「ごちそうさん」 「花子とアン」 今回の 「マッサン」 と、明治生まれの主人公の物語がずっと続いていますね。
欧米の模造品ではない純国産のウイスキーの製造、そして当時は大変めずらしかった国際結婚がテーマのドラマです。
喜びも苦労も普通の人の何倍も味わったであろうマッサン (亀山政春) とエリー夫婦に、自分たちの姿を重ねながら観ている国際結婚のカップルは多いことでしょう。
画像はNHKの公式サイトより |
マッサンの物語のモデルは、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝氏とスコットランド人の奥さんのリタさんです。
ドラマでは今、北海道の余市に移ったマッサンが、ウイスキー製造の資金作りのためにリンゴジュースを製造しているところ。 (でも、なかなか売れなくて困っている。。。)
これからも苦労が続くようで、「辛気臭い」 と茶化されるマッサン (玉山鉄二さん) の憂いに満ちた表情が、まだまだ見られることでしょう。
言葉も習慣も違う異国での生活だけでも大変なのに、周りに溶け込み、夢を追い続ける夫を温かいまなざしで見つめ、全面的に支えようとするエリー (シャーロット・ケイト・フォックスさん) 。
彼女のいつもポジティブな姿勢、見習わなくちゃ!と思います。
「大日本果汁株式会社」 の略称であった 「日果」 のカタカナ書きが 「ニッカ」 となったことは、初めて知りました。
社名の由来なんて、別に考えてみたこともありませんでしたもの。
なお 「サントリー」 の由来については、社長の名が鳥井信治郎氏であり、 「鳥井さん」 を逆にして社名としたと小学校の先生に教わった記憶があります。 (授業内容から脱線した時のお話がおもしろい先生でした!)
でも、どうやらそれは俗説にすぎないようです。
さて、ここから本題・・・
実は私たち夫婦も、初めての自家製アルコール飲料作りを体験しました!
アメリカではポピュラーな、アップルサイダー Apple cider が原料です。
アップルサイダーとは濾過や熱加工をしていない果汁100%のリンゴジュースで、琥珀色をしていて不透明なのが特徴。
1ガロン (約3.8リットル) 入りの大きな容器で売られていることが多いです。
アップルサイダー自体にはアルコール分は含まれていませんが、糖分とイーストを加えてしばらく発酵させると、ハードサイダー Hard cider と呼ばれる、グルテンフリーのおいしい発泡酒が出来上がります。
下の画像は私たちが使ったものではありませんが、アップルサイダーってこんな感じ♪
ビールやワイン、はちみつ酒など、何でも手作りしてしまう親戚、 Terra&Charlie 夫妻の家で行いました。
器具も何でも揃っているので、私たちはただ彼らの指示に従って手を動かすだけ・・・
専用の大きな容器に、5ガロンのアップルサイダーとブラウンシュガーを投入。
ワイン用のイーストや酵素、タンニンなど、魔法の粉っぽいもの (?) も一緒に混ぜ・・・
全体をよ~く混ぜて数日間は室温で、その後は冷蔵庫でしばらくおねんねです。
仕込んだのが10月で、瓶詰めは約3ヶ月後でした。
おいしくできているかな???
Charlie ご自慢の自家製ビールに混ざって、黄色い付箋がついているのが今回できたハードサイダーです。
この冷蔵庫は、アメリカではよく使われる深い大型のフリーザーを自分で改造したものだそう。
まずは、瓶を消毒。 専用の器具があるので簡単にできます。
こちらは、アップルサイダーから作られた私たちのハードサイダー♪
マッサンの工場とは規模が全然違うけれど、様子は似ているでしょ?
このハードサイダーのアルコール度数はビールより高く、ワインと同じぐらいありそう。
(作り方によってアルコール分は変わるみたいです)
いい気になって飲み過ぎないように、気をつけなくちゃ・・・
まだ朝ドラには登場しませんが、ウイスキーの原酒が熟成し製品化されるまでの間、リンゴジュースの他にアップルワイン (左から2番目) なども、ニッカの経営を支えていたそうです。
そして、1本ずつ丁寧に注入していきます。 同じ量になるように気をつけなくちゃ・・・
写真を撮り忘れてしまいましたが、瓶に蓋をするツールだってちゃんと揃っているのです。
こちらは、マッサンのリンゴジュースね。
こちらは、アップルサイダーから作られた私たちのハードサイダー♪
マッサンの工場とは規模が全然違うけれど、様子は似ているでしょ?
このハードサイダーのアルコール度数はビールより高く、ワインと同じぐらいありそう。
(作り方によってアルコール分は変わるみたいです)
いい気になって飲み過ぎないように、気をつけなくちゃ・・・
まだ朝ドラには登場しませんが、ウイスキーの原酒が熟成し製品化されるまでの間、リンゴジュースの他にアップルワイン (左から2番目) なども、ニッカの経営を支えていたそうです。
画像はニッカのサイトより |
右から2番目のシードルというのが、英語ではサイダーなのでしょう。
ニッカのはどんなお味なのかな? 飲み比べてみたい気がします。
朝ドラの今週の展開・・・マッサンとエリーは、赤ちゃんの時から育てているエマが実は養女であると、本人に打ち明けました。
エマを演じている子役住田萌乃ちゃんの、戸惑いや不安の混ざった、泣きたいのに泣けないような表情に、こちらが泣かされちゃいました!
