そのまま飲み物としていただこうという発想は、全然なかったのですが・・・
娘が突然、抹茶が飲みた~い!と騒ぎ始めました。
でもね、急に飲みたいと言われても、ここには抹茶はあってもお道具がないのよ。
困ったなあ。。。
抹茶には、二人だけの共通の思い出があります。
6年前、娘の高校卒業記念に一緒に京都を訪れた時のこと。
宇治で、自分で挽いた抹茶を点てるというステキな体験をしました。
石臼を使って抹茶を挽くのは、力加減もむずかしいし時間もかかって大変。
でも、あたりに漂っていた新鮮で上質なお茶の香りは、きっと一生忘れないでしょうね。
その時娘が来ていた母の手編みのセーターも、抹茶色でした!
そう言えばわたくし、若かりし頃に茶道のお稽古にしばらく通ったこともあったっけ。
(お茶と一緒にいただく、おいしいお菓子が目当てでした。)
あれから数十年・・・お茶の点て方なんて、すっかり忘れてしまいました。
母からもらった棗(なつめ)だけが、たび重なる引越しにもめげずに残っていますが、茶杓は行方不明。
茶筅はきっと、使い物にならなくなって捨ててしまったのでしょう。
点て方をネットで調べたら、抹茶を茶こし (tea strainer) に通すと細かくなって溶けやすいとか。
竹の茶筅は必需品のようですが、小さめのステンレスの泡立て器 (wisk) でも、何とかなるかも!?
茶杓の代わりは、100円ショップで買ったマドラースプーンです。 ちと大きすぎるけど。。。
抹茶茶碗はないので、手持ちの器の中で一番それらしいものを使用。
何しろここはミネソタ。 ないものについてブーブー不満を言うのでなく、手持ちの品で何とか工夫することを楽しまなくちゃ!
・・・というわけで、こんなお道具を準備いたしました♪
茶碗に抹茶を入れ、80℃位のお湯を注ぎ、娘と一緒にミニ泡立て器でしばらくシャカシャカシャカ。
何だか笑える光景です。
茶こしを通したので、全然ダマにならない・・・確かにグッドアイディアです。
ほうら、何とか抹茶らしくなってきたではないですか!
茶筅を使った時のように細かな泡にはならないけれど、許せる範囲です。
夫は残念ながら抹茶は苦手。 普通の緑茶は大好きなのですけどね。
ですから、娘と二人だけのおうちカフェです。
いただきま~す♪
日本の友人にもらった落雁(らくがん)が、ぴったり合いました。
今度日本に帰った時にゲットする品のリストに、茶杓と茶筅を加えなきゃ・・・
おまけ 満月とのコラボで、五輪が六輪になってしまった写真を発見!!
神様のいたずらかな?
写真は YAHOO! SPORTS からお借りしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