おまけのページ

2024/01/29

家の中でドングリが芽吹いた!? / 清塚信也さんのピアノ

最近、人生初のびっくりを経験しました。
ロフトに置いてある観葉植物のプランターに、見たことのないものがニョキニョキと一斉に生えてきたのです!


雑草なのだろうと思って引き抜こうとしても、なかなか抜けない。。。
力を振り絞ってやっと抜いたら、根がとても長くしっかりしていてびっくり。


よく見ると、何だか懐かしいものが途中にくっついていました。
これって、もしかしてドングリではないですか?


このプランター、夏の間は観葉植物の周りにパンジーを植えて庭に置いていたものです。


そう言えば、大きな樫の木の近くだったなあ。
去年の秋は、なぜか例年以上にドングリが多かったので、自然にプランターの中にも落ちたのでしょうか。
もしかしたら、リスが集めて隠していたのかもしれませんね。

外は気温が低すぎて、この時期にドングリが芽吹くなんてあり得ませんが、家の中はいつも暖かいので、変な時期に目覚めてしまったのでしょう。
夫は、「放っておいたら、プランターの中が森になっちゃうところだったね」と笑っていました。


話は変わりますが、写真やレシピの整理などをする時のお供に、最近とても気に入っているものがあります。
ピアニスト&作曲家・編曲家の「きよりん」こと清塚信也さん(俳優業も!)の YouTube チャンネルです。

画像はデイリースポーツより

一番最初に、 YouTube の「おすすめ」に偶然表示されたのがこちら。



誰だっけ・・・?と思ったのですが、以前観ていたテレビドラマ「コウノドリ」の挿入歌、"Baby, God bless you" の優しいメロディーの作曲者だと知って、ワクワクしました。
実はドラマを観ていた時、あの曲に心惹かれて楽譜をダウンロードしてあったのです。
孫娘が無事に生まれた去年の4月、感謝と祈りを込めて弾いたのが懐かしい♪

清塚さんは「のだめカンタービレ」で、あのイケメン指揮者、千秋先輩のピアノの吹き替え演奏もしていたのですって!
これも、知らなかった・・・

クラシックの曲しか聴かないと言う人の好みではないかもしれませんが、彼のように自分で作曲したり、ジャズの要素もたっぷり入れてさらりと即興でどんどん弾けてしまうのは、次元の違うピアニストであり、本当にすごいことです!

本人曰く、「頭の中であれこれ考えているわけではなくて、何かが勝手に弾かせてくれている感じ」なのだそう。
ピアノを弾くことが楽しくて楽しくて、楽譜なんて見ないで気ままに何時間でも続けて弾けてしまうタイプのようです。

何と羨ましいこと・・・
幼い頃から英才教育を受けたそうで、毎日しっかり練習を重ねた賜物とも言えますが、やはり「選ばれし人」、つまり天才なのだと思います。

私が割と早くから目を付けていた角野隼人(かてぃん)さんとも共通するものがあり、実際に清塚さんは角野さんのことを弟のように思っているのだそう。

清塚さんの「寝かしつけシリーズ」(?)が、何本も YouTube にアップされています。
2年前頃に、続けて配信された様子。
どれも1時間以上の長いものですが、合間にしゃべりも入って、アルコールも飲みながらだったりして楽しいのです。


私は最近彼にドハマりして、パソコン仕事だけでなく家事のお供にもよく聴いています。
視聴者のチャットも横にズラズラ出てきて、それに対する清塚さんのコメントも聞けます。
彼の音楽は優しさに溢れていますが、しゃべりのほうは、時にはわざと突き放したりSっぽいところもあって、くすっと笑っちゃう。

「寝かしつけシリーズ」で、本当に寝落ちしちゃった人いるのかしら。
もしリアルタイムで聴いていたら、私だったらかえって目が冴えてしまっただろうと思いますが。
「この時間が永遠に続きますように・・・」と思えるような、幸せな時間です♪

2024/01/22

吐く息がちっとも白く見えないのは、南極と同じ理由らしい

しばらく-25℃位の気温が続いていましたが、やっと気温が上がってきました。
今日の昼間は-4℃にもなり、ミネソタンにとっては「春のように暖かいわ~」という感覚です。

これから月末まで、昼間は 0℃前後が続きそうで嬉しいな。
2月に入ると、もっと暖かくなるとの予報です。雪も少なくて、今年は楽だこと。

う~んと寒かった1週間前、今シーズン初めての「幻日 (sun dog)が見えました♪


ミネソタに移住して初めて見た時は、そりゃもうびっくりしました!
「幻日」についてはその時のブログに詳しく書きましたので、ぜひお読みください。


こんな現象がこの世に存在していることさえ、それまでは知りませんでした。
そこに住んでいる人しか知らない不思議な現象が、世界中に他にもたくさんあるのでしょうね。
知らずに一生を終えてしまうのは、残念だな~


