おまけのページ

2016/12/30

アメリカと日本のクリスマスの違い / クリスマスディナー

クリスマスが終わり、2016年も残りあと僅かとなりました。

日本では、12月26日にはクリスマスの飾りが魔法のように全て消え去り、一気にお正月ムードですよね。
でもアメリカでは、26日以降もしばらくの間はほとんどそのまま・・・
お正月には特別なことをしないので、年明けまでずっとクリスマスホリデー気分が続くのです。

我が家でも、アメリカに住み始めてからは、お正月前にツリーなどを片付けたことはありません。
夫が自分で切ってくるツリーは、クリスマスを過ぎてもまだまだ元気なので、処分するのはかわいそうですしね。


その他にも、クリスマスについては色々な点がアメリカと日本では違います。

恋人と共に24日のクリスマスイブを過ごすことが一大イベントであるのが、日本。
一方アメリカでは、家族や親戚、親しい友人が集まりクリスマスは日本のお正月のような感じです。
今年は日曜日と重なってしまいましたが、クリスマスは祝日でお休みですしね。

家族と離れて暮らす大学生も、休みには親元に戻ってくることが多いです。
社会人も長めの休暇を取り、泊りがけで家族との時間を過ごすことはめずらしくありません。

まずはお父さんの親戚、次はお母さんの親戚と共に・・・というふうに、日にちをずらして食事を共にする場合もありますが、普通はクリスマス当日の25日に集まるのが最優先となります。

クリスマスをひとりぼっちで過ごす人がいないよう、アメリカのほうが周りの人々が気遣い、声をかけて招待することが多いように感じます。 (都会では、また違うのかもしれませんが)
日本では、「クリぼっち」 用の食品やサービスも充実してきているみたいですけれどね。


そもそも クリスマスは、イエス・キリストの降誕をお祝いする日。
この大切なことを忘れてはいけません。 大勢で集まってどんちゃん騒ぎするのが目的ではないのです。
救い主の降臨に感謝し、食前には神への祈りを捧げます。

国民の大半がクリスチャンであるアメリカでは、教会のクリスマス礼拝に参加する方も多いです。
カトリックの場合、24日のイブの夜にミサが行われます。

日本のクリスマスには、ほとんど宗教色が感じられませんね。
大らかに何でも取り入れ、イベントにしてしまうのが日本の良いところとも言えますが、一体何をお祝いしているのやら (笑)


さて遅ればせながら、今年のクリスマスディナーの記録を残しておこうと思います。

前回書いた通り、今年は夫と娘・夫の親友の4人だけでした。
ですから、準備も片付けもいつもよりは楽ちん♪

最初はオードブル
シュリンプカクテルスモークサーモン酢漬けのへリングチーズなどです。


このクリスマスツリー柄のお皿、気に入っています。
高価ではありませんが、子供たちが幼かった頃からの思い出がたくさん詰まったものなのです♪

グルーヴァイン グリューヴァイン、グリューワインなど色々な表記あり) Glühwein と呼ばれる、スパイスの効いた甘いホットワインは、身も心も温まります。


写真にありませんが、次にムール貝 mussel もいただいたので、お腹がいっぱいになってしばらく休憩。。。
4人で童心に返り、ゲームをして楽しみました。

それからいよいよディナーです!
チキンが主流の日本のクリスマスと違い、アメリカではビーフーキーハムが多いかな?

KFC (ケンタッキーフライドチキン) のフライドチキンで済ませるなんて、こちらでは聞いたことがありません。
チキンでしたら、ターキーと同じようにオーブンで丸ごとローストですね。
ターキーは約1ヶ月前のサンクスギビングでも食べることが多いので、飽きたらそれ以外のものを選びます。

今年我が家では、夫が焼いてくれたローストビーフがメイン。 柔らかい肉でおいしかった~
ホースラディッシュの効いたソースも用意してくれましたが、娘と私はそれに醤油も少し加えて・・・
やっぱりこれでなくちゃね!


