日本に住んでいた時、多分新聞の折り込み広告か何かの経由で手に入れた掃除機があります。
詳細は忘れましたが、「中にダニが潜んでいるかもしれない布団を、たったの千円できれいにしてくれる」という広告を、ある日見つけました。
あら、いいじゃな~い?と来てもらったら、いかにも高性能っぽい掃除機が登場!
素晴らしい吸塵力で、確かにグングン吸い込んだ。
その後、セールスマンの口車に乗せられて(汗;)、布団を芯からきれいにしてくれるらしい高性能のその掃除機を、つい買ってしまったのでした。
家族の健康はとても大事だし、高額でしたが、「安いものを何度も買い替えるより、一生使える掃除機を買ったほうが結局はお得」の言葉にも乗せられちゃった。
強引に押し付けられたというよりは、私自身が心から欲しくなって買ったのでした。
確か、「今日この場で契約していただけるのなら、今使っている掃除機を下取りしますが、それ以降はダメ」とも言われました。(やっぱり、この辺が怪しいか・・・)
そんなわけでお迎えしたアメリカ製の掃除機・・・詐欺商法まがいだった気がしますが、確かに良いものでした。
日本でもしっかり働いてくれ、アメリカに持って来てからも電圧の変化にも負けず、カーペットの多い我が家でもパワフルな働きをしてくれていたのです。
一度調子が悪くなって地元の店に持って行ったら、安い部品交換ですっかり元気になって戻ってきた。
その時も、「このブランドの製品は、本当に長持ちする。まだまだ大丈夫!」と店員さんが太鼓判を押してくれました。
でもさすがに買ってから25年となる今年、コードが内側で切れてしまい、動かなくなっちゃった。
また修理してもらうことも考えましたけれど、そろそろ新しいものも使ってみたくなりました。
「一生使える」と言われて買ったものの、さすがに一生は無理だったな~
他の製品をチェックしたことはあまりなかったのですが、いよいよ買い替えの時です。
アメリカで人気のブランドは、ダイソンやシャーク。
形も、コードレスのスティック型、ルンバなどのロボット型、本体が直立して全て一体となっているアップライト型、本体とヘッドがホースでつながっているキャニスター型など色々あります。
(多分、日本でも同じですね)
アップライト型は、以前義母にプレゼントされて使ったことがありますが、吸引力には優れているものの、常に全体を動かさなくてはいけないので、重くて使いにくかったな。
隅っこなどを掃除する部品もついていなかったし。
コードレスは使いやすくて評判は良いものの、あまり長時間は使えないのでパス。
(手軽なスティック型はひとつ持っていて、それはあくまでも補助的に使っています)
ロボット型も、何だか信用できないのでパス。(私の偏見かもしれません)
ということで、やっぱり一番使い慣れているキャニスター型に絞ってチェックしました。
レビューがとても良いのが、ドイツの Miele というブランドのもの。
軽くて吸引力に優れ、頑丈でアメリカ製のものより長持ちするらしい。
どこかで見たことがあるような・・・?と思ったら、娘夫婦もこのブランドのものを使っていました。
ワンコ2匹を飼っていて、家中が毛だらけなので、吸引力の強さは優先度が高い。
以前はロボット型を使っていましたが、あまり満足できなかったようで、数年前に買い換えたばかりです。
娘たちのはもっと値段が張りますが、私たちには一番安いのでも十分と思いました。
Miele Classic C1 Pure Suction Bagged Canister Vacuum という製品名です。
カーペット部分が多いので、ターボブラシも同時にオーダー。
このブラシは、買って大正解だったと思います。
フローリングだけなら付属のブラシで十分ですけれど、カーペット部分にはイマイチでしたから。
重さは12ポンド(約5.4kg)。今まで使っていた掃除機の半分位で、とにかく軽くて楽です。
音も今までのものより静か。
収納もすっきりでき、コードの長さも十分で、シンプルな形と落ち着いた色・・・今のところ非常に満足しています。
名前もつけて、可愛がっていますよ(笑)
もし壊れなかったら、あの重い掃除機をそれこそ一生使い続けていたかもしれないので、壊れてくれて良かったのかも?
感謝と共に、いよいよお別れです。
今年はなぜか、色々と買い替えの多い年です。
2025年でちょうど区切りが良いからなのかな? 他のものも、また折を見てご紹介しますね。
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