もうひとつ、ここミネソタで遭遇した不思議な現象について書きます。

いつもしつこく書いているように、普通はミネソタの真冬の寒さは半端じゃありません。
(今年は、例年に比べてとても楽なのです)

それなのに・・・

日本に住んでいた時、寒い冬には吐く息が白くなるのが当たり前だと思っていましたけれど、ここではちっとも白くならない。。。

不思議に思ってググってみると、どうやら2つの理由があるらしい。

1つは、息が白くなるのは吐く息に含まれる水蒸気が冷やされて水滴になるからですが、核になるチリやホコリがないと、水滴にならないそう。
ここの空気はとてもきれいで、特に雪に閉ざされると舞い上がるホコリなどもないからでしょうか。

もう1つは、あまりに気温が低いと、細かい水滴に成長する前に瞬時に微細な氷になってしまい、目には見えないという説。

南極北極はこの条件を満たしているので、やはり吐く息は白く見えないのですって!
疑いもしなかった「常識」が、ガラガラと音を立てて崩れていくでしょ?


寒い日には、暖かい飲み物と共に家の中でぬくぬくしているのが幸せ♪
クリスマスに娘からもらった「抹茶」の大袋、せっせと消費しなきゃ・・・
12オンス(340g)入りで、何と抹茶225杯分ですって! コストコでゲットしたらしい。


私は元々抹茶は好きなので、今までも時々点てて楽しんでいました。
茶筅を買う前は、ミニ泡立器でシャカシャカ(笑)
日本に帰国した時に茶筅を買ってからは、落ち着いた気持ちで点てるのも美味しさの秘訣と考えて、時間をかけて。

それから、去年ご紹介した手動のミルクフォーマーを使うことも・・・

この抹茶の大袋をもらってすぐ、電動のミルクフォーマー(英語では milk frother)を買い、最近は「アメリカ式」で簡単に点てています。
ダマにならないタイプのパウダーなのも幸いして、本当にお手軽にできます。


今日は抹茶ラテを作りました!
甘みもちょこっと足して、おいしかったですよ~♪



息子からは、早くも河津桜の写真が送られてきました。
早咲きなのはわかっているけれど、1月とはあまりに早すぎないか・・・?



2024/01/13

はるばる日本から届いた年賀状

今年は辰年ですね!
中国では、生まれてくる子供にとって、十二支の中で最も縁起が良いとされるのが「辰年」(中国では「龍年」と表記)なのですって。
幸運や力を象徴する架空の生き物である・・・今年は、特に中国ではベビーラッシュになりそうです。

狙ったわけではありませんが、偶然娘は辰年生まれ。
じゃ~ん! 今年は年女なのです。
辰年はラッキーと知って、大いに感謝してくれています。
数日前に話したら、「私も今年中にもうひとり産もうかな」なんて言い始めました。(半分以上、冗談だけど)

ほとんどの女性は、つわりの大変さも産みの苦しみも、すぐ忘れちゃうのよね。
だからこそ、人類は繁栄し続けてきたのだろうな。


高校からの友人のひとりが辰年の年賀状を送ってくれ、年明け早々に到着しました♪
実は、年末に彼女からメールが届いたのですが、件名が「どうしても話したい!」と切羽詰まった様子。
ええっ、一体何があったの・・・?

開けてみたら「どうしても今話したいことがあって、抱えていられなくてメールしました。」なんて書いてあるので、「何事か!?」とますますドキドキ。
読み進むと、この年賀状について前もっての「告知」だったのでほっとした次第です。

年賀状を送るために郵便局に行ったら、10月にハガキの国際郵便料金が70円から100円に値上がりしていたのですって。
年賀状は63円なので、不足の37円分の切手が必要で、窓口のお姉さんが20円、10円、5円、2円切手を見せてくれたそう。
(日本には、そんなに色々あるのね!)

20円切手を2枚並べるのもありだけど、全部生き物柄の4枚がずら~っと並んでいる可愛さにやられちゃったみたい。
そのお姉さんも絶賛だったとのこと。郵便局窓口での二人の興奮が目に見えるようでした。

それをわざわざ知らせてくれたわけ。 こんな喜びを共有できる友だちで嬉しいな♪
下の写真が、その切手の部分です。


本当に可愛らしくて、到着した時に拍手でお迎えしてしまいました。
背景の淡い色合いも、ため息が出るほどきれいだこと!
こんな切手には、めったにお目にかかれないでしょう? 家宝にしようと思っています。

もうひとり別の友人も、クリスマスカードの封筒に辰年年賀状を同封してくれました。
お年玉の抽選日、もうすぐですね。 どちらか当たっちゃうかも!?