ほとんど定番となった、クリスマスリースに似せた日本式のポテトサラダに加え、アスパラガスや三色パプリカなどのソテー、アメリカ式のスリービーンサラダ three bean salad、ほうれん草とアーティチョークの温かいディップ
クリスマスですから、赤とグリーンを意識しました。


お次は、クリスマスプレゼントの交換
しばらくツリーの下に飾ってあったプレゼントをいよいよ開ける時、大人でもワクワクしますよね。

1人1個のプレゼントが普通の日本と違い、アメリカでは数個ずつのことが多いです。
数個×参加者の人数分のプレゼントが、それぞれの人に集まってしまうということです。

特にお子さんへのプレゼントの数は、すごいことになりがちです。 誰だって子供たちの笑顔が見たいものね。
日本のようにお正月にお年玉を子供にあげる習慣はないので、総額としては同じ位なのかもしれませんが。

私が子供だった頃は、サンタクロースからのたったひとつのプレゼントが心から嬉しかったな~
親からは、長靴に入ったお菓子の詰め合わせが定番。 これも、とても楽しみでした。
その他には、親や他の大人からプレゼントをもらった記憶はありません。

でも、何歳の時には何をもらった・・・と、サンタさんからのプレゼントのことを結構よく覚えていますよ。
一度にこんなにたくさんもらってしまうと、アメリカの子供たちは喜びの感覚がマヒしてしまうのではないかと、ちょっと心配です。

プレゼントはひとつひとつきれいに包装され、"To ~、From ~" と書いたステッカーなどが貼られます。
(店でやってもらうと多くの場合有料となるので、ラッピングはほとんど自分で行います。)

そして開ける時には、「包装紙をリサイクル」 なんてケチなことは考えず、ビリビリと勢いよく破くのがアメリカ式。
それも、喜びの表現のひとつなのでしょう。
テープの部分からきれいにはがして、包装紙もきちんとたたむよう躾けられる日本人にとって、これは結構カルチャーショックです。。。

実際のところ、お手頃価格の包装紙はあまり丈夫でないので、こうやって開けるしかなさそうです。
リボンやボウ、クリスマス柄の紙袋などは、取っておいて再利用する人も多いですが、クリスマスの翌日のゴミの量、半端ではありません・・・

あたしのは、どれなのかしら?
これが一番気に入ったわ♪

ディナーの後には、「デザートにクリスマスケーキ!」 を楽しみたいところですが・・・
アメリカでは、日本のような凝った美しいデコレーションのクリスマスケーキは売っていません。

だって、クリスマスにケーキを食べる習慣がないのですもの。。。
(日本の定番、生クリームとイチゴのショートケーキなんて、アメリカでは目にしたことがありません。)

それならデザートに何を食べるかと言えば、各家庭で焼いたクリスマスクッキーなどです。
これは店でも山のように売られていますから、焼く暇のない人は買ってきてしまいます。
ツリーやベル、キャンディーケインなど色々な形で、クリスマスカラーのアイシングが施されていることも・・・原色のどぎついのは、ちょっとノーサンキュー。。。

クッキーの他に、クリスマスカラーのフロスティングが乗ったカップケーキ、洋酒に漬けておいたドライフルーツを使った日持ちのするパウンドケーキやプディング、パイ類などでしたら見かけます。

24日の晩には、サンタクロース用のクッキーとミルクをテーブルに置いておくという微笑ましい習慣もあります。
自分のことばかり考えず人を思いやる気持ち、こんなところでも育まれるのかもしれませんね。
クッキーを少しかじり、ミルクにも口をつけてサンタクロースの痕跡を残す・・・親にとっても楽しみなことです。

我が家でも、たくさん焼いておいたジンジャーブレッドクッキーがデザートでした。
数種類のスパイスやモラセス (糖蜜) が入っているので、形は可愛らしくても大人の味よ♪

「今年は頑張ってビュッシュ・ド・ノエルでも作ろうかな~」 なんてちらっと思ったのですが、それで疲れ果ててもつまらないのでやめました。。。
家族の大好物、かぼちゃのプリンも作ったので、これで十分です。 (多分・・・)



