おまけのページ

2012/02/02

日本に帰国して見えたこと

約半年ぶりの日本への里帰り、あっという間に夢のように過ぎてしまいました。
おいしい和食を堪能し、家族と友人たちからたくさんの元気と優しさをもらい、まだゴキゲン状態が続いています♪

「寒冬」の日本から「暖冬」のミネソタに戻り、夫と娘と子ネコとの暮らしがまた始まりました。


帰国してつくづく思ったのは、やっぱり日本は住みやすい良い国だな~ということ。

1.日本語が通じる♪

当たり前のことですが、相手の言うことが全部わかり、こちらの言いたいこともストレスなく全部言える・・・
これは何て楽ちんなのでしょう♪

テレビのお笑い番組にも、思い切りガハハ~ッと笑えます。
アメリカの番組だと、笑いのツボがわからないことがしばしば。
大勢の人と一緒に見ている時に1人だけついていけないって、結構辛かったりします。

私が本腰入れて英語の勉強を始めたのは、社会人となってからです。(夫と出会ってしまったのでね!)
英語での会話には、今でも集中力が必要・・・英語スイッチを ON にしておくのは、ずっとだと疲れてしまうのです。

2.電車やバスに乗って、1人で自由にどこにでも行ける♪

ミネアポリス付近は別でしょうが、この辺では車がないと動きが取れません。
今は家族3人なのに車は2台しかなく、ガソリン代も高くなったので、気軽に出かけられません。

そもそも、ぜひ行きたい!と思う所があまりないしね・・・

東京では、酔っ払ったって何とか家までたどり着くのも、ポイント高いです!

3.食べ物がおいしい~♪

味だけでなく、見た目の美しさも重視するのが和食のすばらしさ。
器にまで気を配り、栄養のバランスもとても大切にする日本の食事は世界一です!!

友人たちと行ったレストランでも、私は人一倍興奮しておりました。




世界各国の料理が、気軽に味わえるのもすばらしい!
日本人の口に合うように工夫され、本国のオリジナルより美味なのでは?

パンやケーキも、あり得ないほどにおいしい~~
種類も豊富だし、様々な新製品が常に店に並んでいますよね。
日本滞在中、うれしくて色々食べまくりました!

雪だるまパンの中身はクリーム&チョコ
和菓子もケーキも芸術品です!

4.公共のトイレでも落ち着ける♪

犯罪の温床にならないようにとの理由らしいのですが、アメリカの公共トイレのドアは下が広く開いています。
用を足している人の足が外から見えるほどなので、使用中かそうでないかはすぐにわかります。

個室の仕切りの壁もそう。
隣りの人の足も見えちゃって、落ち着かないったらありゃしない・・・
ドアの隙間から何となく外も見えるということは、見ようと思えば外からも見えそうじゃない?

久しぶりに使う実家のウォッシュレットにもうっとり!
う~ん、快適。。。

公共トイレに「音姫」がついているのもうれしいな。

アメリカには、「あの音」を人に聞かれることを気にするような、デリカシーのある人はいません。
何でそんなの気にする必要があるの?と逆に驚かれます。

確かに恥ずかしがる方がおかしいのかもしれないけれど、文化の違いだものね~
トイレに限りませんが、日本人特有の奥ゆかしさと謙虚さは、大切にするべきだと思います。

ただし郷に入れば郷に従えで、私もアメリカでは「音姫」なしで平気になってしまいました。 (⌒-⌒;)

5.アポなしで人がやって来ることがない♪

日本では、誰かを訪問するには電話やメールで都合を聞いてからが礼儀とされてますよね。
(地域にもよるかな?)
ミネソタの我が家には、近くまで来たからついでに顔を見に・・・などと、親戚や友人が急に現れることがあります。

夫は気軽に応対していますが、予定していたことができなくなって困ってしまうことも。
もう少し、空気読んでほしいなあ。。。



色々書いてしまいましたが、それでもミネソタに帰ってきてほっとしている自分に気づきます。
このブログのタイトル通り、まさに「住めば都!」なのですね。

「以心伝心」という言葉があり、口に出さなくても思いを推し量り、わかり合おうとする日本の文化も大好きで、
とても大切に思います。
そっとしておいて欲しい時には特に、黙って見守ってくれる優しさがありがたい。

でも、いつも自分の思いをきちんと言葉にして表そうとするアメリカ文化も、それはそれで素敵だと感じます。

交通は不便ですが、空気が澄み渡り大自然の懐に抱かれたこの土地は、やはりとても魅力的・・・
申し訳なくなるほどのスペースに恵まれ、体がのびのびと喜んでいるようです。

お気に入りの家財道具も思い出の品も、みんなこちらに持ってきてしまった今、私の生活の本拠地はここミネソタなのだなということに、うれしさ寂しさの両方を感じています。

どこにいても、私は私。
日本人としての誇りは決して捨てず、アメリカ人の素敵な部分も見習って、国際人として生きていこうっと!

4 件のコメント:

  1. おかべ なお2012年2月2日 21:19

    お帰りなさい?いつ更新されるかと毎日チェックしてました。
    サクラさんが日本に帰国したころから?でしょうかね。急に寒くなり雪!ミネソタからのお土産だったのでしょうか(笑)
    ジュリーのコンサートも雪の中のお出かけかな。でもサクラさんの思いで溶けちゃったのかしら。故郷があるって素晴らしいことですね

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    1. なおさん、

      ご無沙汰してしまいました。
      日本に戻ったとたんに雪が降り、寒さを運んできた犯人扱いされました。
      でも、コンサートの日は無事だったんですよ♪よかったわ~

      ミネソタでも、私がいない間とんでもなく寒くなった日があったそう。
      今はまた平年よりずっと暖かくて助かっています。

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  2. 他の記事の紹介の写真を見てつい飛び込んでしまいました☆
    ピンクのサブタイトルを追っていくたびに「プッ」と笑ってしまいました。
    まさしく、その通り。同感です。
    4.は最近殆どなくなりましたが、一時期、それに悩まされたことがあります。
    日本へのありがたみ…熱いお湯に体をひたすように、体の芯まで届きますよね…

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    1. chopiana さん、

      4.って何だったかしらと改めて読み返したら、
      私もこちらでの暮らしが長くなるにつれ、
      慣れてきてしまいました。

      用を足すときの音って、こちらの方は別に気にしない・・・
      足が見えるのも、別にいいじゃん、って感じです。
      今度日本に帰った時、デリカシーのない人と思われないように
      気をつけなくちゃ。

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