おまけのページ

2022/08/18

奇跡の歌声♪

あっという間に8月も後半に入り、昨日のウォーキングでは既に紅葉が始まっている木を見つけてショックでした。
今年は去年と違って雨の多い夏で、芝も木々も青々としていていいね!と話していたばかりだったのに・・・

やたらと忙しかった日々も一段落で、少しほっとしているところです。
でも、このブログ記事を書いているうちに、明日は親戚のガールズの子守りを頼まれ、土~月にはまた義弟が来るとの知らせ。ありゃりゃ。


また話題が前後してしまいますが、サマーコンサートについてまだ書いていなかったので、記録しておきます。

今年は8月に入ってからでしたけれど、サマーコンサートは大抵「独立記念日」に近い日程。
ですから、いつもアメリカ国家から始まります。
オーケストラの団員になったばかりの頃は、お客様が一斉に起立して、胸に手を当てる様子にどぎまぎしたっけ・・・今はもう慣れました。

いつものアメリカ愛国歌の他、エルヴィス・プレスリービートルズのメドレー、2月にも演奏したABBAのメドレー「マンマ・ミーア!」など、ポップスが盛りだくさんの楽しいコンサートでした。

ゲスト歌手は、指揮者がどなたかの葬儀で出会ったという、まだ若い男性。
多分、「あなた素敵な声ね。オーケストラをバックに歌ってみない?気持ちいいわよ~」みたいな勧誘に乗って、来てくれたのだろうと想像します。

指揮者が惚れ込んだだけあり、お客様も伴奏を務める私たち団員も、涙にむせんでしまうほどの、本当に感動的な歌いっぷりでした。
思い出すだけで、今でも胸が熱くなるほどです。
ソロの1曲目からスタンディングオベーションって、初めてだったかも!

ゲスト歌手の他、私たちのコンサートマスターが、今回は歌手として参加。
女性3人組の一員として数曲歌った他、「レ・ミゼラブル」の中から、"I Dreamed a Dream" のソロを披露してくれ、拍手喝さいを浴びました。

この曲ですぐに思い出すのは、スーザン・ボイル Susan Boyle さん♪
2009年にイギリスのオーディション番組 Britains Got Talent に出演した時は、ダサめのおばさんの風貌・・・
誰もがちょっとバカにしているのが明らかに感じられたのに、歌い始めてからの皆さんの表情ったら!



この曲、邦題が「夢やぶれて」ですが、それどころか大きな夢が叶った瞬間でしたね。
東京オリンピックの開会式で流れた「翼をください Wings to Flyも、実は彼女の歌声だったそう!

そして今回のコンサートのゲスト歌手、Dominic Plummer さんも、「レ・ミゼラブル」の挿入歌 "Bring Him Home" 他を歌ってくれました。
彼はまだ20歳の大学生で、意外なことに専攻は音楽ではなくビジネスだそう。

普段、私たちのコンサートでは撮影も録画も禁止なのですけれど、なぜか今回は彼の歌がアップされていたので、ここにも載せちゃいます。
本格的な機材を使った様子ではないため、音質も画質もイマイチなのがちょっと残念。
でも、雰囲気は伝わることでしょう。



前回のコンサートのヴァイオリン・コンチェルトで、ソロを担当したハイスクールの学生が、今回はコンサートマスターを務めました。
彼も、本格的に音楽の道に進むか、何か他の部門にチャレンジするか、まだ決めかねている様子。
皆さん、多才でうらやましいこと!

高校生から、何十年も続けているベテランのご年配の方々まで、心をひとつにしてみんなで頑張るこのオーケストラ活動が、楽しくてたまりません♪


♪8月6日 のプログラム♪

     The Star Spangled Banner  アメリカ国歌
     Raiders March (John Williams)
     God Bless the USA (Greenwood /  Darling)
     What a Wonderful World (arr. Lopez)
     Tribute to the King エルヴィス・プレスリー・メドレー (arr. Rickets)
     You Raise Me Up (Brendan Graham)
     Stars and Stripes Forever 星条旗よ永遠なれ (John Philip Sousa)
     I dreamed a Dream 夢やぶれて(「レ・ミゼラブル」より) (arr. Krogstad)

       Intermission

     Somewhere Over the Rainbow 虹の彼方に (arr. Cerulli)
     Boogie Woogie Bugle Boy ブギ・ウギ・ビューグル・ボーイ (arr. Glasscock)
     Amazing Grace / Down by the Riverside アメイジング・グレース (arr. John Darling)
     Armed Forces Salute (arr. Bob Lowden)
     Bring Him Home 彼を返して(「レ・ミゼラブル」より)
       (Claude-Michelle Schonberg, arr. Krogstad)
     America the Beautiful (arr. Carmen Dragon)
     Hello, Goodbye: Songs of the Beatles in Condert ビートルズ・メドレー (arr. Rickets)
     Mamma Mia Medley 「マンマ・ミーア」ABBAメドレー (arr. Gary Fry)


2 件のコメント:

  1.  初めて、ごあいさつを申し上げます。日本在住ですが、いろいろな記事を楽しく拝見しています。
     たまたま、下記のニュースを発見しました。だからどうだということでもないですが、ひょっとしてご関心がおありかと思います。ご存じの通り、日本もコロナ感染が急速に拡大しています。どうなりますか。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/d6e81ce776c339780575b97c823ad84206d94400

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    1. でがらしさん、

      コメントありがとうございました♪

      最近は、日本でのコロナの新規感染者数が連日のように記録更新で、ハラハラしながら見守っています。
      こちらではほとんど普通の生活が戻っていて、マスクをしている人は滅多に見かけません。
      日本より早く今年の1、2月に感染した方が多かったので、今は落ち着いている感じです。

      ご紹介くださった記事、確かにそうだろうなと思います。
      金管楽器の華々しい音に正比例して、ウイルスが拡散するリスクも高いのは納得です。
      私たちは2020年の春と夏のコンサートはキャンセルし、2021年夏に正常に戻るまで、室内楽のような形式で細々と活動してきました。
      幸い、リハーサルとコンサートが原因でクラスターが発生することもなく、現在に至っています。

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