無事に退院した娘と初孫の世話もひと区切りで、私は久しぶりに自宅に戻ってきました。
出かけた時にはまだ氷が張っていた湖はすっかり溶け、少し残っていた雪もやっと消えた!
茶色かった芝はぐんぐん緑を増して、ついに本格的な春の訪れです。
帝王切開となってしまった娘は、病院で翌日から歩かされたそうでびっくり。
でも、そのおかげか驚くほどの回復力で、数日後には普通に動き回っていました。
母乳もたっぷり出ているようで、孫は元気に育っています。
「天使のほほえみ」と呼ばれる新生児独特の表情は、別に楽しくて笑っているわけではないそうですけれど、見る私たちを幸せにしてくれますね。
私は1週間ちょっと滞在し、赤ちゃんの世話の手伝いだけでなく、料理、掃除、ワンコたちの世話で、毎日忙しかったこと!
ワンコたちは、ちょっとふてくされ気味の時も・・・
娘のコーギーと一緒に、私は毎日1時間近く近所を散歩。
郊外の閑静な住宅街なので、心配なく歩けて良かったです。
でも婿殿の大きな猟犬のほうは、何かで興奮して急に走り出すと引きずられて怪我しそうですから、やめておきました。
甘えん坊でとても良く懐いてくれてはいるのですが、何しろデカいのでね。
週末には婿殿のご両親もいらして、夫も私を迎えに来て、両家のジジババで大騒ぎ(笑)
孫のおかげで、彼らとも今まで以上に親しくなれた気がします。
あちらの「ジジ」はイギリス出身で、ブリティッシュアクセントがかなり強く、私には半分ぐらいしか理解できないのですが・・・(娘と夫さえ、同じように言っていました)
彼らにとっても初孫で、可愛くてたまらない様子 💛
ジョージア州からはるばる飛んできてくださり、これからも度々訪れる気満々のようで、「次に来ても良いのはいつ?」と娘に聞いていたそう。
娘よ、頑張れ。。。
両家で婿殿と娘がそれぞれ赤ちゃんだった頃の写真を見比べて(スマホに保存してある)、口元は父親似だとか、目は母親似だとか言い合いながら盛り上がっていました。
この1週間、昼食と夕食は全部私が担当。
娘の好物が中心でしたけれど、幸い婿殿は和食も大好きで、何でも喜んで食べてくれて助かりました。
そのお礼にと、全員集まった土曜日の夕食は、婿殿が腕によりをかけてご馳走を作ってくれたのです。
あまり評判の良くないイギリス料理ですが、彼の作ってくれたビーフ・ウェリントン Beef Wellington でしたら世界中で人気だそう。
イギリスでは、高級レストランの定番料理なのですって!
婿殿はお父さんと共に前日に材料を仕入れに出かけ、時間をかけて料理してくれました。
大きなフィレ肉のかたまり、たっぷりの生ハム、フォアグラ、マッシュルームなどと、2種類のパイ皮(phyllo pie crust と puff pastry) を使ったそう。
ひと口いただくと、コニャックの香りも口の中に広がり、まさに夢心地でした♪
あまりにもみんなが褒め称えたため、「じゃあ、クリスマスにも作ろうかな」と言ってくれた!
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