おまけのページ

2023/03/02

間違えたけれど、おいしい焼きそばができた! / ウスターソースの発音

今日のランチは、焼きそばでした。
時々のぞいている、「カリフォルニアのばあさんブログ」で見つけたレシピを参考に。

 レシピというほどでもありませんが、元の記事はこちら ⇒ サッポロ一番焼きそば

今日は2度目の挑戦です。
実は、最初の時に一番基本の食材を間違えたまま作ってしまったものが、そのまま定着しました。
あまり良く読まずに、ふんふんなるほど・・・と適当に作るとこういうことになります。

何を間違えたかというと・・・
「サッポロ一番焼きそば」を使って普通に焼きそばを作ったのが、カリフォルニアばあさんのレシピ。
それなのに焼きそばをこの辺で見たことがなかった私は、「サッポロ一番インスタントラーメン」を使って焼きそばにしてしまうレシピだと、勝手に頭の中で変換してしまったのです。

載っている写真も、麺が縮れていてラーメンにしか見えなかった・・・

勘違いしたまま作り、勘違いしたまま完食し、「おいしかったね!」と夫にも好評でした。
ウスターソースを使ったせいか、元がしょうゆ味だったラーメンとは思えず、完全に焼きそばに化けていました。


後からそのブログのコメント欄をじっくり読んだ時に、アメリカにもサッポロ一番焼きそばが売っているのだという事実に気付いて、笑ってしまったわけです。
(何度もくり返しますが、この辺の田舎では売っていない)

まずは、家にある野菜を適当に刻みます。


豚肉やソーセージなどでも良いでしょうが、ばあさんレシピに従って、スクランブルエッグ卵焼きの中間のようなものを作りました。
フライパンに油を入れて高温にしたところに、一気に溶き卵を入れて・・・
彩りが良くなっていいよね。


卵を取り出したら、同じフライパンに油を足して、野菜を一度にじゅうじゅう炒めます。
控えめに、塩こしょうとウスターソースで味付け。


元のレシピでは、野菜を取り出して同じフライパンで麺を茹でるのですが、私は野菜と同時に別鍋で短めに茹でておきました。

この辺で買える日本のインスタントラーメンは、3種類だけ。
「マルちゃん」よりちょっとレベル高いけれど、「ラ王」には劣るのが「サッポロ一番」です。


茹でたラーメンをザルにあけて、野菜のフライパンに加えます。

ラーメンの袋に入っていた調味料も加えて全体をよく混ぜ、さらにウスターソースを加えて混ぜます。(量はお好みで)
器に盛りつけて青のりを振りかけたら、かなり幸せです♪

しつこく言いますが焼きそばはこの辺では手に入らないので、今まで中華乾麺を使ったりしていました。
塩焼きそばもどきを作ったことも・・・これはこれで、結構おいしかったな。

 写真はこちらの記事に ⇒ 今日はスーパーボウル!


焼きそばに使ったウスターソースは、我が家では常備している調味料のひとつです。
料理の他、みんなが好きなカクテル、ブラディメアリーを作る時にも必要なのでね。
このソース、イギリスのウスターシャー州に住んでいた主婦が作ったのが始まりとされているらしい。

ウスターソース(ウスターシャーソース)は英語で Worcestershire sauce なのですが、これがちゃんと発音できないアメリカ人、多すぎ!(笑)
確かに、変なスペリングですものね。

「ウーセスターシャイア」など、何それ?の謎の発音を、みんな勝手に作り出しています。
結構、笑いネタにもなっている様子。
この人も、言う度に違う発音にしちゃってます。



ネイティブでもこうなのだから、イタリアのおじいちゃんにはハードル高いよね~



最後の shire は、ニューハンプシャー New Hampshireヨークシャー Yorkshire の終わりと同じ発音ですから問題なさそうに思えますが、「州」という意味ですと「シャイア」という発音もあるので、混乱しちゃうようです。

意外と、日本人のほうがちゃんと発音できているかもよ。

3 件のコメント:

  1. お久しぶりです。ウースター話がでたので、飛びつきました。
    ミネソタで仕事をしながら、よく行っていた町です。ロンドンパディントン駅から列車で2時間強ほどです。
    同じウースターシャー州のMalvernという町に委託工場があり、そこで海藻由来のカルシウムを作ってもらっていたした。(某埼玉のふりかけ屋さんに売っていて、のりたまなどに添加してもらっています。(パッケージにも海藻カルシウム入りと書いてもらってます)近くには偉大な作曲家 Edward Elgarさんの生家があります。
    宿泊ホテルの前の大聖堂では、毎朝ミサの大合唱 いい町ですよ

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  2. 小林 朗でした

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    1. 小林さん、

      コメントありがとうございます。
      お仕事の関係で、ウスターシャー州にいらしていたとはびっくりです。
      地元の皆さんは、きっとウスターシャーソースの発音も完璧なのでは?(笑)
      工場の近くにエルガーの生家があり、毎朝ミサの大合唱が聴けたとは、何て素敵な環境でしょう♪
      エルガーのお父様は、ウスターの教会でオルガニストを務めていたそうですね。
      私たちのオーケストラでも、彼の作曲した「威風堂々」「チェロ協奏曲」、「弦楽セレナーデ」、それに「エニグマ変奏曲」の一部を演奏したことがあります。

      一緒に住むことになる家族とパディントン駅で出会ったのが名前の由来というクマの話、「くまのパディントン」という物語も、子供の頃大好きでしたので、何だか行ってみたくなりました!

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