初めに書いた通り、アメリカではお正月には特別なことをしないのですが、夫の親戚は集まるのが大好き!
大晦日から義妹の家に泊りがけで、また持ち寄りパーティーです。

クリスマスとお正月が、もう少し離れていたらなあ・・・


さて、今年もミネソタブログにお付き合いくださってありがとうございました。

皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいね。


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2016/12/25

クリスマスの朝の様子

今年のクリスマスは、あいにくの悪天候・・・午後は雪で大荒れとの予報。
温暖な地域にお住いの方が憧れる、ホワイトクリスマスではありますけれど。。。

夕べのうちに来てくれた娘とワンコ、そして夫の親友と共に、今夜はめずらしく4人だけのディナーです。
大晦日から新年にかけてまた大勢で集まる予定ですので、クリスマスはそれぞれでということになりました。
ミニパーティーについては、また後ほどね♪

クリスマスの朝の様子です♪
たくさんのギフトが、開けられるのを待っています。



この中には、ジョークギフトも混ざっています。 開けた時の反応が楽しみ~

今年のクリスマスツリーはすこぶる元気が良く、切って運んできてからだいぶたった今でも、毎日の水やりが欠かせません。
葉もほとんど落ちていないのがすごい!

娘のコーギーは、おじいちゃん (笑) と一緒にお散歩よ。


家族写真入りのクリスマスカードを、たくさんいただきました。
皆さんありがとう。


今年も焼いた、ジンジャーブレッドマン
夫のお気に入りにつき、定番となりました。


それでは、ミニパーティーの準備を始めますので、続きはまた次回ね~


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2016/12/19

冷凍庫の霜取りと中身の管理法

異常に寒かった週末、何とか無事に生き延びました。
今週はずい分気温が上がりそうで、嬉しいです♪

それに、冬至 winter solstice ももうすぐだ~
その後は次第に日が長くなってくるというのは、大きな励みになりますね。

厳寒の週末を利用して、「沸騰したお湯を空中に撒く実験」 の他に、もうひとつ行ったことがあります。
それは、冷凍庫の霜取り です。

キッチンの冷蔵庫に付随する冷凍庫の他に、ディープフリーザー deep freezer という頼もしい助っ人がいます。
大きさは幅37インチ (94cm)、奥行き26インチ (66cm)、高さ35インチ (89cm) で、かなりの収納力!
丸ごと1羽のターキーだって、余裕で入るものね。 死体だって隠せそう? (怖っ!!)

今日は、その 「助っ人さん」 についての話です。


新鮮なものをちょこちょこ買いするのが基本の日本では不要だけれど、大量にまとめ買いするアメリカでは、肉類などを保管しておく大型フリーザーがあると便利。
友人・知人からの、釣りやハンティングの獲物のおすそ分けも、たくさんいただいた時は取りあえずここへ。

多めに作った料理も冷凍し、この中で出番を待っています。
冬は特に、吹雪などで予定していた日に買い物に行けないこともあるため、予備の食品があると本当に安心!

自動で霜取りをしてくれる機種もありますが、お値段がだいぶ高くなるようですので、家のは手動です。
1年前に行ったのが最後・・・分厚く霜がついていますね。


入っていた食品は屋外へ・・・一応クーラーボックスに入れたりして。
実は、外気のほうがフリーザー内より冷たかったので、そのままでも全くOKでした (^_^;)


電源を抜いてしばらくすると、内側に張り付いていた氷の塊が、自然に脱落していきます。
または、ちょっとはがせば塊のまま取れるようになります。 (快感♪)

冷凍庫の内側も外側も、普段は隠れている周りの壁と床もみ~んなきれいにして、完了!


