おまけのページ

2025/06/25

大嵐が去った後の町が大変なことに・・・!

久しぶりに娘の家に滞在していたこの前の週末、土曜の朝のニュースで、金曜の夜中に自宅付近がひどい嵐に見舞われたことを知りました。
お隣りのノースダコタ州では、3名の死者が出たと聞いてドキドキ・・・

私たちの留守中、偶然町に用事があって来ていた義弟が我が家に滞在していたので、さっそく連絡してみると・・・
金曜の夜は、激しい風雨で全然眠れなかったとのこと。
電気が止まってしまったけれど幸い何も被害はなかったそうで、ほっと胸を撫でおろした次第です。

けれども、車で約30分のいつも買物などに行く町は、未曽有の大嵐に襲われ、最大風速107マイルにもなったそう。
何と竜巻が地面に接触した地域もあり、たくさんの木が根っこからなぎ倒されてしまったとのこと。



気温が31℃になった蒸し暑い週末でしたのに、 停電が続いて水も出なくなり、もちろんエアコンは使えず、皆さん大変な思いをしたようです。

大した被害はなかった私たちの住む町も、電力の復旧はいつになるかわからないと言われたそう。
冷蔵庫とフリーザー、それと別にある大型フリーザーの中の食品のことを心配した義弟は、嵐の被害を受けなかったもっと北の町まで車を飛ばして、大量のを買ってきてくれました。
それを詰め込んで、取りあえず大丈夫と判断。
彼は食品関係の仕事をしているため、その分野には詳しく、行動も早かったのです。

娘宅に滞在していた私たちは、親戚や友人と連絡を取り合って、みんなの安否を確かめました。
場所によって被害状況が違いましたが、皆さん無事で家も大丈夫だったそう。
でも、庭やドライブウェイの数多くの木が根こそぎ倒れたり、ガレージや車がやられたり、それぞれ大変だった様子です。

日曜の朝になっても、私たちの住む町を含めて、停電が長く続いている地域がありました。
他の町からも助けが来て、夜通し復旧に励んでいたそう。本当に有難いことです。

私たちも覚悟を決めました。
飲料水は割とたくさん確保してあったので、その他は湖の水を使えば大丈夫でしょう。
夏至を過ぎたばかりの今の時期は、10時頃まで薄明るいので助かります。
あとはキャンドルがたくさんあるから、寝るまでの間、何とかなるね~
キャンプ気分で楽しんでしまおう!と夫婦で話し合いました。


お昼ちょっと前に娘宅を出発して自宅に戻る途中、たくさんの木がなぎ倒されている光景が目に飛び込んできて、とてもショック。。。
屋根が吹き飛ばされたり、建物自体ががつぶされている所も・・・
これは、復旧までかなりの時間がかかりそうです。

何と、交差点の信号も使えなくなっていました。
よくわからなかったけれど、何となく勘で(?)交代に走っていたみたい。
日本だったら警官が手信号で交通整理するはずだけれど、そんなのもなくて困ります。

義弟は朝のうちに彼の自宅に戻ったため、直接会う機会はありませんでした。
我が家に到着して、恐る恐るリモコンでガレージのドアを開けてみると・・・
(通電していなかったら、手動で開けなくてはいけない)
やった~~!めでたくドアが開いたのです。

電気は本当に有難い。
電気がなければ、私たちの生活は全く成り立ちません。もっと感謝して使わなければね。

そして、食品を救ってくれた義弟にも心から感謝♪
彼のおかげで、数100ドル分は助かったはずです。


スーパーやレストランも、停電のためほとんど閉店でしたが、昨日(火曜)行ってみたら、数店あるスーパーはもうみんな開いていました。
でも、最初に行ったスーパーは冷蔵庫とフリーザーが空っぽ!
中にあった食品は、全て廃棄処分になってしまったのでしょうか。


ジェネレーターで守ったのか、ウォルマートなどは通常営業で、しばらく肉や乳製品が手に入らなくなる不安は解消されました。
レストランでは、停電の影響がどのように出たのかな。
各店ともかなりの損失が出てしまったのではと、心配しています。

嵐に負けずに咲いてくれた、ミネソタの州の花、ピンクと白のレディーススリッパの花の美しいこと♪


町のこれからの復興の象徴のような気がします。
友人や親戚、近所の人たち、みんな団結して、助け合いの精神が大いに発揮されているのが喜ばしいことです。

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