お礼メールを送ったら、その友人は、遠いアメリカの小さな町に自分が送ったカードが間違いなく届けられたということに、改めて感動してくれました。
そうそう、こういうことを「当たり前」だと思ってしまわずに、驚き、喜び、感謝を忘れないって、とても大切なことだと私も思っています。

それを忘れてしまった時が、本当の「老い」の始まりかもね(笑)


例年より高い気温が続いていたミネソタでしたが、この週末はぐ~んと寒くなりました。
現在の気温は-22℃。体感温度は-37℃ですって!
明日もこんな感じみたいです。

昼間は、温度計をチェックしたら0度以上あったので、鹿に餌をやりがてらウォーキングに出かけました。
(実は華氏で0.2度なので、摂氏だと-17℃以下だったのですが・・・)
この程度の気温には負けなくなり、私はすっかりミネソタのおばちゃんです。

う~ん、きれいだ!
やっぱりミネソタの冬はこれでなくちゃ・・・


目印につけておいたテープが冬はよく目立ち、迷子になる心配がなくていいです。
もう、クマも冬眠しているでしょうしね。
はまだ例年より少なく、どこでも歩けるのも嬉しいです。


家のすぐ近くと、1キロちょっと離れた2ヶ所で、真冬だけ鹿にコーンをやっています。
あちこちから集まってくる足跡がくっきりで、冬のお楽しみのひとつです。



2024/01/06

やっとクリスマスツリーを片付けました / 今年の目標

年が明けて、我が家では昨日やっとクリスマスツリーなどを片付けました。
ええっ?と驚かれるかもしれませんが、お正月には何も特別なことをしないアメリカでは、まだ町のあちこちにクリスマスの飾りがそのまま残ってるのが普通です。

日本ではクリスマスの翌日には一斉に片付けると言うと、逆にびっくりされます。
大抵のアメリカ人は、1月上旬頃まではクリスマスの雰囲気を続けて楽しむようです。

毎年のことですが、大きなツリーを運び出すと、家の中が急にがらんとしてしまいました。
いつもの習慣で、夕方暗くなってきた時にライトの電源を入れようとし、もうないのだっけ・・・と気付いて寂しい気持ちに。。。

でも、クリスマスの飾りがなくなって、やっと年が明けたのだなあという気分になりました。
しばらくの間、少しばかりのお正月の飾りが所在なさげでしたが、やっと自己主張を始めたようです。


ネコのキキは、いつもと同じ寝正月。
12歳半となり、活発に動くことは少なくなって寝てばかり・・・
食欲は旺盛なので安心ですが、高い所に飛び乗ることもなくなり、おばあちゃんになってしまったなあと感じます。

人間の年に換算すると、ちょうど今の私と同じぐらいのようです。
これからは、追い抜かされてしまうのだなあ。




今年は新年早々、能登半島地震羽田空港での事故と続いて、日本は大変でしたね。
こちらミネソタの親戚や友人たちも、震源地は私の家族が住んでいる所に近いのかと心配してくれて、ありがたかったです。
地震は突然起こり、防ぎようがないので本当に怖い・・・亡くなられた方のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

翌日の、燃え上がるJAL旅客機の映像も、とても衝撃的でした。
海上保安庁の航空機は、被災地に物資を届けるところだったそうで、犠牲者の方々が本当にお気の毒です。

でもJALのほうは、乗客と乗務員全員が無事であったとの情報にほっと胸を撫でおろし、さすが日本人!と誇りに思いました。
客室乗務員の皆さんの日頃の訓練と、自己中な行動を起こさずに冷静に動いた乗客の皆さん、全員がヒーローですね。

貴重品も入っていたであろう頭上の手荷物、預けたペットのことなどが、さぞ心残りだったでしょうに・・・
もし自分がその場にいたら、死と隣り合わせで強い心を保てただろうか、全く自信がありません。


皆さん、今年の目標は何かありますか?
実践できないことも多いですが、私も新年には一応「今年はこれをしたい」と思うことをいくつか書き出してみます。

今年は、その中のひとつが「何でも早めに行う」ことです。
思えば私は小学生の頃から、夏休みの宿題はぎりぎりになって超特急で何とか終わらせるタイプでした。
今でも、出かける時は直前まで他のことをしていて、大急ぎで支度して飛び出す感じ。

「やるべきことを後回しにしてしまう人」のことを、英語では procrastinator と言います。
こちらに住むようになってから覚えた単語です。

反対語は precrastinator(仕事を先んじて終わらせる人)で、夫は昔からこのタイプ。
すごいなあと思いながらも、真似できずにいました。
それでも年と共に、そのほうがずっとストレス少なく何でもできることに気付いたのです。
今さら・・・ですが、今年はそれにさらに磨きをかけたいと思っています。

それなのに、クリスマスツリーを今頃まで取っておいたの?と笑われそうですが、それは「アメリカの習慣」なので許してね。

今年はどんなことに出会えるのか、楽しみですね。
いつどうなるかわからないのが人生ですから、さり気ない日常にもっと感謝しつつ、機嫌良く毎日を過ごすつもりです。