また電源を入れ、十分に冷えた所で中身を戻しました。

冷凍庫の場合、なるべくいっぱいに詰めたほうが保冷効果が増すそうですね。
そう言われても、あまりぎゅうぎゅう詰めだと取り出しにくくて嫌なので、この程度の量に抑えたいと思っています。

本当は、買ってきたパックのまま放り込むのはよくないのでしょうが、まあいいか・・・と自分に甘い私。
冷凍焼け freezer burn しないうちに早めに使い切れば、どうってことないわ! と言い訳しています。


こういう大型冷凍庫は、うまく管理しないと、下のほう&奥のほうに魑魅魍魎がウヨウヨ棲息する魔界となりかねません。。。 ヘ(Θ_Θ)ヘ~~~~
買い出しの度に、既に入っているものの上に放り込んでいたら、絶対そうなるよね~

我が家でも、以前はそうでした。 知らないうちに、食品を突っ込んでいく親戚もいましたし。
これじゃいかん! と反省し、ここ数年はしっかり管理していますので、その方法をご紹介します。
(と言っても、大したものではありません。)

このフリーザーには、上部に2つのバスケットが付属していて、横から見るとこんな風になります。
それぞれの場所に、①~④の番号をつけました。


フリーザーに何か食品を入れる時には、ラベルをつけるか容器に直接書き込んで日付がわかるようにし、下のようなリストに加えます。
どの辺に入れたのかも、後ですぐにわかるよう、日付と食品名の横に①~④の番号を書いておきます。


使ったものは、リストから削除していきます。 よしっ、無駄にせず使ったぞ! という満足感を伴うわよね~
なるべく、リストの上部のものから使うようにすれば、忘れられて数年間放置される食品はなくなるはず・・・

・・・・・・なのですが、時々、ラベル付けやリスト書き込み自体を忘れてしまい、長期滞在者も出没。
      あのう、どちら様でしたっけ???

夫や親戚が適当に動かしてしまって、行方不明者が出ることも。。。
使ったのにリストから消し忘れて、どこだどこだ? と探しまくったり・・・

まあ、パーフェクトではないにしろ、以前より管理が楽になったことは確かです。

ホームメイドのスープなど形の定まらないものは、大きめのジップロックに入れてオーブントースター付属の天板に乗せ、薄く平らな状態で冷凍してから、③の部分に縦に並べています。
場所を取らないし、他のものを動かさずに取り出すことができて便利ですよ~


こういう予備の大型フリーザーは、地下室など離れた (そして隠れた) 所に置くご家庭が多いようです。
でも我が家では、キッチンのすぐ近くで、しかも死角になる所に置けるよう、私が設計しました。
掃除が楽なように、ここの床は板張りです。

最初の写真に写っているフリーザー横のドアは、壁の厚みを利用して作ってもらったキャビネットです。
大工さんに、 Nice idea! とほめられました。
そのままでしたら無駄な空間となっていた所・・・奥行きは浅くても、馬鹿にならない収納力です!

ここにはクッキングブック、猫缶&猫おやつ、収納容器、お茶類など、色々入っています。
収納場所を生み出し、それを最大限に利用する工夫は、なかなか楽しい♪
きっと、日本人の血のせいだわ~


キッチンの冷蔵庫付属の縦型冷凍庫のほうは、4段のシェルフとドアポケットに分かれています。
こちらもラベル&リストで管理しているので、妖怪などは多分棲みついていないはず?
霜取りは勝手にやってくれているようですが、やはり時々は棚卸が必要ですね。


「真田丸」 が終わってしまった・・・グスン、寂しい。。。
今までの大河ドラマの中で、一番真剣に観たかも。


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2016/12/17

う~んと寒い日にだけできる、あの実験♪

毎年冬になると1度はやってみたくなる、おもしろい実験があります。

今日の夕方4時頃の気温は、-23℃でした。
体感気温は-33℃という寒さ! よしよし、絶好の実験日和で、大成功間違いなし♪


まずは、鍋にお湯をガンガン沸かします。


暖かい恰好をして、外に出るわよ。 いざ実験開始!


いよ~っ!


ほれ~~!


来た来た~!


沸騰したお湯を空中に撒くと、一瞬にして凍り、まるで霧のように!


やったね、これが見たかったのよ。


自分で雪を降らせちゃった感じ?


