいいの?と聞いたら、歯は見せない程度の笑顔でお願いします・・・って。
私の指先は乾燥しているようで指紋がなかなかうまく取れなかったのですが、乾燥肌の人用のローションも置いてあって、何とか無事に終了。ほっ・・・
あとは、新しいグリーンカードが郵送されるのを待つばかりです。
★追記:10日後の8月5日に、新しいグリーンカードが無事に手元に届きました。
やれやれ・・・
帰りは、空が段々暗くなってきて天気が悪化。
何と竜巻注意報で、スマホがビービー鳴りました!
ギリギリセーフで嵐が来る前に家に着いたのですが、雷雨、暴風、雹とフルコース。
車は、できたばかりのガレージに入れることができて良かった~
ネコのキキを抱いて、一番安全そうな部屋でしばらくドキドキしていました。
移住10年目の記念日に、「オズの魔法使い」みたいに家が吹き飛んだら笑えないな。
幸いここでは大きな被害はなかったものの、ほんの4マイルほど離れた場所では野球のボールサイズの雹が降り、家の窓ガラスや車のガラスまで割れた所もあったそう!
危ういところでした。
もう先週のことなのでさらっと書くにとどめますが、東京オリンピックの開会式は、早起きして6時から通して観ました。
色々な意味でとても感慨深く、途中で何度かウルウル・・・
東京の夜空に浮かんだドローンによる地球 |
批判する方々もいたようですけれど、日本ならではの素晴らしい開会式だったと思っています。
選手入場があいうえお順というのも、好感持てました。
ギリシャと難民チームに続いて、他国の中でアイスランドがトップだなんて、きっと日本だけでしょうね。
夫に各国の日本式発音を教えながら一緒に観ていたのですが、アゼルバイジャンやエジプトなどに爆笑していました。。。
アフリカや小さな島国の中には聞いたことがない国名がいくつかあり、地図を見ながら再確認でした。
ずっと頑張ってきた選手たちのために、とにかく無事にオリンピックが終わりますように。