おおっ、寒っ!! でも、今までが暖かすぎたので、妙にほっとしています (笑)
風が強かった昨日の昼の気温は、華氏で-6度、体感気温は-27度でした。
これを摂氏で表すと、-21℃、-33℃となり、私にとってはまだこちらのほうがわかりやすいです。
アメリカ暮らしが長い方は、華氏のほうがピンとくるのかな。
夏しか使わないゲストキャビンに物を取りに行ったら、見事な窓霜を発見・・・寒さを忘れて、しばらくうっとり♪
車の窓にも、よくこんなのが出来ています。
小鳥たちも、寒そうだこと。
おしゃれな赤い帽子をちょこんとかぶった Downy woodpecker (セジロコゲラ) は、常連客。
Suet という牛脂やキビなどを混ぜて固めたものが市販されているので、冬だけオープンの 「軒先レストラン」 で、それをご馳走しています。
外がどんなに寒くても、家の中はポカポカです。 暖房代が恐ろしいけれど・・・
それぞれの部屋に暖房器を設置するのではなく、アメリカの寒冷地ではセントラルヒーティングが基本。
(そうでないと、水道管が凍ってしまって大変なことになりますぅ~)
それに加えて、床暖房や、本物の薪を使う暖炉も根強い人気!
薪の扱いは面倒ですけれど、何とも言えずほっこりした暖かさがあり、パチパチ燃える音にも癒されます。
ただし、我が家の床暖房は残念ながら故障、暖炉は見かけだけが薪で実際はガスというものです。
セントラルヒーティングには、ファーネス furnase という大型の暖房炉が使われるのがほとんど。
大抵は家の地下にあり、ここで強力に作られる温風がダクトを通って各部屋に運ばれ、送風口 (温風吹き出し口) から出てくる仕組みです。
トイレの床からも温風が出るので、暖かい。 |
この他、室内の空気の吸い込み口も所々にあり、空気が循環されています。
送風口に足を乗せても、ちょっとポカポカしている程度。
火傷の心配などはありません。 実際のところ、こんなのでよく家中が暖かくなるなあと感心します。
二重窓と、ぶ厚い断熱材のおかげで、家全体が魔法瓶のようになっているからなのでしょうね。
我が家では、半地下になっている1階にファーネスがあります。
この部屋は夫のテリトリーで、何となく物がごちゃごちゃ。。。 本当に 「舞台裏」 の雰囲気です・・・
上を見てもどこを見ても、ごちゃごちゃ。。。 夫よ、早く何とかしておくれ・・・
真夏には、ファーネスが冷房装置にもなります。 (スイッチひとつで切り替え可能)
ミネソタ北部ではあまり必要なく、使うのは年に10日以下かも。 でも、全然ないとやっぱり困ります。
ミネソタ生まれの夫のほうが、なぜか私より寒さに弱いのが不思議・・・
昼間は華氏72度 (約22℃)、夜間や出かける時は華氏68度 (20℃) にセットすることで合意。
別に、半袖になるほど暑くするする必要はないのですからねっ!
それに、全然使っていない部屋も律義に温めてくれるので、勿体ないことこの上なし。
送風口を個別に閉じることはできますが、あちこち閉じすぎると機械に負担がかかり、良くないらしいです。
ファーネスが設置された部屋には、大型の温水器 (下の写真左側) と、硬水を軟水にするための water softener (時々、専用の塩を入れて使う) が並んでいます。
この辺の井戸水は鉄分などのミネラルが豊富すぎて、そのまま口に含むと血の味がするほど・・・
体には良いのかもしれませんが、トイレやシンクはすぐ茶色になって汚らしく見えるし、シャワーを浴びると髪も肌もゴワゴワしちゃう。。。
洗濯物も真っ白になんて仕上がらないし、ご飯を炊いても悲惨な色!
ミネソタに初めて来た頃には、びっくりしました。
軟水に変えてから使えば、これらのお悩みは解消します。
ご飯やお茶には、市販のボトルウォーターを使っていますけれどね。
井戸から水を汲み上げるのに必要な pressure tank も置いてあります。
舞台裏の数々の装置のおかげで真冬でも快適に過ごせますが、ミネソタの冬は、まだまだこれからが長~い。
それでも、日の入りの時間が着実に遅くなってきているのが嬉しいです♪
ちょっと待てよ。 こんな寒い時期に、突然ファーネスが故障したりしたら、マジで凍死かも・・・
恐ろしいので、考えないようにしよう。。。
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