あ~楽しかった! 大満足・・・


「熱いお湯のほうが水より早く凍る、ムペンバ効果 Mpemba effect」というものらしいです。
中途半端に寒い日に実験して、熱湯をかぶって大火傷なんてことにならないようにね・・・

この方も、同じことをしていますね。 寒い寒いミネソタならではのお楽しみ。 
日本に住んでいた時には、こんな世界があるなんて考えもしませんでした。


水鉄砲という手もあったか・・・これはさらに楽しそう♪ 今度やってみようっと。


それにしても、笑っちゃうような気温だ・・・
この前ブログ記事をアップした時よりさらに寒く、今夜の体感気温は-41℃!
自虐的に、寒さ自慢をしてしまいます。


来週は気温が上がり、火曜日は1℃との予報。 ずい分暖かく感じることでしょう。


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2016/12/14

空が大変なことに! 太陽が3つの幻日

寒波襲来で、ここ数日めちゃくちゃ寒いです。
皆さんがお住いの所は、いかがですか。

クリスマスも近づき、私もお付き合いに毎日忙しくしていますが、時々立ち止まって 「今この時」 を心から味わうことを忘れないようにしなくてはね。

リビングルームから見える湖の景色は、季節や天候で見る度に違います。
今朝はまた、すごいものを見ちゃった!

太陽の周りが~!!


2年ほど前に生まれて初めてこれを目にした時には、神降臨か!? とひれ伏したくなりました。
私たちに、何か重大なメッセージを伝えようとなさっているような気がするではありませんか。

実際には、幻日  (英語では Sun dog など) という大気光学現象なのです。

幻日については、以前の記事でかなり詳しく説明しましたので、今回は省略します。
ご興味のある方は、こちらをどうぞ。
自分でもその時の記事を改めて読みました。 写真は、今日のほうがはっきり撮れてラッキー♪


数日前の朝焼けも、美しかったな~


気温はとんでもないことになっていて、出かけると涙も鼻水も凍りますが (笑)、素晴らしい景色に幸せを感じながら、毎日を過ごしております。

晴天ですので、今夜も満月がはっきり見えることでしょう。
でも体感気温-37℃だとさ! もし暖房が壊れたら、凍死だな。。。



家でセレンゲティと勝手に呼んでいる草原も雪に覆われ、夏とはすっかり様子が変わっています。
あんなにウヨウヨいたマダニは、どこでどのような形態で越冬しているのだろう・・・



今日の午後は親戚のチビちゃんたちが遊びに来るので、これからお菓子を焼くことにしよう♪


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2016/12/08

キース・エマーソンに続き、グレッグ・レイクも (涙)

前回、70歳過ぎても驚くほど元気なローリング・ストーンズをご紹介しました。

ところが今朝、彼らとほぼ同世代で同じイギリス出身のプログレッシブロックグループ、エマーソン・レイク&パーマー ELP のボーカル&ベーシスト、グレッグ・レイク Greg Lake の訃報を知ってショック・・・

今年3月、同グループでキーボード担当だった、キース・エマーソンの拳銃自殺が伝えられたばかり。
天国で再会し、今頃お二人で演奏を楽しんでいるのかな。
1960年代終わり~70年代の洋楽にめちゃくちゃハマっていた私にとって、とても寂しいニュースです。

グレッグは、昔の少女マンガに出てきそうなサラサラのロングヘアーときれいなお顔立ちで、フリフリ衣装がよく似合っていました。
彼の歌声は、私の中ではその時代のベスト10入りしています♪


下の動画は、エマーソン・レイク&パーマーが1971年にリリースした 「展覧会の絵 Pictures at an Exhibition  より、 「ザ・セイジ (賢人) The Sage  です。

グレッグ・レイクはアコースティックギター1本で歌を聞かせ、他のメンバー二人はお休み。
ボーカルもギターも素晴らしくて、何度も聴きたくなってしまう (o^∀^o)❤