まだ6歳でこの演技力? ただ笑顔が可愛らしいだけの子役ではなさそうで、今後の活躍が楽しみです。
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アップルサイダーを手作りするとは、すごいですね!
返信削除でも、アメリカではめずらしいことではないのかな~?
器具から何からすべてそろってるのも、おもしろくて、私もやってみたい! とじっくり見ちゃいました。
日本でリンゴのお酒として売られているシードルは好きで、見かけるとかならず買います。
でも、人気がないみたいで、置いてあるお店がどんどん減ってます_(._.)_
自家製を作りたいけど、日本では違法になっちゃうんでしょうね。
お酒はほとんど飲めなくて、唯一飲めるのが、度数の低いシードルなんですけどね。
marin さん、
削除アメリカでも、手作りしてしまうのはめずらしいと思います。
昔はよく作られて、水代わりのように飲まれていたそうですよ。
リンゴ本来の味を楽しめて、とてもおいしい飲み物ですが、
自分たちで器具も全部揃えて作るとなると、かなり大変そう・・・
シードルは、アルコール度数が低めなのですね♪
そう言えば、日本でも一時飲んでいたのを思い出しました。
ずっと以前ですので、お味はすっかり忘れてしまいました (汗;)
こんにちは
返信削除マッサン。これは不思議なことに、私のPCでは見れない
あさドラなんですよ~楽しそうですね。
でも、この本は以前に読んだことがありますよ!
自家製のお酒。このお味に興味津々です。
アメリカでは、ホームリッカーが流行っていますね。
いつも暖かいコメントと応援ありがとうございます。ポチ
みどりさん、
削除ベイキングと同じく、ひと通りの器具を一度揃えたら、
ホームリッカー作りも、それほどハードルが高くはないのかもしれません。
日本では 「果実酒」 と呼ぶドリンクのことも、
アメリカではみんなワインと呼んでしまうようですね。
キウイワイン、ルバーブワイン・・・色々な手作りワインをいただいたことがあります。
マッサン、視聴不可ですか?
残念。。。 どうしてだろう・・・
こんばんは。
返信削除マッサン、残すはは3週間ほどらしいですね。ちょっと寂しく感じます。
ドラマでは面白くストーリーが展開してますが、実際はもっと大変だったらしく、エマとの関係は長年折り合いが悪かったらしい。。とネタばれですが、多分ドラマでは紹介されないと思います。お酒作り。。通な人にとっては何とも言えない時間で楽しそう。。家ではビールを造ってた時期がありました。アアプルサイダーに糖分とイーストを入れるだけで。。かなり甘いんでしょうか??サクラさんも飲むのかしら?
ねこちゃんさん、
削除エマとの確執はこれからドラマに出てくるのだろうかと、私も思っていたところです。
今はとても良い親子関係で、これから悪化するようには見えませんが・・・
ねこちゃんさんのお宅でも、ビールを造っていらしたのですか!?
それでしたら、きっと色々な用具も揃っていたのですね。
ハードサイダーは、それほど甘ったるくはありません。
おいしいですよ~もちろん、私もいただきますし、
周りの皆さんにも、何本かずつプレゼントしています。
前のお話しでコメントを頑張って書いたのに (^^ゞ 認証されなかったわ(人間でなっかたの?私・・)
返信削除お昼の時間に ワイドショーで イスラム国について詳しく取り上げられていて ジハードの本来の意味が「努力」だと知りました 色々なこと勉強になりました
後藤さんは本当に残念な結果になりましたが彼の功績は語りつがれるでしょう 合掌
まっさんは最初の数回は昼休みに見てたのですが、仕事に追われ見なくなってしまいました
玉ちゃんはカッコいいですよね (^.^) 今ダイハツのCMに出ていますが・・私のツボにはいいってしまい何回見ても笑えます
社名ですが・・サントリーってそうなんですか!
初めて知りました って 授業中 何してたんだろう!(笑)
なおさん、
削除コメントせっかく書いてくれたのに、消えちゃいましたか・・・?
それは残念。 ごめんなさいね。
玉ちゃん、憂いの表情も似合うし、お茶目なところもある素敵な俳優さんですね。
「お母さんが泉ピン子」 は絶対あり得ない!とツッコミを入れながら観ていました。
ブリヂストンの創業者の名前が石橋氏で、それを英訳した・・・という話とセットで、
サントリーの社名の由来も教わったのをよく覚えています。
授業内容は忘れているくせに、こういう雑談ばかり記憶に残っているのは何故?
「イスラム国」 をただ破壊するだけでなく、それが生まれてしまった背景も理解しなくてはいけませんね。
元々は居場所のなさを感じていた人たちが悪の組織に流れ、テロリストになってしまう状況を、
教育や政策、温かい心の交流などで阻止することを、
後藤さんも 「報復」 以上に望んでいらっしゃったのではないかと思います。