年が明けて、我が家では昨日やっとクリスマスツリーなどを片付けました。
ええっ?と驚かれるかもしれませんが、お正月には何も特別なことをしないアメリカでは、まだ町のあちこちにクリスマスの飾りがそのまま残ってるのが普通です。
日本ではクリスマスの翌日には一斉に片付けると言うと、逆にびっくりされます。
大抵のアメリカ人は、1月上旬頃まではクリスマスの雰囲気を続けて楽しむようです。
毎年のことですが、大きなツリーを運び出すと、家の中が急にがらんとしてしまいました。
いつもの習慣で、夕方暗くなってきた時にライトの電源を入れようとし、もうないのだっけ・・・と気付いて寂しい気持ちに。。。
でも、クリスマスの飾りがなくなって、やっと年が明けたのだなあという気分になりました。
しばらくの間、少しばかりのお正月の飾りが所在なさげでしたが、やっと自己主張を始めたようです。
ネコのキキは、いつもと同じ寝正月。
12歳半となり、活発に動くことは少なくなって寝てばかり・・・
食欲は旺盛なので安心ですが、高い所に飛び乗ることもなくなり、おばあちゃんになってしまったなあと感じます。
人間の年に換算すると、ちょうど今の私と同じぐらいのようです。
これからは、追い抜かされてしまうのだなあ。
今年は新年早々、能登半島地震、羽田空港での事故と続いて、日本は大変でしたね。
こちらミネソタの親戚や友人たちも、震源地は私の家族が住んでいる所に近いのかと心配してくれて、ありがたかったです。
地震は突然起こり、防ぎようがないので本当に怖い・・・亡くなられた方のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
翌日の、燃え上がるJAL旅客機の映像も、とても衝撃的でした。
海上保安庁の航空機は、被災地に物資を届けるところだったそうで、犠牲者の方々が本当にお気の毒です。
でもJALのほうは、乗客と乗務員全員が無事であったとの情報にほっと胸を撫でおろし、さすが日本人!と誇りに思いました。
客室乗務員の皆さんの日頃の訓練と、自己中な行動を起こさずに冷静に動いた乗客の皆さん、全員がヒーローですね。
貴重品も入っていたであろう頭上の手荷物、預けたペットのことなどが、さぞ心残りだったでしょうに・・・
もし自分がその場にいたら、死と隣り合わせで強い心を保てただろうか、全く自信がありません。
皆さん、今年の目標は何かありますか?
実践できないことも多いですが、私も新年には一応「今年はこれをしたい」と思うことをいくつか書き出してみます。
今年は、その中のひとつが「何でも早めに行う」ことです。
思えば私は小学生の頃から、夏休みの宿題はぎりぎりになって超特急で何とか終わらせるタイプでした。
今でも、出かける時は直前まで他のことをしていて、大急ぎで支度して飛び出す感じ。
「やるべきことを後回しにしてしまう人」のことを、英語では procrastinator と言います。
こちらに住むようになってから覚えた単語です。
反対語は precrastinator(仕事を先んじて終わらせる人)で、夫は昔からこのタイプ。
すごいなあと思いながらも、真似できずにいました。
それでも年と共に、そのほうがずっとストレス少なく何でもできることに気付いたのです。
今さら・・・ですが、今年はそれにさらに磨きをかけたいと思っています。
それなのに、クリスマスツリーを今頃まで取っておいたの?と笑われそうですが、それは「アメリカの習慣」なので許してね。
今年はどんなことに出会えるのか、楽しみですね。
いつどうなるかわからないのが人生ですから、さり気ない日常にもっと感謝しつつ、機嫌良く毎日を過ごすつもりです。
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