でも、こんなのムソルグスキーの原曲にはないぞ!
この部分は、原曲のコード進行だけを少し取り入れた、グレッグのオリジナルだそう。


エマーソン・レイク&パーマー 「展覧会の絵」 はCDを持っていますが、グレッグのギターは、この動画とはちょっと違う所があります。

ELPに参加する前に所属していたキング・クリムゾン King Crimson による 「クリムゾン・キングの宮殿 In the Court of the Crimson King  でも、グレッグの歌声が聴けます。
奇怪なジャケットがとても印象的だった、1969年のアルバムです。


以前も、ブログにグレッグ・レイクのことを書いたことがあるので、よかったらご覧ください。
(体形が極端に変わってしまったのよっ!)  ⇒ その時の記事はこちら

そう言えば、今日12月8日はジョン・レノンの命日だな~
(日本時間では真珠湾攻撃の日で、息子が生まれる予定日でもあったので忘れられない日です。)

1月にはデビッド・ボウイ、4月にはプリンス・・・今年は、天国に旅立った偉大なミュージシャンが多いこと。
   。・゜゜⌒(TOT)⌒゜゜・。


さて話は変わって、火曜日のクリスマスコンサートについてです。
かなりの雪にもかかわらず、大勢のお客様が聴きに来てくださり大感激!

定番のクリスマスキャロルも多かったですが、今年初めて演奏した曲も何曲かありました。
映画 「ホームアローン」 からの抜粋のクリスマスソング3曲が、良いアレンジだったと思います♪

下の動画は 「ベツレヘムの星 Star of Bethlehem です。


昨年春に演奏したモーツァルトの 「レクイエム」 でもご一緒した、テノールの Luke Barnard さん。
朗々とよく響く、素晴らしい歌声を聞かせてくださいました♪


Christmas Sing Along は、お客様も立ち上がって、ご一緒にたくさんの歌をメドレーで・・・
そして、最後の 「そりすべり Sleigh Ride  の指揮は、客席の元気なおばあちゃま!
元ピアノの先生かな? 指揮しながら楽しそうに踊り始めてしまい、可愛らしかったです。

一足早くクリスマス気分・・・雪の降る夜でも、お客様も団員もほっこりと温かな気分になりました♪


下のプログラムで、タイトルがグリーンの曲は、テノールの Luke Barnard さんの歌と共に。。。

♪12月8日 クリスマスコンサートのプログラム♪

     Christmas Festival
     There's No Place Like Home for the Holidays
     South Pacific: Some Enchanted Evening
     Sound of Music Medley
     How the Grinch Stole Christmas
     Frosty the Snowman
     Twas the Night Before Christmas

           Intermission
 
     Carol of the Drum
     O Holy Night
     White Christmas
     Christmas Sing Along
     Have Yourself a Merry Little Christmas
     Three Holiday Songs from "Home Alone"
     Sleigh Ride


おまけ 12月8日、ミック・ジャガー第8子誕生とのおめでたいニュースも飛び込んできました♪
     44歳年下である29歳のバレエダンサーが、この男の子のお母さんですって!
     加藤茶夫婦と同じ位の年齢差かしら?

     加藤茶は置いといて、ミックについては73歳でも十分セクシーだと思う (笑)
     体を鍛え、食生活にも気を配っているそうですが、あの若さと元気の根源はこの辺にあるのかも?
     
     ミックには、すでにひ孫もいるらしい。 何だか不思議な関係になりそう。。。



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2016/12/06

雪が降る夜道の運転はドキドキ

夕べから降り始めたで、景色がすっかり変わっています。
今日も朝からずっと雪で、どんより・・・ でも、気温がそれほど低くないので、家の前の湖は凍っていません。


ちょうど1週間前は、まだ芝が青々として春のようでしたが。


ドライブウェイも雪に覆われ、道がどこなのかわからなくなってしまいました。


今夜はクリスマスコンサートがあるのですが、こんな天気では客入りがあまり良くなさそうです。

夕べのリハーサルに出かけるため、今シーズン初めて、雪が降りしきる中、夜道を運転しました。
いつもは制限速度60マイル (96km) のところ、100kmちょいで飛ばすハイウェイも、みんなソロソロとと40マイル (64キロ) 位で。

車線なんて、雪に隠れて全く見えません。 どこからが路肩なのかも、よくわからん!
対向車とすれ違うたびに、ドキドキ・・・

幸い、すぐ前に数台の車が並んでいたので、ずっとついていきました。
(ド田舎のハイウェイなので、車はボチボチしか走っていません。)
ほとんど街灯のない真っ暗な道路で、前の車のライトが命綱。 ああ、ありがたや~

交差点で左折する時も、すぐ前の2台の車は何と同じ方向に曲がってくれた♪
雪の日の運転に慣れない私のために、神様がお遣わしくださった天使のように感じました。
自分の車にも、「ありがとう、頑張ってね!」 と時々声援を送りながら (笑)

リハーサルの帰りはもう雪もほとんどやみ、ハイウェイはきれいに雪かきされていました。
遅いので車もほとんど通らず、行きよりはずっと気が楽。
夜遅くまで除雪の仕事をしてくださっている方々に、心から感謝します。

無事に家にたどりついてメールチェックすると、リハーサルに顔を見せなかった仲間から、「出かけたけれど、前がよく見えなくて恐ろしくなり、途中で引き返したの。 ごめんね~」 との連絡。
ずっとミネソタに住んでいても、やはり怖い時は怖いようです。

追記: 私が通った約30分後に、そのハイウェイで事故があったことを後から知ってぞっとしました。。。
   1台の車がスリップして飛び出してしまい、対向車に衝突して3人が怪我をし、病院に運ばれたとのこと。
   命には別状がなかったのが幸いですが、1人は大怪我だったようです。
   そんな話を聞くと、冬眠したくなってしまいます。 雪が解けたら、起こしてね。


一昨日の日曜日に、クリスマスの飾り付け完了♪
今年も周りの林に生えている木 (スプルース) から1本選んで、夫がチェーンソーで切ってきました。


息子が赤ちゃんの時に買った、小さなフェイクのツリーも・・・


毎年同じような感じですが、その恒例行事を今年もつつがなく行えたことを、とても有り難く思います。
病気・事故・天災などでそれどころではなくなったり、体力や意欲の低下で出来なくなってしまう日が、そのうちやってくるのでしょうからね。 (しんみり。。。)


でも、昨日テレビでやっていたローリング・ストーンズ The Rolling Stones の特集を観て、たくさんの元気をもらいました。
あのミック・ジャガー Mick Jaggar も、もう73歳ですって!

さすがにお顔の皺は増えたけれど、体形は若々しく引き締まっていて、髪もふさふさ (自毛らしい)。
ステージで激しく動き回る様子には全く衰えを感じないし、声の艶も伸びも昔のまま♪

画像はCNNより
ミック・ジャガー以外のメンバーも、皆さんとてもかっこいいじいさん達です!
ずっとツアーを行い続けているので、演奏力もちゃんとキープしているし・・・

小学校高学年から中学頃にかけては、ロックばかり聴いていた私。
彼らのアルバムももちろん持っていて、何度も聴きました。
こんなに長いこと頑張ってくれるとは、あの頃は思いもしなかったな~

夕べは帰宅してから、3年前の彼らのコンサートの動画をずっと観ていました。
メンバーもとても楽しそう。 若いお客様だって、みんなノリノリ!

この辺のアメリカ人のおっさんおじ様たちのビール腹を見慣れた目には、彼らの細さが奇跡のように映ります。
本当に、何か魔法の薬でも飲んでいるのかしら・・・


これは、今年2016年3月のコンサート。 皆さんどうやって体形を維持しているのかしら。
特にミック・ジャガーは、遠くからだとSMAP世代に見えるほどです。


「あんな年寄りにはなりたくない」 ではなく、彼らのように 「あの年になっても、あんなに元気で溌溂としていたい」 と若い人たちに思われるような年の重ね方を、ぜひ目指したいものですね♪


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